JPS5948004B2 - 粒子形態デキストラン誘導体ゲル - Google Patents
粒子形態デキストラン誘導体ゲルInfo
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- JPS5948004B2 JPS5948004B2 JP51148333A JP14833376A JPS5948004B2 JP S5948004 B2 JPS5948004 B2 JP S5948004B2 JP 51148333 A JP51148333 A JP 51148333A JP 14833376 A JP14833376 A JP 14833376A JP S5948004 B2 JPS5948004 B2 JP S5948004B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08B—POLYSACCHARIDES; DERIVATIVES THEREOF
- C08B37/00—Preparation of polysaccharides not provided for in groups C08B1/00 - C08B35/00; Derivatives thereof
- C08B37/0006—Homoglycans, i.e. polysaccharides having a main chain consisting of one single sugar, e.g. colominic acid
- C08B37/0009—Homoglycans, i.e. polysaccharides having a main chain consisting of one single sugar, e.g. colominic acid alpha-D-Glucans, e.g. polydextrose, alternan, glycogen; (alpha-1,4)(alpha-1,6)-D-Glucans; (alpha-1,3)(alpha-1,4)-D-Glucans, e.g. isolichenan or nigeran; (alpha-1,4)-D-Glucans; (alpha-1,3)-D-Glucans, e.g. pseudonigeran; Derivatives thereof
- C08B37/0021—Dextran, i.e. (alpha-1,4)-D-glucan; Derivatives thereof, e.g. Sephadex, i.e. crosslinked dextran
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F251/00—Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polysaccharides or derivatives thereof
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ゲルクロマトグラフィーおよび/またはイオ
ン交換技術によつて、物質をそれらの分子サイズおよび
/または電荷に従つて分離するに使用するための粒状デ
キストラン誘導体ゲルに関する。
ン交換技術によつて、物質をそれらの分子サイズおよび
/または電荷に従つて分離するに使用するための粒状デ
キストラン誘導体ゲルに関する。
デキストランをベースとしそしてゲルクロマトグラフィ
ーおよびイオン交換クロマトグラフィーでの使用が意図
されているクロマトグラフィー媒体は、例えば米国特許
第3、042、667号および同第3、208、994
号各明細書から既知である。
ーおよびイオン交換クロマトグラフィーでの使用が意図
されているクロマトグラフィー媒体は、例えば米国特許
第3、042、667号および同第3、208、994
号各明細書から既知である。
これらの媒体は、ジアルキル化剤物質例えばジエポキサ
イドおよびエピクロロヒドリンでデキストランを交叉結
合させることによつて製造される。しかしながら、この
ようにして製造されたゲルは・ 限定された孔度を有し
ており、このことは高い分子量を有する物質の分離を不
可能とする。この上限は実際には300、000〜40
0、000の分子量範囲において実現される。これまで
に知られているデキストランゲルに関するその他の重大
な欠点はほとんどの多孔性ゲルでは剛性の劣つているこ
とである。これはカラム中特に産業界において使用され
る大型カラムに関してのクロマトグラフイ一を困難なも
のとしている。その理由は、カラムを通る試料の流れが
この場合極めて低くなるからである。驚くべきことに、
既知のデキストラン誘導体ゲルに比べて大きく上昇した
孔度を有しその結果数百万の分子量を有する物質を分離
しうるある種のデキストラン誘導体ゲルの製造が可能で
あることが発見された。
イドおよびエピクロロヒドリンでデキストランを交叉結
合させることによつて製造される。しかしながら、この
ようにして製造されたゲルは・ 限定された孔度を有し
ており、このことは高い分子量を有する物質の分離を不
可能とする。この上限は実際には300、000〜40
0、000の分子量範囲において実現される。これまで
に知られているデキストランゲルに関するその他の重大
な欠点はほとんどの多孔性ゲルでは剛性の劣つているこ
とである。これはカラム中特に産業界において使用され
る大型カラムに関してのクロマトグラフイ一を困難なも
のとしている。その理由は、カラムを通る試料の流れが
この場合極めて低くなるからである。驚くべきことに、
既知のデキストラン誘導体ゲルに比べて大きく上昇した
孔度を有しその結果数百万の分子量を有する物質を分離
しうるある種のデキストラン誘導体ゲルの製造が可能で
あることが発見された。
更に、本発明のゲルのI!4I牲は相当する孔度の既知
のデキストランゲルの剛性よりもはるかに大であり、そ
の結果大型カラム中で使用した場合でさえも良好な流速
が得られる。本発明のデキストラン誘導体ゲルは、ビニ
ルおよび/または置換ビニル基を含有するデキストラン
誘導体を(a)式IVη〃 〜 − ?
▼――≦ 〜↓′(式中k
およびjは同一または異つてそれぞれ水素またはメチル
を表わし、Bは−C−、−SO,一または−C−NH−
(CH2)n−NH−C−でそのnが1〜6の整数でめ
る基を表わす)のジビニル化合物および場合により(b
)低分子量モノビニル化合物と遊離ラジカル共重合させ
ることによつて得られる共重合生成物を包含しているこ
とを特徴とする。
のデキストランゲルの剛性よりもはるかに大であり、そ
の結果大型カラム中で使用した場合でさえも良好な流速
が得られる。本発明のデキストラン誘導体ゲルは、ビニ
ルおよび/または置換ビニル基を含有するデキストラン
誘導体を(a)式IVη〃 〜 − ?
▼――≦ 〜↓′(式中k
およびjは同一または異つてそれぞれ水素またはメチル
を表わし、Bは−C−、−SO,一または−C−NH−
(CH2)n−NH−C−でそのnが1〜6の整数でめ
る基を表わす)のジビニル化合物および場合により(b
)低分子量モノビニル化合物と遊離ラジカル共重合させ
ることによつて得られる共重合生成物を包含しているこ
とを特徴とする。
本発明のゲルの好ましい態様によれば、このもとのデキ
ストラン誘導体中のビニルおよ′〆/または置換ビニル
基の置換度はデキストラン誘導体19当り0.05〜2
ミリモル、好ましくは0.1〜1.5ミリモルである。
ストラン誘導体中のビニルおよ′〆/または置換ビニル
基の置換度はデキストラン誘導体19当り0.05〜2
ミリモル、好ましくは0.1〜1.5ミリモルである。
適当には、この共重合体は、全反応成分重量基準で計算
して20〜80重量%のビニルおよび/または置換ビニ
ル基含有デキストラン誘導体、20〜80重量%のジビ
ニル化合物およびo〜40重量%のモノビニル化合物の
混合物の遊離ラジカル重合により得られる。
して20〜80重量%のビニルおよび/または置換ビニ
ル基含有デキストラン誘導体、20〜80重量%のジビ
ニル化合物およびo〜40重量%のモノビニル化合物の
混合物の遊離ラジカル重合により得られる。
本発明のゲルに対する出発物質として使用するとして、
式CH2=0R−(式中Rは水素原子、メチル基、トリ
フルオロメチル基、弗素、塩素または臭素原子、または
シアノ基である)の基を含有するすべてのデキストラン
誘導体があげら几る。
式CH2=0R−(式中Rは水素原子、メチル基、トリ
フルオロメチル基、弗素、塩素または臭素原子、または
シアノ基である)の基を含有するすべてのデキストラン
誘導体があげら几る。
好ましい置換基は式に要約することができ、ここにmは
0.1または2であり、Rは前記の意味を有しておりそ
してAはエーテル、エステルまたはアミド架橋であり、
あるいはまたmがOの場合にはAは−CO−CH2−基
でもある。
0.1または2であり、Rは前記の意味を有しておりそ
してAはエーテル、エステルまたはアミド架橋であり、
あるいはまたmがOの場合にはAは−CO−CH2−基
でもある。
この場合Aは式の基を直接デキストラン分子にそのヒド
ロキシル基の一つにおいてかまたは(場合によりヒドロ
キシル基を含有する)脂肪族架橋(これはデキストラン
分子にそのヒドロキシル基の一つにおいてエーテルまた
はエステル結合されている)を介して結合させている。
そのようなビニルまたは置換ビニル基の例としては、ビ
ニル、1−メチルビニル、1−(トリフルオロメチル)
ビニル、1−フルオロビニル、1−クロロビニル、1−
ブロモビニル、シアノビニル、アリル、2−フルオロア
リル、2−クロロアリル、2−ブロモアリル、2−(ト
リフルオロメチル)アリル、2−シアノアリル、メタア
リル、アクリル、メタクリル、3−アリルオキシ−2−
ヒドロキシプロピルおよび3−(アクリルアミド)−2
−ヒドロキシプロピルがあげられる。容易に認められる
ように、このデキストラン誘導体はイオン交換性基を有
するまたはこれを有しないある種の他の置換基例えば好
ましくは2〜5個の炭素原子を含有するヒドロキシアル
キル例えばヒドロキシエチル、2−ヒドロキシプロピル
または2,3−ジヒドロキシプロピル、エポキシアルキ
ル例えばエポキシプロピルまたは好ましくは1〜5個の
炭素原子を含有するアルキル例えばメチルまたはエチル
、またはアラルキル例えばベンジル、カルボキシアルキ
ル例えばカルボキシメチル、スルホアルキル例えばスル
ホエチルまたはスルホプロピル、アミノアルキル好まし
くはジアルキルアミノアルキル例えばジエチルアミノエ
チル、第四級化された例えばトリエチルアンモニウムメ
チルまたはジエチルヒドロキシプロピルアンモニウムエ
チルをも含有することができる。
ロキシル基の一つにおいてかまたは(場合によりヒドロ
キシル基を含有する)脂肪族架橋(これはデキストラン
分子にそのヒドロキシル基の一つにおいてエーテルまた
はエステル結合されている)を介して結合させている。
そのようなビニルまたは置換ビニル基の例としては、ビ
ニル、1−メチルビニル、1−(トリフルオロメチル)
ビニル、1−フルオロビニル、1−クロロビニル、1−
ブロモビニル、シアノビニル、アリル、2−フルオロア
リル、2−クロロアリル、2−ブロモアリル、2−(ト
リフルオロメチル)アリル、2−シアノアリル、メタア
リル、アクリル、メタクリル、3−アリルオキシ−2−
ヒドロキシプロピルおよび3−(アクリルアミド)−2
−ヒドロキシプロピルがあげられる。容易に認められる
ように、このデキストラン誘導体はイオン交換性基を有
するまたはこれを有しないある種の他の置換基例えば好
ましくは2〜5個の炭素原子を含有するヒドロキシアル
キル例えばヒドロキシエチル、2−ヒドロキシプロピル
または2,3−ジヒドロキシプロピル、エポキシアルキ
ル例えばエポキシプロピルまたは好ましくは1〜5個の
炭素原子を含有するアルキル例えばメチルまたはエチル
、またはアラルキル例えばベンジル、カルボキシアルキ
ル例えばカルボキシメチル、スルホアルキル例えばスル
ホエチルまたはスルホプロピル、アミノアルキル好まし
くはジアルキルアミノアルキル例えばジエチルアミノエ
チル、第四級化された例えばトリエチルアンモニウムメ
チルまたはジエチルヒドロキシプロピルアンモニウムエ
チルをも含有することができる。
このデキストラン誘導体の平均分子量は実際上制限なし
に変化させることができる。
に変化させることができる。
しかしながら適当な重量平均分子量(Mw)は3,00
0〜10,000,000例えば70,000〜 5,
000,000の間にあるものである。ビニルおよび/
または置換ビニル基を含有しそして出発物質として働く
デキストラン誘導体は次のようにして製造することがで
きる。
0〜10,000,000例えば70,000〜 5,
000,000の間にあるものである。ビニルおよび/
または置換ビニル基を含有しそして出発物質として働く
デキストラン誘導体は次のようにして製造することがで
きる。
アリルデキストランエーテルは、デキストランまたはデ
キストラン誘導体の強アルカリ性水性溶液を例えばアリ
ルプロミド、アリルグリシジルエーテル、メタアリルク
ロリドまたはジクロロピロペンで処理することによつて
製造することができる。
キストラン誘導体の強アルカリ性水性溶液を例えばアリ
ルプロミド、アリルグリシジルエーテル、メタアリルク
ロリドまたはジクロロピロペンで処理することによつて
製造することができる。
エステルまたはアミド結合を含有するデキストラン誘導
体は、例えばメタクリル酸クロリドまたはアクリル酸ク
ロリドをデキストランまたはデキストラン誘導体(例え
ば3−アミノ−2−ヒドロキシプロピルデキストラン)
の水性溶液に注意して加えることによつて製造でき、こ
の水性溶液には例えばピリジンまたはトリエチルアミン
をも含有させうる。
体は、例えばメタクリル酸クロリドまたはアクリル酸ク
ロリドをデキストランまたはデキストラン誘導体(例え
ば3−アミノ−2−ヒドロキシプロピルデキストラン)
の水性溶液に注意して加えることによつて製造でき、こ
の水性溶液には例えばピリジンまたはトリエチルアミン
をも含有させうる。
ビニルエーテルは、例えば2−プロモエチルビニルエー
テルまたはクロロメチルビニルケトンを使用してアリル
エーテルと同様にして製造することができる。
テルまたはクロロメチルビニルケトンを使用してアリル
エーテルと同様にして製造することができる。
本発明により出発物質として使用できるジビニル化合物
の例としては、N,N’−メチレンビスアクリルアミド
、ジビニルケトンおよびジビニルスルホンがあげられる
。
の例としては、N,N’−メチレンビスアクリルアミド
、ジビニルケトンおよびジビニルスルホンがあげられる
。
原則として低分子量モノビニル化合物は、ビニルまたは
置換ビニル基好ましくはCH2=CR一(式中Rは前記
の意味を有する)基を含有しそして水、メタノール、エ
タノールまたは中性極性有機溶媒に可溶性のすべての既
知の低分子量化合物を包含しうる。
置換ビニル基好ましくはCH2=CR一(式中Rは前記
の意味を有する)基を含有しそして水、メタノール、エ
タノールまたは中性極性有機溶媒に可溶性のすべての既
知の低分子量化合物を包含しうる。
本明細書において「低分子量」とは、問題の化合物が適
当には最大20個、好ましくは最大10個の炭素原子を
含有していることを意味している。本発明のゲル中に出
発物質として使用するための低分子量モノビニル化合物
の例としては、アクリルアミド、メタクリルアミド、N
−ヒドロキシメチルアクリルアミド、2−ヒドロキシエ
チルメタクリレート、ビニルアセテート、アクリロニト
リル、アクリル酸、N.N−ジメチルアミノエチルメタ
クリレート、グリシジルメタクリレートおよびジアセト
ンアクリルアミドがあげられる。デキストランのビニル
誘導体と低分子量ジおよびモノビニル化合物との共重合
は遊離ラジカル重合技術に関して知られている適当な条
件下に行われる。
当には最大20個、好ましくは最大10個の炭素原子を
含有していることを意味している。本発明のゲル中に出
発物質として使用するための低分子量モノビニル化合物
の例としては、アクリルアミド、メタクリルアミド、N
−ヒドロキシメチルアクリルアミド、2−ヒドロキシエ
チルメタクリレート、ビニルアセテート、アクリロニト
リル、アクリル酸、N.N−ジメチルアミノエチルメタ
クリレート、グリシジルメタクリレートおよびジアセト
ンアクリルアミドがあげられる。デキストランのビニル
誘導体と低分子量ジおよびモノビニル化合物との共重合
は遊離ラジカル重合技術に関して知られている適当な条
件下に行われる。
好ましくはこの反応は水性溶液中で行われる。例えばパ
ーサルフェードまたはパーオキサイドを開始剤として使
用することができる。これら開始剤はまたラジカル形成
を促進させるアミノ化合物と組合わせることができる。
そのような促進剤の例としては、3−ジメチルアミノプ
ロピオニトリルおよびテトラメチル−1,2−ジアミノ
エタンがあげられる。更に、H2O2−Fe2+、S2
O員−一HSO3−およびSOS−一CIO「のタイプ
のレドツクス系を使用することができる。本発明のゲル
はプロツク形態で製造しそして次いでクロマトグラフイ
ー用カラムに充填できる粒子に微細分割することができ
る。良好なカラム流速を得るためには、このゲルは好ま
しくはピーズ形態で製造される。これは既知のピーズ重
合法を使用して行うことができる。開始剤と共にデキス
トラン誘導体および単量体を一諸に水中または水と水混
和性液体(例えば水とアルコール)との混合物中に溶解
させる。次いでこの水性溶液を水混和性有機液体例えば
トルエン、へプタンまたはエチレンジクロリド中で乳化
させる。乳化を容易ならしめそして正しい相関係(すな
わち有機相中水相)を与えるために、適当には表面張力
を低下させる薬剤が加えられる。重合の間のエマルジヨ
ンの凝固を防止するためには、微細粒状物質を加えて水
の小滴接触を防止する。この目的のためには、有機相中
に可溶性の重合体もまた使用することができる。ピーズ
重合法により製造されるゲルビーズは、これを酢酸、有
機溶媒および水でスラリー化させるかまたは洗うことに
よつて清浄にすることができる。本発明によるゲル粒子
は適当には1〜 2001tm好ましくは5 〜150
ttmのサイズを有している。
ーサルフェードまたはパーオキサイドを開始剤として使
用することができる。これら開始剤はまたラジカル形成
を促進させるアミノ化合物と組合わせることができる。
そのような促進剤の例としては、3−ジメチルアミノプ
ロピオニトリルおよびテトラメチル−1,2−ジアミノ
エタンがあげられる。更に、H2O2−Fe2+、S2
O員−一HSO3−およびSOS−一CIO「のタイプ
のレドツクス系を使用することができる。本発明のゲル
はプロツク形態で製造しそして次いでクロマトグラフイ
ー用カラムに充填できる粒子に微細分割することができ
る。良好なカラム流速を得るためには、このゲルは好ま
しくはピーズ形態で製造される。これは既知のピーズ重
合法を使用して行うことができる。開始剤と共にデキス
トラン誘導体および単量体を一諸に水中または水と水混
和性液体(例えば水とアルコール)との混合物中に溶解
させる。次いでこの水性溶液を水混和性有機液体例えば
トルエン、へプタンまたはエチレンジクロリド中で乳化
させる。乳化を容易ならしめそして正しい相関係(すな
わち有機相中水相)を与えるために、適当には表面張力
を低下させる薬剤が加えられる。重合の間のエマルジヨ
ンの凝固を防止するためには、微細粒状物質を加えて水
の小滴接触を防止する。この目的のためには、有機相中
に可溶性の重合体もまた使用することができる。ピーズ
重合法により製造されるゲルビーズは、これを酢酸、有
機溶媒および水でスラリー化させるかまたは洗うことに
よつて清浄にすることができる。本発明によるゲル粒子
は適当には1〜 2001tm好ましくは5 〜150
ttmのサイズを有している。
本発明のゲルは水およびその他の在来の非分解作用性溶
媒中にはすべて不溶であり、そして構造的には三次元網
状構造を包含している。それらの構造に応じてゲルは前
記溶媒中では種々の限定された程度に膨潤可能である。
ここに本発明を多数の実施例を参照してより明白に記載
する。
媒中にはすべて不溶であり、そして構造的には三次元網
状構造を包含している。それらの構造に応じてゲルは前
記溶媒中では種々の限定された程度に膨潤可能である。
ここに本発明を多数の実施例を参照してより明白に記載
する。
例1
ステアレートでコーテイングした微細粒子チヨーク10
09およびドデシルフエノキシポリ(エチレンオキシ)
エタノール259を1,000m9のトルエンと混合し
、そしてこの混合物を50℃に加熱した。
09およびドデシルフエノキシポリ(エチレンオキシ)
エタノール259を1,000m9のトルエンと混合し
、そしてこの混合物を50℃に加熱した。
409のアリルデキストラン(MwZ3,5OO,OO
Ol置換度1.10ミリモルアリル基/9デキストラン
誘導体)および409のN.N′一メチレンビスアクリ
ルアミドを、蒸留水375m1およびメタノール125
aの混合物中に5『Cで溶解させた。
Ol置換度1.10ミリモルアリル基/9デキストラン
誘導体)および409のN.N′一メチレンビスアクリ
ルアミドを、蒸留水375m1およびメタノール125
aの混合物中に5『Cで溶解させた。
透明な溶液が得られた後に、59の過硫酸アンモニウム
を加えた。水−メタノール溶液とトルエン混合物とを一
諸にし、そして50℃で窒素ガス雰囲気中で4時間撹拌
した。50〜140μmのサイズを有する不溶性ゲルビ
ーズが形成された。
を加えた。水−メタノール溶液とトルエン混合物とを一
諸にし、そして50℃で窒素ガス雰囲気中で4時間撹拌
した。50〜140μmのサイズを有する不溶性ゲルビ
ーズが形成された。
この生成物を酢酸、アセトンおよび水で洗つた。沈降さ
せた後、この収量は約750m1と測定された。溶出限
界(分離上限)、すなわち分子サイズによる分離が得ら
れる分子量範囲の上限は、種々の分子量の蛋白をこの生
成物の床に通過させてクロマトグラフイ一に付するとい
う方法で得られた生成物に関して測定された。蛋白のK
av値は次式によつて計算される。式中、Veは溶出体
積であり、VOはゲル粒子間の空間であり、Vtは床の
体積であり、Kav−0ということは分離媒体の孔から
クロマトグラフイ一にかけられた物質が全部除去された
ことを意味する。
せた後、この収量は約750m1と測定された。溶出限
界(分離上限)、すなわち分子サイズによる分離が得ら
れる分子量範囲の上限は、種々の分子量の蛋白をこの生
成物の床に通過させてクロマトグラフイ一に付するとい
う方法で得られた生成物に関して測定された。蛋白のK
av値は次式によつて計算される。式中、Veは溶出体
積であり、VOはゲル粒子間の空間であり、Vtは床の
体積であり、Kav−0ということは分離媒体の孔から
クロマトグラフイ一にかけられた物質が全部除去された
ことを意味する。
種々の蛋白質に関して測定されたKav値を分子量の対
数に対して図表中でプロツトした。図表中の点を直線で
結びそしてその直線が横座標に交又する点で大約の容出
限界が得られた。溶出限界はこのようにして290,0
00と測定された。製品の即牲の測定は、定義された条
件下におけるビーズ床を通過する液体の流れを測定する
ことにより得られた。この目的に対しては、ビーズを水
中にスラリー化させ、そして5cm直径および10cm
高さを有する床が得られるまでこれをガラスカラム中に
充填した。段階的な静水圧低下を床全体にわたつて適用
し、そして直線流れを測定した。このようにして定義さ
れた床に対する最大流速(Umax踏決定することが可
能である(この態平均直径を有するゲルビーズに関して
与えられている)。最大流速(Umax)は9.577
1T/hであつた。これに対して200,000〜30
0,000の溶出限界を有する既知の市場的に入手可能
なデキストラン誘導体ゲルに対しては、この最大流速は
、100μmの平均粒子直径に対しては2〜3m1/C
Tl/時である。出発物質は次の方法で製造されたアリ
ルデキストランであつた。
数に対して図表中でプロツトした。図表中の点を直線で
結びそしてその直線が横座標に交又する点で大約の容出
限界が得られた。溶出限界はこのようにして290,0
00と測定された。製品の即牲の測定は、定義された条
件下におけるビーズ床を通過する液体の流れを測定する
ことにより得られた。この目的に対しては、ビーズを水
中にスラリー化させ、そして5cm直径および10cm
高さを有する床が得られるまでこれをガラスカラム中に
充填した。段階的な静水圧低下を床全体にわたつて適用
し、そして直線流れを測定した。このようにして定義さ
れた床に対する最大流速(Umax踏決定することが可
能である(この態平均直径を有するゲルビーズに関して
与えられている)。最大流速(Umax)は9.577
1T/hであつた。これに対して200,000〜30
0,000の溶出限界を有する既知の市場的に入手可能
なデキストラン誘導体ゲルに対しては、この最大流速は
、100μmの平均粒子直径に対しては2〜3m1/C
Tl/時である。出発物質は次の方法で製造されたアリ
ルデキストランであつた。
重量平均分子量3,248,000(Mw/Mn=Z2
7,75)を有するデキストラン4009を3,000
dの蒸留水と共に51の三顕丸底フラスコに仕込んだ。
7,75)を有するデキストラン4009を3,000
dの蒸留水と共に51の三顕丸底フラスコに仕込んだ。
透明な溶液が得られた後、500m1の蒸留水に溶解し
た1209の水酸化ナトリウムおよび49のナトリウム
ボロハイドランドを加えた。最後に0.49のヒドロキ
ノンおよび2009のアリルプロミドを加えた。この溶
液を強く撹拌しつつ、反応を4時間60℃で継続させた
。100gの濃酢酸を加えることによつてこの反応を中
市させた。
た1209の水酸化ナトリウムおよび49のナトリウム
ボロハイドランドを加えた。最後に0.49のヒドロキ
ノンおよび2009のアリルプロミドを加えた。この溶
液を強く撹拌しつつ、反応を4時間60℃で継続させた
。100gの濃酢酸を加えることによつてこの反応を中
市させた。
反応混合物を冷却した後、アリルデキストランを99%
エタノールで沈澱させた。沈澱を1.51の蒸留水に溶
解し、その後でアリルデキストランをエタノールで再沈
澱させた。沈澱生成操作を8回くりかえした。最終沈澱
を22の蒸留水に溶解した。この溶解をろ過しそして凍
結乾燥した。例2 例1と同様にするがただし水だけにかえて水一メタノー
ル混合物を使用して、この系に259のデキストランメ
タクリレート(MwZ3,5OO,OOOl心換度0.
20ミリモル/9デキストラン誘導体)、27.5f1
のメタクリルアミドおよび22.59のN.N′−メチ
レンビスアクリルアミドを仕込んだ。
エタノールで沈澱させた。沈澱を1.51の蒸留水に溶
解し、その後でアリルデキストランをエタノールで再沈
澱させた。沈澱生成操作を8回くりかえした。最終沈澱
を22の蒸留水に溶解した。この溶解をろ過しそして凍
結乾燥した。例2 例1と同様にするがただし水だけにかえて水一メタノー
ル混合物を使用して、この系に259のデキストランメ
タクリレート(MwZ3,5OO,OOOl心換度0.
20ミリモル/9デキストラン誘導体)、27.5f1
のメタクリルアミドおよび22.59のN.N′−メチ
レンビスアクリルアミドを仕込んだ。
収量約800m11溶出限界300,0001流速最大
(Umax)257n1/CTil/時。出発物質は次
のようにして製造されたデキストランメタアクリレート
であつた。
(Umax)257n1/CTil/時。出発物質は次
のようにして製造されたデキストランメタアクリレート
であつた。
重量平均分子量3,248,000を有するデキストラ
ン(Mw/Mu=27.75)2009を1,800m
1の蒸留水に溶解し、そしてこの溶液を撹拌機を付した
5jの三顕丸底フラスコに移した。
ン(Mw/Mu=27.75)2009を1,800m
1の蒸留水に溶解し、そしてこの溶液を撹拌機を付した
5jの三顕丸底フラスコに移した。
次いで480WL1のピリジンおよび0.15yのヒド
ロキノンを加えた。次いで308m1のメタクリル酸ク
ロリドを1時間かけて滴加した。このメタクリル酸クロ
リド添加の間このフラスコを冷却して20℃の一定温度
とした。更に4時間撹拌下に合成を継続させた。デキス
トランメタクリレートを99%エタノールで沈殿させた
。沈殿を1.51の蒸留水に溶解し、その後でデキスト
ランメタクリレートをエタノールで再沈殿させた。沈殿
操作を8回くりかえした。最終沈殿を21の蒸留水に溶
解した。この溶液を濾過しそして凍結乾燥した。例3 例2と同様にして25f1のアリルデキストラン(例1
のものと同一の分子量および同一の置換動を27.5y
のアクリルアミドおよび22.5gのN,N’−メチレ
ンビスアクリルアミドと共重合させた。
ロキノンを加えた。次いで308m1のメタクリル酸ク
ロリドを1時間かけて滴加した。このメタクリル酸クロ
リド添加の間このフラスコを冷却して20℃の一定温度
とした。更に4時間撹拌下に合成を継続させた。デキス
トランメタクリレートを99%エタノールで沈殿させた
。沈殿を1.51の蒸留水に溶解し、その後でデキスト
ランメタクリレートをエタノールで再沈殿させた。沈殿
操作を8回くりかえした。最終沈殿を21の蒸留水に溶
解した。この溶液を濾過しそして凍結乾燥した。例3 例2と同様にして25f1のアリルデキストラン(例1
のものと同一の分子量および同一の置換動を27.5y
のアクリルアミドおよび22.5gのN,N’−メチレ
ンビスアクリルアミドと共重合させた。
収量800m1)溶出限界330,000、最大流速(
Umax)26m1/一/時。例4 例1と同様にして34yのアリルデキストラン(Mwχ
70,000、置換度1.14ミリモル/θデキストラ
ン誘導体)を47.5y(7)N,N’−メチレンビス
アクリルアミドと共重合させた。
Umax)26m1/一/時。例4 例1と同様にして34yのアリルデキストラン(Mwχ
70,000、置換度1.14ミリモル/θデキストラ
ン誘導体)を47.5y(7)N,N’−メチレンビス
アクリルアミドと共重合させた。
収量750m1)溶出限界5,000,000)最大流
速(Umax)130m1/一/時。出発物質は平均分
子量(Mw)70,000を有するデキストランから例
1のアリルデキストランと同様にして製造されたアリル
デキストランであつた。
速(Umax)130m1/一/時。出発物質は平均分
子量(Mw)70,000を有するデキストランから例
1のアリルデキストランと同様にして製造されたアリル
デキストランであつた。
伊リ 5
例1と同様にして34yのアリルデキストラン(Mwχ
500,000、置換度1.20ミリモル/yデキスト
ラン誘導体)を47.5y())N,N’−メチレンビ
スアクリルアミドと共重合させた。
500,000、置換度1.20ミリモル/yデキスト
ラン誘導体)を47.5y())N,N’−メチレンビ
スアクリルアミドと共重合させた。
収量750m1)溶出限界280,000、最大流速(
Umax)100m1/CTil/時。出発物質として
使用されたデキストランは500,000の平均分子量
を有するデキストランを使用して例工のアリルデキスト
ランと同様の方法で製造された。
Umax)100m1/CTil/時。出発物質として
使用されたデキストランは500,000の平均分子量
を有するデキストランを使用して例工のアリルデキスト
ランと同様の方法で製造された。
例6
例1と同様にして349の3−アリルオキシ−2−ヒド
ロキシプロピルデキストラン(Mwχ2,000,00
0、置換度0.50ミリモル/9デキストラン誘導体)
を47.5y(7)N,N’ −メチレンビスアクリル
アミドと共重合させた。
ロキシプロピルデキストラン(Mwχ2,000,00
0、置換度0.50ミリモル/9デキストラン誘導体)
を47.5y(7)N,N’ −メチレンビスアクリル
アミドと共重合させた。
収量700m1)溶出限界210,000、最大流速(
Umax)90m1/粛/時。出発物質として使用され
たデキストラン誘導体は、例1のアリルデキストランと
同様の方法で製造されたがただしこの場合アリルプロミ
ドを等重量のアリルグリシジルエーテルで置換しそして
デキストランを2,000,000の平均分子量を有す
るデキストランで置換した。
Umax)90m1/粛/時。出発物質として使用され
たデキストラン誘導体は、例1のアリルデキストランと
同様の方法で製造されたがただしこの場合アリルプロミ
ドを等重量のアリルグリシジルエーテルで置換しそして
デキストランを2,000,000の平均分子量を有す
るデキストランで置換した。
例7
例1と同様にしてただしトルエンの代りにn−ヘプタン
を使用して34gのメタアクリルデキストラン(Mwχ
3,500,000)置換度0.64ミリモル/9デキ
ストラン誘導体)を47.5gのN,N’−メチレンビ
スアクリルアミドと共重合させた。
を使用して34gのメタアクリルデキストラン(Mwχ
3,500,000)置換度0.64ミリモル/9デキ
ストラン誘導体)を47.5gのN,N’−メチレンビ
スアクリルアミドと共重合させた。
収量750ゴ、溶出限界4,000,000最大流速(
Umax) 150m1/C77l/時。例8例1と同
様にして42.5yの2−クロロアリルデキストラン(
Mwχ3,000)置換度0.61ミリモル/9デキス
トラン誘導体)を47.5y(7)N,N’−メチレン
ビスアクリルアミドと共重合させた。
Umax) 150m1/C77l/時。例8例1と同
様にして42.5yの2−クロロアリルデキストラン(
Mwχ3,000)置換度0.61ミリモル/9デキス
トラン誘導体)を47.5y(7)N,N’−メチレン
ビスアクリルアミドと共重合させた。
収量750m1)溶出限界大約20,000,000)
最大流速(Umax) 400m1/Cl!l/時。出
発物質として使用された2−クロロアリルデキストラン
は例1のアリルデキストランと同様の方法で製造された
が、しかしこの場合アリルプロミドは等モル数の2,3
−ジクロロプロペンで置換された。例9 例1と同様にして42.5yのアリルデキストラン(
Mwz7O,OOO、置換度1.14ミリモル/9デキ
ストラン誘導体)を12.59のジビニルスルホンおよ
び47.59のN.N’−メチレンビスアクリルアミド
と共重合させた。
最大流速(Umax) 400m1/Cl!l/時。出
発物質として使用された2−クロロアリルデキストラン
は例1のアリルデキストランと同様の方法で製造された
が、しかしこの場合アリルプロミドは等モル数の2,3
−ジクロロプロペンで置換された。例9 例1と同様にして42.5yのアリルデキストラン(
Mwz7O,OOO、置換度1.14ミリモル/9デキ
ストラン誘導体)を12.59のジビニルスルホンおよ
び47.59のN.N’−メチレンビスアクリルアミド
と共重合させた。
収量800m1)溶出限界450,000)最大流速(
Umax)160mVd/時。例10 例1と同様にして30gのアリルデキストラン(Mwχ
2,000,000、置換度1.4ミリモル/ flデ
キストラン誘導体)を20ゴのアクリル酸および47.
5y(7)N,N’−メチレンビスアクリルアミドと重
合させた。
Umax)160mVd/時。例10 例1と同様にして30gのアリルデキストラン(Mwχ
2,000,000、置換度1.4ミリモル/ flデ
キストラン誘導体)を20ゴのアクリル酸および47.
5y(7)N,N’−メチレンビスアクリルアミドと重
合させた。
得られた弱酸性陽イオン交換体は0.24ミリ当量/
ml沈降ゲルの総能力を有していた。
ml沈降ゲルの総能力を有していた。
収量750m1)最大流速(Umax)515mIVc
−nl/時。このビーズをクロマトグラフイーカラムに
充填しそして0.05M燐酸ナトリウムバツフア一(P
H6.O)で平衡化した。
−nl/時。このビーズをクロマトグラフイーカラムに
充填しそして0.05M燐酸ナトリウムバツフア一(P
H6.O)で平衡化した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ビニルおよび/または置換ビニル基を含有するデキ
ストラン誘導体を(a)式▲数式、化学式、表等があり
ます▼( I )(式中R′およびR″は同一または異な
つていてそれぞれ水素またはメチルを表わし、Bは▲数
式、化学式、表等があります▼、−SO_2−または▲
数式、化学式、表等があります▼−でそのnが1〜6の
整数である基を表わす)のジビニル化合物および場合に
より(b)低分子量モノビニル化合物と遊離ラジカル共
重合させることにより得られる共重合物を包含すること
を特徴とする、ゲルクロマトグラフィーおよび/または
イオン交換技術によつて物質をそれらの分子サイズおよ
び/または電荷に従つて分離するに使用するための粒子
形態のデキストラン誘導体ゲル。 2 出発物質たるデキストラン誘導体中のビニルおよび
/または置換ビニル基の置換度がデキストラン誘導体1
g当り0.05〜2ミリモル、好ましくは0.1〜1.
5ミリモルであることを特徴とする、前記第1項記載の
デキストラン誘導体ゲル。 3 反応成分の総重量基準で計算して20〜80重量%
のビニルおよび/または置換ビニル基含有デキストラン
誘導体、20〜80重量%のジビニル化合物および0〜
40重量%のモノビニル化合物の混合物の遊離ラジカル
共重合により得られるものであることを特徴とする、前
記第1項または第2項記載のデキストラン誘導体ゲル。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
SE7514092A SE420838B (sv) | 1975-12-12 | 1975-12-12 | Dextranderivatgel i partikelform for separationsendamal |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5272783A JPS5272783A (en) | 1977-06-17 |
JPS5948004B2 true JPS5948004B2 (ja) | 1984-11-22 |
Family
ID=20326335
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51148333A Expired JPS5948004B2 (ja) | 1975-12-12 | 1976-12-11 | 粒子形態デキストラン誘導体ゲル |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4094833A (ja) |
JP (1) | JPS5948004B2 (ja) |
DE (1) | DE2655292C2 (ja) |
FR (1) | FR2334691A1 (ja) |
GB (1) | GB1510430A (ja) |
SE (1) | SE420838B (ja) |
Families Citing this family (27)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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DE3169271D1 (en) * | 1980-09-30 | 1985-04-18 | Green Cross Corp | Method for preparing sample for use in endotoxin test and kit for preparing said sample |
JPS57168157A (en) * | 1981-02-12 | 1982-10-16 | Asahi Chem Ind Co Ltd | High performance liquid chromatography column and analysis method using the same |
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DE3226753A1 (de) * | 1982-07-14 | 1984-01-19 | Schering AG, 1000 Berlin und 4709 Bergkamen | Wundverband zur aufnahme von wundsekret |
GB8307156D0 (en) * | 1983-03-15 | 1983-04-20 | Celltech Ltd | Heterogeneous binding assays |
FR2542749B1 (fr) * | 1983-03-18 | 1985-07-12 | Beghin Say Sa | Copolymere allyloligosaccharide-acrylique salifie, procede de preparation du copolymere et application comme super-absorbant |
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EP0198395A3 (en) * | 1985-04-09 | 1989-04-12 | Mitsubishi Kasei Corporation | Separating agent for mixed solution |
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EP2414321B1 (en) | 2009-03-31 | 2020-02-12 | 3M Innovative Properties Company | Hydrophobic monomers, hydrophobically-derivatized supports, and methods of making and using the same |
CN103864953B (zh) * | 2014-04-03 | 2016-04-20 | 中国科学院长春应用化学研究所 | 改性聚多糖及其制备方法 |
JP6733166B2 (ja) * | 2015-12-11 | 2020-07-29 | 日立化成株式会社 | 分離材用の多孔質ポリマ粒子の製造方法、分離材用の多孔質ポリマ粒子、及びカラム |
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FR1211629A (fr) * | 1958-09-03 | 1960-03-17 | Renault | Obtention de produits cellulosiques greffés par les monomères insaturés et produits obtenus |
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-
1976
- 1976-11-29 US US05/745,904 patent/US4094833A/en not_active Expired - Lifetime
- 1976-12-07 DE DE2655292A patent/DE2655292C2/de not_active Expired
- 1976-12-09 FR FR7637081A patent/FR2334691A1/fr active Granted
- 1976-12-10 GB GB51590/76A patent/GB1510430A/en not_active Expired
- 1976-12-11 JP JP51148333A patent/JPS5948004B2/ja not_active Expired
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FR2334691A1 (fr) | 1977-07-08 |
SE420838B (sv) | 1981-11-02 |
DE2655292A1 (de) | 1977-06-16 |
SE7514092L (sv) | 1977-06-13 |
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