JPS60101103A - エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物のカルボキシル変性体の製造法 - Google Patents

エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物のカルボキシル変性体の製造法

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JPS60101103A
JPS60101103A JP20961183A JP20961183A JPS60101103A JP S60101103 A JPS60101103 A JP S60101103A JP 20961183 A JP20961183 A JP 20961183A JP 20961183 A JP20961183 A JP 20961183A JP S60101103 A JPS60101103 A JP S60101103A
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water
vinyl acetate
solution
reaction
saponificate
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Application number
JP20961183A
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English (en)
Inventor
Teruo Hori
照夫 堀
Masamitsu Nakabayashi
中林 正光
Yuzo Furukawa
古川 雄三
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、無色でかつ透明性に富み、たとえば合せガラ
ス中間膜として有用なエチレン−酢酸ビニル共重合体ケ
ン化物の力μホキシル変性体の製造法に関する。
エチレン−酢酸ビニμ共重合体(以下、ETAと略称す
る)をケン化し、これを更に酸を用いて変性した、いわ
ゆるETAケン化物のカルボギシル変性体(−以下、C
−HEVAと略称することもある)は、たとえば接着剤
、フィルム、粉体イ′γ料などとして用いられておシ、
その製造法も広く知られている。しかしながら従来の製
造法で得られたC−HEVAは、たとえば合せガラス用
中間1iλとして使用した場合、着色および透明性など
の点で問題が残されておシ、この分野での工朶的な利用
は未だなされていない。
一般に合せガラスを接着するだめの中間膜として、硝酸
繊維素膜、酢酸績A准累膜、可塑化アクリ/I/酸エヌ
テ/I/樹脂膜、可塑化ポリビニルグチラー/V膜を使
用するととは広く知られている。就中、可塑化ポリビニ
ルブチラーμ)漢はすぐれた接遇力と共に耐光安定性、
低温柔軟性に関して上記の他の中間膜に優シ、自動車用
、航空機用その他の安全ガラス用として今日広く利用せ
られている。このポリビニμグチラー/l’ Iilは
、ポリ酸「訣ビニ/l/ 4’:ij脂よシ誘導された
ポリビニルアpコーμの部分アセタール化物で、ポリビ
ニルグチラール成分80〜85重量%、ポリビニルアセ
テート成分3〜7重景%残余がポリビニルアルコール成
分かう成る合成樹脂膜である。該樹脂膜は、単独では剛
性が大きく合せガラス用中間膜としては柔軟性が不足し
実用に(耐えない欠点がある。この点を補なう目的で蒸
気圧の小さい、高沸点可塑剤が約40Mf1%加えられ
ている。しかしながらとの可塑化ボリビニルプチラー)
v嘆け、常温下で膜表面の粘着性が強く、合せガラス接
着作条前の取扱上及び輸送上多くの困殻を惹起している
。従って該樹脂膜の粘着を一時的に除く為、膜表面に凹
凸状模様を加工し、成るいは重炭酸ソーダ粉末を散布し
ている。
接着作業に嘘してはこの粘着抑制粉末を除く為、事前に
水洗工程、乾燥工程が必要であシ、更に再起化ブチラー
ル膜は吸湿性が大きく水分の含有で接着性が低下する為
、膜の含水率が0.5重量[有]以下になるまで乾燥処
理しなければならない。まだ、可塑化ブチラー/L’膜
は温度上昇と共に粘着性が増加しガラス面に対する滑性
が悪く、作?バ冒ミを著しく損なう性質を有する。この
性状の改善、並びに吸湿抑制の為に作業場の温度を約2
0Cに保たなければならない。しかも可塑化ブチラール
)ル夏を中間膜とし、これに合せガラス板を実1%i%
に接テ?了するにあたっては、通電ロール方式または減
圧方式による予備接着を行なつプこあと、油圧式あるい
は空気圧式オートクレーブ内で10〜1517/cv2
の加圧下130℃〜140t:のべ度で木接着を行なう
という2段階の接)Δ方法を採ることが必須であり、柵
造設f:hも大規模なものとならざる得ないという欠点
がある。このよう々欠点を解消するものとしてEVAケ
ン化物の酸変性体が提案されている(たとえば特公昭4
7−16826号公報)。
すなわち、この酸変性体は、可槓化グチラー/L/II
・bの場合のような取扱い上ないしは作ニア;上の?・
(r点がなく、また接着においても減圧方式でl OO
’C程度に加熱するという簡単な方法で十分4S j、
f可能であるため可搬化ブチラー/I’膜を中間11裂
′とする合せガラスを製造する際に用いられるような大
規模な設備は必要としない。しかも合せガラスの性能面
においても、この酸変性体を中間tWとする合せガラス
は可塑化プチラー/L’膜を中間膜とする合せガラスに
匹適する1iilt衝撃性、耐熱水性を有している。
しかしながら、この酸変性体を中間膜として合せガラス
を作成した場合、この合せガラスの透明性が加熱接着後
の冷却の仕方によって大巾に変化し、たとえば急冷する
とポリビニμプチラーμと同等の透明性が維持されるが
徐冷すると透明性が著しく悪化するという欠点を有して
いる。しかも突:祭の合せガラス作成工程で急冷法を採
用することはガラスの破損に至るため事実上不可能でち
る。従って徐冷による透明性の悪化は、核酸変性体を中
間1摸とする合せガラスの至命的欠陥でめった。
更に、この[青変性体中間膜のもうひとつの欠点は、該
変性体樹脂製造工程、すなわちEVAをベースポリマー
とし、これをケン化、次いでi)変性化の反応が順次鳥
続的に行なわれる過程で、樹脂成分が著るしく着色し、
ひいては該樹脂を中1il膜とする合せガラスも又着色
し7たものになる点である。
本発明者らは、上記のごとき欠点を一挙に解決し、合せ
ガラス中間1hとして4、rに有用なエチレンriP 
i袋ヒニル共ffl 合体ケン化物のカルボギシ/l/
変比体のC・M泡沫について鋭意(禰1の情采木発明に
到達した。
すなわち本発明は、酢酸ビニルの金賞が約20〜50重
量%であるエチレン−ii、i−タビニル共重合体を5
0C以上の611点を有する有!、′S 溶!!¥にr
6 !’i了させ、この溶液中で共重合体をアルカリア
ルコラードを用いて、このアルコラード1モルに対して
0.1〜3モルの水の存在下にケン化し、次いでとのケ
ン化物を含む溶液に不飽H’nカルポンドシカ〃ポン酸
無水物を加えて反応させ、式らにこの反応液を水と接触
させることを泊゛r?″′Iとするエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体ケン化物のカルボキンμ変性体の製造法であ
る。
本発明の方法に〉いて使用きれるF: V Aとしては
、酢f愛ビニル含(八が約20〜5ott量%のもので
、メルトインデックス( A S T 1.η]) −
 1 2 3 8による)が0.5〜500を有するも
のが挙げられる。該ETAは、公知のたとえば米国特許
第2,200.429号明細書などに記載された方法に
より合成する事ができる。
本発明の方法においては、まずこのようなEVAを50
℃以上の6B点を有する有;バさ溶媒に溶解させる。か
かる有機溶媒として、たとえばベンゼン、トルエン、○
−キシレン、m−キシレン、エチルベンゼン、プロピル
ベンゼンなどの芳香族炭化水素類、ちるいはたとえばn
−ヘキサン、シクロヘキサンなどの脂肪族、脂nJ族炭
化水素類を挙げることが出来る。これら有(;1!溶媒
のうち、好ましいものとして水と共沸するキシレン、ト
ルエンなどの芳香族炭化水素類および1oot以上の沸
点を有する溶媒を拳げることかできる。これら溶媒はE
TAを溶解させるに必要な量を用いれば充分であるが、
次の反応を円滑に進行させるだめには通常EVA100
重量部に対して150重量部以上の溶媒を用いるのが好
ましい。
次いで、このようにして?3HされたETA溶液は、こ
れに低級アルコールが加えられたのち、特定量の水の存
在下にアルカリアルコヲート触媒ヲ用いてケン化反応に
付される。
低級アルコールとしては、たとえばメチルアルコール 
、エチルアルコール 、イソプロヒ)レアルコール,ブチルアルコール。
イソブチルアルコール、 sec−ブチルアルコール、
 tert−ブチルアルコールなどを2)げるととがで
き、通常メタノールが用いられる。これら低級アルコー
ルは、意図するケン化度によっても異なるが、迎當原g
qavA中の(51:酸ビニルのモル敵に対し、は?f
0.1〜10倍モルが用いられる。触媒としてのアルカ
リアルコラードとしては、たとえばナトリウムメトキサ
イド、ナトリウムエトキザイド,カリウムメトキサイド
、カリウムエトキサイド、リチウムメ1ーギザイド、カ
リウム−t−ブトキサイドなどアルカリ触媒4のアルコ
ラ−1・が用いられる。これらアルカリアノ1/コラー
トを弓(媒のイ・赴用量はF図するケン化度によって変
わるが1白常原料EfA中に存在する耐2酸ビニルの七
ル殻のほぼ0、01〜1倍モルである。
本発明の方法では、このようなケン化反応の工程におい
てアルカリアルコラード1モルに対して0、1〜3モル
の水を存在させることを特徴とするもので65、0.1
七μよシ少ない場合には、ケン化物の着色防止効果はほ
とんど認められず、また3モルを越えた場合には意図す
るケン化度を有するケン化物を導ひくために過剰のアル
カリ触媒およびアルコ−/1’を必要とし、このことは
経済的に不利なばかシでなく、このような条件下に製造
されたケン化物から得られるカルボキン/L’変性体は
、合せガラス中1イII)j+%などの製品とした場合
不透明さが増すなど品質面においても問題が生じる。
本発明のケン化反応は、従来から行なわれている条件、
たとえ(げ40(60tで行なわれ、ケン化度が意図す
る値に達した時点で、反応系に水を加えて反応を完全に
停止させる。意図するケン化度のものを得るためには、
低級アルコールおよび触媒の量をKqaすればよい。水
の存在下でのケン化反応は、水が存在しない条件下での
ケン化反応と比べ一般に過剰呟のアルコールを必要とす
る。
本発明のこの工程におけるケン化度については、特に制
限はないが通常はぼ10〜80%、好ましくは30〜7
0%のケン化度ヲ存するケン化物を生成させる。
上記ケン化反応での反応液は、引き続いて不飽和カルボ
ン酸あるいは酸無水物によるt;2変性反応に付される
が、この反応に先だってケン化反応液を加熱して、反応
の停止に用いた水キ2よび反応によって副生じた低沸点
物を留去させ取り除いておく夕へ珂をして〉くことが好
ましい。特に(jj2無水物を用いる場合には、水が反
応系に存在すると変性反応に支航を来たすため、実質的
に水を取り除いておくことが必要である。
不飽和カルボン酸を反応させるには、ラジカル形成物質
の存在下に加熱することによって行なわれる。ここで、
不飽和力μボン;:λとitニーF1式のIR’、−C
RCOOHにおいてRおよびWが水素,アルキル基,カ
ルボキシル基まだはカルボンjシエヌテルで示されるも
のでオシ、具体的にはたとえげアクリp酸、メタクリル
酸、クロトン酸、イタコン酸などのモノカルボン酸、ジ
カルボン酸があげられる。
不飽和力μポン酸の使用量は、該ケン化物に対して多く
とも約5α量%、好ましくは約0.2〜3重量%程度で
ある。ラジカル形成物質とはグラフト重合の実施温度で
容易に分解してラジカルを形成することのできる物質で
あシ、たとえば過1夕化ベンゾイル、過1債化ラウロイ
ル、過酸化ジクミルなどの有4’、yfA 酸化物やα
、d−アゾビヌイソプチロニトリルなどの含mN化合物
などがあげられる。
これらのラジカル形成物′ぽは、該ケン化物に対して約
005〜3)債λ%、好ましくffよ約0.1〜1重f
走%の供で用いられる。加熱温度は用いられる不皓和カ
ルボン1112あるいは溶剤の種類などによって−If
iにはいえないが、およそ50〜150t:であシ、加
熱時間は約0.1〜5時(11である。また酸無水物を
反応させるに(d、熱処理した反応液に酸無水物を加え
、約50〜150℃で約0.1〜5時間加熱することに
よっておこなわれる。ここで用いられる酸無水物とは、
一般式R<CO,,0で表わされるもので、Rはたとえ
ば二価の芳香族ちるいは脂肪族残基を示し、具体的には
、たとえば無水マレイン酸、無水コハク酸、無水グルタ
/I/r役、無水フタyv=、無水イタコン酸、無水ト
リメリット・12゜無水ハイミック岐などからげられる
。上記の反応で酸無水物はケン化物中に含有されるOH
基により開環してへ□となっているものと][を定C=
O −CooH される。1N!?無水物の量は該ケン化物中に含有され
るビニルアルコール単位のうち、少なくとも約2七ル%
以上、好ましくは約5〜50モル%をノブ応させる(エ
ステル化する)に必要な1にである。
このような酸変性反応によって得られた反応液は、次い
で水とJr(触させる。水とjχ触させる方法としては
、たとえば反応液中に水を注入する方法あるいは水中に
反応液を注入する方法などを亭げることができる。これ
らいずれの方I:’:、においてもZ放しく攪拌下に注
入混合して反応B(と水とを充分に接触せしめるのがよ
い。またカラムを用いてこの中で向流接触せしめる方法
を採ってもよい。水の量は特に制限があるものではない
が、バッチ式の場合通常反応液中の固型分100重量部
に対して、水をほぼ200〜1000(好ましくは30
0〜600)重量部が用いられる。接触温度は室温でも
充分であるが、通常加温(80’〜120tE)された
状態の中でahさせる。
このように水と充分接埴させた反応液は、たとえばこれ
を加えセキして反応液中に存在する溶媒をある程度まで
留去(水と共:;tBする溶媒を用いた場合には、水と
一諸に留去)してゆくと、反応液は次第に乳化してくる
。反、6液中の固形分100重量部に対して、溶媒の伏
を10〜100(好ましくは20〜80)ffi量部と
間部することにより最も良好な乳化状態を保つことがで
きる。なお、反応液から溶媒を留去したのち、水と接触
させ、次いで乳化させる方法を採ってもよい。乳化した
系を久しく攪拌しながら冷却(酸変性反応によって生成
した力pホキシル変性体の簡点50〜100Cよりも低
い温度まで)することにより、HEVAケン化物のカル
ボキシμ変性体が顆粒状で析出する。このようにして顆
粒状で析出したカルボキシ/l’変性体は、たとえば沖
過や遠心分1′胆などの公知の分離手段を用いて分離し
たらと、たとえば具空乾燥や流動乾燥など公知の乾燥手
段を用いて乾燥することによシ採収することができる。
本発明の方法に従って製造しだEVAケン化物のカルボ
キシ)V変性体は、無色で、かつ÷9明性に優れている
ため、たとえばポリカーボネートメφ411!旨、ポリ
メチルメタクリレ−) i、’jl脂あるいはガラヌ板
など透明な基材の接着剤として、さら(rcは合ぜガラ
ヌ中間膜用樹脂として特に有用である。
本発明の方法によって製造されたC −HE V Aを
合せガラス用中間膜として用いるには、−i′!’、j
用の加工法、たとえばカレンダーロール法、押出シート
キャスティンク法、インフレーションチョープ法などに
よシ製暎する。この際、層の片面あるいは両面に公知の
方法、たとえばエンボスロール法などによって凹凸模様
をつけることもできる。また、C−HKVAを、たとえ
ば冷Jホ粉砕するなどの公知の手段によって一旦粉末と
した後、加熱焼結せしめて製膜し中間li婆として用い
るとともできる。なお、fjJM工程において耐光性改
善の目的で紫外線吸収剤、更に選択的光線透過性を得る
目的で特定の着色材料を合せガラスとしての性能を損な
わない範囲で添加することも可能である。
本発明の方法を用いて製造したc −1(E ■Aから
中間膜を製造し、この中間膜を用いる減圧方式での合せ
ガラスの製造は次のようにして行なうことができる。
まず、複数枚のガラス4反の間に1枚ないし複数枚の中
間膜をはさみ、組立体を形成する。この際、装飾用など
の目的で、たとえば印刷されたブラヌチックフイルム1
紙あるいは木皮など、また機能性を付与する目的で、た
とえば偏光などの機能をもったフィルムを2枚の中間膜
ではさむこともできる。中間膜上に適当なインキを用い
て任意の模様を形成してもよい。次に組立体は排気減圧
した状態で大気圧により押圧されながら加熱される。
排気減圧にした状態で大気圧により押圧するためには組
立体を排気口を設けたゴムわるいはグラスチック製の袋
の中に入れ真空ポンプで排気し、J1空バッグを形成し
てもよいし、まだ木製あるいは金gA限などの真空枠中
に組立体を置き、たとえばテトロン、ポリビニールアル
コ−)V々どのプラスチックフィルム、あるいはシリコ
ンゴム、ネオプレンゴムなどのゴムシートでカバーL 
、減圧状(県および大気圧による抑圧が保たれるように
すればよい。この際、組立体と真空枠との間にたとえば
シリコンゴム、ネオプレンゴムなどでつくうした凹凸面
のあるシート(凹面は連読している)を闘くことは中間
膜の脱泡性の点から好′ましい。また組立体周辺に組立
体厚みより拉+n+n以上厚い金2性または本性の枠を
置き、組立体周辺部に大気圧による押圧が掛らないよう
にすることは組立体周辺部からの中間膜樹脂の流失およ
びh′v品合せガラスに生ずる歪みを軽減する上で好ま
しい。
次に、上述のようにしてイl)られだ真空バッグおるい
は真空状態に保たれた真空枠は所定時間所定温度で加熱
炉中に入れられ加熱される。加藝源としては、たとえば
熱風、赤外線、超速赤外線、高周波など通常考えられる
加熱方式から自由に選ぶことができる。
所定時間経過後、真空ポンプの運転を止め真空バッグる
るいは真空枠中の圧力を大気圧に戻すが、すぐに加熱炉
からとシ出さないで5分程度加熱炉中に保持することが
好ましい。これは、合せガラス接着中にガラス周辺部に
生ずる歪みをと9のぞくだめの、いわゆるアニー)V操
作である。
以下、実施例、比較例および試験例を挙げて本発明を更
に具体的に説明する。
実施例工 攪拌機、コンデンサー、温度計ならびに窒素ガス導入管
を装f+I# Lだ20Jステンレス製反応器に工業用
キシレン5!卦よび高圧重合法で合成されたメμトイン
デツクヌ(g/l Qmin−;ASTM1238−6
5Tによる。以下同じ)30.酢酸ビニル含量33型址
%のE V A 2 kgを入れ、内温か40〜50℃
になるまで加温して均一の溶液とした。この溶液に予め
調整したメタノ−/l’194り、24%のナトリウム
メトキサイド−メタノ−/l/ il液69りおよび水
7.2 q ′!f−添加し、七;コ1拌下45〜55
℃で60分間反応させた後、水27Qを加えてケン化反
応を完全に停止させた。得られだケン化物のケン化度は
、はぼ50%であつだ。
次いで窒素ガス気流下、内温をらげて低沸点物を留去さ
せながら120℃まで上昇させた。アクリ、/L/酸2
0Qと過酸化ベンシイ/I/2すを加え、120℃で3
0分間H(,4拌下にグラフト反応を行ないケン化物を
酸で変性させた。引き続いてこの粘B1反応溶液を窒素
ガスの加圧下にコンデンサー、電栄ガス導入管、温度計
を装fiii した204ヘンシェルミキサーに移し、
内温を100℃まで下げた後、80℃に加17A した
温水12Jを加えた。この混合物を回;回数510rP
mの攪拌下に加熱して系内に残存するキシレンのj・よ
が固形分100重量部に列し、60重量部になるまでキ
シレンを水との共沸によシ留去した。キシレンの留去を
終えた時点で、系は乳化した。
この乳化物をヘンシェルミキサーのジャケットに冷水を
入れながら、510ppmの攪拌下に冷却を行なうと、
平均粒径2n+mの顆粒状物が得られた。これを遠心分
離し、さらに真空下50わで4時間乾燥し、表−工に示
す物性を有する力pホキシル変性体1835gを得た。
比較例工 実施例工で用いた20Jステンレス製反応器に1槃用キ
シレン7Eと高圧重合法で合成されたメルトインデック
ス30.酢酸ビニル含量33重量%のEvh2kqを入
れ、内温が40〜45tCになるまで加温して均一9溶
液とした。この溶液に予めF’i[したメタノ−)L/
859および24%のナトリウムメトキサイド−メタノ
ール溶液69gを添加し、攪拌下43〜48℃で60分
間反応させた後、水35gを加えてケン化反応を完全に
停止させた。このケン化物のケン化度は約50%であっ
た。この溶液を実施例工と同様にグラフト反応を行なっ
てケン化物を酸で変性した後、201ヘンシエルミキサ
ーに移し、実施例工と同様に処理して表−工に示す性質
を有するカルボキシ/L’変性体18309を得た。
比較例■ 実施例■と同様にケン化反応およびグラフト反応を行な
った後、反応溶液を20jlヘンシェルミキサーに移し
、510rpmのド2拌下工業用メタノー/L/6ノを
ゆつくシ添加し、平均粒径300μの粉末状物を得た。
これを遠心分−1した後、もう−4207!ヘンシエμ
ミキサーに移し、メタノ−/L/6!を加えて30分間
攪拌下洗浄した。沈ビク物を遠心分離し、さらに真空乾
燥したのち表−■に示す物性を有するカルボギシ71’
変性体175(1を得た。
比較例■ 比較例工と同様にケン化反応およびグラフト反応を行な
った後、反応溶液を202ヘンシエルミキサーに移し、
以後比較例■と同様に処理したところ、表−■に示す物
性を有するカルボギシ/L/変性体1730gが得られ
た。
表−工 実施例■ 欅、拌機、コンデンザー、温度計ならびに容素ガス導入
管を装備した20Bステンレス製反応器に工業用キシレ
ン5Eと高圧重合法で合成されたメルトインデックス3
0.酢酸ビニル含量33重量%のzvh2kyを入れ、
内温か40〜50℃になるまで加温して均一の溶液とし
た。この溶液に予め調整したメタノ−μ9049.24
%のナトリウムメトギザイドーメクノ=/L’溶液10
3gおよび水6.6gを添加し、攪拌下45〜55℃で
60分間反応させた後、水40Qを加えてケン化反応を
完全に停止させた。このようにして得られたケン化物の
ケン化度は約70%であった。次いで窒素力゛ス気流下
で内温を上げて低沸点物及び水を留去させなから125
Cまで上昇させた。このtAA度で工業用キシレンlk
Qを留出させた後、窒紫ガスの供給を止め、内温が10
01mになるまで冷却した。ヘキサヒドロ無水フタ/’
7069を反応器に添加し、戒拌下100〜105℃で
60分間反応を行なった。この反応溶液で窒;にガスの
加圧下にコンデンサー、窒素ガ、2心入管+ 7:lX
X度合装置;IILjc2oAヘンシェルミキサーに9
L、80’Cに加温した渇水121を加えた。この混合
物を同ii5数510rpmの攪拌下に加熱を行ない系
内に残存するキシレンの量が固形分10000重量対し
、70重量部になるまで、キシレンを水との共沸により
留去した。キシレンの留去を終えた時点で系は乳化して
いた。この乳化物をヘンシェルミキサーのジャケットに
水を入れなから510rpmの攪拌下に冷却を行なうと
平均粒径2wnの顆粒状物が得られた。これを遠心分j
雛し、さらに真空下50℃で4時間乾燥し、下記の物性
を有する力μボキンμ変性体1920gを得た。
ビニルアルコール含Ill 7. Q モ/l/%酸 
含 量 1.9モル% 酢酸ソーダ含量 Q、1wt% メルトインデックス(9/10m1n) 15着色度 
全く着色せう4 実情例 実施例I、Itおよび比較例工〜■で得た5種類の力μ
ボキシμ変性体を用いて下−グイ押出し法によって38
0μ厚のフィルムとなし、これをエンボスロールの間を
通過させて、見掛は厚440μの、片面に連続した凹凸
摸様のあるフィルムを作成した。このフィルムを62c
m角に切断したものを厚さ31′l1mで2尺角のフロ
ートガラスの間に挾み組立体を調製した。ステンレス製
真空枠架台上に厚さ3mmのエンポヌ仕様を施こしたネ
オプレンゴムをひき、その上に該組立体を載iこシた。
該組立体の各周辺から10+r++aはなした位置に高
キ10閂、幅10mmの木製の棒4木で囲み、上部よシ
50μ厚のポリエチレンテレフタレートフィルムで覆い
真空枠を作成した。
真空ポンプを運転しながら真空枠内部の圧力が10 m
m11g以下となるように脱気した状態で100しに設
定した超速赤外線加熱炉に挿入した。20分経過後、真
空ポンプの運転をとめ、真空枠中の圧力を大気圧に戻し
、さらに5分間加r)を続け、その後取り出し、室温で
ゆつ〈シと冷却した。該組立体にはいづれも気油は残留
しておらず、接カ′tJニー1厚みは約0.38 mm
であった。このようにしてね−ν作した合せガラヌの外
観評(iiliの結果を表−■に示す。
表−■ 本日本電色工業(1製

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 酢酸ビニルの含量が約20〜50重量%であるエチレン
    −酢酸ビニル共重合体を5(1以上の沸点を有する有機
    溶媒に溶解させ、この溶液中で共重合体をアμカリアル
    コラードを用いて、このアμコラート1モルに対して0
    .1〜3モルの水の存在下にケン化し、次いでこのケン
    化物を含む溶液に不飽和カルボン酸またはシカμポン酸
    無水物を加えて反応させ、さらにこの反応液を水と接触
    させることを特徴とするエチレン−酢酸ビニル共重合体
    ケン化物の力μホキシル変性体の製造法。
JP20961183A 1983-11-07 1983-11-07 エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物のカルボキシル変性体の製造法 Pending JPS60101103A (ja)

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EP84113355A EP0145928B1 (en) 1983-11-07 1984-11-06 Resin from saponified ethylene-vinyl acetate copolymers, production and use thereof
DE8484113355T DE3480341D1 (en) 1983-11-07 1984-11-06 Resin from saponified ethylene-vinyl acetate copolymers, production and use thereof
US06/668,822 US4614781A (en) 1983-11-07 1984-11-06 Resin from saponified ethylene-vinyl acetate copolymers, production and use thereof
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KR1019840006959A KR920004617B1 (ko) 1983-11-07 1984-11-07 무색이며 또한 투명성이 풍부한 에틸렌-초산비닐 공중합체 비누화물의 카르복실변성수지의 제조방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1991015518A1 (fr) * 1990-04-05 1991-10-17 Kuraray Co., Ltd. Polymerisation en suspension d'un compose vinylique
JP2001220474A (ja) * 1999-11-30 2001-08-14 Takeda Chem Ind Ltd 水系エマルション組成物および接着性組成物
JP2011052234A (ja) * 2010-12-15 2011-03-17 Kuraray Co Ltd エチレン−酢酸ビニル共重合体部分ケン化物ペレットの製造方法

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