JPS59211799A - 機器内蔵フアンの防護装置 - Google Patents

機器内蔵フアンの防護装置

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JPS59211799A
JPS59211799A JP8511483A JP8511483A JPS59211799A JP S59211799 A JPS59211799 A JP S59211799A JP 8511483 A JP8511483 A JP 8511483A JP 8511483 A JP8511483 A JP 8511483A JP S59211799 A JPS59211799 A JP S59211799A
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JP
Japan
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fan
members
protective
concentric
protective plate
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JP8511483A
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English (en)
Inventor
Katsuyoshi Nagayasu
克芳 長安
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPS59211799A publication Critical patent/JPS59211799A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野1 本発明は、機器内蔵ファンの防護装置に係り、特に、運
転時の前記ファンによる騒音を低減し得る機器内蔵ファ
ンの防護装置に関する。
[発明の技術的背晒とその問題点] 機器冷却用ファンは、例えば第1図のように配置されて
いる。
同図において、回路部1を冷却するために、框体2内に
図示を省略した電動機の出力軸にファン3が設けられて
いる。
このファン3に対向して冷却空気の吸入口または吐出口
となる開口部4が框体2に設けられている。そして、上
記開口部4には回転中のファン4に手、足を接触する等
の危険防止のために防護板5が取付けらむ、こ9防護板
5には、多数のスリット6が設けられている。ところが
、上記防護板5のスリット6を通過する空気とファンと
の相互作用により運転中に特定の周波数の騒音が発生し
ていた。
しかし、危険防止のためのものであるから、防護板5を
除去できず、また、スリット6を指が入らないような大
きさ、形状にする必要があるという問題があった。
E発明の概要] 本発明は、機器内蔵ファンに対向づる防護板の所要箇所
を切除し、複数の同心円状の防護部材を形成し、かつ前
記ファン直径方向と一致させることなく前記直径方向と
所定角度をなすように前記同心円状の防護部材の円周上
に等間隔に配置した複数の連結部材により互いに連結し
防護板としての性能を損うことなく、前記ファンと防護
板の相互作用によって発生する特定周波数音を減少させ
、以って騒音を低減させたことを特徴とする機器内蔵フ
ァンの防護装置である。
本発明の基礎となる理論は以下の通りである。
すなわち、第2図、第3図において、先ず防護板5のス
リット6か、ら噴出した空気流7が機器内蔵ファン(図
示せず)に当り振動により音が出るから、防護板5のス
リット6に対応した静止側分布励振源があるものと考察
する。
そして、この静止側分布励振源を回転羽根が横切るとき
衝撃力が加わるとし、ファン直前面の空気を一つの円板
として取扱う。
第3図(A)、(B)において、Sは、静止側分布励振
源、Rは、回転羽根を表わし、静止側分布励振源数4個
、回転羽根の枚数6枚の場合を例示し、また、同図(A
)は、静止側分布励振msと回転羽根Rが一致している
状態、同図(B)は、回転羽根Rが静止側分布励振源S
に対して、1/12だけ進行した状態を示している。
ここで、円板上のP点では、各羽根までの距離と各羽根
で生じた波の重ね合わせを観測することになるが、P点
と各羽根までの距離と各羽根と静止側分布励振源と衝突
4るタイミングの違いによって6波の位相は異なる。そ
こで、6波の合い強める場合と、反対に打ち消し合って
消える場合がある。上記の6波の位相が合い励振される
条件は、次式で表わせる。
h −ZS+n=m−Zr・・・・・・・・・・・・・
・・(1)ここに、h:励振力^調波次数(1,2,3
,・・・)n:節直径数(0,1,2,3・・・・・・
)m:任意整数 ZS:静止側分布励振源数 Zr:回転羽根枚数 上式が成り立つとき、静止座標系でみて次式で表わされ
る振動Unが観測される。
LJn=A/2−Zr−5in ((ω±no)を王n
θ) ここに、ω:強III力角振動数 Ω:羽羽根回転振振動 数止側で(ω±nΩ)/2π、すなわち、fを羽根回転
周波数とすると、m−2r−rの周波数の名を観測する
ことになる。
この式を示せば以下の通りである。なJ3、この式の誘
導は、久保田裕二他による[静止側の分布励振源による
羽根付回転円板の振動」日本機械会学会講演論文集NO
,,824−9、第17頁以下とほぼ同じである。
ぞこて、円板Qの羽根取付は部が受ける加振力の各振動
数ωは、静止側分布力が正弦波状でない場合の高調波ま
で考えると次式で表される。
ω=h −Zs・Ω・・・・・・・・・・・・(3)ま
た、振動を各節直径モードに分解すると次式で表わされ
る。
U=Σtan・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・(4)回転羽根Rのある1枚だけ着目したn節直径
モードの振動Un、tは位相を適当に選ぶと回転座標系
で−表わして次式となる。
un、I−八cosnψ−5tnωl−・−・・(5)
上記の着目した羽根からに番目の羽根による振動は、次
式で表わされる。
Un、k =Acosn (φ−ψk)sinω(t−
1/Ω(θi−ψk>)・・・・・・・・・・・・・・
・(6)ここに、ψに:回転座標系でのに番目の羽根の
位置 ψk =2π/Zr (k−1>・・−・−・(7)θ
::止座標系でのi番目の励振源の位置θi=2π/Z
s(i−1)・・・・・・(8)(6)式に(3)式、
(7)式、(8)式を代入して、ス゛べての羽根の振動
についてII’をとるど次(h  Zs +n  ) 
 (k  +1 )  )  +sin・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・ (9)(9)式の
和を実行すると次式になる。
((cc+t−nφ) 4升(h Zs +n )(Z
r−1)) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・ (10)(10)式の振幅項にある(hZs
±n)は、整数であるから分子は常にOである。
ソt−F、振1幅項の分母s i n7c (hzs−
n)/Zrが0でなければ励振されない。すなわち、次
式が成立するとぎ、振動が励振されることになる。
Z S + n −m Z r−−・−・−・・・・・
・(11)(11)式が成り立つとき、(10)式は、
不定形となるので、mzrを(mZr十ε)としてε−
棄0の極限を求めると(10)式は(12)式になる。
Un=A/2・Zr−5in (ωt+nψ)−・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (12)
これを静止座標系で観測すると、ψ=θ−Ωtから次式
となる。
Un=A/2 ・Zr −s i n (ωt±nΩ)
t(王nθ)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・(13)以上の結果をまとめると、(11)式で(+
)を満足するような任意整数mが存在する場合には回転
円板Q上には(13)式の(−〉で表わされる各振動数
ωのn直径節モードの進行波が励振され、静止側では(
ω+nΩ)(なわち、m−Zr・【)の各振動数を観測
する。
また、(11)式で(−)を満足りるmが存在覆る場合
には回転円板Q上には(13)式の(+)で表わされる
後退波が励振され、静止側では(ωI−nΩ)すなわち
、m−Zr・0の角振動数を観測する。さらにまた、(
11)式の(1−)とく−〉の両方が成り立つ場合には
、円板上Qには定在波が励振され、静止側では(ω十n
o)と(ω−f1Ω)の2つの角振動数を観測する。そ
して、(11)式を満足するような任意整数mが存在し
ない場合には回転円板Q上にはn直径節モードの振動は
励振されない。以上のことは上記円板Qが共振状態であ
ろうとなかろうと成り立つ。
回転円板Qが共振する条件は、(11)式を満足するm
が存在し、かつ円板Qのn直径節モードの固有振動数を
ω=ωnとなることである。したがって、ω=ωnとな
っても(11)式を満たしていなければ円板Qは共ルし
ない。
以上の理論から、前記防護板5上のファン3の直径方向
の部材が相互作用により音の発生に関係しCいることが
分かる。そこで1直径方向の部材を無くせば良いことど
なるが、防護板5の機能面、MIt造面等の制約からそ
れらの部材を皆無にすることができない。
以上の考察に基づき本発明では、機器内蔵ファン3の直
(¥方向の部材を最小限にし、円周方向の同心円状の部
材および連結部材で防護板5を構成する。
さらに、同心円状の部材の内周側と外周側で同時に衝撃
力が加わらないように、円周方向の部材を繋ぐ連結部材
は、同心円状部材と所定の角度をなす方向に配置する。
このようにして、機器内蔵)7ン3と防護板5の相互作
用によって発生づる特定周波数音を減し、騒音の低減を
図ったものである。以下に本発明の実施例を図面にを参
照にして説明する。
[発明の実施例1 第4図は、本発明の第1の実施例を示す。
同図において、同心円状に複数の細幅の部材7を設け、
この部材7.7間を連結部材8で連結する。
この連結部材8は、同心円状の部材7の円周方向の等間
隔に配置されている。
すなわち、例えば、図示のように連結部材8の内接円9
と外接円10との中心0と連結部材8上の一点T1、T
2を結ぶ半径方向の11Al+、斐2が互いになす角を
θとすると、この実施例では、θ=120  とする。
また、内周円9の半径をa1外接円10の半径をbとす
ると、前記中心0から連結部材81−の一点までの距l
1lllrは、次式によって表わされる。
r=a+(3/2)π−(b−a) ・(θ−ψ)・・
・(14) なお、(14)式において、a≦r≦b1ψ=0、(2
/3)π、(4/3)πとする。
また、θは、中心Oを通る基準線となす角(ラジアン)
である。
上記のJ:うに構成、ηると、機器内蔵ファンが回転し
てどの位相に進んでも常に中心からある距離のどこかで
連結部材を横切り、全半経について、一時に上記部材を
横切ることがないので衝撃力は小さく、また、前記のよ
うな空気振動モードは生じにくい。上記により防護板と
しての性能を損ねることなく、機器内蔵ファンと防護板
の相互作用によって発生する特定周波数音が減少し、騒
音を低゛減させることができる。
第5図は、本発明の第2の実施例を示し、この実施例で
は、同心円状の部材11を連V5する連結部材18の形
状をアルキメデスのうず巻の一部をなす形状とせず、そ
の軸線1+と直径方向の線交2とが所定の角度θ2を有
するように形成したものである。
なお、この実施例の場合にも連結部材18は、円周方向
に等間隔、例えば、図示のように4個配賀される。
上記のように構成することにより、第1の実施例と同様
の騒音低減効果が得られるとともにこの実施例では、各
部材の構成がシンプルである!こめ製作が容易である等
の効果がある。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明は、Ia器器内ラフアン対
向て設けた防護板の空気流通口を形成する半径方向の部
材を最小限にとどめ、また、円周方向部材を連結する連
結部材を機器内蔵ファンの直角方向に対して所定の角度
をなすように配慮しtsので、約2ファンと防護板との
相互作用により発生する特定周波数の音を減少し、騒音
を著しく低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の機器冷却用フ1ンの配買例を承り斜視
図、第2図および第3図は、騒音発生メカニズムを説明
するだめの図であって、第2図は、その防護板の斜視図
、第3図(A>、(B)は、励振源と回転羽根との相対
位置を示1模式図、第4図は、本発明の第1の実施例を
示す防護板の正面図、第5図は、本発明の第2の実施例
を示η防護板の正面図である。 3・・・機器内蔵ファン 5・・・防護板6・・・スリ
ット    7・・・防護部材8・・・連結部材 出願代理人 弁理士  菊 池 五 部第 l 図 第2図 第3図 (A)(B) 第4図 第 5 図 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1.事件の表示 昭和58年特許願第85114号 2、発明の名称 機器内蔵ファンの防護@置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 神奈川県用崎市幸区堀用町72番地 (307)東京芝浦電気株式会社 代表者   佐  波  正  − 4、代理人 5、補正命令の日付 昭和58年8月30日(発送日) 6、補正の対象  願書、明m書。 7、補正の内容 願書、明細書の浄書。(内容に?

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 機器内蔵ファンに対向す、る防護板の所要箇所を切除し
    、複数の同心円3状の防護部材を形成し、かつ前記ファ
    ン直径方向と一致させることなく前記直径方向と所定角
    度をなすように前記同心円状の防護部材の円周上に等間
    隔に配置した複数の連結部材により互いに連結したこと
    を特徴とする機器内蔵ファンの防護装置。
JP8511483A 1983-05-17 1983-05-17 機器内蔵フアンの防護装置 Pending JPS59211799A (ja)

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ID=13849596

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6220700A (ja) * 1985-07-17 1987-01-29 Toshiba Corp フアン装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51102204A (ja) * 1974-11-18 1976-09-09 Papst Motoren Kg
JPS5641497A (en) * 1979-09-07 1981-04-18 Nippon Denso Co Ltd Fan shroud
JPS5720591A (en) * 1980-07-14 1982-02-03 Hitachi Ltd Protector for blower in air-conditioner & etc.

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