JPS5993961A

JPS5993961A - 燃料供給装置

Info

Publication number: JPS5993961A
Application number: JP20209782A
Authority: JP
Inventors: Koji Kano; 狩野　公二; Tokuo Kosuge; 小菅　徳男
Original assignee: Automob Antipollut & Saf Res Center; Automobile Appliance Anti Pollution and Safety Research Center
Current assignee: Automob Antipollut & Saf Res Center; Automobile Appliance Anti Pollution and Safety Research Center
Priority date: 1982-11-19
Filing date: 1982-11-19
Publication date: 1984-05-30
Also published as: JPH0375748B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の利用分野〕本発明は自動車用燃料供給装置に係り、特に、絞り弁の
上流に単点燃料噴射弁を設置した燃料供給装置に関する
ものである。

〔従来技術〕

従来の絞り弁上流側に燃料噴射弁を設置する場合は、燃
料噴射弁をどのように固定するかで多大の苦労を重ねて
いた。例えばベンチュリ部から突出させた支持腕に取り
付けるときは燃料噴射弁へ　　　−の燃料通路と配線が
問題となり、吸気通路に取り付けたときはベンチュリ部
からエアクリーナ迄が長くなって燃料噴射弁の設置空間
が大きくなるという欠点を生じていた。更に、熱線式空
気流奮−計全設置したベンチュリチャンバのバイパス空
気路のバイパス空気の入口および出口をエンジンよりの
吸入圧変動やハックファイヤ時の影響を最小にするよう
に設けるについても多くの問題点をもっていた。これら
の欠点や問題点は個別的には改善されることはあったが
、全般的に解決して高性能な燃料噴射装置を得るには綜
合的な見直しが必要であるとの結論に達した。

〔発明の目的〕

本発明は従来技術の問題点を解消し、小形・高性能な燃
料供給装置を提供することを目的とする。

〔発明の概袈〕

本発明の％徴とするところは、エアチャンバの中心部に
形成してバイパス空気路と燃料噴射弁用の導線通路とを
設けたキャップと、ベンチュリチャンバの中心部に形成
して燃料噴射弁用の燃料通路を設けた受は金具とで燃料
噴射弁を密閉支持し、バイパス空気路の出口全ベンチュ
リ部の内壁面の複数個所に開口させ、スロットルチャン
バの絞す弁付近の壁内には温水循環路を設けて構成した
こ〔発明の実施例〕第１図は本発明の一実施例である燃料供給装置の垂直断
面図である。この燃料供給装置は上部はエアチャンバ１
、中間はベンチュリチャンバ６、断熱板１６を介して下
部はスロットルチャンバ１７の３部分をねじ等で結合し
た構造となっており、エアチャンバ１は第２図〜第４図
に示すことく中心部にキャップ２全形成している。この
キャップ２は側面にスリット状のバイパス空気・入口３
を複数個形成し、上面にはエアクリーナの中心を規制す
るねし孔４を設けである。

第２図は第１図のエアチャンバの平面図で、第３図は第
２図のＢ−Ｂ断面図で、第４図は第３図のＣ−Ｃ断面図
である。キャップ２はバイパス空気路５を形成した腕と
燃料噴射弁１０への配線路２７を形成した腕とで支持さ
れており、側面には一対のスリット状のバイパス空気路
人口３ａ、３ｂを形成している。また、配線のグロメッ
トはピット２８に取り付け、第２図の４隅の孔はボルト
孔３０である。なお、このエアチャンバ１はダイカスト
可能に形成されている。

第５図は第１図のＡ−Ａ断面図で、ベンチュリチャンバ
の横断面図である。第４図のキャップ２に形成したバイ
パス空気路５は第５図の右下部のバイパス空気路５に連
通し、ホットワイヤセンサ７′ｆ：設置した通路を経て
環状空気路１４に入る。

この空気はベンチュリ部１５に開口した複数個のバイパ
ス空気出口８より吸気路内に流出する。ベンチュリ部１
５の中心は第１図の受は金部１２となっており、燃料通
路１３を貫通させた腕に支持されてその中に輸料噴射弁
１（ｌ収容している。

第１図に示すごとく第５図は燃料噴射弁１ｏの下部断面
を示しているが、その周囲は燃料通路１３となっている
。即ち、この燃料噴射弁１ｏは下部に加圧燃料を尋人し
、ボール弁の上下動によって開閉するタイプである。こ
の種の燃料噴射弁１０は第１２図に詳細に示してるり、
後程説明する。

燃料通路１３１１″ｌｌ：燃圧調整弁２１によって一定
圧に調節されて常時流通し燃料タンクへ戻るが、この燃
料調節弁２１はダイヤフラム２３によって大気圧室２６
と燃料流通室とに仕切られ、ダイヤフラム２３の中央部
に取り付けた突起物の先端には弁２５が係止されてシー
ト部に対向させである。

また、弁２５とシート部との間には小ばね２４が設置さ
れて常に弁２５を上けてシート部を開こうとしている。

一方大気圧室２６には大ばね２２があってダイヤフラム
を押しているので、擲圧が設定値よりも上昇した時は犬
はね２２を圧縮し小はね２４は伸びて開弁する。また、
燃圧が設定値よりも低下した時は大ばね２２が伸びて小
ばね２４を縮少し、開弁することにより燃料圧を上昇さ
せる。

ベンチュリチャンバ６の右側面にはポットワイヤセンサ
７の検知信号の処理部が設けられ、熱線式空気流量計９
を構成している。甘た、ベンチュリチャンバ６の外周に
近い４個所に形成した孔３０はボルト孔である。

第６図はベンチユリチャンバ６平面図で、第７図は第６
図のＤ−Ｄ断面図、第８図は第６図のＥ−Ｅ断面図であ
る。第６図の４隅にはボルト孔３０があってベンチュリ
チャンバ６を断熱板１６を介してスロットルチャくバ１
７に締結している。

また、４隅にあるねじ孔２９はエアチャンバ１をねじ止
めするために設けられている。第７因のバイパス空気路
５はホットワイヤセンサ７を設置した場所を経て環状空
気路１４に連通し、ベンチュリチャンバ６の右側面は熱
線式空気流量計９を取り付けるために一つの平坦面とし
である。

第８図は燃料通路１３に沿った断面図で、その上部には
燃料蒸気抜き路３１を設け、共に燃圧調整部に連通して
いる。なお、中火の空所ＶＣは燃料噴射弁１０が収容さ
れるので、その下部は燃料通路１３に霧出している。こ
のベンチュリチャンバ６はダイカスト成形全可能にする
形状となっている。

第９図ｉｌ″ｊ：第１図のスロットルチャンバの仙１面
図で、３２は絞り弁軸孔である。第１０図は第９図のＦ
　−Ｆ断面図である。吸気路３３は絞り弁軸に取り付け
た絞り弁１８が設置される所であるが、その周囲の吸気
路壁内にはエンジン冷却水を循環させている温水通路１
９としている。なお、絞り弁軸孔３２の上部には負圧取
出路２０が設けられており、こオｔもダイカスト成型可
能に形成されている。

第１２図は第１図の燃料噴射弁の拡大断面図である。そ
の構造の概略を説明すると、ボール弁３５を下端に取り
付けたプランジャ４０は筒状の噴口部３９内を上下し、
ホール弁３５か上昇した時は物料通路１３を介して加圧
烙れている燃料を噴出する。この時スワラ−３６の複数
条のｆｆ？＋ぬ溝によって燃料は旋回させら、ｔ’して
拡散状態で噴出する。なお、リング３８は唄口部３９の
凹部に設置したフィルタを固定しでいる。

プランジャ４０の上端は仕切板４３を介して筒５１の下
端に対向し、上部に形成した凹所内に設置したばね４１
を介して調整ねじ５０で押えられ、これによってはね力
が調新」される。この筒５１には横孔４４があり、プラ
ンジャ４０の上下動によって運ばれた燃料の−Ｓはこの
横孔４４を出入すると共に、更にボビン４９と筒５１の
間を上昇した・燃料は隙間４５を通ってフィルタ４６を
設置した小孔４８から流出する。しかしこの燃料は受は
金部２１の内面を流下して燃料通路３１に戻る。

即ち、燃料の一部は燃料噴射弁１０内を流通してコイル
４３の発熱を取り去り温度上昇を抑制している。なお、
５２は磁路の一部をなす端板である。

このように構成された本実施例の絞り弁上流単点噴射形
の燃料供給装＠は、各部ともダイカスト容易に設計され
ていると共に、次のような効果をもっている。

（１）燃料噴射弁１０の取り付は法が優れていること。

エアチャンバ１の中心部に形成したキャップ２とベンチ
ュリチャンバ６の中心部の受は金部１２とで構成した容
器中に気密に燃料噴射弁１０を確実に、かつ、容易に収
容している。また、キャップ２の側面にバイパス空気路
５の入口を設けて吸気逆流時の影響を減少させると共に
、キャップ２を与える腕部の一方Ｖこはバイパス空気路
５を設け、他の腕部の中には燃料噴射弁１０への配線路
を形成させている。

（２）バイパス空気路の構成が優れていること。バイパ
ス空気路入口３は従来はベンチュリ上部の吸気路壁に設
けるのが普通であったが、この場合は上記のごとくキャ
ップ２に設けてその腕部内を通りベンチュリチャンバ６
のバイパス空気路５に連通させている。これによって吸
気中の塵埃等を遮断すると共に逆流空気の影響上抑制し
ている。また、バイパス空気路５の出口はベンチュリ部
１５の複数出口より出るようにし、ベンチュリチャンバ
６の受は金部１２を支持する腕装置による吸気圧力の干
渉の影響をなくして平均化はれるようにしている。

（３）スロットルチャンバにおける燃料気化促進。

絞り弁１８の周囲の壁内にはエンジン冷却水を流通させ
る温水通路１９を設けであるので、噴射材料が壁面に付
着しても迅速に気化される。

このことは燃料供給の応答性を向上させるのに役立って
いる。

（４）燃料調整弁や空気流量計の一体化による小型化。

第５図に示すととく燃料調整弁２１と熱線式空気流量計
９とを一体的に整理された状態でベンチュリチャンバ６
に取り付けであるので、これらの設置場所全用意する必
要もなく燃料供給系統を小型化することができる。

〔発明の効果〕

本発明の燃料供給装置は、すべての点で合理的に設計さ
れ小型・高性能であるという効果が得ら才する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例である燃料供給装置の垂直断
面図、第２図は第１図のエアチャンバの平面図、第３図
は第２図のＢ−Ｂ断面図、第４図は第３図のＣ−Ｃ断面
図、第５図は第１図のＡ　−Ａ断面図、第６図はベンチ
ュリチャンバの平面図、第７図は第６図のＤ−Ｄ断面図
、第８図は第６図のＥ−Ｅ断面図、第９図は第１図のス
ロットルチャンバの正面図、第１０図は第９図のＦ　−
Ｆ　断面図、第１１図は第１０図のＧ−Ｃ断面図、第１
２図は第１図の燃料噴射弁の垂直断面図である。１・・・エアチャンバ、２・・・キャップ、３・・・バ
イパス、空気入口、４．２９・・・ねじ孔、５・・・バ
イパス窒気路、６・・・ベンチュリチャンバ、７・・・
ホットワイヤセンサ、８・・・バイパス空気出口、９・
・・熱線式空気流量計、１０・・・燃料噴射弁、１１・
・・噴口、１２・・・受は金部、１３・・・燃料通路、
１４・・・環状空気路、１５・・・ベンチュリ部、１６
・・・断熱板、１７・・・スロットルチャンバ、１８・
・・絞り弁、１９・・・環水通路、２０・・・負圧取出
路、２１・・・燃圧調整弁、２２・・・大ばね、２３・
・・ダイヤフラム、２４・・・小ばね、２５・・・弁、
２６・・・大気圧室、２７・・・配＃Ｉｌ路、２８・・
・ピット、３０・・・ボルト孔、３１・・・蒸気抜き路
、３２・・・絞り弁軸孔、３３・・・吸気路、３５・・
・ボール弁、３６・・・スワラ−１３８・・・リング、
３９・・・噴口部、４０・・・プランジャ、４１・・・
ばね、４２・・・仕切板、４３・・・コイル、４４・・
・横孔、４５・・・隙間、４６・・・フィルタ、４７・
・・ヨーク、４８・・・小孔、４９　・・・ボビン、５
０・・・調整ねじ、５１・・・筒、５２・・・端根。代理人　弁理士　ｈ橋明内−へ、・　・ｉ勺ｒ −３（

Claims

【特許請求の範囲】１、　エアクリーナに接続するエアチャンバと、このエ
アチャンバの下側に接続してベンチュリ部を内面に形成
し、空気流量計のホットワイヤを設置したバイパス空気
路を壁内に形成したベンチュリチャンバと、このベンチ
ュリチャンバに断熱板を介して接続し絞り弁を取り付け
たスロットルチャンバとを有し、上記ベンチュリ部の中
心に上記絞り弁に対向する噴口を設けた燃料噴射弁を設
置した燃料供給装置において、上記エアチャンバの中心
部に形成して上記バイパス空気路と上記燃料噴射弁用の
導線通路とを設けたキャップと、上記ベンチュリチャン
バの中心部に形成して上記燃料噴射弁用の燃料通路を設
けた受は金具とで上記燃料噴射弁を密閉支持し、上記バ
イパス空気路の出口を上記ベンチュリの内壁面の複数個
所に１０させ、上記スロットルチャンバの上記絞り弁付
近の壁内には温水通路を設けて構成したことを特徴とす
る燃料供給装置。２、上記ベンチュリチャンバが、上記燃料通路に連通ず
る燃圧調整弁および上記ホットワイヤの出力を処理する
熱線式空気流量計をその側面に一体的に取り付けた部品
である特許請求の範囲第１項記載の燃料供給装置。