JPS597249B2 - 移動通信装置 - Google Patents

移動通信装置

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JPS597249B2
JPS597249B2 JP53021980A JP2198078A JPS597249B2 JP S597249 B2 JPS597249 B2 JP S597249B2 JP 53021980 A JP53021980 A JP 53021980A JP 2198078 A JP2198078 A JP 2198078A JP S597249 B2 JPS597249 B2 JP S597249B2
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JP
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frequency
wave
waves
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mobile
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JP53021980A
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English (en)
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JPS54116116A (en
Inventor
賢一 清水
孝男 「き」生川
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Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Publication date
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  • Near-Field Transmission Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は分岐点などを含んでいるが軌道などの定められ
た走行路上を移動する台車、車両、列車などの移動体と
地上固定局との間の移動通信装置に関する。
この通信は一方向のみまたは相互のいずれでもよいが、
一方向の場合には不要部分を除けばよいので、以下には
相互通信の場合を説明する。従来この種の移動通信では
走行路に沿つて展張した誘導線を媒介とする誘導無線方
式またはV■゛のような高周波帯の空間波または漏洩同
軸ケーブルを用いる伝送方式が用いられているが、誘導
無線方式のうち大地帰路を用いるものは、信号対雑音比
(S/N)が他のものに比べて劣ることが欠点で、平行
2線を用いるものは5|べは良好であるが、移動体アン
テナとの結合を密に保つことが必要で施設費が前者より
高師になるという欠点がある。
またVHFなどの空間波によるものは、走行路に沿つた
帯状のサービスエリアが望ましいのに実際に得られるも
のは広域過ぎるという欠点がある。そこで小さいサービ
スエリアを走行路に沿つて連続配置する方法もあるが、
電波干渉が発生し通信品質が不良の地域が存在する。さ
らに漏洩同軸ケーブルを用いる場合には、移動体アンテ
ナとの結合損失が大きいので平行2線誘導線の場合と同
様に近接した結合が必要であり、漏洩同軸ケーブルの価
格、工事費は他に比べて著しく高価である.他方走行路
上にはトンネル、橋梁、踏切り、分岐器、アート等があ
つてこれらは上記各種通信方式の性能を劣化させる要因
となつている。本発明は誘導無線方式とVHFなどの空
間波方式を混用して上記の障害に強く良品質の通信、特
にデータ伝送を経済的に行うことができる移動通信装置
であつて、以下実施例によつて詳細に説明する。図面は
本発明を実施した移動通信装置の回路構成例図である。
図中の1,2,3は走行路を適当な区間毎に分割してそ
の区間毎に設けた誘導無線方式の伝送路(平行2線誘導
線)、4は地上固定局(以下地上局という)の誘導無線
周波送受信機、5および8は結合器で誘導線の区間結合
およびVHF(またはUHF,SHFを含む高周波)送
受信機6,9等と誘導線との結合を行う。7および10
はHF(送受共用)アンテナ、11は終端抵抗器である
また図の上方に示した12〜15は移動体に載置する設
備であつて、15はVHFおよび誘導無線の送受信機、
12はVHF(送受共用)アンテナ、13,14はそれ
ぞれ誘導無線の受信および送信アンテナ(コイル)であ
る。これら各部の動作を説明する前にこのような構成と
する理由と効果について上記を補足説明する。たとえば
走行路が鉄道線路で移動体が車両の場合には、分岐器(
ポイント)が設けてある区間が車両の長さより大きけれ
ば誘導線によつて伝送路を構成した場合分岐器間では良
好な伝送品質が得られていても、分岐器上では伝送路を
たとえばその前後ある区間だけ走行路から離すことが要
求されることがあるなど最適の布設が困難であるため、
従来は伝送品質の劣化が避けられなかつた。また従来の
通信内容ではこのような区間での劣化は許容されるもの
であつたが、近年車両の自動運転に伴う指令、車両情報
などのデータ伝送が連続して良好に保持できるシステム
構成が必要になつている.本発明の回路(システム)構
成では軌道の本線上では誘導無線通信設備によるデータ
伝送を行い、操車場内や検車場内では小電力のHF送受
信設備を配設して、分岐点を含むいずれの区間に}いて
も連続して高品質の通信が得られるようにしてある。次
に図面によつて各部の動作を説明する。
まず地上局から移動体に情報を送るには、誘導無線送受
信機4から誘導無線周波数f1で誘導線1に信号を送出
し、この信号は結合器5一誘導線2一結合器8一誘導線
3の順に伝送され終端抵抗11で終端される。移動体が
誘導線1の区間内にあればf1波は直接移動体のアンテ
ナ13でピツクアツプされるが、図のように誘導線2の
区間内にあれば誘導線1とは結合しない。f1波(の信
号)は誘導線1から結合器5に入力しその大部分は誘導
線2に伝送されるが、一部の小電力はVHF送受信機6
の送信部に入力しf1はHF帯のFl,に周波数変換さ
れアンテナ7から放射される。同様にして誘導線2から
結合器8に入力したF,波の一部は小電力HF送受信機
9のアンテナ10から周波数Fl,に周波数変換された
ものとなつて放射される。なおこれらのVHF送信電力
は2つのVHFアンテナ7と10の中間でそれぞれのア
ンテナによるF,l波の電界強度が同等である地点で、
その電界による受信出力が誘導線2のF,波による誘導
磁界による受信出力に比べて十分微弱となるように選定
、調節しておくものとする。このように誘導線1,2,
3の伝送路区間ではf1波の誘導磁界が十分に形成され
ているので移動体の受信アンテナ13に十分な誘導受信
が行われる。次に移動体側のf1波およびFll波の受
信について説明する。f1波はアンテナ13で、Fll
波はアンテナ12でそれぞれ受信されるが、いま移動体
が区間2の中間地点にあるものとすれば、f1波に比べ
てFll波の入力は非常に微弱でf1波の受信が主体と
なる。しかし移動体が分岐点上などにあつてその近くに
設けてあるVHF送信機よりのFll波がf1波より強
レベルとなればFll波の受信が主体となる。さてアン
テナ13と12にて受信されたFl,fllは送受信機
15に入力するが、そのうちFll波は16の周波数変
換器CRにおいてf1+△f(またはf1−△f)に周
波数変換され、アンテナ13よりのf1波入力と共に受
信部AR(17)において復調出力される。この受信部
17には帯域瀘波器BPF、増幅器、振幅制限器よりな
る共通部分および入力波が音声周波数変調FM波なら周
波数弁別器、低域瀘波器LPF、低周波増幅器を、また
入力波がデータ伝送の周波数偏移FSK変調波なら周波
数弁別器、LPF5方形波変換器を、さらに差動位相偏
移変調DPSK波なら位相弁別器、方形波変換器等を設
けてある。なおΔfは音声FM変調波では変調周波数の
最高値の2倍以上で周波数偏移の1/5以下であるよう
に選定し、受信部17のBPF、周波数弁別器、LPF
もこれに基いて選定する。FSK変調波では△fをボ一
で表わしたデータ伝送速度の2倍以上の値の周波数Hz
に選び、データ復調の際に発生する差周波数(すなわち
△f)成分をLPFによつて除去する。さらにDPSK
変調波ではボ一で表わしたデータ伝送速度の1,2,3
等の整数倍(通常は1倍)のいずれかに選んで復調時に
差周波数成分を除去する。とにかく上記のように移動体
側の受信ではf1とFll両波による周波数ダイバーシ
チ受信が成立することになるが、振幅制限器の公知の弱
信号抑圧特性によつて各区間の大部分ではf1波による
人力が復調出力となり、分岐点に接近した範囲ではFl
l波による入力が復調出力になることは前記の通りで、
この切換えは6,9等の送受信機におけるVHFへの周
波数変換および周波数変換器16におけるf1+△fま
たはF,−Δfへの変換の過程における遅延時間が伝送
信号速度(または最高周波数の周期)に比べて微小であ
るから信号の伝送品質を劣化させることはない。次に移
動体から地上局への伝送について説明する。
まず移動体の送受信部15中の送信部19から送出され
た誘導無線帯の周波数F2の信号はアンテナ14から誘
導線1,2,3中の移動体の存在する区間のものに結合
し地上局送受信機4に達して受信される。また他方にお
いて送信部19よりのF2波の一部はCTで示した周波
数変換器18においてVHF帯の周波数Fl2の信号に
変換されてアンテナ12から放射される。このFl2波
は地土局のアンテナ7,10等に移動体の位置に応じた
電界で結合受信される。いま移動体が誘導線2の区間に
あるとすればF2波は2−5−1の経路で4中の受信部
で復調されるが、移動体がアンテナ10に近くFl2波
がアンテナ10から送受信機9にて受信されるとその受
信出力はF2+△f(またはF2−△f)に周波数変換
されたものとなり、このF2±△f波は結合器8一誘導
線2−結合器5一誘導線1を経て地上局送受信機4Kお
いてF2波と共に周波数ダイバーシチ受信復調が行われ
ることは移動体側と全く同様である。なお上記は1,2
,3の区間の伝送路に誘導無線方式を用いた一例である
が、漏洩同軸ケーブルを用いた高周波方式であつても周
波数ダイバーシチ効果をもつ回線構成が同様に可能であ
り、師格的に許される場合には、Fl,f2をVHF以
上に選んで使用される。またFll,f!2にはHF,
UHF,SHFのいずれの周波帯も使用できることは明
らかである。さらに地上局4がら走行路に沿つて分散配
置した6,9等の送受信機の電源電力を1,2,3等の
伝送路に信号と重畳して送ることも容易である。以上詳
細に説明したように本発明による移動通信装置は移動体
と地上局間の相互(または一方向通信にそれぞれ2周波
を用い、その1波は他への妨害が少い誘導無線方式また
は漏洩同軸ケーブル方式にて送,受を行つて通常区間の
通信を確保すると共に、他の1波は前記1波が良好に到
達し難い区域における空間波(無線)通信に用いて特に
この区域においては2波による周波数ダイバーシチ効果
を得て良好な伝送品質が得られるようにしたことが特徴
で実用上の効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明を実施した移動通信装置の一例の回路構成
図である。 1,2,3・・・・・・伝送線、4・・・・・・地上局
送受信機、5,8・・・・・・結合器、6,9・・・・
・・VHF送受信機、7,10,12・・・・・・VH
Fアンテナ、11・・・・・・終端抵抗、13,14・
・・・・・誘導無線用アンテナコイル、15・・・・・
・移動体の送受信機、16,18・・・・・・周波数変
換器、17・・・・・・受信部、19・・・・・・送信
部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 定められた走行路上を移動する移動体と地上(固定
    )局間の通信装置として上記走行路に沿つて布設され移
    動体のアンテナと誘導結合する誘導無線周波用伝送線と
    、上記走行路の所要個所毎に設けて上記伝送線中の移動
    体向け誘導無線周波数f_1の信号をVHF帯以上の周
    波数f_1_1に変換して送出しかつ移動体よりのVH
    F帯以上の周波数f_1_2の信号波を受信して移動体
    より上記伝送線に直接結合送出される誘導無線周波数f
    _2に対しΔf異る周波数に変換して伝送線に結合出力
    する小電力送受信機とアンテナおよび上記伝送線の一端
    に接続し上記周波数f_1の信号を伝送線に送出すると
    共に伝送線に直接誘導された上記f_2波と上記f_2
    +Δf波またはf_2−Δf波による周波数ダイバーシ
    チ受信を行う地上局送受信機よりなる地上局設備と、地
    上局よりの上記f_1波とf_1_1波を受信しf_1
    _1波をf_1とΔf異る周波数に変換したものとf_
    1波とのダイバーシチ受信部と、上記f_2波およびf
    _2波を周波数変換して得た上記f_1_2波を送出す
    る送信部およびこれら各波の送、受アンテナよりなる移
    動体側設備とを備え、上記Δfは入力波が音声による周
    波数変調波から最高変調周波数の2倍以上で最大周波数
    偏移の1/5以下、周波数偏移変調波ならボーで表わし
    た伝送速度に相当する周波数の2倍以上、差動位相偏移
    変調波ならボーで表わした伝送速度に相当する周波数の
    1倍、2倍または3倍に選定したことを特徴とする移動
    通信装置。
JP53021980A 1978-03-01 1978-03-01 移動通信装置 Expired JPS597249B2 (ja)

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JPS54116116A JPS54116116A (en) 1979-09-10
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