JPS5943826Y2 - 電磁ポンプの冷却装置 - Google Patents

電磁ポンプの冷却装置

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JPS5943826Y2
JPS5943826Y2 JP8406880U JP8406880U JPS5943826Y2 JP S5943826 Y2 JPS5943826 Y2 JP S5943826Y2 JP 8406880 U JP8406880 U JP 8406880U JP 8406880 U JP8406880 U JP 8406880U JP S5943826 Y2 JPS5943826 Y2 JP S5943826Y2
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JP
Japan
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electromagnetic pump
air
stator
duct
induction coil
Prior art date
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Expired
Application number
JP8406880U
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English (en)
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JPS577888U (ja
Inventor
邦明 三浦
Original Assignee
助川電気工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は環状流路型リニア誘導電磁ポンプの冷却装置に
関する。
一般に上記電磁ポンプは、第1図に示す如く円筒ダクト
aの外周に断熱材すを介して複数個のステータC・・・
を放射状に配置し、この各ステータC・・・の各スロッ
ト部分C′・・・に誘導コイルdを装填し、更に円筒ダ
クトa内K[コアスペーサeを介して軸方向に高透磁率
を有する金属性のコアfを装着し、該コアfと円筒ダク
)aとの間に環状流路gを軸方向に形成して構成されて
いる。
簡して上記電磁ポンプは、円筒ダクトaの軸方向へ移動
磁界が発生するように誘導コイルdに多相交流を印加し
、この時移動磁界の成分はステータCとコアf間で垂直
磁界となって、この垂直磁界が円筒ダクト軸方向へ移動
することになり、環状流路g内の導電性流体(例えば液
体金属す) IJムウ等)には誘導電流が誘起され、こ
れによってこの誘導電流とステータC、コアf間の垂直
磁界との相互作用によって磁界移動方向に導電性流体を
駆動させるものである。
しかし、この電磁ポンプによると、上述のように導電性
流体を駆動する場合には、誘導コイルdに多相交流を流
すから、この電流によって該誘導コイルにはジュール熱
が発生する。
また、駆動する導電性流体が液体金属ナトリウムのよう
に高温流体である場合は、円筒ダク)aから断熱材すを
通して誘導コイル並びにステータCに熱伝導による熱が
供給されることになる。
ところが、誘導コイルd並びにステータCば、その耐熱
性の問題から、これらの部材の許容温度が決められてp
す、この許容温度を越えない状態で、これらの部材を使
用する為には一般に冷却を行う必要があり、特に誘導コ
イルdの冷却は自己発熱(ジュール熱)する為に最も重
要であり、かかる冷却手段としては一般に空気が用いら
れている。
ところで、従来の空気による電磁ポンプの冷却装置とし
ては例えば第2図に示す如きものがあり、これは第1図
に対し、上述した磁気ポンプの本体AK対し、その囲り
を取りかこむようにエアダクトhを設け、円筒ダクトa
の軸方向へ空気を強制的に流すことによって、誘導コイ
ルdj、i−よびステータCを冷却するように構成した
ものである。
しかし、前述の如く、電磁ポンプのステータCおよび誘
導コイル6部分の形状は凹凸等により複雑なものとなっ
ているので、空気の乱流により単純な円筒外表面からの
熱伝達率よりも多少大きい熱伝達率が得られる部分も生
じるが、各誘導コイル8間は凹陥部となっていて、空気
の゛よどみ″領域が生じる為に、この誘導コイル間部分
の局部的な熱伝達率は良いとは言えず、結局全体的には
満足し得る冷却効果は得られなかった。
そこで、さらに所定の通風路を閉放したり、導入された
空気に乱流を起させて、冷却効果を向上させるための提
案がなされているが、それは従来の電磁ポンプ構成を訓
戒り変更しなければならないため既成電磁ポンプに付加
してやることが困難となる。
そこで本考案は上述従来の事情に鑑みて検討の結果、空
冷方式にむいて、電磁ポンプ本体を曲成したダクト内に
、適切な形状に仕上げられた乱流促進板を複数個配設す
るだけで、充分な乱流を生じさせ、各誘導コイル間Ki
−ける円筒ダク)K近い部分のステータ並びに誘導コイ
ル部分につき、その熱伝達率を向上せしめ、もって%に
上記部分の冷却効果を高め得るようにしたものである。
以下本考案の実施例を示した図面について詳述すれば、
第3図ないし第6図にかいて、電磁ポンプの本体1ば、
第1図に示し、前述したと同様に中心にコア14を内装
した円筒ダクト2と、断熱材3と、放射状配置である複
数個のステータ4・・・と、誘導コイル5とから構成さ
れている。
そして冷却装置は、上記本体1の周囲を取りかこむよう
にエアダクト6を配設して、第5図の矢印iが示す如く
、円筒ダクト2の軸方向へ空気を強制的に送気するよう
に形成されると共に、そのエアダクト6の内側には、複
数個の乱流促進板71・・・Inを円筒ダクト2の軸方
向へ適宜間隔毎に、かつステータ4並びに誘導コイル5
の円筒ダクト2に近い部分の冷却作用を高め得る後に詳
記の配置として装着し構成したものである。
こ\で、上記電磁ポンプの本体1は、第5図第6図に示
す如く、ベース8上に起立固定しであるステータ支持台
9に、ステータバンド10Vcよりステータ4を固定し
て支持されていると共に、円筒ダクト2を押え金具11
およびUボルト12により支持台13に固定してあり、
更に上記エアダクト6/ri上記ベース8上に固定して
設けられ、その基端下部にはエア吸入口6aを、筐た先
端上部lQiエア排出口6bをそれぞれ設けて形成して
いる。
また、上記乱流促進板7□・・・7nr/i、環状に形
成されていて、上記エアダクト6に内接固定されると共
に、その内周部は、上記各ステータ4・・・と、各誘導
コイル5・・・とにより形成される本体1の端面外形に
対応する凹部7aと、凸部7bを交互に有する正面略内
歯々車形状に形成させてあり、その凹部7aをステータ
4と、筐た凸部7bは誘導コイル5にそれぞれ対向して
、乱流促進板7□・・・7n(l′i第4図、第6図に
示す如く配設しである。
更に上記乱流促進板7、・・・7n(fi、第3図に示
す如く、環状に形成されていて、その内周部7□′・・
・7n′・・・ば、図中矢印jで示したエアダクト6内
の空気流れ方向に傾曲させであるだけでなく、当該内周
部がその外径部から内径部に向けて、エアの流れ方向と
逆行する方向へ近ずく二段の段折れ形状に折曲して形成
しである。
以上説明したように本考案に係る電磁ポンプの冷却装置
によれば、電磁ポンプの本体IKエアダクト6を囲或し
、該エアダクト6内を軸方向へ強制的に送気自在となし
、当該ダクト6内側には複数個の環状をなす乱流促進板
1□・・・7nが軸方向に適宜間隔離して径方向に嵌装
され、当該乱流促進板の内周部71′・・・7n’は、
各ステータ4と誘導コイル5とのなす端面外形に対応し
て凹凸部を備えた内歯歯車形状に形成され、かつ上記内
周部をエアの流れ方向に向けて傾曲させると共に、同内
周部を外径側から内径側へ向けて、エアの流れ方向と逆
行する方向へ近ずく段折れ形状に曲成してなるから、空
気はエアダクト6内を逆行することで、内歯である凹部
7a、凸部7bにより、その進行速度の変化を受けて、
ここに乱流が生じ、しかも前記の如く内周部7□′・・
・7n′は段折れ状態となっているから、この各段に衝
当したエアの反対方向が各様となって、このことによっ
ても乱流が生じ、しかもかかる形状の乱流促進板110
0.γ が複数配嵌されているので、各誘導コイル5間
の円筒ダクト2に近い部分のステータ4並びに誘導コイ
ル5部分の熱伝導率は大きくなり、もって、最も冷却効
果が低かった上記部分の冷却効、果を既設電磁ポンプへ
の付加的工事によって手軽に向上でき、電磁ポンプ全体
の冷却効果を高め得る効果がある。
また、乱流促進板7□・・・Inをエアダクト6の内側
ヘリブ状に取付けて横取できるから、従来のエアダクト
6をも特に改造することな〈実施できるので、安価に製
作することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般の環状流路型リニア誘導電磁ポンプを示す
縦断斜視図、第2図は従来のエア冷却装置を備えた電磁
ポンプの側面図、第3図は本考案に係る電磁ポンプの冷
却装置を示す一部の縦断側面図、第4図は同装置の横断
面図、第5図は同装置を備えた電磁ポンプの側面図、第
6図は第5図に、%−けるVI −VI線横断矢視図で
ある。 1・・・・・・電磁ポンプの本体、2・・・・・・円筒
ダクト、3・・・・・・断熱材、4・・・・・・ステー
タ、5・・・・・・誘導コイル、6・・・・・・エアダ
クト、7□・・・7n・・・・・・乱流促進板、7□′
・・・7n′・・・・・・乱流促進板の内周部、7a・
・・・・・凹部、γb・・・・・・凸部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電磁ポンプの本体に曲成してダクト軸方向へエアを強制
    送気するようにエアダクトを設け、該エアダクトの内側
    には複数個の環状をなす乱流促進板が、軸方向に離間し
    て径方向に嵌設され、当該乱流促進板の内周部は、各ス
    テータと誘導コイルとのなす端面外形に対応して凹凸部
    を備えた内歯歯車状に形成され、かつ上記内周部をエア
    の流れ方向に向けて傾向させると共に、同内周部を外径
    側から内径側へ向けて、エアの流れ方向と逆行する方向
    へ近ずく段折れ形状に曲成してなる電磁ポンプの冷却装
    置。
JP8406880U 1980-06-16 1980-06-16 電磁ポンプの冷却装置 Expired JPS5943826Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8406880U JPS5943826Y2 (ja) 1980-06-16 1980-06-16 電磁ポンプの冷却装置

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JP8406880U JPS5943826Y2 (ja) 1980-06-16 1980-06-16 電磁ポンプの冷却装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS577888U JPS577888U (ja) 1982-01-16
JPS5943826Y2 true JPS5943826Y2 (ja) 1984-12-27

Family

ID=29446380

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