JPS593797B2 - 販売機用の制御装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、販売機用の制御装置に関する。

従来種種の形式の販売機が知られている。

たとえば互に隣接する巻き輪の間に物品を受入れるつる
巻形部片を駆動し先頭の物品をたなまたは類似物の縁部
に沿って前進させこの物品が送出し区域に落下できるよ
うにした販売機はよ（知られている。

このような販売機には、つる巻形部片を駆動し互に異る
物品を送出す選択的に作動できる部片と共にこのような
多数のつる巻形部片を設けである。

これ等の販売機はと（に、袋詰めの軽食品のような軽い
物品を分与するのにと（に適している。

前記した従来のこの種の販売機には若干の欠点がある。

第１に貯蔵だなから送出し区域への軽い物品の動きが制
御されないから、箱のドアの窓と作動機の一部または下
部たなとの間に物品がはさまり込みやすいことである。

第２に前記したような販売機は物品を装入することがむ
つかしい。

複数個のつる巻形部片を協働させた選択駆動機構は複雑
で保守および修理がむつかしくなる。

さらにこの複雑さにより販売機の費用が高くなる。

本発明の目的は、構造が簡単であり、作動が確実な販売
機用の制御装置を提供することにある。

本発明によれば、押しボタンスイッチ及び全サイクルス
イッチは、各電動機と電力線路の一方の側との間にある
が、多重位置価格選択スイッチすなわち価格設定スイッ
チと、価格線路と、総計類計算器とは、各電動機と電力
線路の他方の側との間にあるために、従来のこの種の制
御装置の場合のように、押しボタンスイッチとして双極
双投スイッチを使用しないで、単極双投スイッチを使用
できる点で有利である。

この構成により、多重位置価格選択スイッチが電動機の
帰路側に配置されることによって、多重価格信号機構の
使用が非常に容易になり、回路が簡単になる。

本発明のその他の目的は以下に述べる所から明らかであ
る。

一般に本発明制御装置を使用して販売機は、竪方向に互
に間隔を隔てた若干のたなのうちの１つのたな上の複数
の送出し単位が互に隣接する対のつる巻形部片巻輪の間
に各物品を受けるようにした水平方向に整向し互に反対
の向きに巻いた１対のつる巻形部片と、これ等のつる巻
形部片を互に反対の向きに駆動し先頭の物品を前進させ
前記単位の前方で下方に延びる弾性案内部片に連関させ
前記たなの縁部を越え送出し区域まで下降する物品の動
きを制御するようにした選択的に作動できるもどり止め
電動機とを備えている。

各たなは外方に動き制限した弧にわたって下向きに枢動
するように取付けられこのたなの各単位の装入を容易に
する。

以下本発明制御装置の実施例と、この制御装置を使用す
る販売機を添付図面について詳細に説明する。

第１図、第２図、第３図、第４図および第５図に示すよ
うに本発明制御装置を使用する普遍的販売機１０は、各
側部１４，１６と背部１８とを持つキャビネット１２を
備えている。

キャビネット１２の開いた前部は、キャビネット１２に
ヒンジ２２により取付けたドア２０により閉じるように
しである。

ドア２０は押しボタンの配列２４と、硬貨みぞ穴形成部
片２６と、硬質もどしとい２８と、鎖錠部片３０とを支
えている。

ドア２０の窓３２により顧客は分与物品を見ることがで
きる。

ドア２０はまた、分与した物品を顧客が受取れる送出し
箱３４を支えている。

販売機１０には任意の実際的な数の送出したなを設けれ
ばよいが、と（に図示の実施例では４つのレベル部材す
なわちたな３６，３８，４０゜４２を設げである。

各たな３６，３８，４０゜４２はそれぞれ複数の送出し
ユニット４４を備えている。

各送出しユニット４４は袋詰め軽食品または類似物のよ
うな物品を分与するようにした形式のものである。

側部１４の各高さ位置において１対の上下のローラ軌道
形成レール５０，５２を取付けである。

キャビネット１２の仕切５４は、側部１４の各対のレー
ル５０，５２の場所に対応する場所に各対のレール５０
，５２を支えている。

各たな３６゜３８．４０はすべて互にほぼ同じであるか
ら、たな３６だげについて詳しく述べることにする。

だな３６は背部板５８を形成され側部６０，６２を設け
たたな部分すなわち底部５６を備えている。

各側部６０，６２の下縁部に沿って互に間隔を隔てた複
数個のローラ６４，６６．６８，７０を取付けである。

各組のローラ６４，６６．６８゜７０は、１対のレール
５０，５２に受げてたな３６をキャビネット１２の内外
の向きに転動するように取付ける。

だな３６に協働する各レール５２の前端部に各枢動ブラ
ケット７２を取付けである。

たな３６の各ローラ６８の支持軸部片に、だな３６を外
向きに転動させたときに協働するブラケット７２０フツ
ク７４内に納まるようにした内向きの延長部分７６を設
けである。

だな３６を延長部分７６がフック７４内に連関する位置
に外向きに連関させたときに、後部ローラ７０がたな３
６に協働する上部レール５０のみぞ穴７８に整合する。

この位置からだな３６を、背部板５８が止めピンまたは
ローラ８０に連関するまで延長部分７６のまわりに下向
きに枢動させることができる。

たな３６のこの位置においてだな３６は装入のために保
守者カ容易に手を入れることができる。

第６図に示すように背部板５８は、キャビネット１２の
背部１８に隣接して支えだせん受げ８６内にそう人する
ようにしたせん部片８４を支えるブラケット８２を支え
ている。

なお詳しく後述するようにたなを装入のために夕Ｎ方に
すべらせるときは、ぜん部片８４はせん受け８６から連
関がはずれる。

たな３．６をもとの位置にすべらせてもどすと、ぜん部
片８４はせん受け８６に自動的に連関する。

第２図に示すように各たなには前部から見て右側縁部に
前部に隣接して押し脚８８を取付けである。

保守者かたなを装入した後にこの保守者がとのたなをそ
のもとの位置まで充分にすべらせない場合には、ドア２
０の閉じる際にドア２０は押し脚８８に連関したなをそ
のもとの位置まで充分に動かす。

この作用はせん部片８４およびせん受げ８６により得ら
れる電気的接続が確実にふたたびできるのに役立つ。

さらにこの作用によりたなの前縁部が上方の送出しユニ
ット４４から落下する物品の径路からはずれる。

第２図、第７図、第８図および第９図に示すように各た
なに、底部５６の幅を横切って互に間隔を隔てたなの前
部から後部に延びる複数の仕切９０を設は各ユニット４
４を隔離する。

たなの前部に隣接して各側部６０，６２に取付けた１対
の直立柱９２，９４は、このたなの前部を横切って延び
る枠部片９６を支える。

枠部片９６には、複数の物品案内棒支持部片９８の弾性
指片１００（第７図）を受ける複数の穴を形成しである
。

各支持部片９８は、前記各穴内に各指片１００をはめ込
むことにより枠部片９６に釈放自在に取付けるようにし
である。

各支持部片９８には、種種の送出しユニット４４を押し
ボタン配列２４に関連させる標識を取付けである。

さらに各支持部片９８は、第２図に示すようにボタン配
列２４に各送出しユニット４４を協働させることのでき
る価格情報および選択文字を付けである。

複数の物品案内棒１０２を連結部片１０４（第７図）に
より各支持部片９８に連結しである。

案内棒１０２自体はたわみ性の管または類似物から作っ
てあり、また連結部片１０４は剛性を持っている。

或は案内棒１０２を剛性にして、案内棒１０２の上端部
から支持部片９８まで延びるたわみ性連結部片を設けて
もよい。

本発明者は、案内棒１０２が下向きに底部５６の前縁部
の真下の点まで延びていれば案内棒１０２が最も有効に
作用することを知った。

これ等の部片は軽い物品の動きをこの物品がたなの縁部
を越えて動く際に後述のようにして制御しこの物品が前
方に落下するか倒れるかしてこの物品が窓およびたなの
間にはさまるのを防ぐようにする。

さらにこれ等の部片は高い方のだなから送出される物品
が下方のたなの前縁に当たらないようにする。

すなわちこれ等の部片により分与物品をたなから送出し
箱３４に下向きに容易に移動させることができる。

さらに支持部片９８により物品とこの物品の展示売価と
の間の関係を目視することができる。

各送出しユニット４４は、互に反対の向きに巻いた１対
のつる巻形部片１０６，１０８を備えている。

各つる巻形部片１０６，１０８と協動する各取付星形部
片１１０（第８図）を設けである。

星形部片１１０は、軸部片１１２と、弾性腕部片１１６
がつる巻形部片支持部片１１８まで延びるボス１１４と
を備えている。

支持部片１１８の外端に、たとえば協働するつる巻形部
片の互に密接な間隔を隔てた最終の２つの巻輪１２２を
受けるようにしたみぞ１２０を形成しである。

星形部片１１０を圧縮しつる巻部枠支持部片１１８をつ
る巻形部片の最後の２つの巻輪１２２内に容易にそう人
し、次いで釈放して各巻輪１２２を受けることができる
のは明らかである。

さらに星形部片１１０の軸部片１１２にスプラインを形
成しつる巻形部片の駆動部片に関係的な初めの回転位置
の調節が後述のようにしてできる。

各送出しユニット４４の各つる巻形部片１０６，１０８
の初めの位置はこの送出しユニットにより分与する特定
の物品に最も適するように配置しである。

背部板５８内のブッシング１２４または類似物は、背部
板５８を貫いて延びる軸部片１１２の部分を回転自在に
受ける。

各つる巻形部片には、分与しようとする袋または類似物
の底部が乗るつる巻形部片の前部から後部に延びる物品
支持棒１２８を設けである。

各支持棒１２８にはその下側に再入みぞ１３０を形成し
である。

後部クリップ１３２には、軸部片１１２の前部延長部分
１２６のまわりに取付けるようにしたつば部片１３４を
形成しである。

クリップ１３２には、みぞ１３０内にその後部からそう
人できるような横断面形状を持つ連結部片１３６を形成
しである。

たな底部５６の穴１４２内にはめ込むことのできる１対
の弾性脚部１４０，１４０を形成した前部クリップ１３
８には、支持棒１２８の前部においてみぞ１２０内にそ
う人できるような横断面形状を持つ連結部片１４４を形
成しである。

前記した構造から明らかなように各つる巻形部片１０６
，１０８は星形部片１１０に取りはずし自在に容易に取
付けられる。

さらに各物品支持棒１２８はだなおよび星形部片１１０
に取りはずし自在に容易に組付けられる。

この構造によってこの組合わせは清掃のために容易に取
りはずされ、また所望によりつる巻形部片１０６，１０
８の初めの回転位置を容易に変えることができる。

各つる巻形部片１０６，１０８には、星形部片腕部片１
１６のうちの１つの外端部の曲がりに連関するようにし
た尾部１２９を形成して、このつる巻形部片が星形部片
１１０と一緒に回転しこれ等両者間のすべりを防ぐよう
にしである。

第７図および第９図に示すように各送出しユニット４４
にはもどり止め電動機１４６および歯車箱の組合わせを
組合わせである。

これ等の各組合わせは出力軸１４８を備えている。

出力軸１４８にはこれと一緒に回転するようにもどり止
めカム１５０を取付けである。

カム１５０のもどり止めくぼみ１５１はもどり止め１５
２を受入れるようにしである。

もどり止め１５２は比較的強い弾性腕１５４によりカム
１５０に連関するように付勢しである。

もどり止め１５２がくぼみ１５１から全く出ると、もど
り止め１５２は１回転スイッチ１５６を駆動するように
しである。

もどり止め１５２は、スイッチ１５６の作動に先だって
軸１４８の所定の１回転を必要とするように構成しであ
る。

たとえば本装置は、軸１４８が１０°だけ回るまで腕１
５４がスイッチ１５６を作動しないようにしである。

さもなければ腕１５４はもどり止め１５２を（ぼみ１５
１内に充分にもどし軸１４８をその始めの位置にもどす
。

この構造により、不正な人がボタンを軽（ただ（と共に
硬貨もどしを作動し支払いをしないで商品を得ることに
より本販売機を欺くのを防ぐ。

カムおよびもどり止めは組合わせの一部を形成するのは
明らかである。

軸１４８にはこれと一緒に回転するように歯車１５８を
取付げである。

スプライン軸部片１１２はつる巻形部片１０６を、軸１
４８に取付げた継手に調節自在に連結する。

歯車１５８は、支持ブラケット１６４に回転自在に支え
た１対の遊び歯車１６０，１６２を駆動するようにしで
ある。

歯車１６２は、つる巻形部片１０８に協働する星形部片
の軸部片１１２に取付げた歯車１６６を駆動する。

第１０図に示すように押しボタン配列２４は押しボタン
穴の列の後方でドア２０の内側に取付けた複数の取付は
帯状部片１７２を備えている。

各帯状部片１７２には複数の後向きに開口する（ぼみ１
７４と中間の竪穴１７６とを一体に形成しである。

各選択スイッチ装置１７８は押しボタンスイッチすなわ
ち単極双投選択スイッチ（２つの位置の間を移動できる
ただ１つの接極子すなわち可動接触子を持つスイッチ）
１８０を備えている。

各スイッチ装置１７８は、一体の弾性腕１８２に取付け
たボス１８４がスイッチハウジング内のくぼみの中に落
下するまでボス１８４をすぎて（ぼみ１７４内にすべり
込みスイッチ装置１７８を帯状部片１７２に釈放自在に
保持するようにしである。

各押しボタン１８６には窓１８８と１対の弾性指片１９
０，１９４とを形成しである。

指片１９０にはみぞ１９２を形成しである。

標識支持板１９６は架わく１９８により保持するように
しである。

支持板１９６には文字を付け、支持部片９８の選択標識
により対応する送出しユニット４４に対するボタンの協
働が容易になるようにしである。

スイッチ装置１７８をくぼみ１γ４内に位置させた後に
、押しボタン１８６、支持板１９６および架わ（１９８
の組合わせを下向きに動かし、みぞ１９２の下縁部が１
つの穴１７６の底部を通過するまで指片１９０が下向き
に穴１１６を貫いて延びまた他方の指片１９４が下向き
に隣接穴１７６を貫いて延びるようにする。

対応スイッチ装置１７８の駆動部片１８０は、このスイ
ッチ装置１７８を動かして駆動部片１８０・を作動する
上限位置にスイッチ装置１７８を付勢する。

第１２図に示すように、第１図、第２図および第１図に
例示した案内棒１０２を使わないで、支持部片９８と同
様に架わ（棒部片９６に取付けた支持部片２２２を、価
格および選択の情報を付けた旗部片２２６にばね部片２
２４により連結した構造を使ってもよい。

旗部片２２６は、棒部片１０２と同様に底部５６の縁部
を越え下向きに延びる枠部片２２８を支えている。

この構造により選択および価格の情報が送出しユニット
内の製品に対し一層密接に関連する。

第１１図には、つる巻形部片送り式販売機の各たなの１
つに使う本発明制御装置用電気回路の１例を示す。

変圧器２０４は線路２００，２０２によるたとえば１１
５Ｖ６０Ｈｚのような適当な電圧源を線路２０６，２０
８に結合したとえば２４Ｖの制御回路作動電圧を生成す
るようにしである。

各線路２０６，２０８は当業界にはよく知られている適
当な総計類計算器２１０に作動電圧を送る。

計算器２１０は、計算器２１０における種種の総和の累
積を表わす各価格線路２１２，２１４゜２１６．２１８
を付勢するようにしである。

図示の特定の構造では線路２１２はたとえば、物品を販
売する最高価格に対応するが、線路２１８は物品を販売
する最低価格に対応する。

計算器２１０内の硬貨もどし電磁石は通常この機構が硬
質を受入れるように付勢しである。

この制御回路は各スイッチＴＲＩ、ＴＲ２゜ＴＲ３、Ｔ
Ｒ４、ＴＲ５を協働させた移換継電器巻線ＴＲを備えて
いる。

なお詳しく後述するように継電器巻線ＴＲは通常前記各
スイッチを第１１図に示した下側接触片に連関するよう
に付勢され、消勢したときにこれ等の各スイッチと上側
接触片に連関させる。

第１１図の回路ではそれぞれたなの各送出し単位４４に
協働する各価格設定スイッチすなわち各多重位置価格選
択スイッチ１６８ａ。

１６８ｂ、１６８ｃ、１６８ｄ、１６８ｅは選択的に駆
動され、それぞれ価格線路２１２，２１４゜２１６．２
１８に接続した４個の接触片の１つに連関するようにし
である。

たなの各送出しユニット４４に協働する各押しボタンス
イッチ１８０ａ。

１８０・ｂ、１８０ｃ 、１８０ｃｉ、１８０ｅは通常
第１１図に示した上側接触片に連関し、下側接触片に連
関する状態に動かせるようにしである。

たなの各単位４４に協働する各全サイクルスイッチ１５
６ａ、１５６ｂ、１５６ｃ、１５６ｄ。

１５６ｅは通常第１１図の上側接触片に連関し、電動機
１４６ａ、１４６ｂ、１４６ｃ、１４５ｄ。

１４６ｅの対応する１つが充分な距離だけ動いて弾性腕
１５４によりスイッチ１５６を作動したときに下側接触
片に連関する状態に動かせるようにしである。

この制御回路に給電すると巻線ＴＲが通常線路２０６か
ら巻線ＴＲと全部のスイッチ１５６ａ。

１５６ｂ 、１５６ｃ 、１５６ｃｉ、１５６ｅとを経
て線路２０８まで付勢される。

選択を行うのに充分な硬貨が計算器２１０にたまると、
選定した物品に対応する価格線路を付勢する。

この場合対応する押しボタンスイッチ１８ｆ）を作動し
協働する電動機１４００回路を閉じこの電動機の回転を
始めさせる。

押しボタンスイッチ１８０を充分な時間だけ閉じたまま
に保持すればもどり止め１５２がカム１５０のもどり止
め（ぼみからはずれスイッチ１５６を駆動する。

この場合対応する電動機１４６の回路がこの電動機の１
回転だけ閉じた状態に保たれる。

これと同時に巻線ＴＲの回路が切れ全部のスイッチＴＲ
１゜ＴＲ２，ＴＲ３，ＴＲ４，ＴＲ５を第１１図に実線
で示した状態から破線で示した状態に動かす。

この作用により電磁石２２０をふたたび付勢し計算器２
１０内の積算額を相殺し、電動機１４６が１す゛イクル
の回転を終えると、本販売機は次の操作のできる状態に
なる。

全サイクルスイッチすなわちバイパス・スイッチ１５６
と、カム１５０と、もどり止めくぼみ１５１と、もどり
止め１５２と、弾性腕１５４とにより、単極双投選択ス
イッチ１８０をバイパスするバイパス手段とを構成する
。

第１１図に示した電気回路については押しボタンスイッ
チ１８０ａ−１８０ｅ及び全サイクルスイッチ１５６ａ
−１５６０は、各電動機と電力線路の一方の側との間に
あるが、価格設定スイッチすなわち多重位置価格選択ス
イッチ１６８ａ＝１６８ｅと価格線路２１２−２１８と
、総計類計算器とは各電動機と電力線路の他方の側との
間にある。

この構造は、従来の場合のように押しボタンスイッチと
して双極双投スイッチを使わないで単極双投スイッチに
限られる選択スイッチを使える利点がある。

この構造により付帯条件を破らないで互に異る多重の価
格で操作することができる。

すなわち各電動機の帰路側に多重位置価格選択スイッチ
を設けることにより多重価格信用機構の使用が非常に容
易になり回路が簡単になる。

本発明制御装置を使用するつる巻形部片送り式販売機の
操作に当たっては所望の物品の少くとも購入価格に達す
る合計額が計算器２１０にたまると、対応する選択押し
ボタンスイッチ１８０を操作する。

したがって関連する電動機１４６が付勢されもどり止め
カム１５０を駆動する。

カム１５０の約１０°の回転後にもどり止め１５２がカ
ムくぼみ１５１から出て、腕１５４がスイッチ１５６を
作動し電動機を１回転だけ動かす。

この回転中に単位４４の２個のつる巻形部片１０６゜１
０８が互に反対の向きに駆動され先頭の物品をたなの縁
部に進める。

この物品がたなの縁部に移動する際に、この物品の向き
はたわみ性案内棒１０２により制御され、この物品が倒
れたりたなおよび窓の間に挾まったりしないようにする
。

物品を分与するたなの下方の案内棒１０２により落下物
品が下側のたなの縁部に連関しないようにする。

本販売機に物品を装入しようとするときは、後部ローラ
６８の次のピンがフック７４に連関するまでたなを外方
に滑動させればよい。

この連関時には最後部のローラ７０がみぞ穴７８に整合
する。

たなは、次いで、その背部板５８が止めピンまたはロー
ラ８０に連関するまで枢動させる。

次いで本販売機に物品を装入することができる。

装入後にたなをその始めの位置にもどし、せん部片８４
および受げせん８６により電気的接続をふたたび行う。

何等かの理由でたなが完全にもとの位置にもどらない場
合には、ドア２０と閉じた位置に揺動させると、ドア２
０はたなの押し脚８８に連関したなを完全にもとの位置
にもどす。

任意の物品を販売しようとする価格は、この物品を納め
る送り単位４４の後部に位置するスイッチ１６８を操作
することにより容易に変えることができる。

このようにして本発明の目的を達成できることが明らか
である。

このようにして従来のつる巻形部片送り式販売機の欠点
を除いた普遍的な販売機が得られる。

本販売機では分与物品が送出し区域に達しないおそれが
最少になる。

本販売機は清掃が比較的容易である。

本販売機は装入が簡単である。

本販売機の作動機構は従来の作動機構に比べて比較的簡
単である。

なお本発明はその精神を逸脱しないで種種の変化変型を
行うことができるのはもちろんである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明制御装置を使用する販売機の１実施例の
正面図、第２図は第１図の販売機のたなの１つの拡大斜
視図、第３図は第１図の販売機のたなの１つを拡大して
示す部分縦断面図、第４図は第１図の販売機のたなを取
付けるレールを拡大して示す部分斜視図、第５図は第３
図のたなの一部の水平断面図、第６図は第３図のたなの
後部の縦断面図である。 第１図は第２図のたなの送出し単位の１つの拡大縦断面
図、第８図および第９図は第７図のそれぞれ８−８線お
よび９−９線に沿う断面図である。 第１０図は第１図の販売機の押しボタン取付装置を拡大
して示す展開斜視図、第１１図は第１図の販売機に使う
本発明制御用電気回路の配線図、第１２図は本販売機の
物品案内棒の変型の部分正面図である。 １０・・・・・・販売機、１２・・・・・・キャビネッ
ト、２０・・・・・・ドア、２２・・・・・・ヒンジ、
２４・・・・・・押しボタン配列（押しボタンスイッチ
装置）、３６，３８゜４０．４２・・・・・・レベル部
材すなわちたな、４４・・・・・−送出しユニット、５
０，５２・・・・・・レール（取付部片）、６４，６６
．６８，７０・・・・・・ローラ、８８・・・・・・脚
、１０６，１０８・・・・・・つる巻形部片、１１０・
・・・・・星形部片、１４６・・・・・・電動機、１４
８・・・・・一軸、１５０・・・・・・もどり止めカム
、１５２・・−・・・もどり止め、１５４・・・・・・
弾性腕、１５６・・・・・・スイッチ、１６８・・・・
・・価格設定スイッチ、１７２・・・・・・帯状部片、
１７４・・・・・・くぼみ、１７６・・・・・・穴、１
７８・・・・・・選択スイッチ装置、１８０・・・・・
・駆動部片、１８６・・・・・・押しボタン、２０４・
・・・・・変圧器、２０６．２０８・・・・・・線路、
２１０・・・・・・総計額泪１器、２１２，２１４，２
１６，２１８・・・・・・価格線路。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 複数個の送出しユニット４４を持つ販売機用の制御
   装置において、 （イ）１対の端子２０６，２０８を持つ電位源と、（ロ
   ）それぞれ１対の端子と、前記販売機が作動してないと
   きにもとの位置を占める出力軸とを持ち、前記各送出し
   ユニットに関連する各駆動電動機１４６ａ−１４６ｅと
   、ｅ→複数本の価格線路２１２−２１８と、に）これ等
   の各価格線路を、総計類計算器内部の貨幣の堆積に応答
   して、前記電位源の一方の端子に接続する総計類計算器
   ２１０と、（４）複数個の多重位置価格選択スイッチ１
   ６８ａ−１６８ｅと、（→これ等の多重位置価格選択ス
   イッチを、前記価格線路と前記各駆動電動機の第１の各
   端子との間に接続する導線と、（ト）それぞれ関連する
   前記各電動機を付勢してその前記出力軸を前記もとの位
   置から移動させるように作動させられるのに適する、通
   常開いた複数個の単極双投選択スイッチ１８０ａ−１８
   ０ｅと、（チこれ等の各単極双投選択スイッチを前記電
   位源の他方の端子と前記各駆動電動機の第２の端子との
   間に接続する導線と、（す）前記出力軸の前記もとの位
   置からの移動に応答して、関連する前記単極双投選択ス
   イッチをバイパスするバイパス手段１５０，１５１゜１
   ５２．１５４，１５６とを包含する、販売機用の制御装
   置。