JPS59223204A - 球状無水第二リン酸カルシウム - Google Patents

球状無水第二リン酸カルシウム

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JPS59223204A
JPS59223204A JP58093957A JP9395783A JPS59223204A JP S59223204 A JPS59223204 A JP S59223204A JP 58093957 A JP58093957 A JP 58093957A JP 9395783 A JP9395783 A JP 9395783A JP S59223204 A JPS59223204 A JP S59223204A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は球状無水第ニリン酸カルシウムに関する。
更に詳しくは平均丸み度が0.6〜1.0、吸液量が0
.4〜0.7mぶ7g、安息角が10〜50″、比表面
積が1〜1001rL2/g、平均粒径が1〜100μ
である球状無水第ニリンRノJルシウムに関する。
従来より無水第ニリン酸カルシウムは一般的にリン酸ま
たはリン酸アンモニウム、リン酸ナトリウム等の塩と、
酸化カルシウム、水酸化カルシウム、炭酸カルシウムま
たは塩化カルシウム等を50〜100°Cで反応させる
ことによって製造されている。無水第ニリン酸カルシウ
ム等リン酸のカルシウム塩は安価に製造できる化合物に
しかかわらず、その大部分は歯磨用研磨剤として使用さ
れているのみで、その他の分野への用途開発はあまり行
なわれていないのが実情である。本発明者らはリン酸カ
ルシウムへ特殊な機能を付加せしめることによって、現
在リン酸カルシウムを原材料として使用している製品を
改良出来るばかりか、伯の用途へも展開(ることができ
ると考え、機能性をイ”t′?lるリン酸カルシウムの
開発に鋭意研究の結果、球状の無水第ニリン酸カルシウ
ムの開発に成功し、本発明に到達したものである。
すなわち従来の方法で得られる無水第ニリン酸カルシウ
ムの形状は板状、柱状及び針状の結晶体あるいはその混
合物である。しかし本発明者らは次に述べるような特殊
な条件下で該反応を行なわせることにより、意外にも今
まで知られていなかった全く新規な球状の無水第ニリン
酸カルシウムを得ることのできることを見い出したもの
である。
すなわち、本発明は平均丸み度が0.6〜1.0、吸油
Φが0.4〜0.7 m、l/g、安息角が10〜50
°、比表面積が1〜1007712 /a 、平均粒径
が1〜100μである球状無水第ニリン酸カルシウムを
提供するものである 本発明の球状無水第ニリン酸カルシウムは、従来の一般
的な無水第ニリン酸カルシウムの平均丸み麿が0.3〜
0.4 、吸液量が0.2〜0.4 mA/Q、安息角
が平均して50〜60°であることと比較すれば、形状
はもちろん物性的にも全く異なる特徴を有している。
この球状無水第ニリン酸カルシウムは酸化カルシウム等
のカルシウム化合物とリン酸等のリン酸化合物をリン酸
縮合物の存在下50℃以上の温度で反応さけることによ
り得られる。
次に本発明の球状無水第ニリン酸カルシウムの¥A造方
法を詳細に説明する。
本発明で使用できるカルシウム化合物としCは、通常工
業用又は試薬として市販されてる酸化カルシウム(生石
灰を含む)、炭酸カルシウム(1石灰石を含む)、水酸
化カルシウム(石灰乳を含む)及び塩化カルシウム又は
それらの混合物である。
一方リン酸化合物としては、リン酸の他にリン酸アンモ
ニウム、リン酸アルカリ金B塩、例えばリン酸ナトリウ
ム、リン酸カリウム等を使用づ′ることができる。
但し該カルシウム化合物、リン酸化合物は共に水中に分
散あるいは溶解“した状態で使用す“る必要がある。
ここではカルシウム化合物としては生石灰を水で消化し
て得られる石灰乳と、リン酸化合物としては、リン酸の
水溶液を使用Jる場合を例にとって説明する。
用いる石灰乳濃度としては特に限定されないが、CaO
換算で300o/ 12以下、好ましくは200(1/
 J2以下であることが望ましい。300o/ Jを越
えると石灰乳が粘稠になってポンプによる供給が困難に
なると同時に、反応液中での石灰乳粒子の分散性が悪く
なって、目的とする球状無水第ニリン酸カルシウムを得
ることの困難なことがある。
使用するリン酸水溶液の濃度は80東2%以下、好まし
くは75重姫%濃度以下に調整した状態で使用すること
が望ましい。80重量%を越える濃度のリン酸水溶液を
使用した場合には第二リン酸化ルシウム以外のリン酸カ
ルシウム、例えば第一リン酸カルシウム等溶解度の高い
リン酸カルシウム塩が生成して、第ニリン酸カルシウム
の安定性を低下させることが多レボ。
本発明で使用されるリン酸縮合物とは通常一般に強リン
nu又はスーパーリン酸と呼ばれている化合物及びそれ
らの塩で、具体的にはピロリン酸、トリポリリン酸、テ
トラポリリン酸、ヘキサポリリン酸、デカポリリン酸等
のポリリン酸及びそれらの混合物あるいは該ポリリン酸
と、そのアルカリ族、アルカリ土族又はアルミニウム族
の金属との塩からなる混合物を使用することができる。
該リン酸縮合物の添加量は原料のカルシウム化。
合物を酸化カルシウムに換算して、即ちCaO換gio
o@m部に対して10重量部以上使用することが必要で
ある。但し、リン酸縮合物としてポリリン酸塩を接円す
る場合は該当ポリリン酸に重量挽が0.6〜1.0であ
る球状無水第ニリン酸カルシウムを得ることはできない
。逆に上限値につい−Cは特に限定されるものではない
が、100重4部を越えて添加しても顕著な効果はない
。したがって実用的には10重量部から100重督部の
範囲でよく、この範囲・においては添加量が多い程表面
の滑らかな球状体が得られる。
石灰乳とリン酸との反応はリン酸水溶液中へ石灰乳を注
入して反応させる方法と、反応母液中へ石灰乳とリン酸
水溶液を同時に併行して注入させる方法があるが、本発
明ではいづれの方法′C製造しても目的を達することが
できる。ここでは前者の場合を例にとって説明する。
この方法においては、まず反応槽へ適当Wのリン酸水溶
液を充たし、そこへ石灰乳を添加し、反応させる方法が
一般的゛である。ただし本発明の場合は石灰乳を添加す
る以前に反応m液を50℃以上、好ましくは70〜10
0℃の範囲に加熱しておき、かつ反応中も反応液の温度
をその範囲に保持しCおくことが必要である。50℃未
満の温度で石灰乳とリン酸の反応を行なった場合には、
副生を防止する必要のある第ニリン酸カルシウム・二水
和物が単独で、あるいは無水第ニリン酸カルシウムにま
じって生成Jるので本発明の目的を達成することができ
ない。
特開昭39−3272@公報あるいは特公昭39−32
73号公報ではビロリン酸塩等の存在下で水酸化ノコル
シウムとリン酸を反応させる技術が記載されているが、
その時点での反応温度を50℃以下で行なっているため
に第二リン酸カルシウムニ水和物が生成し、本発明の球
状無水第ニリン酸カルシウムは得られていない。
反応にリン酸綜合物を添加、存在させることは本発明の
大きな特徴の一つであり、石灰乳とリン酸の反応をリン
酸縮合物の不存在下で行なっても本発明の球状無水第ニ
リン酸カルシウムが得られないことは前述のとおりであ
るが、リンM縮合物の添加に際しては石灰乳と併行して
添加することが必要である。該リンF111縮合物を前
もって石灰乳及びまたはリン酸水溶液に混合しておいた
場合には本発明の球状無水第ニリン酸カルシウムを得る
ことはできない。
リン酸縮合物の添加は、リン酸水溶液への石灰乳の添加
を開始し、添加し続けて無水第ニリン酸カルシウムが乳
濁しはじめた時点、づなわち反応液のPH値が2.0〜
2.5の時点にその添加をGfl始することが最も効果
的である。逆にリン酸縮合物の添加を中止する時点は石
灰乳の供給を中止する時点と同時であることが最も好ま
しい。
例えば前述の特公昭39−3272号公報及び特公昭3
9−3273号公報では、その実施例にあるようにリン
酸縮合物を前もって石灰乳、水酸化カルシウムあるいは
リン酸と混合しているので、たとえ50°C以上の反応
温度でそれらを反応させても本発明の球状無水第ニリン
酸カルシウムは得られず、また特公昭45−29578
号公報あるいは特公昭47−2431号公報に記載され
ているように、リンM縮合物の不存在下で石灰乳とリン
酸との反応を行なった場合にも、本発明を達することが
できない。
石灰乳とリン酸は公知の一般的な方法で混合し反応させ
ても良く、特に限定すべき操作条件があるわ(プではな
いが、反応液のPHを7以下、好ましくは5以■で行な
うことが望ましいaPHが7以上で該当反応を行なった
場合には球状体でないリン酸カルシウムの生成すること
が多く、かつ微粉状の無水第ニリン酸カルシウムが生成
しやりくなる1頃向にある。ただし反応完結後にPI−
1調整としてPHを7以上にすることは、差支えない。
反応終了後、生成物は常法により分離、水洗、乾燥づる
以上の方法で得られる本発明の球状無水第ニリン酸カル
シウムは平均丸み度が0.6〜1.0、吸液量が0.4
〜0.7 m、e/!II 、安息角が10〜50°、
比表面積が1〜100′rrL2/g、平均粒径が1〜
100μのものである。
本発明の球状無水第ニリン酸カルシウムは従来の無水第
ニリン酸カルシウムにはなかった種々の特徴を有してい
るので、これを用いることにより以下に述べるように従
来のリン酸カルシウムを原材料としていた製品を署しく
改善することができる。
無水第ニリン酸カルシウムの現在での主な用途は歯磨用
研磨剤である。
しかし無水第ニリン酸カルシウムは歯の表Uiiの象牙
質より硬度が高いことと、板状、柱状及び針状結晶体の
鋭利な角のため歯の象牙質を損傷する欠点があった。一
方歯磨用研磨剤としては無水第ニリン酸カルシウムと同
様に第ニリン酸カルシウム・二水和物も使用されている
が、該第ニリン酸カルシウム・三水和物は硬度が低く、
歯に対する研磨力、清浄力ともに弱いことが知られでい
る。
本発明の球状無水第ニリン酸カルシウムは歯の表面の象
牙質よりも硬度は高いが、鋭利な角を有しないので、歯
の表面を損傷することなく歯を研磨、清浄することが可
能なので、理想的な歯磨用研磨剤として使用できる。
一方無水第二リン酸カルシウムは螢光に+に使用されて
る螢光体の担体としても用いられている。
従来より使用されている螢光体用担体の無水第ニリン酸
カルシウムは、その表面に螢光物質そのものの原料を散
布したのち焼成し、ハロリン酸カルシウムにして利用さ
れている。しかし従来より使用されている板状結晶体の
無水第ニリン酸カルシウムでt;1、焼成してハロリン
酸カルシウムにする時点で板状結晶体の鋭利な角が砕け
て微粉化して回収が難しり、螢光体の収率を著しく悪<
シーCいるのが実情である。もし板状結晶体の代りに球
状の無水第ニリン酸カルシウムを使用づるならば、鋭利
な角を有しないので粉化することがなく、従って螢光体
の収率を改善づることができる。
また、第ニリン酸カルシウムは現在錠剤等の賦形剤とし
ても用いられているが、その大部分は第ニリン酸カルシ
ウム・三水和物なので、熱安定性に欠1)かつ錠剤とし
ての硬度が低い等の欠点を有している。一方無水第二リ
ン酸カルシウムは錠剤製造i置の杵を研磨する欠点があ
って、目下あまり賦形剤としては使用されていない。こ
れに対し本発明の球状無水第ニリン酸カルシウムを賦形
剤として使用するならば杵を研磨することがなく、さら
に熱安定性の良い錠剤が得られることはもちろん、球状
であることによる流動性の良さからΦ量の均一な錠剤を
製造でさ、さらに錠剤の強度もすぐれている上に、その
表面の艶も非常に良好である。
さらに球状無水第ニリン酸カルシウムは、その球状であ
るが故に流動性が著しく良好なのC1流動性の悪い粉末
に混合してその流動性を改善することができ、言わゆる
流動性改良剤としC使用づ−ることができる。
特に第ニリン酸カルシウムは食品添加物として認められ
ており、さらにカルシウム、リンの補強剤として薬剤に
も使用されCいるので、小麦粉等の粉体状食品、薬品原
料あるいはそれらの流動性改良剤として使用することも
できる、。
以下に本発明の球状無水第ニリン酸カルシウムを実施例
で詳細に説明づるが、本発明はこれらの実施例で制限さ
れるものではない。
まず各種物性値の測定り法を述べる。
丸み度は電子顕微鏡写真からW ade l lの式(
J。
Gaol、焦 443〜451 、1932)を用いて
峰出した。
づなわも 丸み度−rl +r2+・・・・・・+rnN この式において、Rは粉体粒子の最大内接円の半径、1
゛は粉体粒子の角の曲率半径、Nはrを測定した数で、
粉体粒子の形が丸い程丸み度の値は1.0に近くなる。
吸液量はある一定是の試お1を滑らかなガラス板上に吊
りとり、グリセリン(42,5%)を滴下づる。
ヘラで液分が全イホに均一に混る様に良くほぐし、グリ
セリンを滴下する。最後に試料をヘラでガラス板′の中
火に集めへうでガラス板よりはがしてみて、きれいには
がれる時を終点とし、単位重量あたりの試別に要したグ
リセリン量を吸液mとする。
安息角は注入法(化学工業便覧編、化学工業便覧、98
7貞(197B) :丸善株式会社参考)で測定した。
具体的には小西製作所製のコニシFK型安息角測定器を
使用した。
一方BET法による比較面積は温浸電池製の力ンターソ
ルブを使用して測定した。
さらに平均粒径の測定はL eed & N orth
口」p社製マイクロトラック粒度分析計を使用した。
実施例1 (1)石灰乳の調製 80℃に加熱した3(の湯中へ撹拌下380(lの生石
灰を投入し、30分間撹拌を続行することによって生石
灰を乳化させて石灰乳を調製した。該石灰乳を100メ
ツシユの篩でふるって粗粒物を除去した結果、得られた
石灰乳の温度は酸化カルシウム換算で124(1/ R
であった。
(2)球状無水第ニリン酸カルシウムの製造50%のリ
ン酸水溶液1(を85℃に加熱し、撹拌下eoomi、
”詩の速度でく1)で調製した石灰乳を添加した。石灰
乳を約200ytl添加した時点に反応液が乳濁してき
たので、石灰乳の添加と併行してピロリン酸を0.3g
、/分の速度℃゛添加開始した。反応液のPHが約5に
なった時点に石灰乳とビロリン酸の添加を止め、反応を
完結させるために撹拌のみをさらに30分分間性した。
この反応中の石灰乳とビロリン酸のそれぞれの全添加量
は3,1.9.86gであったのC1ピロリン酸の酸化
カルシウムに対する添加Oは23重尾部に相当する。そ
の後反応液を濾過し濾塊を水で洗浄したのち60℃で2
4時間乾燥することによって球状の無水第ニリン酸カル
シウムを得た。得られた球状無水第ニリン酸カルシウム
の特性値は第1表の通りである。この球状無水第ニリン
酸カルシウムの形状を第1図に示し/L 6実施例2〜
4 実施例1において、ピ[」リン酸の添加量を第1表のよ
うに変更したことを除いては、実施例1と全く同様にし
て球状)11(水弟ニリン酸カルシウムを製造した。得
られた球状無水第ニリン酸カルシウムの特性値は第1表
の通りである。
比較例1 実施例1において、ビロリン酸の添加を全くおこなわな
かったことを除いては、実施例1と全く1i51 (、
&にして無水第ニリン酸カルシウムを製造したか、1L
iられた無水第ニリン酸カルシウムは球状体ではなく、
平均丸み度、吸液量はそれぞれ0.33.0.36であ
った。
比較例2 実施例1において、ビロリン酸の添加を石灰乳の添加と
併行しておこなったのではなく、石灰乳を全て添加して
しまって、石灰乳とリン酸どの反応が完結した以後に、
ビL1リン酸を添加・Ni 11’ i見合したことを
除いては実施例1と全く同様にして無水第ニリン酸カル
シウムを製造したが、得られた無水第ニリン酸カルシウ
ムは球状体ではなく、平均丸み度、吸液量はそれぞれ0
,31.0.31’あっ1こ 。
実施例5〜8 実施例1にΔ5いて、ビロリン酸の代りに第1表のリン
酸縮合物を使用したことを除いては、実施例1と全く同
様にして球状無水第ニリン酸カルシウムを製造した。
得られた球状無水第ニリン酸カルシウムの特性値は第1
表の通りである。
比較例3 50%のリン酸水溶液約3(を、内部容積が約5尤のニ
ーダ−に充填し、該リン酸水溶液を80℃に加熱しl〔
。該リン酸水溶液へ約0.04%の遊離水を含有し40
メツシユの篩でふるった粉状の水酸化カルシウムを、反
応液のl) Hが約7.0になるまでの約4時間にわた
って投入し続け、リン酸と水酸化カルシウムの中和反応
を遂行せしめた。該中和反応の完了後生成物を撹拌しな
がら、生成した無水第ニリン酸カルシウムに対して0.
8重量%のトリポリリン酸ナトリウムを添加した。該ト
リポリリン酸ナトリウムを反応液中へ完全に分散さゼる
ために、さらに撹拌のみを30分間続行し、その後生成
物を濾過、乾燥した。
しかしながら得られた無水第ニリン酸カルシウムは平均
粒径が約0.9μの微粒の板状結晶体であった。
参考例 本発明の球状無水第ニリン酸カルシウムとの比較のため
、従来の無水第ニリン酸カルシウム(東洋ストラフ1−
・ケミカル社製〉の物性値を以下に示した。
丸み度 吸液量  安息角 (−)(m )2/rJ  )   (° )従来の無
水第二 リン酸カルシウム 10℃NO,5T−100,373,157顛 饗  −囚の寸り■トの
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例1で得られた球状無水第ニリン
酸カルシウムの形状を示した図面代用写真であり、倍率
4,000倍の電子顕微鏡写真で示しである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、平均丸み度が0.6〜1.0、吸液量が0.4〜0
    .7 mf!、/g、安息角が10〜50°、比表面積
    が1〜100m2/g及び平均粒径が1〜100μであ
    る球状無水第ニリン酸カルシウム2、カルシウム化合物
    とリン酸化合物を50℃以上の温度で反応させて無水第
    ニリン酸カルシウムを製造するにあたり、リン酸縮合物
    の存在下で製造することを特徴とする特許請求範囲第1
    項記載の球状無水第ニリン酸カルシウム 3、リン酸綜合物がビロリン酸、トリポリリン酸、テト
    ラポリリン酸、ヘキサポリリン酸、デカポリリン酸及び
    それらの混合物等のポリリン酸あるいは該ポリリン酸と
    そのアルカリ族、アルカリ土族又はアルミニウム族の金
    属との塩からなる混合物の中のいずれかであることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記載の球状
    無水第ニリン酸カルシウム 4、カルシウム化合物のCaO換綽100重伍部あたり
    、リン酸縮合物を10〜1ooau部存在させることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項から第3項までのいず
    れか1項記載の球状無水第ニリン酸カルシウム 5、リン酸縮合物の添加は、カルシウム化合物リン酸化
    合物を混合・中和反応さゼる時に反応液が乳濁を呈した
    時点から添加を始め、中和反応終了時まであるいはそれ
    以前に全量の添加を完了させてお(ことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項から第4項までのいずれか1項記載
    の球状照水第ニリン酸カルシウム6、カルシウム化合物
    が酸化カルシウム、水酸化カルシウム、炭酸カルシウム
    及び塩化カルシウムのうちのいずれかであり、かつリン
    酸化合物がリン酸、リン酸アンモニウム及びすン酸アル
    カリ金属塩のうちのいずれかである特許請求の範囲第1
    項から第5項までのいずれか1項記載の球状無水第ニリ
    ン酸カルシウム 7、反応湿度が70〜100℃であることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項から第6項までのいずれか1項記
    載の球状無水第ニリン酸カルシウム
JP58093957A 1983-05-30 1983-05-30 球状無水第二リン酸カルシウム Granted JPS59223204A (ja)

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