JPS5941915Y2 - 自転車用スプロケット - Google Patents

自転車用スプロケット

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Publication number
JPS5941915Y2
JPS5941915Y2 JP9517379U JP9517379U JPS5941915Y2 JP S5941915 Y2 JPS5941915 Y2 JP S5941915Y2 JP 9517379 U JP9517379 U JP 9517379U JP 9517379 U JP9517379 U JP 9517379U JP S5941915 Y2 JPS5941915 Y2 JP S5941915Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sprocket
support leg
bent
main body
sprocket body
Prior art date
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Expired
Application number
JP9517379U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5613090U (ja
Inventor
敬三 島野
Original Assignee
株式会社シマノ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社シマノ filed Critical 株式会社シマノ
Priority to JP9517379U priority Critical patent/JPS5941915Y2/ja
Publication of JPS5613090U publication Critical patent/JPS5613090U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自転車用スプロケット、詳しくは外周に多数の
歯を周設した板状のスプロケット本体に、該本体の周方
向複数箇所から軸方向斜め外方に膨出する二つの屈曲部
を備えた支持脚を介してリング状の外周部材を1体的に
連設した自転車用スプロケットに関する。
一般に此種スプロケットは、一枚の鋼板を前記スプロケ
ットの形状に打抜加工した後、侵炭焼人を維こして全体
に剛性を持たせているが、スプロケットの肉厚は1.8
%程度の薄肉であるため、侵炭焼人時、スプロケットに
大きな反りが生じる問題があった。
そこで従来は、前記打抜加工後のスプロケットを複数枚
に積重ねて前記侵炭焼入することにより、この焼入によ
る反りを矯正するようにしている。
所が従来のスプロケットは、第4図の如く外周部材6を
スプロケット本体5に支持する支持脚7が、前記スプロ
ケット本体5の中心を通る半径方向の直線Xに沿って設
けられており、更にこの支持脚7の二つの屈曲部7a
、7bは、前記支持脚γの長さ方向(スプロケット本体
の半径方向)に対し垂直になっているため、スプロケッ
トを積重ねたとき、第5図の如く支持脚7の屈曲部7
a tIb間同志のみが密着して、スプロケット本体5
及び外周部材6同志は密着せず、これらスプロケット本
体5・・・間及び外周部材6・・・間に隙間が出来、そ
の結果前記スプロケット本体5及び外周部材6の反りを
完全に矯正することができなかった。
この理由は前記支持脚7がスプロケット本体5に対し軸
方向外方に傾斜していると、第1屈曲部7aにおける内
側屈曲面71aと外側屈曲面72a及び第2屈曲部7b
における内側屈曲面71bと外側屈曲面72bとがスプ
ロケット本体5の半径方向にそれぞれ変位しているため
、スプロケットを軸方向に積重ねると、−刃側スプロケ
ットの前記内側屈曲面71a 、71bと他方側スプロ
ケットの前記外側屈曲面72a 、72bとが完全に対
面しなくて第5図の如くスプロケット本体5の半径方向
に変位することになり、その結果支持脚7の屈曲部?a
、7b間同志のみが密着し、スプロケット本体5及び
外周部材6同志は密着しないのである。
本考案は以上の点に鑑みて考案したもので、目的とする
処は、スプロケットを積重ねたとき、これらスプロケッ
ト同志を密着させることができ、侵炭焼人時における反
りを完全に矯正することのできるスプロケットを提供す
る点にある。
しかして本考案は外周に多数の歯を周設した板状のスプ
ロケット本体に、該本体の周方向複数箇所から軸方向斜
め外方に膨出する二つの屈曲部を備えた支持脚を介して
リング状の外周部材を1体的に連設した自転車用スプロ
ケットにおいて、前記支持脚を、前記本体の中心を通る
半径方向の直線に対し所定角度傾斜させると共に、′前
記支持脚の屈曲部を、前記支持脚の長さ方向に対し傾斜
させたことを特徴とするものである。
以下本考案の実晦例を図面に基づいて説明する。
第1図において1は外周に多数の歯1aを周設した板状
のスプロケット本体、2はチェンガードとなるリング状
の外周部材で、この外周部材2は、前記スプロケット本
体1の周方向複数箇所から軸方向斜め外方に膨出する二
つの屈曲部3a 、 3bを備えた支持脚3・・・を介
して前記スプロケット本体1に一体的に連設している。
しかして前記スプロケット本体1と外周部材2とは1枚
の扁平な金属製板体を打抜いて連続的に形成するのであ
って、前記スプロケット本体1を円板状としてその外周
に多数の歯1aを、また中心に軸孔1bを形成する一方
、前記外周部材2を前記スプロケット本体1の外径より
大きい内径リング状に形威し、この外周部材2の内周縁
とスプロケット本体1の外周縁との間に所要幅の前記支
持脚3を複数個形成して、前記外周部材2とスプロケッ
ト本体1とを互に一体的に連結し、これら外周部材2と
スプロケット本体1との間を一定間隔に保持するのであ
る。
又前記支持脚3は、スプロケット本体1の歯1aを1個
犠牲にして形成するのであって、犠牲にする歯の歯底部
に半径方向内方に延びる凹入部1c、1cを平行状に設
けて、所要長さの支持脚部片を形成し、この支持脚部片
を前記外周部材2の内周縁に連設すると共に、前記支持
脚部片を、その長さ方向に一定間隔を置いて屈曲し、前
記屈曲部3a、3bをもつ支持脚3を形成するのである
本考案は以上の如く構成したスプロケットにおいて、前
記支持脚3を、前記スプロケット本体1の中心を通る半
径方向の直線Xに対し所定角度(図面では15度)傾斜
させると共に、前記支持脚3の屈曲部3a 、3bを、
前記支持脚3の長さ方向の直線Yに対し所定角度(図面
では55度)傾斜させて、スプロケットを積重ねるとき
、該スプロケットを周方向に変位させて積重ねると、第
1図仮想線で示した一方側スプロケットの屈曲部3a
、3bが、実線で示した他方側スプロケットの屈曲部3
a 、3bに対し重合部分においてスプロケット本体1
の半径方向に変位し、前記−刃側スプロケットの屈曲部
3a 、3bにおける内側屈曲面31a、31bと、前
記他方側スプロケットの屈曲部3a、3bにおける外側
屈曲面32a。
32bとが第3図の如く完全に対面するように成すので
ある。
本考案は以上の如く構成するもので、スプロケットを侵
炭焼入するときは、第1図の如く各スプロケットを周方
向に偏位させて軸方向に積重ねるのであって、この積重
ねた各スプロケットの屈曲部3a・・・及び屈曲部3b
・・・は重合部においてスプロケット本体1の半径方向
にそれぞれ変位して、各屈曲部3a・・・及び3b・・
・の内側屈曲面31a。
31bと外側屈曲面32a 、32bとが完全に対面し
、スプロケット本体1、外周部材2及び支持脚3は互に
密着するのである。
従ってスプロケットに侵炭焼人を晦こしても、この焼入
によるスプロケットの反りを完全に矯正することができ
るのである。
尚以上説明した実捲例は、外周部材2をチェンガードと
したが、この外周部材2はその外周に多数の歯を周設し
て前記スプロケット本体1より大径なスプロケット本体
にしてもよい。
以上の如く本考案は、外周部材をスプロケット本体に支
持する支持脚を、前記スプロケット本体の中心を通る半
径方向の直線に対し傾斜させると共に、前記支持脚の屈
曲部を、前記支持脚の長さ方向に対し傾斜させたから、
スプロケットを複数枚積重ねたとき、支持脚は勿論のこ
と、スプロケット本体及び外周部材を互に密着させるこ
とができるのであり、従ってスプロケットの侵炭焼人時
における反りを完全に矯正することができるのである。
しかも前記支持脚及び該支持脚の屈曲部を傾斜させるだ
けであるから構造が複雑になることもないのである。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の実捲例を示す正面図、第2図は縦断側
面図、第3図は部分拡大断面図、第4図は従来例を示す
正面図、第5図は第4図の部分拡大断面図である。 1・・・・・・スプロケット本体、1a・・・・・・歯
、2・・・・・・外周部材、3・・・・・・支持脚、3
a、3b・・・・・・屈曲部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外周に多数の歯を周設した板状のスプロケット本体に該
    本体の周方向複数箇所から軸方向斜め外方に膨出する二
    つの屈曲部を備えた支持脚を介してリング状の外周部材
    を1体的に連設した自転車用スプロケットにおいて、前
    記支持脚を、前記本体の中心を通る半径方向の直線に対
    し所定角度傾斜させると共に、前記支持脚の屈曲部を、
    前記支持脚の長さ方向に対し傾斜させたことを特徴とす
    る自転車用スプロケット。
JP9517379U 1979-07-10 1979-07-10 自転車用スプロケット Expired JPS5941915Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9517379U JPS5941915Y2 (ja) 1979-07-10 1979-07-10 自転車用スプロケット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9517379U JPS5941915Y2 (ja) 1979-07-10 1979-07-10 自転車用スプロケット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5613090U JPS5613090U (ja) 1981-02-04
JPS5941915Y2 true JPS5941915Y2 (ja) 1984-12-04

Family

ID=29328034

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JP9517379U Expired JPS5941915Y2 (ja) 1979-07-10 1979-07-10 自転車用スプロケット

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4525041A (en) * 1982-02-24 1985-06-25 Precision Grinding Limited Arrangement for use in positioning an optical image

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JPS5613090U (ja) 1981-02-04

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