JPS5990710A - ガスモ−タ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 媒体の蒸発圧力で翼車を回転して１駆動力を得る型式の
ガスモークに関し、詳細にはモ〜タボックス内の温水中
に設けた回転翼屯の軸芯内に液化動作媒体を循環させ、
翼車の軸芯内部から発生する気化媒体の蒸発圧力によっ
て翼車に回転力を伺与するようにした新規なガスモータ
に関する。

低沸点の動作媒体を蒸発器で気化させ、得られたガスで
タービンを駆動した後、動作媒体を凝縮器で液化して蒸
発器に循環させるようにしたクロ−ズドザイクル式の駆
動装置は例えば海洋温度差発電装置やＬＮＧ冷熱利用発
電装置等に広く利用されている。しかしながら、これら
の装置はいずれもタービンの外部に設けた蒸発器で動作
媒体を気化しこれをタービンに導ひく構造であるため装
置が大型になる割には必ずしも大きな出力が得られず、
また立地条件、建設コスト等に問題があり、利用範囲が
自から限られている。

本発明はコンパクトでしかも大きな出力を得ることので
き且つどこにでも容易に設置することのできる汎用ガス
モータを提供することにある。

このため本発明のガスモーフは、例えば温水等の加熱手
段を備えたモータボックス内に軸方向にスリットを形成
した中空軸を取付け、軸方向外周（（複数の翼を一体固
設し且つ各翼間の軸体長手方向に孔を形成した翼車をそ
の軸の閉鎖端がモータボックスの外部に突出するように
して前記中空軸に回転自在に外嵌し、モータボ、クスの
上方に突出させた円筒の開放端を冷水等の冷却手段を備
えた冷却タンクの内部に導入するとともに、該冷却タン
クの底部から引き出したパイプの一端を前記モータボッ
クス内の中空軸内部に接続してモータを封入したことを
特徴とするものである。

以下に本発明の実施例を図面に基づいて更に詳細に説明
する。

第１図は本発明によるガスモーフの縦断面図であシ、加
熱手段を備えたモータケース１の内部に軸方向にスリッ
ト２を形成した中空軸３が取付けられてお９、この中空
軸３の外側には軸方向外周に複数の彎曲具４，４・・・
を一体結合した翼車５がその閉鎖端５′をモータボック
ス１の外部に突出して回転自在に嵌合されている。翼車
５は隣接する各々の翼４，４間の軸体長手方向に孔６を
貫設してあり、回転に伴ってこれらの孔６が内側の中空
軸３のスリット２と連通ずるようになっている。

中空軸３のスリット２は図のように好ましくは内側から
外側にチーｉ４状に拡径した形状とする。また翼車５の
孔６は軸長に沿って小孔を一連に形成しだ構造でもよい
が、好ましくは第２図のようにスリット状の長孔に形成
する。

モータ、４？ノクスｌの上部からは中空の円筒７が上方
に延び、その先端７１がボックス１の上方に設けた冷却
タンク８の土部に導入されているとともに、冷却タンク
８の底部から〕ｅイブ９が引き出され、ソノ先端はモー
タボックス１内の中空軸３の内部に連通している。従っ
て、モータボックスｌと冷却タンク８は円筒７とパイプ
９を介して閉鎖循環回路をなしている。この回路のタン
ク８内にはフロンＲ’−１１、フロンＲ−２２−ｔの他
、温度□差によって気化し、液化し得る所定量の低沸点
動作媒体Ａを入れてあシ、この動作媒体Ａがタンク８か
らパイプ９を介してモータボックス１の中゛空４１１３
内に入シ、ここで気化しさらに円ｍ７を介してタンク８
に循環して液化するランキンサイクルを行うようになっ
ている。

モータボックス１内に設けた中空軸３内の動作媒体Ａの
好ましい加熱手段としては図のようにモータボックス１
内に前記動作媒体Ａの沸点温度以上の温水Ｂを翼車５が
浸る程度に供給する。図中、１０ａは温水取入口、１０
ｂは排出口である。また、冷却タンク８の冷却手段とし
てはタンク８内に前記動作媒体Ａの凝縮温以下の冷水Ｃ
を流すノクイゾ１１を外部から導入し、タンク８内を螺
旋状に巻き回してタンク８外に取出している。

ちなみに動作媒体としてフロンＲ１，１を使用した場合
はモータボックス内の温水温度を例えば約２８℃以上に
設定するとともに冷却タンク８の冷水温度を約１４℃以
下に設定し、約１４℃以上の温度差があれば充分実用に
供し得る動力が得られ。

り軸Ｅハｇ　ｇ　’５　：Ｘ球（パ（よ５ゝ・中空軸３
はスリット２を下向きにし翼車５０回転方向にやや傾斜
させて配置する。この状態で図のように中空軸３を七−
タボックス１に固定してもよいが、よシ好ましい実施例
としては、図は省略したが中空軸３を回動自在に取付け
るとともに、１ｉｑｂ　３の一端をボックス１の外部に
突出させることにより、ダイヤル等（図示せず）の操作
で中空軸；うの回転角度を変えて翼車５に対する気化動
作媒体の噴出尚り角度を調整できるようにする。

尚、図中１２は動作媒体のＪＳ入口、１３はパルプ、Ｊ
４はンーリング部拐である。

次に本発明の詳細な説明する。

低沸点動作媒体Ａは凝縮器として作用する冷却空＋ｌｌ
＋　：３内眞流入する。モータボックスｌの内部は温水
Ｂで加熱されており、中空！ｌ＋　３は蒸発熱交換器と
して作用するので中空＠３内に流入した液化動作媒体Ａ
はその温度差によって気化しスリ、ト２及び翼車５の孔
６を通って温水Ｂ中に噴出する。

かくして、気化媒体Ａはその蒸発圧力で・彎曲翼４゜４
間の温水Ｂを押（〜のけ、翼６に揚力を与え翼車５を回
転させる。更に気化媒体Ａは翼車５を上方へほぼ１８０
°回転させた後、翼４，４の間から１方へ逃げて円１ｉ
４１７を介して冷却タンク８内に循環し、パイプ１１内
の冷水Ｃとの温度差によって凝縮し、透化する。このラ
ンキンサイクルを繰９返すことによって、翼車５から所
定の回転出力が発生する。

尚、この」混合、翼車５の孔６はその後の下向回転の工
程では中空軸３のスリット２と連通しておらず、従って
気化媒体を受けないから当該孔の近傍の翼に逆方向への
回転力が働くおそれはない。

本発明は以上のように温水中に設置した翼車の軸内で動
作媒体を気化しその蒸発圧力で翼車を回転して出力を得
るので装置が著しくコンノＰり１・でしかも装置の規模
に応じて小出力のものから２００馬力以上の大出力型の
もの１で種々の規格の動力を得ることができる。丑だ、
２８℃程度の温水と１４℃程度の冷水で作動するので、
熱源として温水プールや工場排水を利用し、また冷却手
段として水道水を使用できる。従って、一般家庭用から
工業用まで広い範囲に応用することができる。

さらに、翼車の軸芯に内戚させた中空軸を回動可能に阻
み付けた場合は、スリットの回転角度を変化させてモー
タの出力を調整できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例によるガスモーフの縦断面図、第
２図は第１図のＩＩ　−Ｉｔ線断面図である。 ■・・モータボックス、２・・スリット、３・・・中空
ｄＱＩ＋、　　５・・・翼車、６・・・孔、７・・・円
筒、８・・冷却タンク、９・・・パイプ、１１・・・冷
水）々イブ特許出願人　小　川　淳　次 代理人　弁理士　佐　藤　直　義 第１図 第２　図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）加熱手段を備えたモータボックス１内に、軸方向
   にスリット２を形成した中空軸３を取付けるとともに、
   軸方向外周に複数の翼４を一体固着し且つ隣接する各々
   の免４−４間の軸体長手方向に孔６を形成した中空の翼
   車５をその軸の閉鎖端５′がモータボックス１の外部に
   突出するようにして前記中空軸３に回転自在に外嵌し、 モータボックス１の上方に突出させた円筒７の開放端７
   ′を冷却手段を備えた冷却タンク８の内部に導入すると
   ともに該冷却タンク８の底部から引き出したパイプ９の
   一端を前記モータボックスｌ内の中空軸３内部に接続し
   てモーターケース１と冷却とを特徴とするガスモーフ
2. （２）中全１１ｉ１＋１３全回動自在に取シ付け、該中
   空軸３のスリット２と翼車５との対向角度を調整できる
   ようにしたことを更に特徴とする特許請求の範囲第１項
   記載のガスモーフ
3. （３）　　モータボックス１の加熱手段としてボックス
   １内に動作媒体Ａの沸点よりも高温の温水Ｂを充填し、
   冷却タンク８の冷却手段として、該タンク内に動作媒体
   Ａの凝縮温度以下の冷水Ｃをパイ