JPS5926079B2 - タイヤ空気圧の異常圧検出警報装置 - Google Patents

タイヤ空気圧の異常圧検出警報装置

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JPS5926079B2
JPS5926079B2 JP50116915A JP11691575A JPS5926079B2 JP S5926079 B2 JPS5926079 B2 JP S5926079B2 JP 50116915 A JP50116915 A JP 50116915A JP 11691575 A JP11691575 A JP 11691575A JP S5926079 B2 JPS5926079 B2 JP S5926079B2
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謙造 中西
富久雄 嶋
泰亨 花阪
孝 田草川
明 松田
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Nippon Denshi Kagaku Co Ltd
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Nippon Denshi Kagaku Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C23/00Devices for measuring, signalling, controlling, or distributing tyre pressure or temperature, specially adapted for mounting on vehicles; Arrangement of tyre inflating devices on vehicles, e.g. of pumps or of tanks; Tyre cooling arrangements
    • B60C23/02Signalling devices actuated by tyre pressure
    • B60C23/04Signalling devices actuated by tyre pressure mounted on the wheel or tyre
    • B60C23/0408Signalling devices actuated by tyre pressure mounted on the wheel or tyre transmitting the signals by non-mechanical means from the wheel or tyre to a vehicle body mounted receiver

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、自動車等のタイヤ空気圧の圧力値を検出し
、異常圧力値の状態をその車輌内の運転者に警報として
知らしめる目的のタイヤ空気圧の異常検出警報装置に関
するものである。
上述する目的において開発された従来の装置の一例とし
ては、個々のタイヤホイールについて、それぞれ電波を
送出する発信器と、電池等の電源およびタイヤ内圧に感
応して作動する圧力検知スイッチとを設け、異常時に前
記スイッチがONとなって発信器が働くように構成され
た送信器を備え、これらの送信器からの電波を受けて警
報を発するようにした受信−警報器とで構成されている
装置がある。
さらにまた、他の例としては、タイヤホイール裏面にお
いて車軸と同軸的に配した導線のリングと、タイヤ内圧
が異常圧の際にOFFとなる内圧検知スイッチとを直列
に接続して、前記リングの一部線分を交流励磁する励磁
コイルと、これによりリング導線中に流れる電流で誘起
する磁束変化を受けて信号をとり出す感応コイルとを車
軸支持部等の静止系に設けた構成の装置である。
上述する従来装置については、次に記述するような欠点
あるいは問題点が指運されている。
まず、前者の装置については、タイヤホイールに設ける
発信器に電源を必要とし、通常これを電池によって形成
している点である。
したがって、この発信器をして、いわゆる′fail
−5afe ”に設定するには常時発信状態にする必要
がある。
このため発信器の電源、すなわち電池の電圧消耗が著し
く犬であり、電池の寿命の点から前記fail−saf
e設定は不可能である。
また、この装置における供給電源としてタイヤホイール
の回転を利用した発電方式とするには機構の複雑化のた
め高価となり、これを克服して発電方式としたとしても
停止中のfail−safeについては保証されない。
次に、後者の装置は、走行中および停止中にかかわりな
く、fail−safeは保証されるが、励磁コイルと
感応コイルとを保持する機構にきわめて高い精度と、設
計強度とが要求され、またその装着が容易でない等の問
題点がある。
この発明は、上述する従来装置の諸欠点および問題点を
解決する装置を提供するものであって、具体的には、車
輌における各車輪に対してそれぞれ装着される複数個の
応答器と、前記車輌における車体に対して装着される送
受回路と、前記車輌の車体側に搭載される励振信号源と
の組み合せによって構成され、前記各応答器は、前記各
車輪のタイヤホイールリム部に沿って平行する面内に対
向位置し、かつ車軸に対し同軸的に装着され、前記タイ
ヤホイールリム部と車軸方向(ζ電界双極子を形成する
環状導体の応答アンテナと、前記タイヤホイールリム部
と応答アンテナ間に電気的に接続されている応答器側共
振回路と、該共振回路の形成、非形成を切換えるように
前記応答器側共振回路中に接続されたスイッチ接点と、
あらかじめ設定されたタイヤ内空気圧力値を検知して、
その検知圧力値に応じて前記スイッチ接点を開閉する圧
力検知機構とを備え、前記送受回路は、前記応答アンテ
ナに対して同心円弧状をなし、前記応答アンテナとの間
に電磁波の授受を可能ならしめるように前記各応答アン
テナにそれぞれ対向して車軸方向に電界双極子を形成す
る一対の平行導体によって形成される送受アンテナと、
該送受アンテナおよび前記励振信号源との間に電気的に
接続される送受側共振回路と、該送受側共振回路中であ
って、この共振回路の励振時に該送受側共振回路内の送
信電流と前記応答器からの再輻射電磁波の受信電流との
合成ベクトルを出力するよう接続された結合器とを備え
ているタイヤ空気圧の異常圧検出警報装置である。
以下、この発明の装置について、図面に示す実施例にも
とづいて詳細に説明する。
第1図は、個々の回転系タイヤホイール面に設けられる
応答器の一実施例を示すものであり、これを第1図2よ
び第3図Aに基づいて説明する。
前記応答器1は、タイヤホイール2の面に平行する面内
に対向位置し、かつ車軸3と同軸的に装置された環状導
体の応答アンテナ4を備え、前記タイヤホイール面2と
応答アンテナ4との間をタイヤ空気圧の圧力値を検出す
る機構5に接続されているところの圧力検知スイッチ6
を介して共振回路7によって接続する。
前記圧力検知スイッチ6は、タイヤ空気圧の正常圧力時
に接点を閉じ、異常圧力時に接点を開くように設定され
ている。
前記共振回路7は、コイル8および前記応答アンテナ4
の静電容量を含むコンデンサ9で成り、ホイール面接地
点10と応答アンテナ4に対して定周波数foなる共振
回路を形成する。
この場合、タイヤ空気圧の圧力値を検出する機構に接続
されている圧力検知スイッチ6は、圧力正常時に接点を
閉じていて、圧力異常時に接点を開<0N−OFF接点
機構で形成されているため、共振回路閉成時には、あら
かじめ設定された定共振周波数fo信号を発する。
一方、共振周波数をして、あらかじめ定めた上限と下限
の範囲内で連続的に変化させる応答器を提供することも
できる。
すなわち、前記圧力検出機構5をして、該圧力検知機構
の駆動出力端5aと共振コイル素子のコアとを機械的に
連動してインダクタンスの値を変えることによって、コ
ンデンサ9との間に形成される共振回路の共振周波数を
前記あらかじめ定めた上限および下限の範囲内で連続的
に変えることができ、タイヤ空気圧の状態に応じた共振
信号を得ることができる。
第2図は、静止系車体側に設けられる送受回路の一実施
例の原理を示すもので、該回路11は、各タイヤホイー
ルに対応して1個づつ設けられる。
この図において、12は送受アンテナである。
前記送受アンテナ12の車体に対する静電容量を含むコ
ンデンサ13と結合器14の一次コイル15とは、端子
17からみて周波数foなる共振回路を形成し、二次コ
イル16は、一次コイル15の電流に比例する電圧を端
子18より取り出すものである。
端子17は、周波数foの正弦波信号を発する低インピ
ーダンスの励振信号源19により、車体接地点20を基
準として駆動される構成をとる。
第3図Aは、前記静止系車体側の送受アンテナ12と、
回転系応答器の応答アンテナ4との関係の一実施例を示
すものであって、応答アンテナ4は、タイヤホイール2
の面に沿って平行な面内に対向位置していて、かつ、車
軸3に対して同軸的に装着されている。
このように装着することによって、前記応答アンテナ4
と、前記タイヤホイール2のリム外周部2a間には、車
軸方向の電界双極子が形成されることになる。
一方、送受アンテナ12は、はぼ半円弧状のアンテナで
あって、タイヤホイール2に近接し、かつタイヤホイー
ル面とほぼ平行な面をなす車体側板21に対して平行に
取射けられる。
このように取付けることによって、前記送受アンテナ1
2と車体側板21間には、車軸方向の電界双極子が形成
されることになる。
ここで、送受アンテナ12は、第3図Bに示すように、
導体線条12A、12Bとしたものにおきかえ、それぞ
れの端子30.31を結合器32を介して端子33を第
1図に示す接点Aに接続することによって平衡双極子を
構成することができ、第3図Aと同様のインピーダンス
効果を得ることができる。
これらの応答アンテナ4と送受アンテナ1〜2との関係
は、電波工学上のヘルツ双極子における電磁伝播原理に
いう静電界ないしは誘導電界にしたがうところの静電界
結合ないしは静電誘導結合の結合状態を形成するもので
ある。
上述する原理構成の動作を述べると、まず、励振信号源
19により端子17に信号がもたらされると、コンデン
サ13とコイル15は前述のように周波数foで共振し
、それによって送受アンテナ12が電位励振するため電
磁波を送出する。
仮りに、いま検知スイッチ6が閉じていると、応答アン
テナ4で捕捉された電磁エネルギーにより、共振回路7
は、前述するように周波数foで共振すると同時に、応
答アンテナ4からそのエネルギーの一部を電磁波として
輻射し、この輻射波が送受アンテナ12に受信される。
すなわち、コイル15には、送受アンテナ12への送信
電流isと、送受アンテナ12が応答アンテナ4から受
けとる電磁波による遅相の受信電流旨との和iAが流れ
ており、コイル16すなわち端子18には電流iAに比
例する電圧eNを生じさせることになる。
第4図は、結合器14の出力端子18に生じる出力電圧
eAを前起送信篭流isにもとすく電圧成分esと、前
記受信電流irにもとづく電圧成分erと各ベクトル量
を合成してベクトル表示したものである。
この図からも明らかなように、たとえば励振信号源19
の位相を基準とすれば、電圧esはΦs1電圧e、はΦ
、の位相角を生じ、合成ベクトルeAはΦAなる位相角
を有する。
G)ま検知スイッチ6が開いたとすると、共振回路7は
コイル8の接続が開路されるため、応答アンチ4からの
共振による輻射信号が生じないことになる。
したがって、送受回路11のコイル15の電流は、送信
電流isのみとなり、端子18の電圧はesで出力する
一般に、前記検知スイッチ6のとり得る0N−OFF2
つの状態゛A”あるいはB”に対応して送受回路11の
出力端子18には、ベクトルeA= 1eA1exp(
JΦA)。
i= 、= le Blexp(jΦB)とから成る適
当な振幅比較器でIeAI IeBI=1Δe1を、
また位相弁別器でlΦA1−1ΦB l=lΔΦ1を検
出すれば目的とする警報信号を得ることができる。
さらにまた、@c=e 、exp(jΦr)であること
から、ベクトル差MA−δB = @ cを求め、これ
によって、振幅比較器で1erlを、または位相比較器
によりΦrを検出し、これを警報信号とすることもでき
る。
第5図は、四輪車における第2図の送受回路の基本構成
を用いた送受回路である。
この図において、回路14a、14b、14cおよび1
4dは、端子17より共通に並列励振されるように接続
されている。
したがって、回路14a、14b。14cおよび14d
の出力電圧ea、eb、ec。
edは、互いに加算され、和の電圧eoを得るものであ
る。
もちろん、回路14a〜14dに対応して、応答器1a
、1b、lcおよび1dがタイヤホイールに設けられて
いる。
図において、22は、和の電圧eoの正常時に生じる振
幅の数分の−のレベルでeoを常にカットする振幅制御
器であり、23は、前記振幅制御器22の出力22aの
位相と基準位相人力17aとを位相比較する位相弁別器
である。
前記基準位相人力17aは、励振信号源19の出力信号
である。
前記弁別器23の出力23aは、警報のための状態信号
”A”または”B”なる直流電圧として出力する。
第5図の回路の動作について、さらに述べると、回転系
タイヤホイールに設けた応答器1a〜1dのすべての検
知スイッチ6a〜6dが閉じた状態にあるとすれば、回
路14a〜14dの出力電圧ea〜edは、それぞれ第
4図のベクトルeAであられされ、第6図のようにσ↑
=4eAとなる。
一方、検知スイッチ6a〜6dがすべて開いた状態にあ
るときは、0Q=4eBとなる。
4個の検知スイッチのいずれか1側聞いた状態の場合は
、eoのベクトルは3aA+eBすなわち、σFとなり
、位相角がΦえからΦA/に移って、ΦA−ΦAl=Δ
Φがその変化量としてあられれる。
振幅制御器22は、これらの位相値を弁別器23に伝え
るから、基準信号17aによる基準位相をたとえばΦB
としておけばOF F ”の検知スイッチの数に応じて
出力23aの電圧edはΔΦ、2ΔΦ・・・と対応する
電位となる。
したがって無差別にいずれか1個の異常を警報すればよ
い目的の場合には、ΔΦに応するより低いスレーショル
ド値と比較することにより容易に警報信号を得ることが
できる。
第1図は、第6図における差ベクトル関係上のy点の変
位量P−yについて検出するための回路の実施例を示す
ものである。
この図において、送受回路14a、14b、14cおよ
び14d1さらにはそれらの各出力電圧ea=edは、
第5図と同様に接続されている。
一方、端子17と接地点間には、結合器26の一次コイ
ル24とインピーダンス回路27とを直列接続し、二次
コイル25の端子側には、それぞれの送受回路の二次コ
イル出力端子が直列に接続されていて、出力電圧ea=
edの和電圧eoに対し逆相として、出力eooを得る
ように形成されている。
第7図における出力和電圧eoについては、第6図のベ
クトル関係を有する。
しかし、第6図のOQは各回路14a〜14dの送信電
流成分i3の和であることから、励振信号源19からの
分路電流ioを一次側コイル24およびインピーダンス
回路27により、二次側コイル25の出力Eのベクトル
をしてIEBI/(ΦB十π)なるよう設定してzくと
、eooはベクトル蓋面、すなわちEcとして得られる
したがって、変位量P−P’の絶対値IP−P’lはe
ooを単に整流した直流量において、Eth<+p−P
’lに相当するスレーショルド値と比較することによっ
て警報信号を得ることができる。
また、他の実施例は、第7図の回路において、インピー
ダンス回路を調整することによって、ベクトルEを第8
図に示すσqに設定するものである。
この場合、出力eooのベクトルはq子または(ffと
してあられされる。
また位相変化は、Δσであって、第6図のΔΦを求める
場合より位相変化量が大きく、シたがって位相弁別器の
精度は、第5図に示す回路のものより低ぐてすむ。
一方、警報を個々のタイヤホイールについ・て識別する
目的のものでは、各送受回路の出力を個々に独立して、
第4図にも゛とづくベクトル検出を行うか、もしくは各
出力を繰返し走査して検出することによって識別する。
また、警報を個々のタイヤホイールについて識別する他
の方法は、第5図に示す回路において、送受アンテナと
応答器の各組合せの共振周波数を各タイヤホイールにつ
いて、あらかじめ互いに離調した同波数値f a +
f b + f cおよびfdに設定しておき、これに
対して信号源fをして、前記周波数値fa、fb、fc
、fdの帯域を含んだものとして掃引する構成によって
提供される。
したがって、出力eoは、信号源fがfa−fdのいず
れかに一致したとき、第4図に示すベクトルIeA1を
ピークとするパルス状出力を遂次発生する。
このパルス数が1掃引当り4個であれば”正常パを警報
し、それ以外の場合は”異常″を警報することになる。
後者の場合で、あらかじめその順序を設定しておけば“
異常″の番地が判明し、異常ホイールを識別することが
できる。
以上のように、この発明の装置は、特に、回転系タイヤ
ホイール側のタイヤ空気圧検知回路に電源を必要としな
い装置として効果的である。
すなわち、前記タイヤホイール側のタイヤ空気圧検知の
ための回路は、LC共振回路と環状の応答アンテナとに
よって形成され、静止系車体側の送受アンテナからの入
射電磁波エネルギーを再輻射させ応答させる方法のもの
であり、このため検知、応答系統の故障の際には、再輻
射が停止し、警報を発することにより、いわゆるfai
l−8afeとして保安上大きな効果がある。
また、応答アンテナが環状構造であることにより、車輪
の回転停止に関係なく、一定の強度の電磁波の授受と応
答送波を行える。
また、送受アンテナが車体側フェンダ部に沿わせて設け
られていて、該送受アンテナと、前記応答アンテナとの
双極子関係が一致することにより電界結合度が大きく、
かつまた、両アンテナがともに共振型であることと相俟
って、送受アンテナからみた応答アンテナに対する往復
伝播途上の損失を補償し得る。
一方、送受回路は、その共振回路内の電流について、応
答器からの受信電流の有無によるベクトル変位を簡単な
結合コイルを用いて取出し検出するものであるから、特
に、ホイールの警報識別を必要としない場合は、個々の
ベクトルの和から直接前記応答の有無を検出することが
できる。
また特に、位相変化を検出するものでは、位相弁別器の
本質的な効果も加わり、雑音障害に乱されることが少な
い利点がある。
さらに応答器は、前述のように、電源を要せず、かつま
た、回路が簡単なこと、および応答アンテナについても
環状型であること等から、軽量構造とすることができ、
タイヤホイール面の外部から容易に装着し得る構造のも
のとして有効である。
【図面の簡単な説明】
図面は、この発明に成る装置の実施例を示すものであり
1.第1図は、回転系タイヤホイール側に設けられる応
答器の基本的回路図、第2図は、静止系車体側に設けら
れる送受回路の基本的回路図、第3図AおよびBは、送
受アンテナの構成を示す略示図、第4図は、出力電圧e
Aについて送受アンテナへの送信電流isによる電圧成
分es、応答アンテナからの輻射電磁波による遅相受信
電流irによる電圧成分erとをベクトル表示したベク
トル表示図、第5図は、第2図に示す送受回路を各タイ
ヤホイールに対し1個づつ配してなる回路図、第6図は
、第5図に示す回路において、前記各タイヤホイールに
対して1個づつ配した送受回路の出力電圧の様子をベク
トル表示した場合のベクトル表示図、第7図は、第6図
における差ベクトル検出上の点の変位差P−P’につい
て検出するための回路を示す回路図、第8図は、インピ
ーダンス回路を調整してベクトルEを面によりベクトル
表示し得るようになしたベクトル表示図である。 1・・・・・・応答器、2・・・・・・タイヤホイール
、2a・・・・・・タイヤホイールリム部、3・・・・
・・車輪車軸、4・・・・・・応答アンテナ、5・・・
・・・圧力検知機構、6・・・・・・圧力検知スイッチ
接点、7・・・・・・応答器側共振回路、8・・・・・
・コイル、9・・・・・・コンデンサ、10・・・・・
・タイヤホイール面接地点、11・・・・・・送受回路
、12・・・・・・送受アンテナ、12A、12B・・
・・・・送受アンテす用導体線条、13・・・・・・コ
ンデンサ、14・・・・・・結合器、15・・・・・・
一次コイル、16・・・・・・二次コイル、17・・・
・・・端子、18・・・・・・出力端子、19・・・・
・・励振信号源、20・・・・・・車体接地点、21・
・・・・・車体側板、22・・・・・・振幅制御器、2
3・・・・・・位相弁別器、24・・・・・・一次コイ
ル、25・・・・・・二次コイル、26・・・・・・結
合器、27・・・・・・インピーダンス回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 車輌における各車輌に対してそれぞれ装着される複
    数個の応答器と、前記車輌における車体に対して装着さ
    れる送受回路と、前記車輌の車体側に搭載される励振信
    号源との組み合わせによって構成され、 前記各応答器は、前記各車輌のタイヤホイールリム部に
    沿って平行する面内に対向位置し、かつ車軸に対し同軸
    的に装着され、前記タイヤホイールリム部と車輌方向に
    電界双極子を形成する環状導体の応答アンテナと、前記
    タイヤホイールリム部と応答アンテナ間に電気的に接続
    されている応答器側共振回路と、該共振回路の形成、非
    形成を切換えるように前記応答器側共振回路中に接続さ
    れたスイッチ接点と、あらかじめ設定されたタイヤの空
    気圧力値を検知して、その検知圧力値に応じて前記スイ
    ッチ接点を開閉する圧力検知機構とを備え、 前記送受回路は、前記応答アンテナに対して同心円弧状
    をなし、前記応答アンテナとの間に電磁波の授受を可能
    ならしめるように前記各応答アンテナにそれぞれ対向し
    て車輌方向に電界双極子を形成する一対の平行導体によ
    って形成される送受アンテナと、該送受アンテナおよび
    前記励振信号源との間に電気的に接続される送受側共振
    回路と、該送受側共振回路中であって、この共振回路の
    励振時に該送受側共振回路内の送信電流と前記応答器か
    らの再輻射電磁波の受信電流との合成ベクトル量を出力
    するよう接続された結合器とを備えていることを特徴と
    するタイヤ空気圧の異常圧検出警報装置。 2、特許請求の範囲第1項に記載のタイヤ空気の異常圧
    検出警報装置において、前記各結合器の出力を加算した
    加算ベクトル値に対し、送信電流の全加算値に相当する
    ベクトル値を励振信号源から独立して基準ベクトル信号
    として発生する独立の結合器を設け、前記独立の結合器
    に関連して、その位相を設定する一系統のインピーダン
    ス回路と、前記加算ベクトルと該基準位相信号との差に
    よる差ベクトルを得るための減算回路と、該差ベクトル
    の変化量の絶対値を得る整流回路と、該整流回路の出力
    を警報信号として得るベクトル比較器とを備えているこ
    とを特徴とするタイヤ空気圧の異常圧検出警報装置。 3 特許請求の範囲第1項に記載のタイヤ空気圧の異常
    圧検出警報装置に2いて、それぞれの応答器と、該それ
    ぞれの応答器に対応する送受回路との間の周波数をf
    a < f b < f c < f dなる互いに離
    調した値に設定し、fl<fa、fd<f2なる下限周
    波数f1、上限周波数12間を繰返し掃引する信号源を
    有し、掃引ごとに各結合器の直列出力に生じるピークベ
    クトルの絶体値の発生順位を掃引と同期して識別する計
    数サンプリング回路を併置して異常圧のホイールごとに
    識別して警報を得るようになしたことを特徴とするタイ
    ヤ空気圧の異常圧検出警報装置。
JP50116915A 1975-09-25 1975-09-25 タイヤ空気圧の異常圧検出警報装置 Expired JPS5926079B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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