JPS5932114A - インダクタンス素子の製造方法 - Google Patents
インダクタンス素子の製造方法Info
- Publication number
- JPS5932114A JPS5932114A JP14298282A JP14298282A JPS5932114A JP S5932114 A JPS5932114 A JP S5932114A JP 14298282 A JP14298282 A JP 14298282A JP 14298282 A JP14298282 A JP 14298282A JP S5932114 A JPS5932114 A JP S5932114A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductor
- inductance element
- ferrite
- paste
- silver
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Parts Printed On Printed Circuit Boards (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はインダクタンス素子の製造方法に係るもので、
特’ｒｔｃ、導体と磁性体とを積層する構造のインダク
タンス素子の製造方法に関するものである。
特’ｒｔｃ、導体と磁性体とを積層する構造のインダク
タンス素子の製造方法に関するものである。
インダクタンス素子は導電性線材をコイル状に巻回した
ものが古くから使用されており、また、インダクタンス
を上げるために□フェライトコア婢の磁心を併せて用い
ている。しかし、電子回路の小形化に伴なって電子部品
の小形化の要求も強くなっている。しかし、他の回路部
品に比較してインダクタンス素子では小形化が遅れてい
る。インダクタンス素子の小形化の方向は大別すると二
つある。一つは、従来の線材を巻回したタイプの構造は
基本的に同じであるが、これを小形化する方法である。
ものが古くから使用されており、また、インダクタンス
を上げるために□フェライトコア婢の磁心を併せて用い
ている。しかし、電子回路の小形化に伴なって電子部品
の小形化の要求も強くなっている。しかし、他の回路部
品に比較してインダクタンス素子では小形化が遅れてい
る。インダクタンス素子の小形化の方向は大別すると二
つある。一つは、従来の線材を巻回したタイプの構造は
基本的に同じであるが、これを小形化する方法である。
しかし、この方法では小形化に限界があるので、別の方
法として印刷技術を利用してインダクタンス素子を形成
することが考えられている。この印刷技術を利用したも
のにも幾つかのタイプがあるが、磁性体と導体を積層し
て磁性体中に周回する導体のコイルパターンを形成する
ものが、寸法、特性などの面で優れている。
法として印刷技術を利用してインダクタンス素子を形成
することが考えられている。この印刷技術を利用したも
のにも幾つかのタイプがあるが、磁性体と導体を積層し
て磁性体中に周回する導体のコイルパターンを形成する
ものが、寸法、特性などの面で優れている。
上記の印刷積層して得られるインダクタンス素子は、概
ね次のようにして形成される。磁性体の絶縁層上に導電
性ペーストで円弧状のパターンを印刷し、この円弧状の
パターンの一端を残して他の部分にフェライト等の磁性
体のペーストを印刷する。次に前記の円弧状の導体のパ
ターンに接続して磁性体上に円弧状の導体パターンを形
成する。
ね次のようにして形成される。磁性体の絶縁層上に導電
性ペーストで円弧状のパターンを印刷し、この円弧状の
パターンの一端を残して他の部分にフェライト等の磁性
体のペーストを印刷する。次に前記の円弧状の導体のパ
ターンに接続して磁性体上に円弧状の導体パターンを形
成する。
このようにして、磁性体と導体を交互に積層し、かつ、
円弧状の導体パターンを順次接続して周回するパターン
を形成する。所定の巻数が形成されるように積層してか
ら、これを焼成してインダクタンス素子が得られる。
円弧状の導体パターンを順次接続して周回するパターン
を形成する。所定の巻数が形成されるように積層してか
ら、これを焼成してインダクタンス素子が得られる。
本発明は、上記のような、印刷積層したインダクタンス
素子の製造方法に関する。
素子の製造方法に関する。
磁性体のペーストと導体のペーストを印刷積層して焼結
すると収縮する。双方の収縮率が同じであれば間！Ａは
ないが、一般に収縮率が異なる。従来、バインダーとし
てセルロース系樹脂が用いられているが、この場合にフ
ェライトの収縮率と導体の収縮率に差があり、導体の収
縮率が大きくなっていた。フェライトの収縮率は約１６
％であるのに対し、導体の収縮率は２２〜２５％となっ
ていた。このため、導体部分には空洞ができ、これが原
因で断線が生じるといつな問題が生じている。
すると収縮する。双方の収縮率が同じであれば間！Ａは
ないが、一般に収縮率が異なる。従来、バインダーとし
てセルロース系樹脂が用いられているが、この場合にフ
ェライトの収縮率と導体の収縮率に差があり、導体の収
縮率が大きくなっていた。フェライトの収縮率は約１６
％であるのに対し、導体の収縮率は２２〜２５％となっ
ていた。このため、導体部分には空洞ができ、これが原
因で断線が生じるといつな問題が生じている。
本発明は、上記の問題を解決して、断線などのない信頼
性の高いインダクタンス素子を得ることを目的とする。
性の高いインダクタンス素子を得ることを目的とする。
本発明によるインダクタンス素子の製造方法においては
、導体ペーストを構成するバインダーを選定したことに
よって上記の目的を達するものである。
、導体ペーストを構成するバインダーを選定したことに
よって上記の目的を達するものである。
本発明によるインダクタンス素子の製造方法は、印刷・
積層と焼成のプルセスは従来と同じである。
積層と焼成のプルセスは従来と同じである。
周回；イルパターンを形成するための導体ペーストの組
成を改善するために、バインダーとして粘着力が強くて
少量添加するだけで済み、かつ、フェライトと親和力を
強い物質を使用する点に特徴を有する。
成を改善するために、バインダーとして粘着力が強くて
少量添加するだけで済み、かつ、フェライトと親和力を
強い物質を使用する点に特徴を有する。
導体ペーストに用いるバインダーについて実験を重ねて
行くうちに、バインダーとしてポリビニルブチラールが
適していることが分った。従来は、セルロースをバイン
ダーとして用いており、銀・パラジウム合金：バインダ
ーを９０：１０の比で混合していた。したがって、導体
ペースト中にバインダ゛−となる物質を１０％を含むこ
とになり、焼成によってこのバインダーが抜かれると体
積がそれだけ減少することになり、収縮の大きな要因と
なっていた。それに対して、ポリビニルブチロールを用
いると、銀・パラジウム合金：バインダーを９７：３の
比にまですることができ、それによって、導電ペースト
中に占めるバインダーの比率が小さ０→、焼成後の収縮
率を小さくすることができる。
行くうちに、バインダーとしてポリビニルブチラールが
適していることが分った。従来は、セルロースをバイン
ダーとして用いており、銀・パラジウム合金：バインダ
ーを９０：１０の比で混合していた。したがって、導体
ペースト中にバインダ゛−となる物質を１０％を含むこ
とになり、焼成によってこのバインダーが抜かれると体
積がそれだけ減少することになり、収縮の大きな要因と
なっていた。それに対して、ポリビニルブチロールを用
いると、銀・パラジウム合金：バインダーを９７：３の
比にまですることができ、それによって、導電ペースト
中に占めるバインダーの比率が小さ０→、焼成後の収縮
率を小さくすることができる。
上記の例では、ポリビニルブチロールの比率を３％とし
たが、これに限定されるものではなく、フェライトの組
成や、導体ペーストの組成に応じて適宜増減すると良い
。なお、前記の例において銀・パラジウム合金は、銀：
パラジウム−７０：５０とした。
たが、これに限定されるものではなく、フェライトの組
成や、導体ペーストの組成に応じて適宜増減すると良い
。なお、前記の例において銀・パラジウム合金は、銀：
パラジウム−７０：５０とした。
本発明によれば、焼成後のインダクタンス米子における
周回コイルパターンの部分に空洞ができるととを防ぐか
、あるいはできてもそれを僅かに抑えることができる。
周回コイルパターンの部分に空洞ができるととを防ぐか
、あるいはできてもそれを僅かに抑えることができる。
したがって、周回コイルパターンにおける断線を防止す
ることができ、歩留の良好な、信頼性の高いインダクタ
ンス素子が得られる。
ることができ、歩留の良好な、信頼性の高いインダクタ
ンス素子が得られる。
また、本発明によれば、ポリビニルブチロールとフェラ
イトとの密着力が強いので、印刷して積層する際に剥離
を防止できる利点もある。
イトとの密着力が強いので、印刷して積層する際に剥離
を防止できる利点もある。
特許出願人
東光株式会社
Claims (1)
- フェライト粉末と導体ペーストを交互に印刷してフェラ
イト中に周回する導体コイルパターンを形成した後に焼
結するインダクタンス素子の製造方法において、該導体
ペーストが釧・パラジウム合金とポリビニルブチラール
及び溶剤を混合して成ることを特徴とするインダクタン
ス素子の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14298282A JPS5932114A (ja) | 1982-08-18 | 1982-08-18 | インダクタンス素子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14298282A JPS5932114A (ja) | 1982-08-18 | 1982-08-18 | インダクタンス素子の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5932114A true JPS5932114A (ja) | 1984-02-21 |
Family
ID=15328172
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14298282A Pending JPS5932114A (ja) | 1982-08-18 | 1982-08-18 | インダクタンス素子の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5932114A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6214778A (ja) * | 1985-07-12 | 1987-01-23 | Q P Corp | 深部醗酵装置 |
| JPH02312215A (ja) * | 1989-05-26 | 1990-12-27 | Toko Inc | 積層インダクタの製造方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5651810A (en) * | 1979-10-05 | 1981-05-09 | Tdk Corp | Laminated transformer |
-
1982
- 1982-08-18 JP JP14298282A patent/JPS5932114A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5651810A (en) * | 1979-10-05 | 1981-05-09 | Tdk Corp | Laminated transformer |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6214778A (ja) * | 1985-07-12 | 1987-01-23 | Q P Corp | 深部醗酵装置 |
| JPH02312215A (ja) * | 1989-05-26 | 1990-12-27 | Toko Inc | 積層インダクタの製造方法 |
| JPH0572089B2 (ja) * | 1989-05-26 | 1993-10-08 | Toko Inc |
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