JPS5948445B2 - テ−プレコ−ダの高周波バイアス調整方法 - Google Patents

テ−プレコ−ダの高周波バイアス調整方法

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JPS5948445B2
JPS5948445B2 JP11436677A JP11436677A JPS5948445B2 JP S5948445 B2 JPS5948445 B2 JP S5948445B2 JP 11436677 A JP11436677 A JP 11436677A JP 11436677 A JP11436677 A JP 11436677A JP S5948445 B2 JPS5948445 B2 JP S5948445B2
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JP
Japan
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signal
high frequency
variable resistor
frequency bias
bias
Prior art date
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Application number
JP11436677A
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JPS5448211A (en
Inventor
正一 中村
満 花島
英雄 田「淵」
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、テープレコーダの高周波バイアス電流量の
調整方法に関する。
従来、テープレコーダの高周波バイアス電流量は、各機
械毎に、生産ラインで調整され、例えば1Q2の信号の
ピーク・バイアスからO、5dBオーバー ・バイアス
になる範囲で、高域特性が、低域レベルに対して同一レ
ベルになるように調整されている。
しかも、これは、通常、一種類のテープで調整されてお
り、市販されている多種多様のテープに対して、同様な
特性が得られることは少ない。また、いわゆるドルビー
ノイズリダクシヨン装置を組み込んだテープレコーダな
どでは、かえつて周波数特性の偏差が拡大されてしまう
欠点がある。そこで、バイアス電流量に対する総合周波
数特性がフラットとなるようにすることが重要な課題で
あり、そのためには、録音するに先だつて、テープレコ
ーダの使用者が、その録音するテープ毎に、高周波バイ
アス電流量を調整できるようにすることが望ましい。
ところが、テープモニターができない2ヘッド式のテー
プレコーダの場合には、高周波バイアス制御による周波
数特性の調整は、録音・再生の動作を、何回かくり返し
て行なわなければならず、調整作業がやつかいであると
ともに、最適ポイントを見つけるのも非常に困難であり
、事実上、使用者が調整を行なうことは不可能であつた
この発明は、上述の点にかんがみて、2ヘッド式のテー
プレコーダであつても、各種の磁気テープに対して、使
用者が高周波バイアス電流量の調整を容易に行なえるよ
うにした高周波バイアス調整方法を提供しようとするも
のである。以下、この発明方法の一例を、2ヘッド式の
テープレコーダの場合を例にとつて、図を参照しななが
ら説明しよう。
第1図において、1は録音再生切換スイッチ、2及び3
は音声信号録音時と、高周波バイアス調整時とで切換え
るスイッチ、4は音声信号再生時と、高周波バイアス調
整時とで切換えるスイッチ、5は録音再生兼用磁気ヘッ
ドである。
音声信号を録音し、これを再生するときは、スイツチ2
〜4を接点S側に切換える。
そして、音声信号の録音時にはスイツチ1が接点R側に
切換えられて、入力端子10を通じた音声信号が録音ア
ンプ11及び録音イコライザアンプ12を通じてヘツド
5に供給されるとともに、高周波バイアス発振器13よ
りのバイアス信号がこれに重畳されてヘツド5に供給さ
れて、音声信号がテープ6に録音される。
このときの高周波バイアス発振器13よりのバイアス電
流量は、後述するように調整される所定のものとされる
即ち、14は電圧設定回路で、これには可変抵VRAが
設けられ、その可動子の位置に応じた電圧Evがこれよ
りは得られ、この電圧Evが可変電源回路15に供給さ
れて、これよりはこの電圧Evに応じた一定の電圧が得
られ、これがバイアス発振器13に供給される。
バイアス発振器13は、この可変電源回路15よりの電
圧により、そのバイアス電流量が制御されるもので、こ
のときは、電圧設定回路14よりの電圧Eに応じた一定
量とされる。そして、音声信号の再生時には、スイツチ
1が接点P側に切換えられて、ヘツド5により取り出さ
れた音声信号が、再生イコライザアンプ16及びライン
アンプ17を通じて出力端子18に導出される。
次に、高周波バイアス電流量の調整を行なうときは、ス
イツチ2〜4を接点A側に切換える。
そして、次のようにして調整用信号の1回の録音再生に
より調整がなされる。即ち、20及び21は発振器で、
発振器20よりは比較的高い周波数の信号、例えば10
K11zの信号S1が、発振器21よりは比較的低い周
波数の信号、例えば333Hzの信号S,が、それぞれ
得られ、これらの信号S,及びS2が混合器22におい
て混合され、その混合信号がレベル調整器23に供給さ
れて、録音信号として適正なレベルに制御されるととも
に、直流分が重畳される。
そしてこのレベル調整器23の出力信号S3がゲート回
路24に供給される。また、25は自走マノレチパイプ
レータで、これよりは一定周期の矩形波信号SA(第2
図A)が得られる。
この場合、この信号SAは、その「1」となる期間TA
は、例えば350msecとされ、その「0」となる期
間TAは、例えば20msecとなるようにされている
。そして、この矩形波信号SAの[1」となる期間TA
でゲート回路24がオンとされて、この期間TAで、レ
ベル調整器23の出力信号S3がゲートされ、このゲー
トされた信号SB(第2図B)が録音イコライザアンプ
12を通じ、スイツチ1の接点R側を通じてヘツド5に
供給され、一方、バイアス発振器13よりの高周波バイ
アス信号がこれに重畳されてヘツド5に供給されて混合
信号SBが録音される。このときのバイアス発振器13
よりのバイアス電流量は、次のようなものとされる。
即ち、自走マルチバイブレータ25よりの信号SAが鋸
歯状波形成回路26に供給されて、これより期間TAで
、ほぼ直線的に上昇する傾斜の鋸歯状波電圧Sc(第2
図C)が得られ、これにより可変電源回路15の出力電
圧が変えられて、バイアス発振器13の出力バイアス信
号SD(同図D)は、その電流量が鋸歯状波Scに応じ
て期間TAで徐々に増加するようなものとされる。
なお、この鋸歯状波電圧SDの上昇変化は、電圧設定回
路14の可変抵抗VRAの可動子をその抵抗の一端側か
ら他端側に移動させたときに得られる電圧の変化と等し
くなるようにされている。このようにして、10?の信
号と333Hzの信号の混合信号が、バイアス量が徐々
に増加する状態で、録音される。また、この場合、信号
SBは、前述したように直流分を有し、これがコンデン
サを介して録音されるようになされるもので、従つて、
信号SBの無信号部分の始めと終わりには、クリツクが
録音されるものである。
こうして録音された信号は、ヘツド5により再生され、
その再生信号が再生イコライザアンプ16を通じ、スイ
ツチ4の接点A側を通じてAGCアンプ27に供給され
て、これにおいて、テープの種類により感度が異なるも
のよりの信号が補正されて、同一レベルのものとなるよ
うにされる。
そして、このAGCアンプ27の出力信号がハイパスフ
イルタ28を介して整流回路29に供給されて、これよ
りは、高い周波数成分、従つて10虚の信号の再生出力
SE(第2図E)が得られ、これがサンプリングホール
ド回路30に供給される。AGCアンプ27の出力信号
は、また、ローパスフイルタ31を通じて整流回路32
に供給されて、これより低い周波数成分、従つて333
Hzの信号の再生出力SF(同図F)が得られ、これが
サンプリングホールド回路33に供給される。
そして、さらに、AGCアンプ2Tの出力信号が、ロー
パスフイルタ34を通じて検波器35に供給されて、こ
れより録音されているクリツクSG(同図G)が得られ
、これの立ち上がりのパルスにより単安定マルチパイプ
レータ36がトリガされて、これより矩形波信号SH(
同図H)が得られ、これの後縁によりサンプリングパル
ス形成回路としての単安定マルチパイプレータ3Tがト
リガされて、これよりサンプリングパルスSI(同図I
)が得られ、これがそれぞれサンプリングホールド回路
30及び33に供給されて、このパルスSIにより、再
生出力SE及びSFがそれぞサンプリングされてそのサ
ンプリング値がホールドされる。この場合、単安定マル
チパイプレータ36は可変遅延回路として働き、その時
定数回路には可変抵抗VRBが設けられ、これにより、
信号SHのパルス幅が、従つて、サンプリングパルスS
Iの再生出力SE及びSFに対する発生位置が変えられ
る。
そして、さらに、この可変抵抗VRBは、高周波バイア
ス電流量を変える電圧設定回路14の可変抵抗VRAと
連動されるとともに、再生出力SE及びSFがサンプリ
ングされたレベルとなるような高周波バイアス電流量が
、バイアス発振器13より得られるときの鋸歯状波電圧
Scの電圧と、等しい電圧が、電圧設定回路14より得
られるようにされている。こうして、パルスSIにより
サンプリングされて、ホールドされた電圧EA(!:.
EBは、比較器としての差動アンプ38にそれぞれ供給
されて両電圧が比較され、両電圧に差があるか、等しい
かがインジケータ39によつて表示される。
そして、このインジケータ39を見ながら、単安定マル
チパイプレータ36の可変抵抗VRBを抵抵値の大きい
方から徐々に小さくするように、従つて、信号SHの後
縁が図中矢印で示す方向にずらされて、信号SHのパル
ス幅が徐々に小さくなるように調整して、ホールド1圧
EAとEBとが等しくなるようにする。
このようにすれば、電圧設定回路14の出力電圧Evは
、バイアス発振器13よりのバイアス電流量が、10K
I1zの信号の再生レベルと、333Hzの信号の再生
レベルが等しくなる値となり、バイアス電流量に対する
再生信号の総合周波数特性は、低い周波数の信号から高
い周波数の信号までにわたつてほぼ平坦な特性となる。
従つて、上述した調整用信号の録音及び再生並びに可変
抵抗VRBの調整を、入力音声信号の録音に先だつて、
その録音すべきテープ毎に行えば、高周波バイアス電流
量は、常に、そのテープに適した最適なものとなり、再
生信号の総合周波数特性が、常にほぼ平坦な特性となる
ようにされるものである。
以上述べたようにして、この発明による方法によれば、
各使用テープ毎に、使用者が最適バイアス量を容易に調
整することができる。
しかも、上述したようにして、2ヘツド式のテープレコ
ーダであつても、1回の録音再生作業で、調整が可能で
あるという特徴がある。なお、低い周波数の信号、この
例では333Hzの信号のバイアス量−再生出力特性曲
線は、ほぼ平坦であり、高い周波数の信号、この例では
、10ルの信号の再生出力SEと、333Hzの信号の
再生出力SFとが同レベルとなるのは、再生出力SFの
ピーク値にほぼ等しい。
従つて再生出力SFをパルスSIによりサンプリングし
てそのサンプリング値をホールドする代わりに、再生出
力SFのピーク値をホールドして、そのホールド電圧と
サンプリングホールド電圧EAとが等しくなるように可
変抵抗VRBを調整するようにしても、上述と同様の効
果が得られる。また、図の例では、電圧設定回路14の
可変抵抗VRAと、単安定マルチパイプレータ32の時
定数回路の可変抵抗VRBとは、同様の特性のものが’
A1”固に設けられ、それらが連動するようにしたが、
これら可変抵抗VRA(!:VRBとは1個の可変抵抗
で兼用することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明方法の一例を説明するための系統図
、第2図はその説明のための波形図である。 11は録音アンプ、12は録音イコライザアンプ、13
は高周波バイアス発振器、14は電圧設定回路、VRA
はその電圧を設定するための可変抵抗、16は再生イコ
ライザアンプ、17はラインアンプ、20及び21は発
振器、24はゲート回路、25は自走マルチバイブレー
タ、26は鋸歯状波形成回路、28はハイパスフイルタ
、31はローパスフイルタ、29及び32はそれぞれ整
流回路、30及び33はそれぞれサンプリングホールド
回路、36は基準位置に対するサンプリングパルスの位
置を決める単安定マルチバイブレータ、穐はその時定数
回路の可変抵抗、37はサンプリングパルス形成回路、
38は比較器、39はインジケータである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 鋸歯状波に応じて、高周波バイアス電流量が徐々に
    増加するようにされた状態の高周波バイアス信号により
    、比較的高い周波数の信号と、比較的低い周波数の信号
    を録音し、これを再生し、その再生出力から上記鋸歯状
    波に対する基準位置を検出し、その検出位置から、可変
    抵抗を調整することにより変えられる時間だけ経過した
    位置の、上記比較的高い周波数の信号の再生出力のレベ
    ルが、上記比較的低い周波数の信号の再生出力の同じ位
    置でのレベルと、あるいは上記比較的低い周波数の信号
    の再生出力のピークレベルと等しくなるように上記可変
    抵抗を調整するとともに、上記可変抵抗を、入力音声信
    号に対する高周波バイアス量を決める可変抵抗と関連さ
    せるようにしたテープレコーダの高周波バイアス調整方
    法。
JP11436677A 1977-09-22 1977-09-22 テ−プレコ−ダの高周波バイアス調整方法 Expired JPS5948445B2 (ja)

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JPS5448211A JPS5448211A (en) 1979-04-16
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