JPS598998Y2 - 被加熱材の乗移り装置 - Google Patents
被加熱材の乗移り装置Info
- Publication number
- JPS598998Y2 JPS598998Y2 JP4527779U JP4527779U JPS598998Y2 JP S598998 Y2 JPS598998 Y2 JP S598998Y2 JP 4527779 U JP4527779 U JP 4527779U JP 4527779 U JP4527779 U JP 4527779U JP S598998 Y2 JPS598998 Y2 JP S598998Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- walking
- heated
- skid
- walking beam
- overlap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Reciprocating Conveyors (AREA)
- Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
- Tunnel Furnaces (AREA)
- Furnace Charging Or Discharging (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は分割炉床型ウォーキングビニム炉の改良、詳し
くは分割された可動炉床間における搬送被加熱材の乗移
り手段の改良(こ関するものである。
くは分割された可動炉床間における搬送被加熱材の乗移
り手段の改良(こ関するものである。
従来の移動炉床式連結加熱炉は、被加熱材を炉内で加熱
しつ・移動させるために固定ビームとウオーキングビー
ムを有している。
しつ・移動させるために固定ビームとウオーキングビー
ムを有している。
すなわち、固定ビームに載置された被加熱材の移動はウ
オーキングビームを上昇、前進、下降、後退の循環矩形
運動を行わせることにより達或されていることはよく知
られている。
オーキングビームを上昇、前進、下降、後退の循環矩形
運動を行わせることにより達或されていることはよく知
られている。
そして、炉床が被加熱材の搬送方向において分割された
分割炉床型ウオーキングビーム炉においては、被加熱材
の搬入側炉床のウオーキングビーム(以下前のウォーキ
ングビームという)上1こある被加熱材を搬出側炉床の
ウオーキングビーム(以下後のウォーキングビームとい
う)に乗移らせるために、 (1)第1図に示すように両ウォーキングビームを被加
熱材の搬送方向6において重複しないよう配設し、両ウ
オーキングビームの矩形運動を同調させ、被加熱材が前
のウォーキングビームがらの後のウオーキングビームに
乗移る部分において矩形運動の軌跡を重複させる型式。
分割炉床型ウオーキングビーム炉においては、被加熱材
の搬入側炉床のウオーキングビーム(以下前のウォーキ
ングビームという)上1こある被加熱材を搬出側炉床の
ウオーキングビーム(以下後のウォーキングビームとい
う)に乗移らせるために、 (1)第1図に示すように両ウォーキングビームを被加
熱材の搬送方向6において重複しないよう配設し、両ウ
オーキングビームの矩形運動を同調させ、被加熱材が前
のウォーキングビームがらの後のウオーキングビームに
乗移る部分において矩形運動の軌跡を重複させる型式。
(2)第2図に示すように被加熱材の乗移り部において
、両ウオーキングビームの端部が被加熱材の搬送方向に
おいて常に重複するよう配置する型式。
、両ウオーキングビームの端部が被加熱材の搬送方向に
おいて常に重複するよう配置する型式。
のどちらかにより行なわれている。
しかし前者は前のウオーキングビームと後のウオーキン
グビームを同調させてウォーキング運動(又は矩形運動
という)をさせねば被加熱材を乗移らせることができな
い結果、炉内の被加熱材の状態に応じて各ビームを独立
に運動させることができない換言すれば炉床の運転に柔
軟性を欠くという不具合がある。
グビームを同調させてウォーキング運動(又は矩形運動
という)をさせねば被加熱材を乗移らせることができな
い結果、炉内の被加熱材の状態に応じて各ビームを独立
に運動させることができない換言すれば炉床の運転に柔
軟性を欠くという不具合がある。
一方後者は前のウォーキングビームと後のウォーキング
ビームをその長手方向の軸線をずらせて配置する必要の
ある結果以下のような欠点を有する。
ビームをその長手方向の軸線をずらせて配置する必要の
ある結果以下のような欠点を有する。
すなわち、炉床面積を多く必要とするだけでなく、各ビ
ームの駆動機構が複雑となる。
ームの駆動機構が複雑となる。
ウォーキングビームが重複する部分ではビームの支持部
材であるビームポス}la,la’のための加熱炉床下
部のポスト穴3の寸法が大きくなり、炉の構造強度の増
大が要求される。
材であるビームポス}la,la’のための加熱炉床下
部のポスト穴3の寸法が大きくなり、炉の構造強度の増
大が要求される。
さらにはビームポストの列数が増加するため搬送材を加
熱するため軸流バーナを使用する場合、そのバーナ11
の配置が場所的制約を受けると共に第3図に示すように
被加熱材の端部の垂れ下り量δが大きくなるという欠点
がある。
熱するため軸流バーナを使用する場合、そのバーナ11
の配置が場所的制約を受けると共に第3図に示すように
被加熱材の端部の垂れ下り量δが大きくなるという欠点
がある。
本考案は上記の技術的問題を解決した分割炉床型ウオー
キングビーム炉の被加熱材の乗移り装置を提供すること
を目的とする。
キングビーム炉の被加熱材の乗移り装置を提供すること
を目的とする。
本考案は前のウオーキングビームと後のウオーキングビ
ームを被加熱材の搬送方向において重複しないように配
置し、加えて各ウオーキングビームをその矩形運動の水
平範囲が重複しないよう駆動させ、両ビーム間の被加熱
材の乗移り部において固定ビームによる被加熱材の局部
的な冷却痕すなわちスキツドマー夕が発生することを防
止することができる装置からなる構或である。
ームを被加熱材の搬送方向において重複しないように配
置し、加えて各ウオーキングビームをその矩形運動の水
平範囲が重複しないよう駆動させ、両ビーム間の被加熱
材の乗移り部において固定ビームによる被加熱材の局部
的な冷却痕すなわちスキツドマー夕が発生することを防
止することができる装置からなる構或である。
以下本考案を図面に基いて説明する。
第4図Aは、固定ビーム5上に被加熱材4a,4b,4
C・・・・・・が載置されている、前記被加熱材(以下
4 a ,4 b・・・・・・を総称して4とする)を
搬送するためのウオーキングビーム1,1′がその長手
方向の軸線を一致させて配置され固定ビーム5の下方で
待機している状態を示す。
C・・・・・・が載置されている、前記被加熱材(以下
4 a ,4 b・・・・・・を総称して4とする)を
搬送するためのウオーキングビーム1,1′がその長手
方向の軸線を一致させて配置され固定ビーム5の下方で
待機している状態を示す。
第4図Bはウオーキングビーム1,1′をAの状態から
上昇、前進させた状態を示す。
上昇、前進させた状態を示す。
Aの状態からBの状態の間でウオーキングビーム1,1
′により持上げられた被加熱材4はそれぞれウオーキン
グビームの矩形運動の水平距離だけ前進されると同時に
、何れのウオーキングビームにも乗らなかった被加熱材
4Cはウオーキングビーム1の端面部で押され固定ビー
ム5上を前記水平距離だけ滑るようにして移動される。
′により持上げられた被加熱材4はそれぞれウオーキン
グビームの矩形運動の水平距離だけ前進されると同時に
、何れのウオーキングビームにも乗らなかった被加熱材
4Cはウオーキングビーム1の端面部で押され固定ビー
ム5上を前記水平距離だけ滑るようにして移動される。
ところが乗移り部にある被加熱材4Cはバーナの火炎よ
り保護するために冷却水を導通した固定ビーム5上にあ
るため、ウオーキングビームが上下運動のみ行なうアイ
ドリング運転時は特にその接触部においてスキツドマー
クが生じ易い。
り保護するために冷却水を導通した固定ビーム5上にあ
るため、ウオーキングビームが上下運動のみ行なうアイ
ドリング運転時は特にその接触部においてスキツドマー
クが生じ易い。
これを防止するために第5図に示すような従米の固定ビ
ームに代えて第6図に示すような耐火材8により外周を
包囲されたスキツドパイプ7の上面にピン10を介して
取替え可能なスキツドピース9を装着したホットスキツ
ドを有する固定ビーム5が採用される。
ームに代えて第6図に示すような耐火材8により外周を
包囲されたスキツドパイプ7の上面にピン10を介して
取替え可能なスキツドピース9を装着したホットスキツ
ドを有する固定ビーム5が採用される。
これらのスキツドピース9は熱膨張量を考慮してその相
互間に一定の間隙を設けて配列されている。
互間に一定の間隙を設けて配列されている。
上述のように本考案によれば前のウオーキンダビームと
後のウオーキングビームとの矩形運動の範囲を重複しな
いように構威し、かつ固定ビームの乗移り部にホットス
キツドを設けたので、ウオーキングビーム同志の干渉が
ない結果分割ウオーキングビームの長手方向の軸線を一
致させることができる。
後のウオーキングビームとの矩形運動の範囲を重複しな
いように構威し、かつ固定ビームの乗移り部にホットス
キツドを設けたので、ウオーキングビーム同志の干渉が
ない結果分割ウオーキングビームの長手方向の軸線を一
致させることができる。
よってウオーキングビームの駆動構造が複雑になること
なく、又ウオーキングビームの運動を必ずしも同調させ
ないで運転することもできる。
なく、又ウオーキングビームの運動を必ずしも同調させ
ないで運転することもできる。
加えて被加熱材がウオーキングビームの端面で押動され
るため後のウオーキングビームに載置するための被加熱
材の整列も自ずと行なわれ、かつ乗移りが確実に行なわ
れる。
るため後のウオーキングビームに載置するための被加熱
材の整列も自ずと行なわれ、かつ乗移りが確実に行なわ
れる。
又、スキツドピース間に取付けの間隔が設けられている
ので熱膨張に対応することができると共にスキツドピー
スの摩耗後の取替え作業も極めて容易に行うことができ
る。
ので熱膨張に対応することができると共にスキツドピー
スの摩耗後の取替え作業も極めて容易に行うことができ
る。
そしてホットスキツドの採用によって被加熱材の下部に
発生するスキツドマークを軽減させるように配慮したの
で被加熱材を滑らせて移動させても、又アイドリング運
転中固定ビームの乗移り部にある被加熱材を停止させて
いても、加熱の不均一を軽減できる効果がある。
発生するスキツドマークを軽減させるように配慮したの
で被加熱材を滑らせて移動させても、又アイドリング運
転中固定ビームの乗移り部にある被加熱材を停止させて
いても、加熱の不均一を軽減できる効果がある。
さらに前のウオーキングビームと後のウオーキングビー
ムの長手方向の軸線をほぼ一致するよう配置すると、被
加熱材端部の垂れ下り量も大きくならなくてすむ。
ムの長手方向の軸線をほぼ一致するよう配置すると、被
加熱材端部の垂れ下り量も大きくならなくてすむ。
なお炉床の分割が二以上である分割炉床にも本考案が適
用できるものであることは述べるまでもない。
用できるものであることは述べるまでもない。
第1図はウオーキングビームの矩形運動が搬送方向にお
いて重複した配置の炉床のうち数列のみを示す斜視図で
あり、第2図はウオーキングビームが搬送方向において
重複した配置の炉床のうち数列のみを示す斜視図である
。 第3図は第2図の搬送方向に直角な断面より見た各ビー
ムの配列図である。 第4図は本考案を説明する二つの状態を示す炉床の側面
図である。 第5図は冷却された固定スキットの断面図、第6図はス
キツドピースのついた固定ビームのホットスキツド部を
示す断面図で゛ある。 1.1′・・・・・・ウオーキングビーム、4・・・・
・・被加熱材、5・・・・・・固定ビーム、6・・・・
・・搬送方向、7・・・・・・スキットパイプ、8・・
・・・・耐火材、9・・・・・・スキツドピース。
いて重複した配置の炉床のうち数列のみを示す斜視図で
あり、第2図はウオーキングビームが搬送方向において
重複した配置の炉床のうち数列のみを示す斜視図である
。 第3図は第2図の搬送方向に直角な断面より見た各ビー
ムの配列図である。 第4図は本考案を説明する二つの状態を示す炉床の側面
図である。 第5図は冷却された固定スキットの断面図、第6図はス
キツドピースのついた固定ビームのホットスキツド部を
示す断面図で゛ある。 1.1′・・・・・・ウオーキングビーム、4・・・・
・・被加熱材、5・・・・・・固定ビーム、6・・・・
・・搬送方向、7・・・・・・スキットパイプ、8・・
・・・・耐火材、9・・・・・・スキツドピース。
Claims (2)
- (1)分割炉床型ウオーキングビーム炉において、前の
ウオーキングビームと後のウォーキングビームが被加熱
材の搬送方向において重複しないように設置し、それら
のウォーキング運動の水平範囲が重複しないよう駆動し
、前のウォーキングビームの乗移り側端面に被加熱材を
押動させる押動面を形威し、固定ビームのうち上記ウォ
ーキングビーム間の乗移り部にある部分をホットスキッ
ドとしたことを特徴とする被加熱材の乗移り装置。 - (2)前記ホットスキッドがスキッドピースをスキツド
パイプ上にピンで取付けがっ一定の間隔を保つように配
列されていることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
第1項記載の被加熱材の乗移り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4527779U JPS598998Y2 (ja) | 1979-04-04 | 1979-04-04 | 被加熱材の乗移り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4527779U JPS598998Y2 (ja) | 1979-04-04 | 1979-04-04 | 被加熱材の乗移り装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55146462U JPS55146462U (ja) | 1980-10-21 |
JPS598998Y2 true JPS598998Y2 (ja) | 1984-03-21 |
Family
ID=28923233
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4527779U Expired JPS598998Y2 (ja) | 1979-04-04 | 1979-04-04 | 被加熱材の乗移り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS598998Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-04-04 JP JP4527779U patent/JPS598998Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55146462U (ja) | 1980-10-21 |
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