JPS594128Y2 - ラツチ式レリ−ズの再ロツク防止装置 - Google Patents

ラツチ式レリ−ズの再ロツク防止装置

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Publication number
JPS594128Y2
JPS594128Y2 JP9178381U JP9178381U JPS594128Y2 JP S594128 Y2 JPS594128 Y2 JP S594128Y2 JP 9178381 U JP9178381 U JP 9178381U JP 9178381 U JP9178381 U JP 9178381U JP S594128 Y2 JPS594128 Y2 JP S594128Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
locking
housing
latch
latch plate
locking groove
Prior art date
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Expired
Application number
JP9178381U
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English (en)
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JPS57204367U (ja
Inventor
久二 安西
照夫 岩田
博史 雪元
Original Assignee
ホーチキ株式会社
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Publication date
Application filed by ホーチキ株式会社 filed Critical ホーチキ株式会社
Priority to JP9178381U priority Critical patent/JPS594128Y2/ja
Publication of JPS57204367U publication Critical patent/JPS57204367U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、平常時に閉鎖又は開放位置にロックしている
排煙口又は防火扉を、非常時にロックを解除するラッチ
式レリーズに関し、特にロックを解除して開放又は閉鎖
した後における再ロックを自動的に防止するようにした
ラッチ式レリーズの再ロツク防止装置に関する。
従来、この種のラッチ式レリーズにおいては、火災等の
非常時に、ラッチ式レリーズのソレノイドに通電し、ソ
レノイドの作動によるロック解除で防火扉等を自動的に
閉鎖させている。
ところで、上記のようなラッチ式レリーズの作動で避難
が完了する前に防火扉を閉鎖したような場合、残された
者は、閉鎖状態にある防火扉を開いて避難するようにな
る。
このとき、ラッチ式レリーズのソレノイドへの通電が遮
断されていたとすると、一度閉じられた防火扉が再びラ
ッチ式レリーズにロックされ、防火戸を閉鎖作動させた
にもかかわらず、開かれたままとなり防火扉が役立たな
くなるという問題がある。
本考案は、このような従来の問題点に着目してなされた
もので、ラッチ式レリーズにより扉等のロックを解除し
た後は、ラッチ式レリーズの内部機構として設けた再ロ
ツク防止装置の働きにより扉等の再ロックを禁止するよ
うにして上記の問題点を解決することを目的とする。
以下、本考案を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案の一実施例を示した内部機構の説明図で
ある。
まず構成を説明すると、1はラッチ式レリーズの筐体で
あり、筐体1に固定した軸2にラッチ板3を回転自在に
軸承し、ラッチ板3はつる巻バネ4により時計方向回り
に付勢されている。
ラッチ板3の周辺の一方向には、施錠腕5とラッチ腕6
とが突出され、施錠腕5とラッチ腕6との間に、扉等に
設けたU半環7を嵌合するU字溝8が形成されている。
また、ラッチ板3の周辺のU字溝8に略対向した位置に
は係止受部9が形成され、この係止受部9に係合する係
止部10が長孔11に遊嵌したピン12を支点として回
動するレバー13に形成されている。
レバー13のピン12は帯板14を介して長孔11に遊
嵌されており、帯板14は、圧縮スプリング15を介し
て調整ビス16により筐体1に支持され、調整ビス16
の回転により軸方向に移動して圧縮スプリング15の圧
縮力が調整でき、この調整によりレバー13の係止部1
0にラッチ板3の係止受部9を係合したときの引外し力
を調整できるようにしている。
レバー13の他端は、一対のリンクアーム17,18で
なるトグルリンクの一端に支着され、リンクアーム18
の支点はピン18 Hにより筐体1に軸支され、つる巻
バネ19の係着によりトグル・リングの支点17aを右
方向に付勢している。
一方、ラッチ板3によるU半環7の再ロックを禁止する
機構として、筐体1内に再ロツク防止部材20が設けら
れ、再ロツク防止部材20は一端に筐体側壁の孔21を
介して突出した突出片22を有すると共に、ラッチ板3
の施錠腕5側の周側に阻止片23を一体に形成し、筐体
1に植立したピン24をガイド溝25に挿通して動きを
規制し、更に阻止片23に略対向した側部に、筐体側壁
に当接して回動支点を形成する突起26を備えている。
再ロツク防止部材20の突出片22の一側には、後の説
明で明らかにする再ロツク禁止位置に再ロツク防止部材
20を係止するための第1の係止溝27と、再ロツク防
止部材20をロック可能な初期位置に係止するための第
2の係止溝28が設けられ、再ロツク防止部材20はピ
ン29に一端を固定したつる巻バネ30により突出方向
に付勢されている。
尚、ラッチ板3とレバー13の係合により行なわれるロ
ック状態の解除手段としては、トグルリンクの支点17
aを左方向に押すソレノイドの作動片31が設けられ
ている。
勿論、引紐等によりトグルリンクの支点を動かすように
しても良い。
次に作用を説明する。
まず、扉等に設けているU半環7をロックしようとする
場合には、第1図に示すように、再ロツク防止部材20
の突出片22を指で押し込み、第2の係止溝28を筐体
1の孔21の端部に引っ掛けて係止させ、押込み状態に
セットする。
この初期セット状態における再ロツク防止部材20の係
止状態は第4図Aに取り出して示される。
次に、U半環7を矢印で示すように押し込むと、ラッチ
板3の施錠腕5に当接してラッチ板3をつる巻バネ4に
抗して反時計方向に回動し、第2図に示す位置に回転し
たとき、ラッチ板3の係合受部9にレバー13の係合部
10が嵌着し、ラッチ板3を係止し、U字溝8内にある
U半環7の抜は出しがラッチ腕6で阻止されてロックが
かかる。
このとき、再ロツク禁止部材20は第4図Bに示すよう
に、ラッチ板3の施錠腕5が阻止片23に接触して突起
26を中心に矢印aのように持ち上げながら回動させ、
そのため、第4図Aに示す第2の係止溝28による係止
が解除され、突出片22は第2の係止溝28に妨げられ
ることなく突出できるような孔21に対する位置に置か
れる。
次に、第2図に示すロック状態で、ソレノイドに通電し
たとすると、ソレノイドの作動片31が左側に動いてト
グルリンクの支点17 aを押し、そのためトグルリン
クはくの字形に屈曲してレバー13を矢印すのように回
動し、ラッチ板3との保合を解除する。
従って、ラッチ板3はつる巻バネ4の付勢で時計方向回
りに回動し、第3図に示すようにU半環を解決させる。
このとき、再ロツク防止部材20は、第4図Cに示すよ
うに、施錠腕5による支持が外れ、つる巻バネ30(第
2図参照)の付勢により突出片22を孔21から突出さ
せる。
このようにしてロックが解除された後は、第1図に示す
ように、U半環7を押し込んで再ロックしようとすると
、第4図りに示すように、突出した状態にある再ロツク
防止部材20の阻止片23にラッチ板3の回動で施錠腕
5が接触したとき、再ロツク防止部材20は突起26を
支点に矢印Cのように動き、突出片22の第1の係止溝
27が筐体側壁の孔21の端部に嵌着して係止され、ラ
ッチ板3の保合位置への回動を阻止することで再ロック
を禁止するようになる。
従って、再ロックは第4図Aに示すように、再ロツク防
止部材20を人為的に初期位置にセットしない限り行な
われない。
以上説明してきたように、本考案によれば、人為的にロ
ック許容位置にセットされた再ロツク防止部材を、U字
嵌のロックによりセット解除し、ソレノイド等の通電に
よりロック解除したときに、自動的に再ロツク禁止位置
にセットして再ロックを禁止するようにしたため、ロッ
ク解除後に再び防火扉が戻されたとしても確実に再ロッ
クを防止することができ、機構的にも再ロツク防止部材
を設けるだけで済むことから構造が簡単で、且つ信頼性
も高く、再ロツク防止機能を有する小型で且つコスト的
にも安価なラッチ式レリーズを得ることかで゛きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示した内部機構の説明図、
第2図はU半環のロック状態を示した説明図、第3図は
ロック解除状態を示した説明図、第4図はロックから再
ロツク禁止までの本考案による再ロツク防止部材の動き
を取り出して示した説明図で゛ある。 1・・・・・・筐体、3・・・・・・ラッチ板、5・・
・・・・施錠腕、6・・・・・・ラッチ腕、7・・・・
・・U半環、8・・・・・・U字溝、20・・・・・・
再ロツク防止部材、21・・・・・・孔、22・・・・
・・突出片、23・・・・・・阻止片、26・・・・・
・突起、27・・・・・・第1の係止溝、28・・・・
・・第2の係止溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 扉等に設けたU事理を嵌着してラッチ板を回動したとき
    に、該ラッチ板に形成した保合受部に係着してラッチ板
    の回動を阻止し、電気信号または紐引等による作動でラ
    ッチ板との係止を解除する係止機構を備えた非常時の扉
    の開放または閉鎖装置に用いるラッチ式レリーズに於い
    て、 前記ラッチ板の周辺一方向に施錠腕5とラッチ腕6を突
    出させてその間に前記U事理を嵌着するU字溝8を形成
    し、 前記ラッチ板の保合が解除されて回動したときに、筐体
    側壁の孔21より突出する突出片22を有し、該突出片
    22の一側に筐体内への引き込みを阻止する第1の係止
    溝27を形成すると共に、上記突出片22の他側に手動
    操作により前記突出片22を筐体内に押込んだときに筐
    体に係止して押込み位置を保持する第2の係止溝28を
    形成し、前記突出片22と一体的に設けた筐体内の本体
    部に、前記第1の係止溝27が筐体と係合した状態で前
    記ラッチ板の施錠腕5と接触して係止位置への回動を阻
    止すると共に、手動操作により前記突出片22の第2の
    係止溝28を筐体へ保合させた状態では、前記ラッチ板
    の係止位置への回動に伴って第2の係止溝28による筐
    体との係合を解除して施錠腕5との係合により突出を阻
    止させる阻止片23を形成した再ロツク防止部材20を
    設けたことを特徴とするラッチ式レリーズの再ロツク防
    止装置。
JP9178381U 1981-06-22 1981-06-22 ラツチ式レリ−ズの再ロツク防止装置 Expired JPS594128Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9178381U JPS594128Y2 (ja) 1981-06-22 1981-06-22 ラツチ式レリ−ズの再ロツク防止装置

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JP9178381U JPS594128Y2 (ja) 1981-06-22 1981-06-22 ラツチ式レリ−ズの再ロツク防止装置

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Publication Number Publication Date
JPS57204367U JPS57204367U (ja) 1982-12-25
JPS594128Y2 true JPS594128Y2 (ja) 1984-02-06

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ID=29886855

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JP9178381U Expired JPS594128Y2 (ja) 1981-06-22 1981-06-22 ラツチ式レリ−ズの再ロツク防止装置

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JP6584810B2 (ja) * 2015-04-08 2019-10-02 一郎 国府田 防火扉の係止装置
JP6111373B1 (ja) * 2016-12-22 2017-04-05 能美防災株式会社 防火戸用自動閉鎖装置

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