JPS5996682A - 小型電子機器用のリ−ド端子絶縁板 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電卓や携帯用時計等の小型電子機器に用いら
れるマイナスリード端子の絶縁板に関する。

電卓や携帯用時計を薄くするには、電池の収納部をいか
に薄くするかということが重要になってくる。ところが
、ボタン電池はその厚さがきめられているため、それ以
外の部分の寸法を小さくしなければならず、このために
電池収納部の底面と電池間を狭くすると、電池のプラス
極とそれに対向するマイナスリード端子が接触し易くな
り、また、このような事故を防ぐためにこれらの間に薄
い絶縁片を挿入した場合には、電池交換の際等に絶縁片
を落としたり、付は忘れを起こすといった問題がある。

このような問題を解決するために、第１図に見られるよ
うに、リード端子２の表裏に重ねた絶縁片１，３を樹脂
等の絶縁座４によって回路ブロック５に一体的に固定す
ることが行われているが、絶縁座４が別に必要となるば
かりでなく、溶着の手間や、−肉厚が増すといった欠点
を有していた。

本発明は、このような問題に鑑み、簡単で、しかも装置
全体を薄く構成することのできる改良された小型電子機
器用のリード端子絶縁板を提供することを目的とする。

そこで、以下に本発明の詳細を図示した実施例に基づい
て説明する。

第２図は、本発明の一実施例を示すもので、図中符号１
０は、シート状の薄い樹脂材等からなる絶縁板で、電池
収納部底面とリード端子Ａの絶縁をはかる円形をなす本
体１１と、この本体１１周縁の一部から折り曲げ部１４
を介して外方に向けて突出した被覆部Ｊ２とによって構
成されている。

この被覆部１２は、折り曲げ部１４で折り曲げたときに
、リード端子Ａの電池プラス極と対向する部分を覆い隠
す長さと巾をもった矩形状の突起として形成され、上記
本体１１と被覆部１２間に位置する折り曲げ部１４には
リード端子Ａを通し得る長さをもった長孔１３が穿設さ
れている。

この実施例において、リード端子Ａを長孔１３に通して
絶縁板１０を折り曲げれば、マイナス・リード端子Ａの
表裏面は、一枚の絶縁板１０の本体１１部分と被覆部１
２部分によって覆われ、電池収納部底面、及び電池のプ
ラス極との接触が確実に阻止されることになる。

第４図で示した実施例は、−半にリード端子Ａと電池収
納部底面間に介装する部分２１を、他生にリード端子Ａ
の電池のプラス極と対向する部分を覆うリング状部分２
２を形成し、これらを折り曲げ部２４を介して一体とし
たもので、この実施例では、リード端子Ａを挟むように
折り曲げれば、多少のズレか生じてもリード端子Ａと電
池のプラス極の絶縁が確保される。

以上述べたように、本発明によれば、一枚の絶縁体の一
半と他生にそれぞれ電池収納部底面と電池のプラス極に
対する部分の絶縁片を形成しただけなので、プレス等に
よって容易に形成することかできるばかりでなく、絶縁
板を折り曲げることによってリード端子と簡単に一体化
させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来の絶縁片の取付は構造を示す分解斜視図
、第２図、第３図（イ）、（ロ）は、本発明の一実施例
を示す絶縁板の平面図とリード端子への取付は状態を説
明する図、第４．５図は、−発明の別の実施例のついて
の平面図と組付は状態を示す図である。 １０・・会絶縁板、　　１１・・・本体、１２・会−被
覆部、　　１３・・・長孔、１４・・・折り曲げ部、Ａ
・・・リード端子竿／呵 第２図 第３図 （イ） （ロ） ン！

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 リード端子と電池収納部底面間に介装する片と。 電池のプラス極と対向するリード端子部分を被覆する片
   を、単一のシート状をなす絶縁板の一半と他生に折り曲
   げ部を介して設けたことを特徴とする小型電子機器用の
   リード端子絶縁板。