JPS5932285B2 - 装飾シ−トの製造法 - Google Patents
装飾シ−トの製造法Info
- Publication number
- JPS5932285B2 JPS5932285B2 JP55027401A JP2740180A JPS5932285B2 JP S5932285 B2 JPS5932285 B2 JP S5932285B2 JP 55027401 A JP55027401 A JP 55027401A JP 2740180 A JP2740180 A JP 2740180A JP S5932285 B2 JPS5932285 B2 JP S5932285B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- decorative
- synthetic resin
- resin material
- template
- piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は立体模様を施した装飾シートの製造法に関す
るもので、当該装飾シートの廉価な製造法を提供するこ
とを目的とする。
るもので、当該装飾シートの廉価な製造法を提供するこ
とを目的とする。
従来この種装飾シートは、予め装飾片を作成しておき、
これを台片に取り付ける製法によつていたので、単体の
装飾片の場合は格別、複数の装飾片を網状体などに取り
付ける場合、その作業は極めて煩雑であつた。
これを台片に取り付ける製法によつていたので、単体の
装飾片の場合は格別、複数の装飾片を網状体などに取り
付ける場合、その作業は極めて煩雑であつた。
この発明は叙上の欠点のない能率的な製造法を提供する
ものであつて、型板１の基面１１に凹刻した装飾片用の
成形凹部１２に未硬化の合成樹脂材料２′を充満せしめ
、当該基面１１上に載置した網状体３を合成樹脂材料２
′に圧接４せしめ、更に硬化処理を施して合成樹脂材料
２′を装飾片２に成形した後、装飾片２を圧接４した網
状体３を剥離することを特徴とするものである。
ものであつて、型板１の基面１１に凹刻した装飾片用の
成形凹部１２に未硬化の合成樹脂材料２′を充満せしめ
、当該基面１１上に載置した網状体３を合成樹脂材料２
′に圧接４せしめ、更に硬化処理を施して合成樹脂材料
２′を装飾片２に成形した後、装飾片２を圧接４した網
状体３を剥離することを特徴とするものである。
以下図示の実施例を中心としてこの発明を詳述する。
型板１は、第１図に示すようにその基面１１側に集合群
として「Ｙ、Ｉ、」の文字を形成する４体の成形凹部１
２が凹刻されているアルミニウム板製のものである。
として「Ｙ、Ｉ、」の文字を形成する４体の成形凹部１
２が凹刻されているアルミニウム板製のものである。
この型板１は又硬化処理として加熱形式をとらないもの
であれば安価な合成樹脂、木板などを利用することがで
き、成形凹部１２に離形剤を塗布すれば剥離も差支えが
ない。更に型板１は、単一の成形凹部１２を凹刻した活
字形式とし、各種の単位の型板１を必要により組み合わ
せて、所要位置に配設固定して所要の有意信号を構成す
るようにしてもよい。この発明の実施に当つては、先づ
合成樹脂材料２′を準備する。
であれば安価な合成樹脂、木板などを利用することがで
き、成形凹部１２に離形剤を塗布すれば剥離も差支えが
ない。更に型板１は、単一の成形凹部１２を凹刻した活
字形式とし、各種の単位の型板１を必要により組み合わ
せて、所要位置に配設固定して所要の有意信号を構成す
るようにしてもよい。この発明の実施に当つては、先づ
合成樹脂材料２′を準備する。
合成樹脂材料２′は未硬化のもので、且つ硬化後装飾片
２としての用途に適した材料を用い、又型板１の材質に
よつては加熱による硬化が必要なものを避けるものであ
り、用途に適した配合、着色とする。透明配合とし、金
属粉、金属箔粉、乱反射を行う硝子粉粒、再帰性反射を
行う硝子球等の光輝性断片２２を混入しておけば装飾効
果があがる。実施例では可塑剤を大量に配合し、且つ半
ゲル化せしめた粘稠性のオルガノゾルを用い、これに多
量の金属箔断片を光輝性断片２２として混入したものを
用いており、加熱による硬化処理を行うものであるが、
その他注型材料としての低重合樹脂材料や接着剤用の各
種配合物が好適に利用できる。この合成樹脂材料２′は
、型板１の成形凹部１２内に注入充満せしめるものであ
る。
２としての用途に適した材料を用い、又型板１の材質に
よつては加熱による硬化が必要なものを避けるものであ
り、用途に適した配合、着色とする。透明配合とし、金
属粉、金属箔粉、乱反射を行う硝子粉粒、再帰性反射を
行う硝子球等の光輝性断片２２を混入しておけば装飾効
果があがる。実施例では可塑剤を大量に配合し、且つ半
ゲル化せしめた粘稠性のオルガノゾルを用い、これに多
量の金属箔断片を光輝性断片２２として混入したものを
用いており、加熱による硬化処理を行うものであるが、
その他注型材料としての低重合樹脂材料や接着剤用の各
種配合物が好適に利用できる。この合成樹脂材料２′は
、型板１の成形凹部１２内に注入充満せしめるものであ
る。
この場合網状体３の剛性が高いときは、第２図に示すよ
うに充満面が凸面を形成するようにするものであり、網
状体３が可撓性であるときは充満面が平坦でもよく、従
つて充満作業に凹版印刷の如きスクイズ方式を採用する
ことができ、能率化できる。この場合従つて型板１をロ
ール化し、そのロール周面を基面１１として利用しても
よい。その後型板１の基面１１に沿つて網状体３を延展
載着する。
うに充満面が凸面を形成するようにするものであり、網
状体３が可撓性であるときは充満面が平坦でもよく、従
つて充満作業に凹版印刷の如きスクイズ方式を採用する
ことができ、能率化できる。この場合従つて型板１をロ
ール化し、そのロール周面を基面１１として利用しても
よい。その後型板１の基面１１に沿つて網状体３を延展
載着する。
網状体３は金網、合成繊維製の網等材質を問わず、また
粗密の程度も特に限定されない。又図示の実施例で使用
するような合成繊維製の網状体の場合には、これを構成
する複数の素子条３１，３１，・・・・・・・・・に亘
つて各成形凹部１２が位置するように配慮することが必
要である。型板１の基面１１上に延展載置した網状体３
は、そのま＼で、又は軽く圧接することで、成形凹部１
２内の合成樹脂材料２′に接着するものであり、網状体
の如き素子条３１，３１が圧接されるときは、各素子条
３１，３１を囲繞して確実に結合させられるものである
。その後図示の実施例では１８０℃前後に型板１を加熱
して合成樹脂材料２′の硬化処理を行い、多数の光輝性
断片２２を混入した透明な合成樹脂の装飾片２が成形さ
れると共に網状体３への圧接４が固定されるから、これ
を型板１から外して、網状体３面に装飾片２が圧接４さ
れた製品としての装飾シートをうる。
粗密の程度も特に限定されない。又図示の実施例で使用
するような合成繊維製の網状体の場合には、これを構成
する複数の素子条３１，３１，・・・・・・・・・に亘
つて各成形凹部１２が位置するように配慮することが必
要である。型板１の基面１１上に延展載置した網状体３
は、そのま＼で、又は軽く圧接することで、成形凹部１
２内の合成樹脂材料２′に接着するものであり、網状体
の如き素子条３１，３１が圧接されるときは、各素子条
３１，３１を囲繞して確実に結合させられるものである
。その後図示の実施例では１８０℃前後に型板１を加熱
して合成樹脂材料２′の硬化処理を行い、多数の光輝性
断片２２を混入した透明な合成樹脂の装飾片２が成形さ
れると共に網状体３への圧接４が固定されるから、これ
を型板１から外して、網状体３面に装飾片２が圧接４さ
れた製品としての装飾シートをうる。
叙上の実施例及び言及された変形で明らかなように、こ
の発明によれば、型板１を利用して、多数の同一装飾シ
ートを能率よく作成することができる効果があると共に
、網状体３を構成する素子９条３１は合成樹脂材料２′
中に埋設され、両者はからみつくので、装飾片２と網状
体３との固着は強固となり、使用中に剥離を生ずるおそ
れもない丈夫な装飾シートを得ることができる。
の発明によれば、型板１を利用して、多数の同一装飾シ
ートを能率よく作成することができる効果があると共に
、網状体３を構成する素子９条３１は合成樹脂材料２′
中に埋設され、両者はからみつくので、装飾片２と網状
体３との固着は強固となり、使用中に剥離を生ずるおそ
れもない丈夫な装飾シートを得ることができる。
また網状体３として比較的目の粗いものを用いれば、背
部が透けて見えるので、あたかも装飾体が宙に浮いたよ
うな印象を与える装飾シートとすることもできる。
部が透けて見えるので、あたかも装飾体が宙に浮いたよ
うな印象を与える装飾シートとすることもできる。
図面は実施例を示し、第１図は型板の平面図、第２図は
この発明実施例における網状体を一部被覆した状態を示
す第１図中Ａ−Ａ部分の断面図、第３図は製品の要部の
拡大断面図である。 １・・・・・・型板、１１・・・・・・基面、１２・・
・・・・成形凹部、２・・・・・・装飾片、２′・・・
・・・合成樹脂材料、２２・・・・・・光輝性断片、３
・・・・・・網状体、３１・・・・・・素子条、４・・
・・・・圧接。
この発明実施例における網状体を一部被覆した状態を示
す第１図中Ａ−Ａ部分の断面図、第３図は製品の要部の
拡大断面図である。 １・・・・・・型板、１１・・・・・・基面、１２・・
・・・・成形凹部、２・・・・・・装飾片、２′・・・
・・・合成樹脂材料、２２・・・・・・光輝性断片、３
・・・・・・網状体、３１・・・・・・素子条、４・・
・・・・圧接。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 型板１の基面１１に凹刻された文字、記号等の有意
信号を表現する装飾片用の成形凹部１２に光輝性断片を
混入した未硬化の合成樹脂材料２′を充満せしめ、当該
基面１１上に載置した網状体３の複数の素子条３１、３
１を合成樹脂材料２′に加圧埋設せしめ、更に硬化処理
を施して合成樹脂材料２′を装飾片２に成形した後、装
飾片２を圧接４した台片３を剥離することを特徴とする
装飾シートの製造法。 ２ 硬化処理は、冷却又は加熱とした特許請求の範囲第
１項記載の装飾シートの製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55027401A JPS5932285B2 (ja) | 1980-03-06 | 1980-03-06 | 装飾シ−トの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55027401A JPS5932285B2 (ja) | 1980-03-06 | 1980-03-06 | 装飾シ−トの製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56123814A JPS56123814A (en) | 1981-09-29 |
| JPS5932285B2 true JPS5932285B2 (ja) | 1984-08-08 |
Family
ID=12220038
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55027401A Expired JPS5932285B2 (ja) | 1980-03-06 | 1980-03-06 | 装飾シ−トの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5932285B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63188490U (ja) * | 1987-05-22 | 1988-12-02 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5826678A (ja) * | 1981-08-07 | 1983-02-17 | Mazda Motor Corp | ２ドア型自動車のリヤフエンダ部の構造 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS515359A (en) * | 1974-07-03 | 1976-01-17 | Yoshimori Myamura | Rejinpurintoseihin oyobi sonooyoseihinno seizohoho |
-
1980
- 1980-03-06 JP JP55027401A patent/JPS5932285B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS515359A (en) * | 1974-07-03 | 1976-01-17 | Yoshimori Myamura | Rejinpurintoseihin oyobi sonooyoseihinno seizohoho |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63188490U (ja) * | 1987-05-22 | 1988-12-02 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56123814A (en) | 1981-09-29 |
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