JPS5922201Y2 - 傾斜地用フエンス - Google Patents
傾斜地用フエンスInfo
- Publication number
- JPS5922201Y2 JPS5922201Y2 JP9777480U JP9777480U JPS5922201Y2 JP S5922201 Y2 JPS5922201 Y2 JP S5922201Y2 JP 9777480 U JP9777480 U JP 9777480U JP 9777480 U JP9777480 U JP 9777480U JP S5922201 Y2 JPS5922201 Y2 JP S5922201Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support
- mounting bracket
- piece
- support piece
- upper mounting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Fencing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は傾斜地用フェンスに関するものである。
傾斜地にフェンスを設置する場合、支柱は常に鉛直に立
設されるが、フェンスの笠木及び幅木は傾斜地に沿って
傾斜される。
設されるが、フェンスの笠木及び幅木は傾斜地に沿って
傾斜される。
従って、笠木及び幅木の支柱に対する角度も傾斜地の傾
斜角度に応じて異なる。
斜角度に応じて異なる。
ところが、従来のフェンスにおける支柱に笠木及び幅木
を取付ける金具は、フェンスを水平地に設置する場合に
のみ用いうる構造であって、傾斜地に設置する場合には
使用不可能であり、フェンスの角度いかんによらず使用
できるようにした取付金具は、傾斜角度が大きくなるに
つれて笠木・幅木を支持する強度が劣り、傾斜可能な範
囲が狭いものであり、あるいは、各フェンスの傾斜角度
に応じて取付金具の支柱に対する固着位置及び向きをい
ちいち決めなければならず、手数がかかるという欠点が
あった。
を取付ける金具は、フェンスを水平地に設置する場合に
のみ用いうる構造であって、傾斜地に設置する場合には
使用不可能であり、フェンスの角度いかんによらず使用
できるようにした取付金具は、傾斜角度が大きくなるに
つれて笠木・幅木を支持する強度が劣り、傾斜可能な範
囲が狭いものであり、あるいは、各フェンスの傾斜角度
に応じて取付金具の支柱に対する固着位置及び向きをい
ちいち決めなければならず、手数がかかるという欠点が
あった。
この考案は支柱の定位置に取付金具が固定でき、しかも
、傾斜状態で確実堅固に支持され、おなかつ、傾斜地に
応じた任意の傾斜角をもって設置できるフェンスを提供
することを目的とする。
、傾斜状態で確実堅固に支持され、おなかつ、傾斜地に
応じた任意の傾斜角をもって設置できるフェンスを提供
することを目的とする。
次にこの考案の一実施例を図面に基いて説明する。
Fはいわゆるつの出しタイプのフインス本体であって、
平行に延長する笠木1と幅木2に、多数の格子3・・・
・・・を各格子の上端が笠木1から上方に突出し、かつ
、各格子の下端が幅木2から下方に突出する状態で、接
続して構成されている。
平行に延長する笠木1と幅木2に、多数の格子3・・・
・・・を各格子の上端が笠木1から上方に突出し、かつ
、各格子の下端が幅木2から下方に突出する状態で、接
続して構成されている。
笠木1と幅木2は図示の例では同一断面形状を有する形
材で作られ、必要な強度を有するようにほぼ角筒状に形
成されている。
材で作られ、必要な強度を有するようにほぼ角筒状に形
成されている。
そして、同一側の下方に垂設した取付縁1a、2aから
れじ4,5を前記格子3にわじ込むことにより、各格子
を前記ねじを中心に笠木及び幅木に対して回転可能に接
続している。
れじ4,5を前記格子3にわじ込むことにより、各格子
を前記ねじを中心に笠木及び幅木に対して回転可能に接
続している。
6は支柱Pの一側面に取付けられた上部取付金具であり
、下辺両側に、支柱方向に水平に突出された一対のまわ
り止め片5a、5aを有し、また頂部には支柱方向に屈
曲されたL形の支持片6bを有している。
、下辺両側に、支柱方向に水平に突出された一対のまわ
り止め片5a、5aを有し、また頂部には支柱方向に屈
曲されたL形の支持片6bを有している。
この上部取付金具6は前記支柱Pに上部取付金具と反対
側から貫通されたねじ7をその金具の中央に設けである
ねし孔6Cにねじ込んで支柱Pの上部に保持される。
側から貫通されたねじ7をその金具の中央に設けである
ねし孔6Cにねじ込んで支柱Pの上部に保持される。
この場合ねじ7をねじ込んで金具6を支柱P側に引寄せ
ると、前記まわり止め片5a、5aが支柱Pの両側面を
抱え込むこととなるため、一本のねじで取付けても、上
部取付金具がねじ7を中心に回転することなく固定され
る。
ると、前記まわり止め片5a、5aが支柱Pの両側面を
抱え込むこととなるため、一本のねじで取付けても、上
部取付金具がねじ7を中心に回転することなく固定され
る。
8は前記支柱Pの前記上部取付金具6と同じ側の側面の
下部に取付けられた下部取付金具であり、固着片8aの
中央部に設けである孔8bに挿通したねじ9を支柱Pに
設けである孔にねし込むとともに、下部裏面に突出させ
たまわり止め突起8Cを支柱Pの側面に設けた孔又は凹
部10に嵌合させて、一本のねじ9で止着しても、回転
が確実に阻止された状態で取付けられている。
下部に取付けられた下部取付金具であり、固着片8aの
中央部に設けである孔8bに挿通したねじ9を支柱Pに
設けである孔にねし込むとともに、下部裏面に突出させ
たまわり止め突起8Cを支柱Pの側面に設けた孔又は凹
部10に嵌合させて、一本のねじ9で止着しても、回転
が確実に阻止された状態で取付けられている。
下部取付金具8は上部に断面はぼZ形をなし上下二段の
支持面8d’、8d”を備えた支持片8dを有している
。
支持面8d’、8d”を備えた支持片8dを有している
。
そして前記段状の支持面8d’、8d”は正面円弧状に
形成されている。
形成されている。
このような上部取付金具6及び下部取付金具8を用いて
前記フェンス本体Fを支柱Pに取付けるには、まず、上
部取付金具6のねじ7をゆるめて、前記上部取付金具の
支持片6bを支柱Pの一側面から離す。
前記フェンス本体Fを支柱Pに取付けるには、まず、上
部取付金具6のねじ7をゆるめて、前記上部取付金具の
支持片6bを支柱Pの一側面から離す。
ただし、まわり止め片5a、5aの一部は支柱Pを抱え
込んだままである。
込んだままである。
次いで、フェンス本体Fを支柱Pの一側面に近づけ、笠
木1及び幅木2の、格子取付は側と反対側の側面を、そ
れぞれ前記上部取付金具6及び下部取付金具8の上側に
おいて前記支柱Pの一側面に当接したのち、そのまま摺
動下降させ、幅木2の支柱側の側面下方に垂設した係止
縁2bを前記下部取付金具8の支持片8dと支柱Pの一
側面との間に嵌合し、前記係止縁2bの下端部を支持面
8dで受は止める。
木1及び幅木2の、格子取付は側と反対側の側面を、そ
れぞれ前記上部取付金具6及び下部取付金具8の上側に
おいて前記支柱Pの一側面に当接したのち、そのまま摺
動下降させ、幅木2の支柱側の側面下方に垂設した係止
縁2bを前記下部取付金具8の支持片8dと支柱Pの一
側面との間に嵌合し、前記係止縁2bの下端部を支持面
8dで受は止める。
支持片8dに上段の支持面8d″を設けた場合はこれで
幅木2の底面をも支持できるので、下部取付金具8の支
持強度が大きくなり、好ましい。
幅木2の底面をも支持できるので、下部取付金具8の支
持強度が大きくなり、好ましい。
しかし、支持片8dは下段の支持面8d’のみを有する
側面り形のものでもよい。
側面り形のものでもよい。
このように幅木2が下降して下部取付金具8で支持され
るのと同時に、笠木1の支柱側の側面下方に垂設したL
形係止縁1bが前記上部取付金具6の支持片6bと支柱
Pの一側面との間に嵌入され、支持片6bの上端は笠木
1の底面に当ってこれを支持する。
るのと同時に、笠木1の支柱側の側面下方に垂設したL
形係止縁1bが前記上部取付金具6の支持片6bと支柱
Pの一側面との間に嵌入され、支持片6bの上端は笠木
1の底面に当ってこれを支持する。
最後に前記ねじ7を再び締めると、上部取付金具6はま
わり止め片5a、5aで案内されて同じ姿勢を保って支
柱Pに引寄せられ、支持片6bは笠木1を係止縁1bを
介して支柱Pに押しっけ、かつ笠木が上方に移動できな
いように固定する。
わり止め片5a、5aで案内されて同じ姿勢を保って支
柱Pに引寄せられ、支持片6bは笠木1を係止縁1bを
介して支柱Pに押しっけ、かつ笠木が上方に移動できな
いように固定する。
第1図及び第2図は、フェンス本体Fが水平に取付けら
れている場合を示しているが、図示されているように、
上部取付金具6の支持片6bは比較的短く形成され、か
つ、その支持片6bと笠木1の係止縁1bの下端水平部
との間に隙間11があるので、笠木1は前記支持片6b
を中心として一定の範囲で回転可能である。
れている場合を示しているが、図示されているように、
上部取付金具6の支持片6bは比較的短く形成され、か
つ、その支持片6bと笠木1の係止縁1bの下端水平部
との間に隙間11があるので、笠木1は前記支持片6b
を中心として一定の範囲で回転可能である。
また、下部取付金具8の支持片の支持面8d’、8d“
が円弧状に形成されているので、幅木2もその支持部を
中心に回転可能である。
が円弧状に形成されているので、幅木2もその支持部を
中心に回転可能である。
すなわち、フェンス本体Fの傾斜角度を任意に設定する
ことができる。
ことができる。
しかも、支持面が円弧状であるため、傾斜角度いかんに
よらず、位置及び向きについて同一状態で幅木の支持が
可能である。
よらず、位置及び向きについて同一状態で幅木の支持が
可能である。
フェンス本体Fを傾斜状態で支持するときは、上部取付
金具6に笠木から、また下部取付金具8に幅木からそれ
ぞれ偶力が作用するが、上部取付金具ではねじ7と回り
止め片5 a 、5 aが、また、下部取付金具ではね
じ9と突起8C及び孔10が、それぞれ不要な回転を阻
止し、堅固に支持する。
金具6に笠木から、また下部取付金具8に幅木からそれ
ぞれ偶力が作用するが、上部取付金具ではねじ7と回り
止め片5 a 、5 aが、また、下部取付金具ではね
じ9と突起8C及び孔10が、それぞれ不要な回転を阻
止し、堅固に支持する。
上述のように、この考案によれば、上部取付金具は一本
のねじで支柱に簡単に取付けることができ、しかも両側
の一対の回り止め片で支柱を抱え込んでいるので、定位
置に確実に固定される。
のねじで支柱に簡単に取付けることができ、しかも両側
の一対の回り止め片で支柱を抱え込んでいるので、定位
置に確実に固定される。
また、上部取付金具はその頂部の支持片が笠木を回転自
在に支持し、下部取付金具はその支持片が円弧状の支持
面を有して、幅木を回転自在に支持するので、笠木及び
幅木を介してフェンスを支柱に対して任意の傾斜角をも
って取付けることができる。
在に支持し、下部取付金具はその支持片が円弧状の支持
面を有して、幅木を回転自在に支持するので、笠木及び
幅木を介してフェンスを支柱に対して任意の傾斜角をも
って取付けることができる。
さらに、上部取付金具はその支持片の上端部が笠木の断
面り形の係止縁を支柱との間に係止し、下部取付金具は
その支持片が幅木の係止縁を支柱との間に嵌入させてい
るから、フェンスの設置角度を任意に傾斜させても、フ
ェンスが確実堅固に支持される。
面り形の係止縁を支柱との間に係止し、下部取付金具は
その支持片が幅木の係止縁を支柱との間に嵌入させてい
るから、フェンスの設置角度を任意に傾斜させても、フ
ェンスが確実堅固に支持される。
第1図はフェンスの要部の正面図、第2図は第1図の■
I−II線断面図、第3図はフェンスを傾斜した状態の
正面図である。 F・・・・・・フェンス本体、P・・・・・・支柱、1
・・・・・・笠木、2・・・・・・幅木、3・・・・・
・格子、la、2a・・・・・・取付縁、lb。 2b・・・・・・係止縁、6・・・・・・上部取付金具
、6a・・・・・・まわり止め片、6b・・・・・・支
持片、7・・・・・・ねじ、8・・・・・・下部取付金
具、8C・・・・・・まわり止め突起、8d・・・・・
・支持片、8d’、8d”・・・・・・支持面、9・・
・・・・ねじ。
I−II線断面図、第3図はフェンスを傾斜した状態の
正面図である。 F・・・・・・フェンス本体、P・・・・・・支柱、1
・・・・・・笠木、2・・・・・・幅木、3・・・・・
・格子、la、2a・・・・・・取付縁、lb。 2b・・・・・・係止縁、6・・・・・・上部取付金具
、6a・・・・・・まわり止め片、6b・・・・・・支
持片、7・・・・・・ねじ、8・・・・・・下部取付金
具、8C・・・・・・まわり止め突起、8d・・・・・
・支持片、8d’、8d”・・・・・・支持面、9・・
・・・・ねじ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (イ)下辺両側に支柱の両側面を抱え込む一対の回り止
め片を、頂部に支柱方向に屈曲されたL形の支持片をそ
れぞれ有する上部取付金具を、前記回り止め片で支柱を
抱え込み、かつ、前記支持片を支柱側に対向させて、上
部取付金具の中央部において一本のねじにより前記支柱
の一側面上部に固着し、 (ロ)側面2字形又は少なくともL字形をなし、正面円
弧状の支持面を有する支持片を上部に、その支持片の下
側に設けられた固着片を有する下部取付金具を、前記固
着片において前記支柱の前記上部取付金具と共通の一側
面の下部に固着し、(ハ)前記上部取付金具の支持片で
笠木の底面を支持させるとともに、該笠木の支柱側の側
面の下方に垂設した断面り方の係止縁を前記上部取付金
具と支柱との間に前記支持片を支点として回転自在に挟
持し、 (ニ)幅木の支柱側の側面の下方に垂設した係止縁を前
記下部取付金具の支持片と支柱との間に嵌合するととも
に、その支持縁の下端を前記支持片の支持面で支持して
、 (ホ)前記笠木及び幅木を前記上下の取付金具の支持片
に対して回転して、任意の傾斜角度をもって取付けうる
ようにしたことを特徴とする傾斜地用フェンス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9777480U JPS5922201Y2 (ja) | 1980-07-11 | 1980-07-11 | 傾斜地用フエンス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9777480U JPS5922201Y2 (ja) | 1980-07-11 | 1980-07-11 | 傾斜地用フエンス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5720464U JPS5720464U (ja) | 1982-02-02 |
| JPS5922201Y2 true JPS5922201Y2 (ja) | 1984-07-03 |
Family
ID=29459533
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9777480U Expired JPS5922201Y2 (ja) | 1980-07-11 | 1980-07-11 | 傾斜地用フエンス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5922201Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59134626U (ja) * | 1983-02-28 | 1984-09-08 | 住友軽金属工業株式会社 | 手摺 |
-
1980
- 1980-07-11 JP JP9777480U patent/JPS5922201Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5720464U (ja) | 1982-02-02 |
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