JPS59219080A - デイスク記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の技術分野） 本発明は磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク等
の円板状回転記録媒体（以下単にディスクと称す）に信
号を記録する装置に関する。

（発明の背児） 従来ディスクに信号を記録する装置のディスク回転制御
に於いては基準クロック信号の位相に合わせてモータの
回転位相を制御する位相制御が用いられている。この位
相制御においては回転速度を検出して制御する速度制御
よりも高い精度で回転速度を制御することが可能である
が、速度制御にくらべて位相制御ではモータの起動から
回転速度が安定するまで、すなわち位相制御においては
ロックインまでの時間がかかるという欠点がある。

ところで、例えば磁気ディスクによる記録装置を一体化
した小型電子スチルカメラに用いるディスク回転制御装
置においても、磁気ディスクの１回転につき１発あるい
は複数発のパルスを発生する回転位相信号発生器（以下
ｉ）、Ｇ、と略称する）の出力の位相と前記磁気ディス
クに記録すべき映像信号の垂直同期信号の位相を比較し
て、前記二つの信号の位相差を所定の値となる様に磁気
ディスクを回転駆動用モータの回転制御、即ち位相制茄
］を行っている。ここで例えば電子スチルカメラ等のポ
ータプル機器はポータプル電源として電池を内蔵してお
り、この電池の容量が限られ−Ｃいるため、信号記録す
る直前にディスクの回転を開始し、記録が終わりしだい
停止させてディスクの回転による電力消費を極力おさす
る様に配慮することが好ましい。そのため、撮影する為
の動作に伴って例えばシャツノボタンの半押しその他の
方法によりディスクの回転を開始する等の対策が講じら
れる。この様な電子スチルカメラにおいてはディスクの
回転を開始してからロックインするまでは映像を記録す
ることができないため起動から０７クインまでの時間を
できる限り短くする必要があった。

さらに、例屹ば前記磁気ディスクによる記録装置を一体
化した小型電子スチルカメラに代表されるポータプル型
のディスク信号記録装置に於いては据置き型の装置例え
ばフロッピーディスクドライブ装装置やビデオディスク
装置などとは異なり、ディスクのドライブ装置自体が手
で保持された状態で被写体を追うためにモータに加わる
外乱トルクはかなり大きく変動してディスクの回転がロ
ック状態からはずれてしまう恐れもある。この場合にお
いても起動時と同様映像が記録できない為、ロックアウ
トした後、再びロックインするまでの時間を極力短くす
る必要があった。

しかし従来の位相制御による回転制御ではロックインす
る迄の時間を短かくすることが困難であった。

（発明の目的） 本発明はこれらの欠点を解決し、必要なときだけモータ
の回転を即座に位相ロック状態と同じ状態となすことが
可能なディスク記録装置を得ることを目的とする。

（発明の概要） 本発明はディスクを速度制御によって回転制御して極め
て短時間のうちに位相制御による位相ロック状態での回
転速度と同じ速度にして、信号を記録する時に該信号の
同期信号をディスクの回転位相に合わせる様に発生せし
めることにより、位相ロック状態と同じ状態を作り出す
ことを技術的要点としている。例えば磁気ディスクによ
る記録装置を一体化した小型電子スチルカメラにおいて
は、−回の撮影動作では１フイールドあるいは１ル一ム
分の映像信号しか磁気ディスクに記録しない為、−記録
時たけ位相ロック状態と同じ状態にすること即ち、ディ
スクを位相ロック状態と同じ回転速度となる様速度制御
をかけ、静止画像信号を磁気ディスクに記録する時に静
止画像信号の垂す、同期信号をディスクの回転位相にあ
わせて発生させることにより位相ロック状態と同じ状態
を作り出し、モータの回転制御を時間の州がる位相制御
をせずに実質的に速度制御のみとすることで前述した起
動時などにおいてロックインするまでにをする時間を短
縮するものである。

（実施例） 第１図は本発明の実施例のブロック図であって（１）ｔ
まモータ、（２）は磁気ディスク、（３）は磁気記録用
ヘット１．　（４）はアナログスイッチでコントロール
人力Ｃの１ルベルでＯＮ、Ｌレベルで（月、Ｉ　Ｐ＋と
なる、（５）は磁気ディスク（２）の１回転にＮ発のパ
ルスを発生する周波数発電器（以下Ｆ＋　Ｇ＋と略称す
る）（６）は磁気ディスク（２）の１回転について１発
または複数発のパルスを発生する回転位相信号発生器（
ば下Ｐ、　Ｇ、と略称する）（７）は、速度制御回路で
Ｆ、　Ｇ。

（５）の出力のパルス間隔が所定の値となるようにモー
タに印加する電圧を制御している。（８）は同期信号発
生器で水晶振動子の基準クロックｆ分周して同期信号を
作っており、リセット端子の入力をト丁レベルからＬレ
ベルにおとすと垂直周期信号の立ち下がりの位置からス
タートする。（９）、　（１０）、（１１，）。

（１２）はＤフリップフロップ（以下Ｊ）、　Ｆ、　Ｆ
、と略称する）　（１３）はモノステープルマルチバイ
ブレータ撮像装置１４を駆動する駆動回路、１６は撮像
素子からの映像信号を処理する映像信号処理回路である
。（１，０１）は磁気ディスクに記録するＩ”　Ｍ変調
された映像信号、（１０２）は垂直同期化量、（１０３
）は記録指令用の信号で例えばメカニカルシャッタ内蔵
の′ｉ１１子スチシスチルカメラては、シャックが閉じ
た信号又、撮像素子の持つ電子ンヤノタ機能を用いる場
合は露光完了信号などをこれに使う。

第２図は本発明の実施例によるタイミングチャートであ
って、（イ）は、記録指令信号（１０３）　（ロ）はＩ
Ｊ、　Ｊ＝”、　Ｆ、　（９）の出力、（ハ）は１３．
　Ｇ、信号、に）はり、　Ｆ、　Ｆ。

（１０）＋７）出力、（ホ）はＩｖｌ、　Ｍ、　（１３
）の出力、（へ）は垂直同期信号（以下ＶＤ信号と略称
する）　（１０２）。（ト）はＪ）、　ｐ、　Ｆ、　（
１１）の出力、（イ）は１）、　Ｉ；’、　Ｆ’、　（
１２）の出力である。

以下第１図および第２図を使って本発明の実施例の動作
を説明する。

ここで実施例は１回の撮影動作で得られる１フイ一ルド
分の映像信号を独立したエンドレス状のトラックに記録
する電子スチルカメラの実施例である。モータ（１）は
Ｆ、　Ｇ、　（５）の信号をもとに速度制御回路（７）
で速度制御のみが行なわれ、位相制御は行なわれない。

したがってモータを起動した後回転速度が安定するまで
の時間は位相制御をかけた場合よりもかなり早くできる
。撮影者がシャツタボクンを押して撮像素子に露光が終
わると、記録指令信号（１０３）　（イ）が出力され、
記録指令信号（イ）がＨレベルになると、１）、　Ｆ、
　Ｆ、　（９）かりセットされてＬ）、　Ｆ、　Ｐ、　
（９）の出力（ロ）はＬレベルとなる。’Ｉ）、　Ｉｉ
”、　Ｆ。

（９）の出力はり、　Ｆ、　Ｆ、　（１０）のクロック
入力に入っており、１．）、　Ｆ、　Ｆ、　（９）の出
力の立ち下がりによってｋｌ、　Ｆ、　Ｆ、　（１０）
の出力に）は１ルベルとなる。ｌ）、　１″、Ｆ。

（１０）のリセット入力にはＰ、　Ｇ、信号（ハ）が入
っており、Ｄ、　Ｆ、　ｌ”、　（１０）の出力に）が
Ｈレベルに上がってから最初のＰ、　Ｇ、パルスＡによ
って］、）、　Ｆ、　Ｆ、　（１０）はリセットされＩ
）、　Ｆ、Ｆ、　（１０）の出力に）はＬレベルにおち
、Ｄ、　Ｆ、　Ｆ、　（１０）の立ち下がりによりＭ、
　Ｍ。

（１３）は一定巾のパルス（ホ）を出力する。このＭ、
　Ｍ。

（１３）のパルス巾がＰ、　Ｇ、信号のパルスの立ち上
がりと、ＶＤ信号の立ち下がりの位相差を決定している
。Ｍ、　Ｍ、　（１３）の出力（ホ）がＨレベルの間同
期信号発生器（８）はりセントされ、へ４．　Ｍ、　（
１３）の出力（ホ）の立ち下がりに合わせて同期信号発
生器（８）はＶｌ）信号１０２を出力する。さらにＭ、
　Ｍ、　（１３）の出力（ホ）は、Ｄ、Ｆ、Ｆ、（ハ）
のクロック入力にも入っており、Ｍ、　Ｍ、　（１３）
の出力（ホ）の立ち下がりに合わせてり、Ｉパ。

Ｆ、　（１１）の出力（ト）はＨレベルとなる。Ｄ、　
Ｆ、　Ｆ、　（１１）の出力（ト）はＩｉ　１！”、　
Ｉ！”、　（１２）のりセット端子に入っており、ＩＪ
、　Ｆ、　Ｉ＝”、　（１１）の出力（ト）がＨレベル
となるとリセットは解除され、Ｉ）、　Ｆ、　Ｆ、　（
１２）のクロック入力にけＰ、（シ信号が入っており■
）、１・’、　Ｉｉ”、　（１２）の出力０→１ｌ−ｉ
、Ｐ、　Ｇ、パルスＡの次のＰ、　Ｇ、パルスＢでＨレ
ベルとなりさらに次のｐ、ｏ、パルスＣでＬＬ／ベルと
なる。このり、　ト’、　］”、　（１２）の出力（イ
）がＨレベルの間だけアナログスイッチ４がＯＮする。

１）、Ｆ、Ｂ”。

（１２）の出力（イ）はり、　Ｉ”、　に’、　（９）
のクロック入力に入っており、１．ｉ、　］；’、Ｉ＋
’、　（１２）の出力（イ）の立ち下がりに合わせてＪ
）、　Ｆ、　Ｆ、　（９）の出力（ロ）はＨレベルとな
り、１）上Ｆ、　（１１）をリセットする。

以上のように撮像素子１４の露光完了に基づく記録指令
信号（１０３）がＪ）、　Ｆ、　Ｆ、　９に入力される
と、次のＪ’、　０．信号の立ち上がりＡにより、ＶＤ
信号を所定の位相差にて発生せしめ、次のｐ、　ｏ、信
号の立ち上がりＢからさらに次の立ち上がりＣまでの期
間アナログスイッチ４がＯＮとなり、映像信号（１０１
）が磁気記録用ヘッド（３）によって磁気ディスク（２
）へ記録される。ここでＢ、Ｃ間の時間はディスクが１
回転する時間で非常に短時間であり、ＢおよびＣの時点
におけるＰ、Ｇ、Ｇｊ号とＶｌ）信号の位相差は、磁気
ディスクの速度制御が十分な精度で行なわれていれば大
きく変動することはなく、位相制御をした場合と同等と
看做され、起動時の立ち上がり時間および外乱が加わっ
た時の復帰時間は本発明の場合速度制御しか行なってい
ない為、位相制御の場合に比較して極めて短縮すること
が可能である。

ここで、露光制御手段として機械式のシャッタを用いた
場合、露光完了に伴って必ず振動が発生し、この振動は
ディスクの回転制御セ磁気ヘッドとディスクシートとの
接触状態に悪影響を及はすことが考辷られるが、本発明
を用いれば前記振動がほぼおさまった時に実際の記録が
行われることとなり、前記の如き機械式シャッタによる
慾影響を回避することが可能となる。

なお、本発明の実施例は、１回の撮影動作で磁気ディス
クの１トラツクに１フイ一ルド分の映像信号をエンドレ
ス状に記録する場合について述べたが、１トラツクに１
フ１／−ムあるいｉｄ２トランクに１フレームを記録す
る場合についても同様に起動時間および外乱トルクによ
るディスクの回転Ｊ 状態の復帰時間を恒くすることが可能とことは明らかで
ある。又、記録媒体は限定されず、各種記憶材料のディ
スクが使用可能であり、さらに記録する信号も静止画像
信号に限定されず各種アナログ、ティジタル信号を記録
可能である。

（発明の効果） 以上のように本発明によれば、記録時間がディスクの１
回転分あるいは数回転分の短時間の場合において、記録
時だけ映像信号の同期信号をディスクの回転位相信号と
一定の関係となる様に移相させて、位相ロック状態と同
じ状態を作ることにより、モータの制御を位相制御を行
なわず、速度制御のみにして立ち上がり時間および外乱
トルク等によるロック外れ発生時の復帰時間を極めて短
くできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例のブロック図、第２図は本発明
の実施例のタイミングチャートである。 （主要部分の符号の説明） １゜・・・モータ　２・・・磁気ディスク３・・・磁気
ヘッド　４・・・アナロクスイソテ５・・・ＩＩ’、　
Ｇ、　　６・・・Ｐ、（Ｊ７・・・速度制御回路８・・
・同期信号発生器　９．１０．　ｌ’ｌ、　１２　、Ｄ
、　Ｆ、　Ｆ１ａ・・・Ｍ、Ｍ、　　１４・・・撮像装
置　１５・・・駆動回路１６・・・映像信号処理回路 １０１・・・ＦＭ変調された映像信号 １０２・・・ＶＤ信号　１０３・・・記録指令信号出願
人　日本光学工業株式会社 代理人　渡辺隆男

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　ディスクに各々独立したエンドレス状記録トラック
   を同心円状に複数形成する記録装置に於いて、ディスク
   を規定の回転速度に制御する速度制御手段と、記録する
   信号の同期信号の位相を移相する同期信号移相手段とを
   備えることを特徴とするディスク記録装置。 ２　前記同期信号移相手段はディスクに信号を記録する
   直前に作動する様制御されることを特徴とする特許請求
   の範囲第１項記載のディスク記録装置。