JPS598898Y2 - シフト機構 - Google Patents

シフト機構

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Publication number
JPS598898Y2
JPS598898Y2 JP10924678U JP10924678U JPS598898Y2 JP S598898 Y2 JPS598898 Y2 JP S598898Y2 JP 10924678 U JP10924678 U JP 10924678U JP 10924678 U JP10924678 U JP 10924678U JP S598898 Y2 JPS598898 Y2 JP S598898Y2
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JP
Japan
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shaft
shift
fork
fork shaft
guide shaft
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Application number
JP10924678U
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JPS5525560U (ja
Inventor
周二 永野
肇 荒井
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
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Publication date
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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、シフト機構に係り、例えば、低・高速切換及
び2輪・4輪切換可能な車両用動力分割(トランスファ
ー)装置のシフト機構として採用するに適したシフト機
構の改良に関するもので、その目的とするところは、構
造が簡単で、しかも操作が容易なシフト機構を提供する
ことにある。
以下に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図及び第2図は、本考案によるシフト機構10を車
両用動力分割装置20のシフト機構として実施した図を
示していて、第1図に示した動力分割装置20において
は、入力軸21と第1出力軸22(通常、後輪に連結さ
れている)が同軸的かつ相対回転可能に配設され、第2
出力軸23(通常、前輪に連結されている)が上記両軸
21, 22から偏位して配設されている。
入力軸21は図示しない変速機の出力軸に動力伝達可能
に連結されており、その外周にはインプットギャ24が
一体的に設けられている。
インプットギャ24はカウンタ軸25に一体的に設けた
大径ギャ25 aと常時噛合しており、カウンタ軸25
に一体的に設けた小径ギャ25 bは第1出力軸22上
に回転自在に組付けたローギャ26に常時噛合している
また、動力分割装置20においては、低・高速切換装置
20と2輪・4輪切換装置40が同軸的に配設されてい
る。
低・高速切換装置30は、シフト機構10の第1シフト
フォーク11によって軸方向へ往復動される結合スリー
ブ31を有していて、結合スリーブ31が図示のごとく
第1出力軸22の左端に設けたハブ22 a上にセット
されているときには、中立状態にあって入力軸21から
第1出力軸22への動力伝達を断っている。
また、この低・高速切換装置30は、結合スリーブ31
が第1シフトフォーク11によって左方へ押動されイン
プットギャ24に設けたスプライン24 aに結合した
とき、入力軸21と第1出力軸22を直結して高速駆動
(直結駆動)列を完或し、一方結合スリーブ31が第1
シャフトフォーク11によって右方へ押動されローギャ
26に設けたスプライン26 aに結合したとき、入力
軸21と第1出力軸22をインプットギャ24、大径ギ
ャ25 a、カウンタ軸25、小径ギヤ25 b及びロ
ーギャ26を介して接続し低速駆動列を完或するように
構威されている。
2輪・4輪切換装置40は、シフト機構10の第2シフ
トフォーク12によって軸方向へ往復動される結合スリ
ーブ41を有していて、結合スリーブ41が図示のごと
くドライブスプロケット27に設けたスプライン27
a及び第l出力軸22の略中央に設けたハブ22 bと
結合しているときには、第1出力軸22の動力をドライ
ブスフ゜ロケット27、チェーン28及びドドリブンス
プロケット29を介して第2出力軸23に伝達し、また
結合スリーブ41が第2シフトフォーク12によって左
方へ押動されたときには、スプライン27 aとハブ2
2 bの結合を断ち、第1出力軸22から第2出力軸2
3への動力伝達を断つように構或されている。
なお、ドライブスプロケット27は第1出力軸22上に
回転自在に組付けられ、またドリブンスプロケット29
は第2出力軸23に一体的に設けられている。
次に、本考案によるシフI・機構10を第2図を参照し
て説明する。
シフト機構10は、上述した一対のシフトフォーク11
. 12と、これら両シフトフォーク11.12をそれ
ぞれ軸方向へ摺動可能に支承する平行なフォークシャフ
ト13及びガイドシャフト14と、フォークシャフト1
3の左端部に下端を移動可能に嵌合したシフトレバー1
5と、フォークシャフト13に固着した一対のサークリ
ップ16. 17と、両シャフト13. 14間にて各
シフトフォーク11.12内にそれぞれ組込んだロツク
ボール18. 19を備えている。
シフトレバー15は、運転者により直接又はリンクを介
して所定の面内(本実施例においては紙面内)にて回動
されてフォークシャフト13を往復動させるもので、ガ
イドシャフト14に設けた切欠14 a, 14 b,
14 c, 14 d, 14eと両シフトフォーク
11. 12内にそれぞれ組み込んだボー/l/11
a, 12 a及びスプリング1l b, 12bとの
協動作用により、図示の2H, 4H, NX,4L
位置にて位置決め固定されるよう構或されている。
フォークシャフト13は、動力分割装置20のケース2
0 aに軸方向へ摺動可能に組付けられており、ガイド
シャフト14と対向する側には左右一対の凹部13 a
, 13 bが所定の距離H。
を隔てて設けられている。
ガイドシャフト14は、ケース20 aに支持されかつ
ロックプレート50とボルト51により回転及び軸方向
への移動を規制されており、フォークシャフト13と対
向する側にはフォークシャフト13の凹部13a,13
bと同様に凹部14f,14gが所定の距離H。
を隔てて設けられている。
両シフトフォーク11, 12は両シャフト13, 1
4上にそれぞれ軸方向へ摺動可能に所定間隔にて橋架さ
れており、第lシフトフォーク11はケース20 aに
設けた第1のストツパ20 bにより左方への移動を規
制され、また第2シフトフォーク12はケース20 a
に設けた第2のストツパ20 Cにより右方への移動を
規制されるように構威されている。
一対のサークリップ16, 17は両シフトフォーク1
1. 12の外側にてフォークシャフト13に固着され
て各シフトフォーク11.12にそれぞれ係脱可能に当
接するものであり、左方のサークリップ16は第1シフ
トフォーク11と当接して第1シフトフォーク11を右
方へ押動し、また右方のサークリップ17は第2シフト
フォーク12と当接して第2シフトフォーク12を左方
へ押動するように構或されている。
ロツクボール18, 19はシフトフォーク11. 1
2をフォークシャフト13又はガイドシャフト14に係
脱可能に結合する連結部材であって、左方のロツクボー
ル18はフォークシャフト13の凹部13a又はガイド
シャフト14の凹部14 fに嵌合して第1シフトフォ
ーク11をフォークシャフト13又はガイドシャフト1
4と一体とし、また右方のロツクボール19はフォーク
シャフト13の凹部13b又はガイドシャフト14の凹
部14 gに嵌合して第2シフトフォーク12をフォー
クシャフト13又はガイドシャフト14と一体とするよ
うに構或されている。
上記のように構或した本実施例においては、シフトレバ
ー15が図示のようにN位置にシフトされているとき、
ロツクボール18がフォークシャフト13の凹部13a
に嵌合していて、第1シフトフォーク11がロツクボー
ル18によりフォークシャフト13と一体的に結合され
た状態にて低・高速切換装置30の結合スリーブ31を
図示位置に固定しており、またロツクボール19がガイ
ドシャフト14の凹部14gに嵌合していて、第2シフ
l・フォーク12がロツクボール19によりガイドシャ
フト14と一体的に結合された状態にて2輪・4輪切換
装置40の結合スリーブ41を図示位置に固定している
このため、動力分割装置20においては、入力軸21か
ら両出力軸22. 23に動力が伝達されず、装置20
がニュートラル状態とされている。
しかして、シフトレバー15をN位置から4L位置に回
動シフトすると、フォークシャフト13が図示位置から
右方へ押動される。
このフォークシャフト13の右動時には、ロツクボール
18によってフォークシャフト13と一体的に結合され
ている第1シフトフォーク11が、ガイドシャフト14
上を右方へ摺動して低・高速切換装置30の結合スリー
ブ31を右方へ押動し、その摺動端にてボール11 a
、スプリング1l b及び切欠14 Cの協動作用によ
り位置決め固定される。
一方、このときには、ロツクボール19によってガイド
シャフト14と一体的に結合されている第2シフトフォ
ーク12が図示位置に固定されていて、2輪・4輪切換
装置40の結合スリーブ41が第1出力軸22とドライ
ブスプロケット27を動力伝達可能に接続している。
このため、動力分割装置20においては、入力軸21が
インプットギャ24、大径ギャ25 a、カウンタ軸2
5、小径ギヤ25 b及びローギャ26を介して第1出
力軸22に接続され、入力軸21から第1出力軸22に
動力が伝わるとともに、第1出力軸22に伝わった動力
がドライブスプロケット27、チェーン28及びドリブ
ンスプロケット29を介して第2出力軸23に伝わる。
この結果、当該車両は低速4輪駆動状態にて走行する。
また、シフトレバー15をN位置から4H位置に回動シ
フトずると、フォークシャフト13が図示位置から左方
へ押動され、フォークシャフト13の両凹部13a,1
3bがガイドシャフト14の両凹部14f,14gと互
いに対向するとともに、クリップ17が第2シフトフォ
ーク12の右端に当接する。
このフォークシャフト13の左動時には、ロツクボール
18によってフォークシャフト13と一体的に結合して
いる第1シフトフォーク11が、ガイドシャフト14上
を左方へ摺動して低・高速切換装置30の結合スリーブ
31を左方へ押動し、その摺動端にてボール11a、ス
プリング1l b及び切欠14 aの協動作用により位
置決め固定される。
一方、このときには、ロツクボール19によってガイド
シャフト14と一体的に結合されている第2シフトフォ
ーク12が図示位置に固定されていて、2輪・4輪切換
装置40の結合スリーブ41が第1出力軸22とドライ
ブスプロケット27を動力伝達可能に接続している。
このため、動力分割装置20においては、入力軸21が
第1出力軸22に直接接続され、入力軸21から第1出
力軸22に動力が伝わるとともに、第1出力軸22に伝
わった動力がドライブスプロケット27、チェーン28
及びドリブンスプロケット29を介して第2出力軸23
に伝わる。
この結果、当該車両は高速4輪駆動状態にて走行する。
更に、シフトレバー15を4H位置から2H位置に回動
シフトすると、フォークシャフト13が更に左方へ押動
される。
このフォークシャフト13の左動時には、第1シフトフ
ォーク11がストツパ20bにより左方への移動を規制
され、かつロツクボール18がガイドシャフト14の凹
部14 fに嵌合して、第1シフトフォーク11がガイ
ドシャフト14と一体的に結合し固定される。
一方、このときには、第2シフトフォーク12か゛クリ
ップ17により押動され、かつロツクボール19がフォ
ークシャフト13の凹部13bに嵌合して、第2シフト
フォーク12がフォークシャフト13と一体的に結合し
ガイドシャフト13上を摺動する。
これにより、第2シフトフォーク12が2輪・4輪切換
装置40の結合スリーブ41を左方へ押動し、その摺動
端にてボール12a、スプリング12b及び切欠14
dの協働作用により位置決め固定される。
このため、動力分割装置20においては、第1出力軸2
2とドライブスフ゜ロケット27の接続か゛解かれ、第
1出力軸22に伝わった動力が第2出力軸23には伝わ
らなくなる。
この結果、当該車両は高速2輪駆動状態にて走行する。
なお、その他の作動は上述した作動説明より容易に理解
されると思われるので、その説明は省略する。
なお、上記実施例においては、本考案によるシフト機構
10を動力分割装置20のシフト機構とした例について
説明したが、本考案によるシフト機構は、上記型式の車
両用動力分割装置20のみならず、他の型式の車両用動
力分割装置、或いは各種の車両用変速装置のシフト機構
としても実施し得るものである。
以上詳述したとおり、本考案においては、上記実施例に
て例示したごとく、シフト機構10を、所定の面内にて
回動可能に軸支され四つの位置(2H, 4H, N
, 4L位置)にシフ1・されるシフトレバー15と
、このシフトレバー15により軸方向へ往復動されるフ
ォークシャフト13と、このフォークシャフト13と平
行に固定的に配置したガイドシャフト14と、両シャフ
ト13,14上に軸方向へ摺動可能に所定間隔にて橋架
した一対のシフトフォーク11. 12と、これら両シ
フトフォーク11. 12の外側にてフオークシャフト
13に固着され各シフトフォーク11,12にそれぞれ
係脱可能に当接する一対の押動部材(クリップ16.
17)と、各シフトフォーク11,12内にそれぞれ収
容されて各シフトフォーク11. 12をフオークシャ
フト13又はガイドシャフト14に係脱可能に結合する
連結部材(ロツクボール18. 19)とを備える構威
とし、シフトレバー15の回動シフ1・時には、両連結
部材及び押動部材の各作用により、両シフトフォーク1
1. 12のいずれか一方がガイドシャフト14上をフ
ォークシャフト13と一体的に摺動し、他方がガイドシ
ャフト14上に固定されるようにしたことにその特徴が
あり、これにより、頭書に記載の目的を達或することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示した図であっ
て、第1図は本考案によるシフト機構により操作される
車両用動力分割装置の概略構或図、第2図は本考案によ
るシフト機構を示す縦断面図である。 符号の説明、10・・・・・・シフト機構、11, 1
2・・・・・・シフトフォーク、13・・・・・・フォ
ークシャフト、14・・・・・・ガイドシャフト、15
・・・・・・シフトレバー、16,17・・・・・・ク
リップ(押動部材)、18, 19・・・・・・ロツク
ボール(連結部材)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所定の面内にて回動可能に軸支され四つの位置にシフト
    されるシフトレバーと、このシフトレバーにより軸方向
    へ往復動されるフォークシャフトと、このフォークシャ
    フトと平行に固定的に配置したガイドシャフトと、この
    ガイドシャフト及び前記フォークシャフト上に軸方向へ
    摺動可能に所定間隔にて橋架した一対のシフトフォーク
    と、これら両シフトフォークの外側にて前記フォークシ
    ャフトに固着され前記各シフトフォークにそれぞれ係脱
    可能に当接する一対の押動部材と、前記各シフトフォー
    ク内にそれぞれ収容されて該シフトフォークを前記フォ
    ークシャフト又はガイ1゛シャフトに係脱可能に結合す
    る連結部材とを備えてなり、前記シフトレバーの回動シ
    フト時には、前記両連結部材及び押動部材の各作用によ
    り、前記両シフトフォークのいずれか一方が前記ガイド
    シャフト上を前記フォークシャフトと一体的に摺動し、
    他方が前記ガイドシャフト上に固定されるようにしたシ
    フト機構。
JP10924678U 1978-08-09 1978-08-09 シフト機構 Expired JPS598898Y2 (ja)

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JP10924678U JPS598898Y2 (ja) 1978-08-09 1978-08-09 シフト機構

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Publication Number Publication Date
JPS5525560U JPS5525560U (ja) 1980-02-19
JPS598898Y2 true JPS598898Y2 (ja) 1984-03-21

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ID=29055033

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