JPS5996492A - オイルポンプ - Google Patents

オイルポンプ

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JPS5996492A
JPS5996492A JP57205116A JP20511682A JPS5996492A JP S5996492 A JPS5996492 A JP S5996492A JP 57205116 A JP57205116 A JP 57205116A JP 20511682 A JP20511682 A JP 20511682A JP S5996492 A JPS5996492 A JP S5996492A
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passage
spool
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rotor
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大崎 弘志
Takeshi Oe
武 大江
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Jidosha Kiki Co Ltd
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    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C14/00Control of, monitoring of, or safety arrangements for, machines, pumps or pumping installations
    • F04C14/06Control of, monitoring of, or safety arrangements for, machines, pumps or pumping installations specially adapted for stopping, starting, idling or no-load operation
    • F04C14/065Capacity control using a multiplicity of units or pumping capacities, e.g. multiple chambers, individually switchable or controllable
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C14/00Control of, monitoring of, or safety arrangements for, machines, pumps or pumping installations
    • F04C14/24Control of, monitoring of, or safety arrangements for, machines, pumps or pumping installations characterised by using valves controlling pressure or flow rate, e.g. discharge valves or unloading valves
    • F04C14/26Control of, monitoring of, or safety arrangements for, machines, pumps or pumping installations characterised by using valves controlling pressure or flow rate, e.g. discharge valves or unloading valves using bypass channels
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C15/00Component parts, details or accessories of machines, pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C2/00 - F04C14/00
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C2270/00Control; Monitoring or safety arrangements
    • F04C2270/05Speed

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は平衡ベーンタイプのオイルポンプに関し、さら
に詳しくは1組のポンプカートリッジを2台のポンプと
して分割共用するとともに、これら両ポンプからの圧力
流体の供給を選択的に制御することKより消費馬力の低
減化を図った、小型、軽量かつ低コストなオイルポンプ
に関する。
たとえば自動車に搭載され運転者のハンドル操作力を軽
減する動力舵取装置において、その油圧発生源として用
いられるポンプは、通常、自動車のエンジンで回転駆動
され、その吐出量はエンジンの回転数に比例して増減す
る。したがって、このようなポンプでは、エンジンの低
回転域、すなわちポンプ吐出量が小さいときにでも前記
動力舵取装置などの流体機器の作動に支障のない充分゛
な流量が供給できる容量を有することが要求される。
しかし、このような容量を設定すると、エンジンの高回
転域においては、不必要に大きな流量が流体機器側に供
給されることになシ、無駄であるばかシか、このポンプ
駆動のためエンジンの消費馬力が増大し、自動車用エン
ジンの燃費に大きく影響するもので、省エネルギ化を図
るうえで好ましくかい。
このため、従来から、1組のポンプカートリッジを2台
の容量の小さなポンプとして分割して用い、かつとれら
両ポンプからの圧力流体を流体機器側に選択的に供給す
る流路切換機能を備えた制御部を組合わせるように構成
した省エネタイプの装置が考えられている。すなわち、
このような装置によれば、各ポンプの吐出量が小さいと
きにはこれらを合流させて供給し、また各ポンプの吐出
量が大きくなったときには一方のポンプからの圧油のみ
を動力舵取装置などの流体機器側に供給し、かつ他方の
ポンプをポンプ吸込側に接続してその圧油を還流させ、
これによシこのポンプを駆動するのに要する馬力を極力
小さくして消費馬力の低減化を図ることが可能となる。
しかしながら、上述した構成による装置は、各ポンプの
吐出量すなわちエンジンの回転数を基準として流路の切
換えを行なう構成であシ、自動車の高速走行時すなわち
エンジンの高回転域では消費馬力の低減化を図ることが
できる反面、エンジンの低回転域ではそのエネルギロス
が避けられず、まだまだ改善の余地が残されてhる。
すなわち、上述した動力舵取装置において、圧油の供給
量が問題となるのはこれに高負荷が加わシ高出力が要求
されるとき、つまシ舵取操作時であり、それ以外のとき
、たとえば停車中や直進走行時にあってはたとえエンジ
ンが低回転域にある場合でも圧油の供給量は少なくてよ
い。特に、自うな低速走行時における消費馬力の低減化
を図る必要がある。
このためには、動力舵取装置に負荷が加わったときにこ
れを感知して作動する流路切換機構を備えた制御部を採
用するとよいが、このような機構において問題となるこ
とはエンジンが高速回転し、1台のポンプからの吐出量
で充分な場合でも流路切換えが行なわれ消費馬力が増大
する点である。
さらに、自動車の走行速度を電気的に検出し、この検出
信号を利用して流路切換えを行なう構造のものも考えら
れているが、車速は必ずしもエンジンの回転数すなわち
ポンプ吐出量に比例しないものであシ、有効な消費馬力
の低減を果すことができるとは言い難く、無駄が多いも
のである。特に、過積トラックなどにおいては、たとえ
低速走行時であってもエンジンは高速回転域に達してい
る場合が多く、問題であシ、また電気的検出手段やこれ
によって作動される電磁弁を用いるといった構造上の問
題もある。
また、上述した圧力流体の供給量を制御する制御部には
、両ポンプからの流路を必要に応じて選択的に切換える
流路切換機能と共に、流体機器への供給量を所定量以下
に保持する流量制御機能が必要であシ、これら両機能を
一対のスプールバルブとこれらを適宜組合わせる圧力流
体通路を用いて行なうことが一般に考えられている。そ
して、この場合に、問題とすべき点は、上述した制御部
を構成する一対のスプールパルプおよび流体通路が、通
常、1組のポンプカートリッジと共に1個のポンプボデ
ィ内に一体的に組込まれ、これがオイルポンプとしての
製造、組立ておよびコストの面で大きく影響することで
ある。
さらに、上述した構成による装置を具体化するうえで注
意すべき点は、ベーンを有するロータおよびカムリング
などからなる1組のポンプカートリッジを、2台のポン
プとして用いる場合に生じる構造上の問題である。
すなわち、1組のポンプカートリッジを2台のポンプと
して利用するため、最も単純には、ロータの軸対称位置
に形成される一対のポンプ室を分離して別々の吐出側通
路に導くことが考えられ、その−例が特開昭55−49
594号公報や特開昭55−82868号公報などによ
って提案されている。しかしながら、このような構造の
ものは、ポンプ通路や制御部の構成が簡素化できる反面
、一方のポンプ室をタンク側に接続してこれを無負荷状
態とした際他方のポンプ室でのみポンプ作用が行なわれ
ることから、ロータおよびその回転軸に対して荷重がア
ンバランスに加わシ、これによシポンプ可動部の耐久性
および動作上の信頼性の面で好ましくなく、シかも騒音
の発生原因にもなるなどの恐れがあシ、必ずしも実用的
なものではない。
また、上述した問題のないバランス型として、米国特許
2,887,060号公報などにみられるように、ロー
タの周囲でその軸対称位置に形成される一対のポンプ室
に対しそれぞれ独立した2つの吐出側通路を接続し、か
つ各ポンプ室内でロータの軸対称位置に開口した対をな
す通路同士を合流させて分割された別個のポンプとして
利用する構成のものも知られている。しかしながら、こ
のような構造によれば、いたずらに通路数が増大し、そ
れぞれの接続、さらには制御部としてのスプールパルプ
などへの配管などが複雑化し、その実用化にあたって問
題の多いものであった。
特に、これらのポンプカートリッジ、制御部、および通
路などはオイルポンプとして1個のポンプボディ内に一
体的に組込まれるため、上述した問題もポンプ全体の製
造、組立ておよびコストの面で大きく影響するもので、
また全体が大型化するという問題を招く恐れがある。
そして、一方において、この種のオイルポンプでは、全
体の構成が簡単で、組立性に優れ、しかも小型、軽量か
つ低コストであることが望まれておシ、この要請は動力
舵取装置などのようにエンジンルームの狭いスペースに
装着されるものでは特に顕著であり、このような点を全
て満足し得る省エネタイプのオイルポンプの出現が要望
されている。
本発明はこのよつな要請に応えるべくなされたものであ
シ、1組のポンプカートリッジ内に形成される一対のポ
ンプ室に対しそれぞれ対をなして開口する吸込側通路と
2種類の吐出側通路とをポンプボディ内に形成するとと
もに、このポンプボディ内でその軸線方向と略直交する
方向に平行して流量制御弁および圧力感知式の流路切換
弁を配設し、これら各部に前記通路を適宜接続するとい
う簡単な構成によって、上述した2種類の吐出側通路を
流れる圧力流体と流体機器間の調整を図シ、ポンプから
流体機器への適切な供給量を維持して流体機器の動作に
影響を与えることなく、ポンプに対する消費馬力の低減
化を果たし、もって省エネルギ化を図ることが可能とな
るばかシでなく、各部の構成が簡素化されて小型、軽量
化の要請を満足することができ、しかもコスト的にも安
価なオイルポンプを提供するものである。
以下、本発明を図面に示した実施例を用いて詳細に説明
する。
第1図ないし第4図は本発明に係るオイルポンプの一実
施例を示し、本実施例では自動車の動力舵取装置に適用
する場合について説明する。
これらの図において、全体を符号10で示すオイルポン
プは、複数枚のベーン11を放射方向に配置させてなる
ロータ12と、このロータ12の周囲を取り囲む略楕円
形状のカム面13g+を有するカムリング13とからな
る1組のポンプカートリッジ14を備え、このポンプカ
ートリッジ14の両側にはそれぞれポンプボディを構成
するフロントボディ15およびリアボディ16が直接圧
接して配設されている。そして、これら両ボディ15゜
16は、ロータ12を収容したカムリング13およびそ
の周囲に配設された外部環状部材ITを挾み込んだ状態
で周方向4個所をボルト18(第3図および第4図参照
)によシ締結固定されている。
すなわち、本発明によれば、従来のプレッシャローディ
ングタイプで必要であったサイドプレートおよびプレッ
シャプレートをなくシ、部品点数、組立工数を削減する
とともに、ポンプ全体の小型、軽量かつコンパクト化を
図っている。これはこの種の小型オイルポンプではポン
プの吐出圧が小さく、上述したようにボディ15,16
にてカートリッジ14を直接挾持してもポンプ動作には
何ら支障ないためである。なお、図中19m 、 19
b ’は各接合面をシールするOリングである。また、
ロータ12には、その放射方向に向って複数のスリット
が形成されるとともに、これらスリット内に前記ベーン
11がポンプ室に向って進退自在に収容されているが、
第3図においてはその図示を省略している。さらに、第
3図中14m、 14bはポンプカートリッジ14のカ
ムリング130回転方向の位置決めを行なう位置決めビ
ンである。
また、前記フロントボディ15は、第1図ないし第4図
から明らかなように、その−側面がポンプカートリッジ
14の一側に接合されるように全体が略円筒状を呈する
ごとく形成されておシ、かつその軸線上を貫通するよう
にしてエンジンなどから回転伝達を受ける前記ロータ1
2の回転軸20が配設され、ブレーンベアリング21で
回転自在に支持されている。そして、この回転軸20の
内方端は前記四−夕12にスプライン結合されかつ抜は
止め用のスナップリング22によシ固定されている。な
お、図中23祉このフロントボディ15の軸線上に形成
され回転軸20が貫通された軸孔、24はその外方端側
で回転軸20との間をシールするオイルシールである。
一方、前記ポンプカートリッジ14内で、ロータ12の
軸対称位置に形成される一対のポンプ室30.31のそ
れぞれには、第1図および第3図に示すように、対をな
すポンプ吸込側通路32゜33に連通する吸込ボー) 
32m 、 33mが開口し、かつそのロータ12の回
転方向には、所定間隔おいてそれぞれ第1および第2の
ポンプ吐出側通路34.35;36,37に連通する吐
出ボ・−ト34m、35m : 36m、37mが各ポ
ンプ室30.、31に対をなして開口されている。この
とき、各ポンプ室30.31に対をなして開口する吸込
ボート32m 、33m、第1吐出ボー) 34a 、
35m、第2吐出ボート36m 、37mはそれぞれロ
ータ12の軸心を中心として点対称位置に設けられてい
る。
そして、それぞれ対をなす第1吐出ボー)34m。
35mと第2吐出ボート36m 、37aとから吐出さ
れる圧油を、別々の通路34,35;36,37に供給
することによシそれぞれを別個のポンプとして利用して
いる。
すなわち、1組のポンプカートリッジ14を2台のポン
プとして利用するために、ロータ12の軸対称位置に形
成される各ポンプ室30.31の吐出領域を2分割し、
それぞれ対をなす部分を組合わせることによって、バラ
ンスのよいポンプ作用を行なわせることが可能となる。
そして、このようなバランス型の2段式ポンプによれば
、一方の吐出ボートがタンク側に短絡され、無負荷状態
になったときにでも、ロータ12側にバランスよく荷重
が加わり、ポンプ可動部が片寄って摩耗するといった問
題がなく、耐久性および動作上の信頼性に優れ、しかも
騒音などの発生源となることがない。
さて、本発明によれば、上述したポンプカートリッジ1
4内の各ポンプ室30.31にタンク側からの圧油を導
びくポンプ吸込側通路32.33と、ポンプ作用により
吐出される2方向への圧油を供給する第1および第2の
ポンプ吐出側通路34゜35;36,37とを、その圧
油の流れを制御する制御部となる流量制御弁および圧力
感知式の流路切換弁として機能する一対のスプールバル
ブ40゜41との位置関係を考慮したうえで、これら両
バルブ40.41と共に前記フロントボディ15および
リアボディ16内に巧みに配設し、簡単でかつ加工等の
容易な構成によりポンプ全体の小型、軽量かつ低コスト
化を図ったところに特徴を有している。
これを詳述すると、前記ポンプカートリッジ14の前端
側に圧接して配設されるフロントボディ15には、第1
図および第2図に示すように、前記ロータ12の回転軸
20と略直交する方向に平行してかつこの回転軸20を
挾むように対向する一対のパルプ孔40m、41aが形
成されている。そして、フロントボディ15の一側に並
んで開口する前記一対のバルブ孔40a、41aの開口
部は、第2図に示すように、密栓ポル) 40b 、4
1bによす液密性をもって閉塞されている。
また、これら第1および第2のパルプ孔40m。
41mの軸線方向略中央部には、第1図ないし第3図に
示すように、前記ポンプ室30.31からの圧油を導び
く第2のポンプ吐出側通路36.37がそれぞれ開口さ
れているとともに、これら第2のポンプ吐出側通路36
.37は、リアボディ16側で第2の吐出ボー) 36
a 、 37m  と対向してポンプ室30.31に開
口する通路溝42.43およびこれら通路溝42.43
を連通させる通路孔44により接続されている。ここで
、前記第2の吐出ボート36轟、37aと通路溝42.
43とは、第1図および第3図に示すように、それぞれ
カムリング13に穿設された複数の通路孔45により連
通されており、これによシ両ポンプ室30.31から吐
出される圧油を充分な流路面積をもって第2のポンプ吐
出側通路36.37に合流して供給し得るように構成さ
れている。さらに、第1図中符号44aはリアボディ1
6の外側から機械加工にによシ穿設された通路孔44の
開口端を閉塞するボールであるが、この通路孔44を前
記通路溝42゜43と共に中子により形成すれば不用で
あることは言うまでもない。
また、前記ポンプ室30.31に開口する第1の吐出ボ
ー) 34a 、35aは、上述した第2の吐出ボー)
 36a 、37m を接続する通路溝42.43およ
び通路孔44と略同−構成を有するリアボディ16内に
設けられた連通路46(第1図にその一部が示されてい
る)およびカムリング13の通路孔47によシ接続され
、ポンプ室30.31からの圧油を合流させて第1のポ
ンプ吐出側通路34゜35側に供給するように構成され
ている。そして、一方の第1ポンプ吐出側通路34は、
第2図に示すように、フロントボディ15内で中子によ
シ形成された通路溝48の一端に接続され、かつこの通
路溝48の他端は前記第1のバルブ孔り0a内でその軸
線方向中央よセも底部側にずれた部分に開口するように
構成されている。また、他方の第1ポンプ吐出側通路3
5は、フロントボディ15内で第1および第2のバルブ
孔40a 、 41aをその開口端側で連通ずるように
穿設された通路孔49の途中に接続されている。なお、
第2図において、前記通路溝48と第1のパルプ孔40
m七の間を接続する小孔部分は、流体機器への供給流量
を検出し後述する流量制御弁となるスプールバルブ40
を作動させるためのオリフィス50で、さラニ第1のパ
ルプ孔40aにおいてこのオリフィス50よりもわずか
に底部側にずれた部分には、フロントボディ15上部に
開口する吐出口51が接続されている。また、図中49
mは通路孔49の開口端を密閉するボールである。
一方、前記吸込ボー1−32m 、 33a K接続さ
れるポンプ吸込側通路32.33の他端は、第2のパル
プ孔41mの底部側の部分と第1のパルプ孔40aの開
口端側で前記通路孔49よすも中央寄シの部分とに接続
されて開口するとともに、これらポンプ吸込側通路32
.33はフロントボディ15内テパルブ孔40m、41
mとポンプカートリッジ14側への接合端面との間に形
成された接続通路52によって連通され、かつこの接続
通路52にはフロントボディ15上部に設けられた吸込
口53が接続されている。ここで、前記接続通路52は
、フロントボディ15内で軸孔23の周囲に形成された
環状部52mとこの環状部52aから前記ポンプ吸込側
通路32.33側に延設された延設部52b 、52c
とからなυ、中子によυボディ内に形成されている。ま
た、本実施例によれば、第1のパルプ孔40aに接続さ
れるポンプ吸込側通路33の開口54を、機械加工によ
る小孔54aと略し字状を呈する鋳抜孔54bとによっ
て形成しているが、17− これは流量制御弁としてのスプールバルブ40の作動精
度を向上させるとともに、ポンプ吸込側に還流される戻
り油の通路面積を確保するためである0 そして、このような構成において、前記パルプ孔40m
 、 41a内には、それぞれ流量制御弁および流路切
換弁として作動する第1および第2のスプールバルブ4
0.41を構成する各スプール60゜61が組込まれて
いる。
すなわち、第2のバルブ孔411内に組込まれるスプー
ル61は、このパルプ孔41mの底部側に組込まれた一
対のスプリング62m 、62bにより常時は開口端側
に位置している。そして、この状態においては、スプー
ル61の底部側に突設されたロッド部61m周囲の環状
空間によシ前起筆2のポンプ吐出側通路37とポンプ吸
込側通路32とが連通し、これによシ第2のポンプ吐出
側通路37からの圧油はポンプ吸込側に還流する。また
、このスプール61の開口端側の端部には逆止弁63が
配設され、この逆止弁63はスプール61が底部側に移
動したときに貫通孔61bおよびその外周の環状溝61
eを介して前記第2のポンプ吐出側通路37に接続され
る。勿論、この作動時には、スプール61のランド部6
1dによシ第2のポンプ吐出側通路37とポンプ吸込側
通路32との間は切離される。そして、逆止弁63は第
2のポンプ吐出側通路37からの圧油によシ開放され、
圧油をパルプ孔41mの開口端側に開口する通路孔49
および第1のポンプ吐出側通路35を介して他方の第1
ポンプ吐出側通路34と連通ずる連通路46中に導びい
てこれら第1のポンプ吐出側通路34゜35内の吐出圧
油と合流させる役割を果たす。なお、上述した構成を有
する第2のスプールパルプ41では、スプール61の開
口側端部に形成される高圧室64には通路孔49を介し
て第1のポンプ吐出側通路34.35側の油圧25ζま
た底部側の低圧室65にはポンプ吸込側通路32を介し
て吸込側の油圧が導びかれている。そして、前記スプー
ル61は前記第1のポンプ吐出側通路34,35、連通
路46、およびオリフィス50を有する通路溝48等に
よって構成されるメイン供給通路内の流体圧が流体機器
側の負荷の増加により上昇したときにのみこれを感知し
て作動して流路の切換えを行なう圧力感知式の流路切換
弁を構成する。
口 ここで、スプール61をパルプ孔41aの開1側に付勢
するために、大、 /J12 fi!類のスプリング6
2m 、62bを用いた理由け、このスプール61の作
動時において第2のポンプ吐出側通路37からの圧油が
メイン供給通路側に急激に合流して過大な圧力上昇を招
くことによる不具合を緩衝するためでsb、上述した大
、小スプリング62a、62bによるスプール61に対
する付勢力は非線形特性を描き、スプール61の動きを
綴らげる役割を果たす。また、スプール61の底部側に
形成された環状溝61eも同様の役割を果たすものであ
る。
一方、前記第1のバルブ孔り0a内に組込まれるスプー
ル60は、従来周知の流量制御弁を構成しているが、こ
の場合、その軸線方向中央に第2のポンプ吐出側通路3
6が開口していることによ多流路切換弁としても作用す
る。すなわち、スプール60によってパルプ孔40mの
開口端側に形成される高圧室66内には第1のポンプ吐
出側通路35側すなわち流量検出用オリフィス50の上
流側の油圧が通路孔49を介して導入されておシ、一方
スプール60後端側の低圧室6T側に形成される段付環
状溝6Bには前記第1のポンプ吐出側通路34と連通す
る通路溝48を介して前記オリフィス50の下流側の油
田が導びかれている。そして、このスプール60は低圧
室67内に配設されたスプリング69により常時はバル
ブ孔40a開目端側に位置し、このときKはその中央部
外周に設けられた環状溝60mが前記吸入口53に連続
するポンプ吸込側通路33の開口54に対向し、第1の
ポンプ吐出側通路34.35とポンプ吸込側通路33間
は切離されている。また、このとき、このスプール60
のランド部60bによシ前起筆2のポンプ吐出側通路3
6の開口端は閉塞されている。一方、第1のポンプ吐出
側通路34 、35内にポンプ室30゜31から送シ出
される圧油の流量が増大し、所定量以上になると、オリ
フィス50の上、下流側で生じる差圧により前記スプー
ル60がパルプ孔り0a内で移動し、第1のポンプ吐出
側通路35とポンプ吸込側通路33とを適宜接続し、所
定量以上の圧油をポンプ吸込側に還流させる。
なお、第2図中67mはスプール60の発振防止用のオ
リフィスで、またスプール60内には周知のリリーフパ
ルプ60cが付設されている。
また、前記オリフィス50が開口するスプール60の環
状溝6Bを段付きとしたのは、このスプール60の作動
によシ環状溝大径部68aにてオリフィス50を可変絞
シとし、吐出口51からの圧油の供給量を順次減少させ
、いわゆるドルーピング作用を行なわせるためである。
このようなドルーピング作用は自動車の高速走行時にお
いてハンドルに剛性を持たせ、走行安定性を高めるうえ
で効果を発揮し得るものである。
そして、このように構成された制御部を備えたオイルポ
ンプ10の動作を、第5図(a)(b)(e)(a)に
示す概略構成図を用いて以下に説明する。なお、図中P
1は第1のポンプ吐出側通路34.35によル第1(i
’)ホンj、p、は同じく第2のポンプ吐出9111通
路36.37による第2のポンプ、Tはポンプ吸込側通
路32.33に連通ずるタンク、Psは被流体機器とし
ての動力舵取装置を示し、まだそれ以外の構成部分につ
いては第1図ないし第4図に示しだ構成に相当する部分
と同一番号を付している。
まず、第5図(a)はエンジンの回転数が低速であって
しかも動力舵取装置psが非作動状態、すなわち動力舵
取装置psに負荷が加わらず第1のポンプP1からのメ
イン供給通路(第1のポンプ吐出側通路34.35、連
通路46、通路孔47、オリフィス50を有する通路溝
48、および吐出口51によって構成されている)中の
流体圧が低圧である場合を示している。この状態では、
第1および第2のスプールバルブ40.41は共に非作
動状態を保ち、その結果第1のポンプP、からの圧油は
前記メイン通路を通シ動力舵取装置psに供給されるが
、第2のポンプP、は第2のポンプ吐出側通路37、ポ
ンプ吸込側通路32を介してタンクTに接続され、圧油
は第2のポンプP!、タンクTを循環し、無負荷状態を
保たれている。これは、圧油の供給量が小さくとも動力
舵取装置psには何ら影響しガいためである。そして、
この状態における流量特性は第6図中実線aで示され、
またこれによる消費馬力は第7図中実線aで示され従来
(同図中すで示す破線参照)の約半分以下でよい。
なお、第6図中実線は第1のポンプP、の吐出量、Pa
は第2のポンプP、の吐出i、p、+p、はその合計吐
出量とポンプ回転数との関係を示す直線である。
また、第6図中実線は第1のポンプp、の消費馬力、P
、は第2のポンプP、の消費馬力、p、 十p。
けその合計消費馬力とポンプ回転数との関係を示す直線
である。
一方、第5図(a)に示す低速、低圧状態から動力舵取
装置psΦ動によシ負荷が増加し、低速。
高圧状態となると、第5図(b)で示すように、第2ノ
スフールバルプ41が作動して第2のポンプPatタン
クT間を切離し、第2のポンプP、を逆止弁63を介し
て前記メイン通路に接続する。したがって、第2のポン
プPtからの圧油はメイン通路内で第1のポンプP、か
らの圧油と合流し、動力舵取装置psに供給され、必要
な舵取操作補助力を生じさせ、作動上は何ら支障ない。
この負荷が大きいときの流量特性を第6図中実線すで示
〔、壕だ消費馬力は第7図に示すように実線Cとなりこ
れは従来(同図中dで示す破線参照)と同一である。勿
論、この状態では消費馬力を低減することはできない。
また、ポンプ吐出量が回転数に伴なって所定量以上に増
加し、しかも動力舵取装置psが非作動である高速、低
圧状態では、第5図(c)に示されるように、第1のス
プールパルプ40が作動してメイン通路中を流れる第1
のポンプP1からの圧油の一部をタンクT側に逃がし、
動力舵取装置psへの供給量を一定に制御し、さらにオ
リフィス50を絞る段付き環状溝68の大径部68aに
よるドルーピング作用によシ供給量を減少させ、さらに
所定位置において一定量に維持する。このとき、第2の
スプールバルブ41は非作動状態であり、第2のポンプ
P、からの圧油は第2のポンプ吐出側通路3Tおよびポ
ンプ吸込側通路32を経てタンクTに戻る。勿論、その
一部は他方の第2のポンプ吐出側通路36と第1のスプ
ールバルブ4oを介して連通するポンプ吸込側通路33
を経てタンクTに戻る。この状態での流量特性は第6図
において実線畠と折点x、yで連続する実線Cおよびd
で示され、また消費馬力は第7図中実線aで示すように
充分に小さい。
さらに、この高速回転時において、動力舵取装置psが
作動し、高圧状態となると、第5図(diに示すように
1第1のスプールバルブ40 モ第2のスプールバルブ
41と共に作動状態となり、その結果第2のポンプP、
は前述したように第2のポンプ吐出側通路36および第
1のスプールパルプ40側の環状溝60mを経てポンプ
吸込側通路33に接続され、タンクT側に連通する。し
たがって、この第2のポンプPtからの圧油は逆止弁6
3を開放することなくタンクT側に戻シ、一方、前記メ
イン通路中の第1のポンプP、からの圧油の一部もこの
第1のスプールバルブ40によシタンクT側に戻シ、そ
の結果動力舵取装置psへは一定量の圧油が供給される
。このときの流量特性は第6図中実線eで示され、また
消費馬力は第7図中実線Cに連続する実線eで示され、
これは従来(同図中破線d)よυも約半分でよい。
そして、上述した本実施例装置における省エネルギ効果
は、第8図に示す消費馬力とポンプ吐出圧力との関係線
図からも明らかとなる。
まず、ポンプ回転数が低速回転域である場合、実線aで
示されるように、無負荷状態では従来(同図中破線す参
照)よりも約半分の消費馬力でよく、負荷が増大すると
同一となる。
また、高速回転域では、実線Cで示すように、従来(同
図中破線d参照)の約半分の消費馬力でよい。これは高
速時には負荷の大小にかかわりなく第1のポンプらのみ
が動力舵取装置PSへの油圧供給に関与し、第2のポン
プP、は無関係であるためである。
そして、上述したように構成されているオイルポンプ1
0では、流量制御弁および流路切換弁として作動する一
対のスプールバルブ40.41がポンプボディを構成す
るフロントボディ15内でロータ12の回転軸を挾んで
その軸線方向と略直交する方向に平行して穿設された2
つのバルブ孔40a、41aを用いて配設されており、
さらにこレラのパルプ孔40&、41aとポンプカート
リッジ14内の一対のポンプ室30.31に開口する吸
込ボート32a 、 33aおよび第1.第2の吐出ボ
ー) 34m 、35a : 36a 、37aとを接
続する通路、および流体の出、入口に連続する等がポン
プボディと一体に形成される鋳抜孔や簡単な穴加工によ
シ形成される穿設孔によ多構成されているため、全体が
簡単かつコンパクトなポンプ構成とされ、その小型、軽
量化を達成することができ、さらにその製造9組立てが
容易で、製造コストが安価であるといった利点もある。
特に、本実施例で示すように、一対のスプールバルブ4
0.41用のパルプ孔40m 、 41mを、フロント
ボディ15内でロータ12の回転軸20を挾んで並設し
てなる構成では、ロータ12の回転軸20を安定して支
持するうえでその軸回りに必要とされるデッドスペース
を巧みに利用することができ、ポンプ全体の小型、軽量
化を図るうえで効果を発揮し得るものである。さらに、
本実施例によれば、ポンプカートリッジ14内の一対の
ポンプ室30.31に対しそれぞれ開口されている吸込
ポー) 32m、33mおよび第1.第2の吐出ボート
34m、35a : 36m 、37mをフロントボデ
ィ15またはりアポディ16に設けた連通路によって接
続し、かつ前記各ボートから延設されて前記2つのパル
プ孔40m、41mに開口しているポンプ吸込側通路3
2.33および第11第2のポンプ吐出側通路34,3
5;36,37をそれぞれ両ポンプ室30.31への、
また祉両ポンプ室30.31からの圧油の吸込、吐出通
路として兼用させるように構成しているため、全体の通
路構成が簡素化し、ポンプの小型、軽量かつ低コスト化
を図るうえで効果的なものである。
また、本発明によれば、上述したようにして制御される
2台のポンプとして、p−夕12の外周部に形成される
一対のポンプ室30.31に対し、それぞれ第1および
第2のポンプ吐出側通路34゜35;36,37を利用
しているため、ロータ12などにアンバランスな荷重が
加わることがなく、ポンプ可動部の耐久性や動作上の信
頼性が損なわれることはないといった利点がある。
なお、上述した実施例では、一対をなすスプールバルブ
40.41のパルプ孔40m 、 41mを、フロント
ボディ15内でロータ12の回転軸20と略直交する方
向に並設し、これらパルプ孔40m。
41mにポンプカートリッジ14の各ポンプ室30゜3
1からのポンプ吸込側通路32.33および第1、第2
のポンプ吐出側通路34.35:36゜37を適宜接続
するようKした場合について説明したが、本発明はこれ
に限定されず、これら両弁がこれに類する位置関係に配
設されておればよく、またその他各通路等も適宜変更す
ることは自由である。
第9図ないし第】1図は本発明の別の実施例を示すもの
であって、この実施例では、一対のスプールパルプ40
.41のパルプ孔40a 、 41aを、リアボディ1
6側でロータ12の回転軸20を略直交する方向に並設
した場合を示し、第1図ないし第4図と同一部分あるい
は相当する部分には同一番号を付している。これを簡単
に説明すると、この実施例のように、パルプ孔40m、
41mをリアボディ16に設けた場合には、前述した実
施例のようにパルプ孔40m 、 41m間に回転軸2
0が存在しないため、第2のポンプ吐出側通路36.3
7を接続する連通路TOを、リアボディ16の上方から
パルプ孔40m 、 41mの軸線方向略中央を貫通す
るようにして穿設することができる。なお、70aは連
通路TOの開口端を密栓するボール、71けこの連通路
70と下側の第2のポンプ吐出側通路37(本実施例で
は中子による鋳抜孔)とを接続する通路孔である。
また、ポンプ吸込側通路32.33を接続する接続通路
52も同様K、リアボディ16のポンプカートリッジ1
4側に前記連通路Toと位相をずらした状態で中子によ
シ形成されるとともに、第1のポンプ吐出側通路34.
35を接続する連通路72け、第11図に示すように、
フロントボディ15側で軸孔23を取り囲む環状部72
mとその放射方向に延びた延設部72b 、72e と
Kよって形成され、さらにこれらポンプ吸込側通路32
゜33と第1のポンプ吐出側通路34.35は前述した
実施例と同様な位置関係にて前記パルプ孔40a 、4
1mに適宜接続されている。
そして、それ以外の構成は前述した実施例と略同−構成
であり、またこれによる作用効果も同一であることは容
易に理解されよう。
すなわち、本発明に係るオイルポンプ10によれば、流
量制御弁および流路切換弁として機能すル一対のスプー
ルパルプ40,41、フロントボディ15またはリアボ
ディ16内でロータ12の回転軸20と略直交する方向
に並設するとともに、これう各スプールパルプ40.4
1に対し、ポンプカートリッジ14内の各ポンプ室30
.31からポンプ吸込側通路32.33および第1.第
2のポンプ吐出側通路34,35;3B、3γを各ボデ
ィ15,1B内に中子または機械加工にょシ形成した通
路にて適宜接続するように構成することによシ、各部の
成形加工および組立作業を簡単に行なえるようにすると
ともに、ポンプ全体の小型、軽量かつ低コスト化を達成
し得るようにしたものである。
なお、本発明は上述した各実施例構造に限定されるもの
ではなく、各部の形状、構造等を必要に応じて適宜変形
、変更し得るものであることは勿論である。だとえば、
上述した実施例では、フロントボディ゛15とリアボデ
ィ16にそれぞれ形成された通路間を接続するために、
ポンプカートリッジ14のカムリング13に穿設した通
路孔を利用するようにしているが、このカムリング13
の外周と外部環状部材1γに形成した通路溝とにょシ通
路を形成するようにしてもよいことは明らかであろう。
また、これらカムリング13および外部環状部材17は
必ずしも別体に形成する必要はなく、一体に形成しても
よいものである。
また、上述した実施例では、オイルポンプ10を動力舵
取装置に用いた場合について説明したが、本発明はこれ
に限定されず、小型、軽量化が要求されるこの種のオイ
ルポンプであれば、6徨の油圧機器等に使用できること
は言うまでも々い。
さらに、本発明によれば、上述した簡単な構成を有する
オイルポンプにおけるポンプボディに簡単な穴加工を施
こしたシ、その要請に応じてスプール形状を適宜変更す
ることにより、全く作動条件の異なる制御部を備えたオ
イルポンプとすることも可能であり、汎用性に優れたオ
イルポンプ構造と言うことができる。
以上説明したように、本発明によれば、1組のポンプカ
ートリッジ内に形成された一対のポンプ室に対しそれぞ
れ対をなして開口する吸込側通路と2種類の吐出側通路
とをポンプボディ内に形成するとともに、このポンプボ
ディ内でその軸線方向と略直交する方向に平行して流量
制御弁および圧力感知式の流路切換弁として機能する一
対のスプールバルブを配設し、かつこれら両パルプに前
記各通路を適宜接続するようにしたので、各部の構成が
簡素化し、その製造1組立て等が容易に行なえるばかシ
でなく、ポンプ全体の小型、軽量化を図シ、シかも低コ
ストで省エネタイプのオイルポンプを得ることができる
。また、本発明に係るオイルポンプでは、バランスタイ
プであるためポンプ可動部の耐久性および動作上の信頼
性が向上するばかシでなく、各通路を効率よく配設して
いるため通路内での圧力損失を可能な限シ低減して省エ
ネルギ化を図ることができ、さらにポンプボディ内の各
通路は中子による鋳抜孔と機械加工による通路孔との組
合わせによシ形成しているため、各部の製造、加工性の
面で優れているといった種種優れた効果がある。特に、
本発明によれば、2つのバルブ孔が平行して配設されて
いるため同一方向からの孔加工によシ簡単に行なえ、作
業性の面で優れ、さらに各バルブ孔とポンプカートリッ
ジ側の各ポンプ室の吸込部、吐出部の位相を合わせて連
通路を形成すればよいため通路構成も簡単で、加工性の
面で優れているといった利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るオイルポンプの一実施例を示す縦
断面図、第2図はその■−■線断面図、第3図は同じく
第1図の■−■線断面図、第4図は全体の平面図、第5
図(a)ないしくd)は回転数、圧力雨感知式制御部の
概略構成を示し、その作動状態を説明するための図、第
6図ないし第8図は流量特性とポンプ回転数、消費馬力
とポンプ回転数、消費馬力とポンプ吐出圧力の関係を示
す特性図、第9図ないし第11図は本発明の別の実施例
を示す縦断面図およびそのX−X線、XI−XI線断面
図である。 10・・・・オイルポンプ、11・・・・ベーン、12
・・・・ロータ、13・・・・カムリング、14・・・
・ポンプカートリッジ、15・・・°フロントボディ、
16・・・・リアボディ、20・・・・回転軸、30.
31・・・・一対のポンプ室、32.33・・・・ポン
プ吸込側通路、34.35・・・・第1のポンプ吐出側
通路、36.3γ・・・・第2のポンプ吐出側通路、4
0.411−’一対ノスプールAルブ、40&。 41a・・・・バルブ孔、42.43・・・・通路溝、
44・・・・通路孔、45・・・・通路孔、46・・・
・連通路、47・・・・通路孔、48・・・・通路溝、
49・・・・通路孔、50・・・・オリフィス、51・
・・・吐出口、52・・・・接続通路、53・・・・吸
込口、54・・・組合せ開口、60.61・・・・スプ
ール、63・・・・逆止弁、68・・・・段付環状溝、
70・・・・連通路、71・・・・通路孔、72・・・
・連通路。 特許出願人 自動車機器株式会社 代 理 人  山  川  政 樹(ほか1名)第1図 埠 第2図 曵 第3図 第4図 曵 第5図(Q) 5 第10図 曵 手続補正書(睦) 1、事件の表示 昭和57年特 許 願第205116号2、発明の名称 オイルポンプ 3、補正をする者 事件との関係    特  許  出願人5、補正の対
象 (1)明細書の発明の詳細な説明の欄 (21−面 6、補正の内容 (11明細書第10頁第18〜19行目「いるが、第3
図においては・・・している。」を、「いる。」と補正
する。 (2)第3図を別紙の通り補正する。 以上 鶴3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. カムリング内でロータの軸対称位置に形成された各ポン
    プ室に対しロータの回転方向に所定間隔おいて開口する
    ポンプ吸込側通路と第1および第2のポンプ吐出側通路
    とをそれぞれ形成してなるポンプボディを備え、このポ
    ンプボディ内には前記ロータの回転軸と略直交する方向
    に平行して2つのバルブ孔が形成されるとともに、その
    一方のバルブ孔には前記第1のポンプ吐出側通路をポン
    プ吸込側通路に選択的に接続する流量制御弁を構成する
    スプールが、また他方のバルブ孔には前記第2のポンプ
    吐出側通路を第1のポンプ吐出側通路、ポンプ吸込側通
    路に選択的に接続する流路切換弁を構成するスプールが
    それぞれ配置されていることを特徴とするオイルポンプ
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