JPS5942872Y2 - 両軸受型魚釣用リ−ルのバツクラツシユ防止装置 - Google Patents
両軸受型魚釣用リ−ルのバツクラツシユ防止装置Info
- Publication number
- JPS5942872Y2 JPS5942872Y2 JP7371979U JP7371979U JPS5942872Y2 JP S5942872 Y2 JPS5942872 Y2 JP S5942872Y2 JP 7371979 U JP7371979 U JP 7371979U JP 7371979 U JP7371979 U JP 7371979U JP S5942872 Y2 JPS5942872 Y2 JP S5942872Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spool
- clutch plate
- actuating
- fishing line
- engages
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
両軸受型魚釣用リールにおける釣糸投擲時のスプールの
過回転を防止するパックラツシコー防止装置としてスプ
ール側板間に先端に釣糸支承ローラーを張架した一対の
腕杆を軸支し釣糸が弛緩すると該腕杆に設けたブレーキ
シュでスプールを制動することが知られている。
過回転を防止するパックラツシコー防止装置としてスプ
ール側板間に先端に釣糸支承ローラーを張架した一対の
腕杆を軸支し釣糸が弛緩すると該腕杆に設けたブレーキ
シュでスプールを制動することが知られている。
しかしながら従来の方式は釣糸を投擲する場合には先づ
駆動軸とスプール軸を連結しているクラッチによりスプ
ールを回転自在にしてからスプール過回転防止装置を作
動位置にセットしなげればならず、その取扱い操作が面
倒であって切換操作が迅速にできない欠陥があった。
駆動軸とスプール軸を連結しているクラッチによりスプ
ールを回転自在にしてからスプール過回転防止装置を作
動位置にセットしなげればならず、その取扱い操作が面
倒であって切換操作が迅速にできない欠陥があった。
本考案はこのような欠陥を改善するようにしたもので、
スプールを固着したスプール軸の係合部に駆動歯車と噛
合しかつクラッチプレートを係合したピニオンギヤを発
条で附勢して係脱自在に嵌合し、前記クラッチプレート
の作動突部を有する作動片をその上部に設けた作動カム
でクラッチプレートに上下動自在に重合せしめると共に
先端に釣糸支承ローラーを架設しかつ基部にスプールを
圧接するブレーキシュを有する発条で下方に附勢された
一対のブレーキ腕をリール側板内に軸支し、該一対のブ
レーキ腕の一方の中程部を前記作動片の上端部分で支承
せしめたことを要旨とするものである。
スプールを固着したスプール軸の係合部に駆動歯車と噛
合しかつクラッチプレートを係合したピニオンギヤを発
条で附勢して係脱自在に嵌合し、前記クラッチプレート
の作動突部を有する作動片をその上部に設けた作動カム
でクラッチプレートに上下動自在に重合せしめると共に
先端に釣糸支承ローラーを架設しかつ基部にスプールを
圧接するブレーキシュを有する発条で下方に附勢された
一対のブレーキ腕をリール側板内に軸支し、該一対のブ
レーキ腕の一方の中程部を前記作動片の上端部分で支承
せしめたことを要旨とするものである。
本考案の実施例を図面について説明するとスプール１を
固着しリール側板２．７間に回転自在に支承されたスプ
ール軸３の一端部には係合部４が設げられると共にその
外側のスプール軸３には前記保合部４に結合する係合凹
部５を有するピニオンギヤ６が軸方向自在に嵌合し、該
ピニオンギヤ６は把手７を有する回転軸８とドラク機構
９を介して連結された駆動歯車１０と噛合している。
固着しリール側板２．７間に回転自在に支承されたスプ
ール軸３の一端部には係合部４が設げられると共にその
外側のスプール軸３には前記保合部４に結合する係合凹
部５を有するピニオンギヤ６が軸方向自在に嵌合し、該
ピニオンギヤ６は把手７を有する回転軸８とドラク機構
９を介して連結された駆動歯車１０と噛合している。
また前記ピニオンギヤ６に設けられた環状溝ｎにはクラ
ッチプレート１２が係合し、該クラッチプレート１２０
両端部は支持板１３に植設された支持杆１４，１４に嵌
合して発条１５，１５で弾発附勢されピニオンギヤ６の
係合凹部５を係合部４に嵌合するように附勢している。
ッチプレート１２が係合し、該クラッチプレート１２０
両端部は支持板１３に植設された支持杆１４，１４に嵌
合して発条１５，１５で弾発附勢されピニオンギヤ６の
係合凹部５を係合部４に嵌合するように附勢している。
スプール軸３を跨ぐように下部を二叉状に分岐しクラッ
チプレート１２の内側に挿入重合された作動片１６の二
叉状部には更に作動突部１７，１７が一体に形成される
と共に上部には長孔１８と長溝１９とが夫々穿設され長
孔１８にはリール側板２に軸着された作動カム２０の偏
心突起２１が嵌合し、また長溝１９は支持板１３に突設
された案内突条２２が嵌合し、更に作動片１６の上端に
は扛上縁２３が折曲形成されている。
チプレート１２の内側に挿入重合された作動片１６の二
叉状部には更に作動突部１７，１７が一体に形成される
と共に上部には長孔１８と長溝１９とが夫々穿設され長
孔１８にはリール側板２に軸着された作動カム２０の偏
心突起２１が嵌合し、また長溝１９は支持板１３に突設
された案内突条２２が嵌合し、更に作動片１６の上端に
は扛上縁２３が折曲形成されている。
一方リール側板２，２′後側の稍上部に架設された支持
軸２４には先端に釣糸支承ローラー２５を張架した左右
一対のブレーキ腕２６ 、２６’が軸支され、一方のブ
レーキ腕２６はリール側板２に設けられた調節自在な発
条２７で一対のブレーキ腕２６．２６’を下方に附勢し
夫々の基部に設けたブレーキンユ２８，２ぎでスプール
１のフランジ部を圧接するように構成され、更にブレー
キ腕２６の略中程部が前記作動片１６の扛上縁２３で支
承されている。
軸２４には先端に釣糸支承ローラー２５を張架した左右
一対のブレーキ腕２６ 、２６’が軸支され、一方のブ
レーキ腕２６はリール側板２に設けられた調節自在な発
条２７で一対のブレーキ腕２６．２６’を下方に附勢し
夫々の基部に設けたブレーキンユ２８，２ぎでスプール
１のフランジ部を圧接するように構成され、更にブレー
キ腕２６の略中程部が前記作動片１６の扛上縁２３で支
承されている。
なお図中２９はクラッチレバ−１３０は釣糸支承ローラ
ー案内孔、３１は発条２７の調節螺杆、３２は作動カム
規制発条、３３は回転軸８に設けられた逆転防止歯車、
３４はその逆転防止爪である。
ー案内孔、３１は発条２７の調節螺杆、３２は作動カム
規制発条、３３は回転軸８に設けられた逆転防止歯車、
３４はその逆転防止爪である。
本考案実施例は上記のように構成されているからクラッ
チレバ−２９を操作して作動カム２０で作動片１６を下
降位置に保持すると、作動片１６の作動突部１７，１７
はクラッチプレート１２を発条１５，１５に抗して外方
に押圧しピニオンギヤ６をスプール軸３の係合部４から
離脱せしめスプール１は回転自在となると同時に作動片
１６の下降により一対のブレーキ腕２６．２６’は発条
２７で下方に附勢され釣糸支承位置に保持される。
チレバ−２９を操作して作動カム２０で作動片１６を下
降位置に保持すると、作動片１６の作動突部１７，１７
はクラッチプレート１２を発条１５，１５に抗して外方
に押圧しピニオンギヤ６をスプール軸３の係合部４から
離脱せしめスプール１は回転自在となると同時に作動片
１６の下降により一対のブレーキ腕２６．２６’は発条
２７で下方に附勢され釣糸支承位置に保持される。
（第２図及び第４図参照）
従ってこの状態で釣糸Ａを投擲すればスプール１の逆転
により釣糸Ａはその張力で釣糸支承ローラー２５を発条
２７に抗して扛上しながら繰出されブレーキンユ２８，
２８’はスプール１のフランジ部から離れスプール制動
は行われない。
により釣糸Ａはその張力で釣糸支承ローラー２５を発条
２７に抗して扛上しながら繰出されブレーキンユ２８，
２８’はスプール１のフランジ部から離れスプール制動
は行われない。
次いで釣糸の仕掛等が水面に到達し釣糸Ａの張力が弛緩
すると、釣糸支承ローラー２５は発条２７により下方に
附勢されてブレーキシュ２８，２８’はスプール１のフ
ランジ部に圧接してスプール１の回転を制動する。
すると、釣糸支承ローラー２５は発条２７により下方に
附勢されてブレーキシュ２８，２８’はスプール１のフ
ランジ部に圧接してスプール１の回転を制動する。
またクラッチレバ−２９により作動カム２０で作動片１
６を上昇位置に保持せしめると作動片１６の作動突部１
７，１７はクラッチプレート１２より脱れてピニオンギ
ヤ６は発条１５．１５によりその係合突部５がスプール
軸３の係合部４に嵌着結合し、回転軸８からの回動作用
は駆動歯車１０゜ピニオンギヤ６を介してスプール軸３
に伝達されスプール１は回転して釣糸を捲着する。
６を上昇位置に保持せしめると作動片１６の作動突部１
７，１７はクラッチプレート１２より脱れてピニオンギ
ヤ６は発条１５．１５によりその係合突部５がスプール
軸３の係合部４に嵌着結合し、回転軸８からの回動作用
は駆動歯車１０゜ピニオンギヤ６を介してスプール軸３
に伝達されスプール１は回転して釣糸を捲着する。
（第３図、第５図及び第６図参照）
本考案はスプール軸と回転軸とを着脱するクラッチの作
動片にバックラッシュ装置のブレーキ腕を関連せしめて
作動片の上下切換動作によってブレーキ腕を作動位置と
非作動位置に切換えるようにしたのでクラッチ操作だけ
で簡易にかつ迅速にパックラツンユ装置を自動的に使用
位置又は不使用位置にセットして釣糸の放出又は釣糸の
捲取りができ取扱操作が極めて便利である。
動片にバックラッシュ装置のブレーキ腕を関連せしめて
作動片の上下切換動作によってブレーキ腕を作動位置と
非作動位置に切換えるようにしたのでクラッチ操作だけ
で簡易にかつ迅速にパックラツンユ装置を自動的に使用
位置又は不使用位置にセットして釣糸の放出又は釣糸の
捲取りができ取扱操作が極めて便利である。
またブレーキ腕はリール側板内に軸支されているので、
釣糸が纏絡することがなく、更にクラッチプレートを作
動する作動片が直接ブレーキ腕の中程部を支承すること
により構成並に分解組立も簡易で、しかも作動片を規制
する発条のバネ力に無理なくブレーキ腕を効率良く作動
させることができる等の優れた特徴と実用性を有するも
のである。
釣糸が纏絡することがなく、更にクラッチプレートを作
動する作動片が直接ブレーキ腕の中程部を支承すること
により構成並に分解組立も簡易で、しかも作動片を規制
する発条のバネ力に無理なくブレーキ腕を効率良く作動
させることができる等の優れた特徴と実用性を有するも
のである。
第１図は本考案の平面図、第２図は同縦断正面図、第３
図は同要部の縦断正面図、第４図及び第５図は夫々本考
案の縦断側面図、第６図は同要部の横断平面図である。 １・・・・・・スプール、３・・・・・・スプール軸、
４・・・・・・係合部、６・・・・・・ピニオンギヤ、
１０・・・・・・駆動歯車、１２・・・・・・クラッチ
プレート、１５，１５・・・・・・発条、１６・・・・
・・作動片、１７，１７・・・・・・作動突部、２０・
・・・・・作動カム、２５・・・・・・釣糸支承ローラ
ー ２６゜２６′・・・・・・ブレーキ腕、２７・・・
・・・発条。
図は同要部の縦断正面図、第４図及び第５図は夫々本考
案の縦断側面図、第６図は同要部の横断平面図である。 １・・・・・・スプール、３・・・・・・スプール軸、
４・・・・・・係合部、６・・・・・・ピニオンギヤ、
１０・・・・・・駆動歯車、１２・・・・・・クラッチ
プレート、１５，１５・・・・・・発条、１６・・・・
・・作動片、１７，１７・・・・・・作動突部、２０・
・・・・・作動カム、２５・・・・・・釣糸支承ローラ
ー ２６゜２６′・・・・・・ブレーキ腕、２７・・・
・・・発条。
Claims (1)
- スプールを固着したスプール軸の係合部に駆動歯車と噛
合しかつクラッチプレートを係合したピニオンギヤを発
条で附勢して係脱自在に嵌合し、前記クラッチプレート
の作動突部を有する作動片をその上部に設けた作動カム
でクラッチプレートに上下動自在に重合せしめると共に
先端に釣糸支承ローラーを架設しかつ基部にスプールを
圧接するブレーキシュを有する発条で下方に附勢された
一対のブレーキ腕をリール側板内に軸支し、該一対のブ
レーキ腕の一方の中程部を前記作動片の上端部で支承せ
しめた両軸受型魚釣用リールのバックラッシュ防止装置
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7371979U JPS5942872Y2 (ja) | 1979-05-31 | 1979-05-31 | 両軸受型魚釣用リ−ルのバツクラツシユ防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7371979U JPS5942872Y2 (ja) | 1979-05-31 | 1979-05-31 | 両軸受型魚釣用リ−ルのバツクラツシユ防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55172086U JPS55172086U (ja) | 1980-12-10 |
| JPS5942872Y2 true JPS5942872Y2 (ja) | 1984-12-17 |
Family
ID=29307319
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7371979U Expired JPS5942872Y2 (ja) | 1979-05-31 | 1979-05-31 | 両軸受型魚釣用リ−ルのバツクラツシユ防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5942872Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-05-31 JP JP7371979U patent/JPS5942872Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55172086U (ja) | 1980-12-10 |
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