JPS59226031A - 発泡性樹脂組成物 - Google Patents
発泡性樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS59226031A JPS59226031A JP10151583A JP10151583A JPS59226031A JP S59226031 A JPS59226031 A JP S59226031A JP 10151583 A JP10151583 A JP 10151583A JP 10151583 A JP10151583 A JP 10151583A JP S59226031 A JPS59226031 A JP S59226031A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin composition
- resin
- polyfunctional
- mixed
- added
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Epoxy Resins (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の属する技術分野〕
本発明は断熱、保温などのために用いられる軽皺の発泡
性樹脂組成物に関する。
性樹脂組成物に関する。
従来発泡性樹脂組成物は、ゴム系組成物、ポリウレタン
系組成物またはポリエチレン、ポリスチレン系組成物な
どで代表されるものが知られており、これらは例えばア
ゾジカルボンアミドまたはニトロダ系発泡剤などのよう
な発泡剤を使用するのが普通であるが、これらの発泡剤
自体が高価であるために、得られる発泡成形物も高価な
ものになるという欠点がある。また発泡成形物をつくる
異なる方法として、樹脂組成物に気体を混合あるいは吹
き込み、この気体を残存させるかまたは樹脂組成物に溶
剤を添加した後、この溶剤を除去して気泡とするなどの
方法もある。しかし、これらの方法は特別な専用装置が
必要であり、また溶剤を添加する方法を用いるときは、
溶剤へ引火する危険性が伴う。一方上記発泡成形物の耐
熱性は通常１００℃以下とされており、これ以上の温度
で使用することは好ましくない。発泡性樹脂組成物に１
００°Ｃ以上の耐熱性を付与させるには、粉末樹脂組成
物を不活性ガス中で、融点以下の加圧圧縮焼結を行うか
、または樹脂組成物にガラスなどの中空微小球を分散添
加し、発泡性樹脂組成物のような軽量な材料を得ること
も考えられるが、いずれにしても特殊な方法であるから
高価なものとなる。
系組成物またはポリエチレン、ポリスチレン系組成物な
どで代表されるものが知られており、これらは例えばア
ゾジカルボンアミドまたはニトロダ系発泡剤などのよう
な発泡剤を使用するのが普通であるが、これらの発泡剤
自体が高価であるために、得られる発泡成形物も高価な
ものになるという欠点がある。また発泡成形物をつくる
異なる方法として、樹脂組成物に気体を混合あるいは吹
き込み、この気体を残存させるかまたは樹脂組成物に溶
剤を添加した後、この溶剤を除去して気泡とするなどの
方法もある。しかし、これらの方法は特別な専用装置が
必要であり、また溶剤を添加する方法を用いるときは、
溶剤へ引火する危険性が伴う。一方上記発泡成形物の耐
熱性は通常１００℃以下とされており、これ以上の温度
で使用することは好ましくない。発泡性樹脂組成物に１
００°Ｃ以上の耐熱性を付与させるには、粉末樹脂組成
物を不活性ガス中で、融点以下の加圧圧縮焼結を行うか
、または樹脂組成物にガラスなどの中空微小球を分散添
加し、発泡性樹脂組成物のような軽量な材料を得ること
も考えられるが、いずれにしても特殊な方法であるから
高価なものとなる。
本発明の目的は高価な発泡剤や特殊な製造装置を用いる
ことなく製造が容易で安価な、しかも耐熱性に富んだ発
泡性樹脂組成物を提供することにある。
ことなく製造が容易で安価な、しかも耐熱性に富んだ発
泡性樹脂組成物を提供することにある。
本発明は高い１ｊ熱性を有する多官能マレイミドと多官
能シアン酸エステルの混合樹脂２５〜５０重量部に液状
エポキシ樹脂５０〜７５重量部を加え、さらに酸無水物
７０〜１２ＯＮ量部を加えることにより、硬化過程で発
泡させることにより達成される。
能シアン酸エステルの混合樹脂２５〜５０重量部に液状
エポキシ樹脂５０〜７５重量部を加え、さらに酸無水物
７０〜１２ＯＮ量部を加えることにより、硬化過程で発
泡させることにより達成される。
以下本発明を実施例に基づき説明する。
実施例１
多官能マレイミドと多官能シアン酸エステルの混合樹脂
としては三菱ガス化学社製のＢＴレジン２１００を３０
重量部、エポキシ樹脂としては油化シェル社製のエピコ
ート８２８を７０重量部を配合した液状樹脂に酸無水物
として日立化成社製の無水メチルハイミック酸ＭＨＡＣ
Ｐを８０ ｆｔ ｉ部添加し、攪拌混合した後、アミン
系硬化触媒としてジャパン・セールチルニー社梨のに６
１Ｂを０．５重量部添加して室温で攪拌混合した。この
組成物を８０〜１６０°Ｃ疋加熱して発泡を行った。な
お上記のＢＴレジンは２！５〜５０重量部、エポギシ樹
脂は５０〜７５重量部。
としては三菱ガス化学社製のＢＴレジン２１００を３０
重量部、エポキシ樹脂としては油化シェル社製のエピコ
ート８２８を７０重量部を配合した液状樹脂に酸無水物
として日立化成社製の無水メチルハイミック酸ＭＨＡＣ
Ｐを８０ ｆｔ ｉ部添加し、攪拌混合した後、アミン
系硬化触媒としてジャパン・セールチルニー社梨のに６
１Ｂを０．５重量部添加して室温で攪拌混合した。この
組成物を８０〜１６０°Ｃ疋加熱して発泡を行った。な
お上記のＢＴレジンは２！５〜５０重量部、エポギシ樹
脂は５０〜７５重量部。
酸無水物は７０〜１２０重量部の範囲で用いることがで
きる。
きる。
発泡度は試験管中にこの組成物を一定の高さまで入れて
おき、発泡後の高さを測定して初期高さに対するゴ分率
として求めた。その結果を第１表に示す。
おき、発泡後の高さを測定して初期高さに対するゴ分率
として求めた。その結果を第１表に示す。
実施例２
ノミ施例１に用いた混合樹脂組成物に硬化触媒とし７て
、イミグノ゛−ル環を有する四国化成社製の商品名「′
Ｉ−ニアゾール」を１重量部添加し、実施例１と同様の
方法で発泡させ、得られた発泡成形物を１７０″Ｏ：１
６よび１９０”Ｏで加熱してｍｆ＆減少率と寸法変化を
測定した。その結果は第１表に併記しである。第１表か
らこの発泡成形物は重量減少率および加熱収縮率のいず
れも非常に小さく、耐熱性は１夕めて優れたものである
ことがわかる。
、イミグノ゛−ル環を有する四国化成社製の商品名「′
Ｉ−ニアゾール」を１重量部添加し、実施例１と同様の
方法で発泡させ、得られた発泡成形物を１７０″Ｏ：１
６よび１９０”Ｏで加熱してｍｆ＆減少率と寸法変化を
測定した。その結果は第１表に併記しである。第１表か
らこの発泡成形物は重量減少率および加熱収縮率のいず
れも非常に小さく、耐熱性は１夕めて優れたものである
ことがわかる。
実施例３
実施例１および実施例２に用いた混合樹脂組成物を増粘
し、発泡性を高めるために、石英微粉末を２重量部添加
し、実施例１．実施例２と同様に発泡させた。結果を第
１表に併記した。
し、発泡性を高めるために、石英微粉末を２重量部添加
し、実施例１．実施例２と同様に発泡させた。結果を第
１表に併記した。
以上実施例を述べたが本発明に用いられるエポキシ樹脂
はビスフェノールＡジグリシジルエーテル樹脂、フェノ
ールノボラック型エポキシ樹脂。
はビスフェノールＡジグリシジルエーテル樹脂、フェノ
ールノボラック型エポキシ樹脂。
オルソクレゾールノボラ、クエボキシ樹脂、臭素化ビス
フェノールＡジグリシジルエーテル樹脂。
フェノールＡジグリシジルエーテル樹脂。
水素添加ビスフェノールＡジグリシジルエーテル樹脂、
ビスフェノールＡ側鎖型ジグリシジルエーテル樹脂、ウ
レタン変性エポキシ樹脂、グリシジルエステル型樹脂等
を変性したエポキシ樹脂を使用Ｃることかできる。また
酸無水物としては、無水フタル酸、無水マレイン酸、ヘ
キサヒドロ無水フタル酸、メチルテトラヒドロ無水フタ
ル酸、テトラヒドロ無水フタル酸、メチルへキサヒドロ
無水フタル酸、ナジック酸無水物、メチル無水コハク岐
、ベンゾフェノンテトラカルボン酸無水物。
ビスフェノールＡ側鎖型ジグリシジルエーテル樹脂、ウ
レタン変性エポキシ樹脂、グリシジルエステル型樹脂等
を変性したエポキシ樹脂を使用Ｃることかできる。また
酸無水物としては、無水フタル酸、無水マレイン酸、ヘ
キサヒドロ無水フタル酸、メチルテトラヒドロ無水フタ
ル酸、テトラヒドロ無水フタル酸、メチルへキサヒドロ
無水フタル酸、ナジック酸無水物、メチル無水コハク岐
、ベンゾフェノンテトラカルボン酸無水物。
ピロメリット酸無水物などのようなカルボン酸無水物が
用いられる。
用いられる。
本発明においては、多官能マレイミドと多官能シアン酸
エステルの混合樹脂に上記エポキシ樹脂の１ＩＩｔまた
は２種以上の混合液状樹脂に上記酸無水物の１種または
２種以上を組成に応じて混合することにより、所望の粘
性を有する組成物を得ることができ、さらにこの組成物
に、発泡が均一に行われるように調整するため、イミダ
ゾール環を有する硬化触媒を添加することにより、安定
した発泡性樹脂組成物とすることができる。イミダゾー
ルの添加は、粘性混合組成物の硬化過程において、酸無
水物とイミダゾール環中の第２．第３級アミンが反応し
て炭酸ガスおよび窒素ガスなどを発生させるので、発泡
樹脂組成物が得られるのである。この反応を促進するた
めに、この粘性混合組成物は配合割合に応じて適当な温
度に加熱するのがよい。なお硬化触媒はイミダゾールの
ほかに、アミン系硬化触媒として第３級アミン、脂肪族
ポリアミン、芳香族ポリアミンｒ ＢＦａ−アミン酸体
またはジシアンジアミド、そのほか金属塩類などを用い
てもよい。
エステルの混合樹脂に上記エポキシ樹脂の１ＩＩｔまた
は２種以上の混合液状樹脂に上記酸無水物の１種または
２種以上を組成に応じて混合することにより、所望の粘
性を有する組成物を得ることができ、さらにこの組成物
に、発泡が均一に行われるように調整するため、イミダ
ゾール環を有する硬化触媒を添加することにより、安定
した発泡性樹脂組成物とすることができる。イミダゾー
ルの添加は、粘性混合組成物の硬化過程において、酸無
水物とイミダゾール環中の第２．第３級アミンが反応し
て炭酸ガスおよび窒素ガスなどを発生させるので、発泡
樹脂組成物が得られるのである。この反応を促進するた
めに、この粘性混合組成物は配合割合に応じて適当な温
度に加熱するのがよい。なお硬化触媒はイミダゾールの
ほかに、アミン系硬化触媒として第３級アミン、脂肪族
ポリアミン、芳香族ポリアミンｒ ＢＦａ−アミン酸体
またはジシアンジアミド、そのほか金属塩類などを用い
てもよい。
以上説明したように、本発明によれば多官能マレイミド
と多官能シアン酸エステルを主成分とする樹脂に、エポ
キシ樹脂と酸無水物、さらに必要により硬化触媒を添加
することにより、発泡性樹脂組成物が得られるので、高
価な発泡剤を使用したり、気体を混合させるための特殊
な装置などを必要とせず、また溶剤を用いる危険性もな
く、簡単な操作で発泡成形物の製造が実現でき、しかも
低価格なものとすることができる。一方材料特性の面か
らも多官能マレイミドと多官能シアン酸エステル混合樹
脂とエポキシ樹脂とが強固に結合した機械的強度に浸れ
たものであり、また従来の発泡成形物の耐熱性が１００
’Ｑ以下であるのに対し本発明では１５０−０以上の耐
熱性を有し、有効な活用が期待されるものである。
と多官能シアン酸エステルを主成分とする樹脂に、エポ
キシ樹脂と酸無水物、さらに必要により硬化触媒を添加
することにより、発泡性樹脂組成物が得られるので、高
価な発泡剤を使用したり、気体を混合させるための特殊
な装置などを必要とせず、また溶剤を用いる危険性もな
く、簡単な操作で発泡成形物の製造が実現でき、しかも
低価格なものとすることができる。一方材料特性の面か
らも多官能マレイミドと多官能シアン酸エステル混合樹
脂とエポキシ樹脂とが強固に結合した機械的強度に浸れ
たものであり、また従来の発泡成形物の耐熱性が１００
’Ｑ以下であるのに対し本発明では１５０−０以上の耐
熱性を有し、有効な活用が期待されるものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １）多官能マレイミドと多官能シアン酸エステルを生成
物とする混合樹脂２５〜５０重量部に、エポキシ樹脂５
０〜７５本川部とカルボン酸無水物７０〜１２０重量部
を添加したことを特徴とする発泡性樹脂組成物。 ２）＃ｌｙＦ請求の範囲第１項記載の組成物において、
イミダゾール環を有する硬化触媒を添加したことを特徴
とする発泡性樹脂組成物。 ３）特許請求の範囲第１項記載の組成物において、アミ
ン系硬化触媒を添加したことを特徴とする発泡性樹脂組
成物。 ４）特許請求の範囲第１項ないし第３項のいずれかに記
載の組成物において、石英微粉末を添加したことを特徴
とする発泡性樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10151583A JPS59226031A (ja) | 1983-06-07 | 1983-06-07 | 発泡性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10151583A JPS59226031A (ja) | 1983-06-07 | 1983-06-07 | 発泡性樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59226031A true JPS59226031A (ja) | 1984-12-19 |
Family
ID=14302669
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10151583A Pending JPS59226031A (ja) | 1983-06-07 | 1983-06-07 | 発泡性樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59226031A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012057157A (ja) * | 2010-09-03 | 2012-03-22 | Sika Technology Ag | 発泡剤として水を用いる熱硬化性エポキシ樹脂組成物 |
-
1983
- 1983-06-07 JP JP10151583A patent/JPS59226031A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012057157A (ja) * | 2010-09-03 | 2012-03-22 | Sika Technology Ag | 発泡剤として水を用いる熱硬化性エポキシ樹脂組成物 |
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