JPS593180Y2 - 内燃機関のシリンダブロツク - Google Patents
内燃機関のシリンダブロツクInfo
- Publication number
- JPS593180Y2 JPS593180Y2 JP1980168242U JP16824280U JPS593180Y2 JP S593180 Y2 JPS593180 Y2 JP S593180Y2 JP 1980168242 U JP1980168242 U JP 1980168242U JP 16824280 U JP16824280 U JP 16824280U JP S593180 Y2 JPS593180 Y2 JP S593180Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder block
- internal combustion
- combustion engine
- bearing
- reinforcing member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F7/00—Casings, e.g. crankcases or frames
- F02F7/0065—Shape of casings for other machine parts and purposes, e.g. utilisation purposes, safety
- F02F7/008—Sound insulation
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D19/00—Casting in, on, or around objects which form part of the product
- B22D19/02—Casting in, on, or around objects which form part of the product for making reinforced articles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は内燃機関における軽合金製シリンダブロックに
関する。
関する。
従来、内燃機関のシリンダブロックは強度的な面から鋳
鉄で製作されていた。
鉄で製作されていた。
ところが、鋳鉄は重いために軽量化の点で限界があり、
このため近年においてはアルミニウム等の軽金属を母材
とする軽合金製のシリンダブロックが採用されている(
例えば、昭和49年10月15日株式会社山海堂発行内
燃機関10月号臨時増刊第14頁〜第17頁参照)。
このため近年においてはアルミニウム等の軽金属を母材
とする軽合金製のシリンダブロックが採用されている(
例えば、昭和49年10月15日株式会社山海堂発行内
燃機関10月号臨時増刊第14頁〜第17頁参照)。
しかし、このような軽合金製シリンダブロックは軽量で
ある反面どうしても部分的に強度不足になりがちである
。
ある反面どうしても部分的に強度不足になりがちである
。
特にベアリングキャップを取り付けるベアリングバルク
ヘッド部分では強度が不足がちであった。
ヘッド部分では強度が不足がちであった。
このため、ベアリングキャップの前後方向の倒れ振動が
発生し、この振動に伴いベアリングバルクヘッドに連ら
なるシリンダブロックスカート部の左右の開閉振動が誘
起され、更には、前記スカート部に固着されているオイ
ルパンへも振動が伝達されるのでかなりの騒音が発生す
るという問題があった。
発生し、この振動に伴いベアリングバルクヘッドに連ら
なるシリンダブロックスカート部の左右の開閉振動が誘
起され、更には、前記スカート部に固着されているオイ
ルパンへも振動が伝達されるのでかなりの騒音が発生す
るという問題があった。
本考案は上記の実情に鑑みてなされたもので、オイルパ
ン取付フランジ部からベアリングバルクヘッド下端部に
かけて別体の補強部材を鋳込み、ベアリングバルクヘッ
ドの前後方向の剛性を向上させることにより、従来の問
題点を解決することを目的とする。
ン取付フランジ部からベアリングバルクヘッド下端部に
かけて別体の補強部材を鋳込み、ベアリングバルクヘッ
ドの前後方向の剛性を向上させることにより、従来の問
題点を解決することを目的とする。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図ないし第3図において、例えば゛アルミニウム等
の軽金属を母材として成形されたシリンダブロック1の
各シリンダ間の隔壁となるベアリングバルクヘッド2の
平端部中央にはベアリングキャップ3が取り付けられベ
アリングハウジング4が形成される。
の軽金属を母材として成形されたシリンダブロック1の
各シリンダ間の隔壁となるベアリングバルクヘッド2の
平端部中央にはベアリングキャップ3が取り付けられベ
アリングハウジング4が形成される。
ベアリングバルクヘッド2の両側はオイルパン取付フラ
ンジ部6が下端に形成されているスカー ト部5に連接
されている。
ンジ部6が下端に形成されているスカー ト部5に連接
されている。
そして、前記オイルパン取付フランジ部6から該フラン
ジ部6に連らなるベアリングバルクヘッド2下端部にか
けてベアリングバルクヘッド2の前後方向の剛性を高め
るような補強部材7を鋳込んである。
ジ部6に連らなるベアリングバルクヘッド2下端部にか
けてベアリングバルクヘッド2の前後方向の剛性を高め
るような補強部材7を鋳込んである。
この補強部材7は第3図に示すように平板状に形成され
オイルパン取付用のボルトが貫通する孔8を有している
。
オイルパン取付用のボルトが貫通する孔8を有している
。
9は補強部材1の位置決めを行なうためのロケータであ
る。
る。
尚、前記孔8をオイルパン取付フランジ部6に形成する
ボルト穴より太き目に形成しておけば、鋳込みの際に孔
8の部分で補強部材7の一旦下の母材が繋がり鋳ぐるみ
が一段と確実となる。
ボルト穴より太き目に形成しておけば、鋳込みの際に孔
8の部分で補強部材7の一旦下の母材が繋がり鋳ぐるみ
が一段と確実となる。
かかる構成において、ベアリングバルクヘッド2はその
上部はロワデツキに、両側はスカート部5に一体に接合
されているがベアリングキャップ3が取り付けられる下
端部は自由端になっている。
上部はロワデツキに、両側はスカート部5に一体に接合
されているがベアリングキャップ3が取り付けられる下
端部は自由端になっている。
このため、第2図中矢印で示す如く前後方向に振動し易
いが、補強部材7が鋳込まれているため前記矢印方向の
剛性が増大し、従来、エンジン騒音として特に問題とな
るL KH2前後の周波数帯にあったベアリングキャッ
プ3取り付は時のベアリングバルクヘッド2の固有振動
数が実害のない高周波域に移動し、またその振動の速度
振巾を低減できるのでスカート部5の開閉振動(第1図
中矢印で示す)及びオイルパンの振動等によりシリンダ
ブロック1から発生する騒音を大幅に低減できる。
いが、補強部材7が鋳込まれているため前記矢印方向の
剛性が増大し、従来、エンジン騒音として特に問題とな
るL KH2前後の周波数帯にあったベアリングキャッ
プ3取り付は時のベアリングバルクヘッド2の固有振動
数が実害のない高周波域に移動し、またその振動の速度
振巾を低減できるのでスカート部5の開閉振動(第1図
中矢印で示す)及びオイルパンの振動等によりシリンダ
ブロック1から発生する騒音を大幅に低減できる。
更に、ベアリングキャップ3を鋳鉄製でなく軽合金製に
すればベアリングバルクヘッド2に付加する質量が小さ
くなるためより固有振動数が増大し騒音レベルが低下す
る。
すればベアリングバルクヘッド2に付加する質量が小さ
くなるためより固有振動数が増大し騒音レベルが低下す
る。
第4図は補強部材の別の例を示し、この補強部材10は
ベアリングハウジング4の上側を構成するベアリングバ
ルクヘッド2下端部中央も補強できるように、前記中央
部形状に合わせて左右を接合して一体化したものである
。
ベアリングハウジング4の上側を構成するベアリングバ
ルクヘッド2下端部中央も補強できるように、前記中央
部形状に合わせて左右を接合して一体化したものである
。
この場合にはシリンダブロック1の横曲げ剛性をも向上
させることができ、更に騒音低減効果が大きくなる。
させることができ、更に騒音低減効果が大きくなる。
以上述べたように本考案によれば、ベアリングバルクヘ
ッド下端の前後方向の剛性が増大し、その固有振動数が
従来よりも高周波側へ移動するので、ベアリングバルク
ヘッドの前後方向の振動によって誘起されるスカート部
及びオイルパン等の振動レベルを低減でき、軽金属を母
材としたシリンダブロックの騒音レベルを大幅に低減で
きる。
ッド下端の前後方向の剛性が増大し、その固有振動数が
従来よりも高周波側へ移動するので、ベアリングバルク
ヘッドの前後方向の振動によって誘起されるスカート部
及びオイルパン等の振動レベルを低減でき、軽金属を母
材としたシリンダブロックの騒音レベルを大幅に低減で
きる。
第1図は本考案に係わるシリンダブロックの1実施例を
示す断面図、第2図は同上シリンダブロックの底面図、
第3図は補強部材の斜視図、第4図は補強部材の別の実
施例を示す斜視図である。 2・・・ベアリングバルクヘッド、3・・・ベアリング
キャップ、5・・・スカート部、6・・・オイルパン取
付フランジ部、7,10・・・補強部材。
示す断面図、第2図は同上シリンダブロックの底面図、
第3図は補強部材の斜視図、第4図は補強部材の別の実
施例を示す斜視図である。 2・・・ベアリングバルクヘッド、3・・・ベアリング
キャップ、5・・・スカート部、6・・・オイルパン取
付フランジ部、7,10・・・補強部材。
Claims (1)
- 軽金属を母材とする内燃機関のシリンダブロックにおい
て、シリンダブロック下端のオイルパン取付フランジ部
からベアリングバルクヘッド下端部にかけて、別体の補
強部材を鋳込んだことを特徴とする内燃機関のシリンダ
ブロック。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980168242U JPS593180Y2 (ja) | 1980-11-26 | 1980-11-26 | 内燃機関のシリンダブロツク |
DE8181109495T DE3163921D1 (en) | 1980-11-26 | 1981-11-03 | Cylinder block of internal combustion engine |
EP81109495A EP0052818B1 (en) | 1980-11-26 | 1981-11-03 | Cylinder block of internal combustion engine |
US06/324,149 US4465041A (en) | 1980-11-26 | 1981-11-23 | Cylinder block of internal combustion engine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980168242U JPS593180Y2 (ja) | 1980-11-26 | 1980-11-26 | 内燃機関のシリンダブロツク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5792040U JPS5792040U (ja) | 1982-06-07 |
JPS593180Y2 true JPS593180Y2 (ja) | 1984-01-28 |
Family
ID=15864390
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980168242U Expired JPS593180Y2 (ja) | 1980-11-26 | 1980-11-26 | 内燃機関のシリンダブロツク |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4465041A (ja) |
EP (1) | EP0052818B1 (ja) |
JP (1) | JPS593180Y2 (ja) |
DE (1) | DE3163921D1 (ja) |
Families Citing this family (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE3426208C1 (de) * | 1984-07-17 | 1986-03-06 | Dr.Ing.H.C. F. Porsche Ag, 7000 Stuttgart | Kurbelwellenlager fuer Brennkraftmaschinen |
US5203854A (en) * | 1991-02-06 | 1993-04-20 | Ab Volvo | Main bearing cap for internal combustion engines |
US5107809A (en) * | 1991-05-28 | 1992-04-28 | Kia Motors Corporation | Engine block and bearing assembly |
CA2067960A1 (en) * | 1991-12-09 | 1993-06-10 | Dennis S. Shimmell | Cast reinforced bracket |
DE9319055U1 (de) * | 1993-12-11 | 1995-04-13 | FEV Motorentechnik GmbH & Co. KG, 52078 Aachen | Kolbenmaschine, insbesondere Kolbenbrennkraftmaschine mit versteiftem Motorblock mittels unterbrochener Rippen |
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SE506112C2 (sv) * | 1993-12-16 | 1997-11-10 | Saab Automobile | Förstärkt cylinderhuvud |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE2746740A1 (de) * | 1977-10-18 | 1979-04-26 | Volkswagenwerk Ag | Schallisolierend gekapselte brennkraftmaschine |
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DE2803763A1 (de) * | 1978-01-28 | 1979-08-02 | Willi Eberbach Kg Metallgiesse | Verfahren zur herstellung von werkstuecken aus ne-metallen im druckguss- oder kokillengussverfahren und nach dem verfahren hergestellte werkstuecke |
-
1980
- 1980-11-26 JP JP1980168242U patent/JPS593180Y2/ja not_active Expired
-
1981
- 1981-11-03 DE DE8181109495T patent/DE3163921D1/de not_active Expired
- 1981-11-03 EP EP81109495A patent/EP0052818B1/en not_active Expired
- 1981-11-23 US US06/324,149 patent/US4465041A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5792040U (ja) | 1982-06-07 |
DE3163921D1 (en) | 1984-07-05 |
US4465041A (en) | 1984-08-14 |
EP0052818B1 (en) | 1984-05-30 |
EP0052818A1 (en) | 1982-06-02 |
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