JPS59199978A - 扉取り付け構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （１）発明の技術分野 本発明は物体挿入開口部を有する筐体の該開口部を覆う
扉の取り付は構造に関する。

（２）従来技術と問題点 現在物体挿入用開口部を有する筐体、例えば車載用カセ
ットデツキにおいては、そのカセットパック挿入部に用
いる扉の取り付は部に種々の構造が採用されているが、
その内の一構造として第１図に示すようなものがある。

同図において１はカセットデツキの前面パネル、２は図
示しないカセットパック挿入用開口部を覆う扉、３は軸
４を貫通させる軸通孔であり、扉２と一体化構成されて
いる。５及び５′　は軸４方向の溝を有し、その溝にお
いて軸４を支持する軸支部材、６はバネである。第１図
に示す扉２は軸４を中心として開閉し、通常バネ６によ
り、開口部は閉じられている。

第１図に示す扉取り付は構造においては扉を取り付ける
場合、軸４を軸支部材５及び５°の谷溝においてハンダ
ゴテ等で溶着、あるいは他の部品により固定していた。

しかし、このような取り付は構造ではハンダゴテで溶着
する際に有害ガスが発生し、健康を害するおそれがあり
、また作業者によってその作業にバラツキが生じ信頼性
に欠ける。更に工具を使用したり別部品を追加すると工
数が増加し、コストアップの原因となる等の欠点を有す
る。

（３）発明の目的 本発明は上記従来の欠点に鑑みなされたものであって、
筐体開口部に用いる扉を簡単、正確、かつ短時間に取り
付は可能な扉取り付は構造の提供を目的とする。

（４）発明の構成 そして上記目的は本発明によれば開口部を有する筐体に
該開口部を覆う扉を該扉の一端に取り付けた軸を中心に
して開閉可能に取付ける扉の取り付は部の構造であって
、前記軸の一端は前記筐体に設けられた第一の軸止部に
取り付け、前記軸の他端は該軸を支持する軸支部材及び
該軸支部材の一端に設けられ傾斜する軸案内面を有する
係止爪を形成した弾性係止片とからなる第二の軸止部に
取り付けるよう構成した扉取り付は構造により達成され
る。

（５）発明の実施例 以下、図面を参照して本発明実施例を説明する。

第２図は本発明に係る扉取り付は構造を示す斜視図であ
る。図中７は軸支部材５及び軸４を挿入可能な穴を有す
る軸挿入部材８とにより軸４の一端を固定する第一の軸
止部、９は開口部、工０は軸止部材５゛及び弾性係止片
１１とにより軸４の他端を固定する第二の軸止部であり
、その他第１図と同等な部分には同一の符号を付した。

第３図は第一の軸止部７の詳細図である。同図において
軸挿入部材８には軸４の一端を挿入可能なように穴１２
が軸４と対向して設けられる。第一の軸止部７における
軸４の固定については、軸４の一端を大工２及び軸支部
材５に設けられた溝１３に挿入することにより、穴１２
の上面及び溝１３の三面とで固定される。尚、穴１２は
軸４を容易に挿入可能なように十分な広さを有すること
が望ましい。

また溝１３の幅は軸４の直径と同等な寸法とすることに
より軸４を一層堅固に固定できる。

次に軸４の他端の取り付は構造について説明する。

第４図は第二の軸止部１ｏに関するＢ−Ｂ″矢視図であ
る。この第４図に示すように弾性係止片１１は軸支部材
５“の一端に設けられ、傾斜する軸案内面１４を有する
係止爪１５を備えている。斯かる弾性係止片１１の軸案
内面１４方向に（矢印方向に）軸４の他端を押動する（
第４図（ａ））。軸４が軸案内面１４と接触し、更に軸
４を押動すると第４図Ｃｂｌ　４；示すように弾性係止
片１１がたわみ、その後、第４図（Ｃ）に示すように弾
性係止片１１が、その弾性により元の状態に復帰し、軸
支部材５゛に設けられた溝１３′の三面及び係止爪１５
の下面とにより固定される。

尚、軸支部材５゛　の一端に第４図（Ｃ１に示すように
軸案内用の傾斜面１６を形成するこ、とにより溝１３゛
への軸挿入がより一層容易となる。

また、本願では軸支部材５及び軸挿入部材８からなる第
一の軸止部７を軸支部材５゛及び弾性係止片１１からな
る第二の軸止部１０と同一構造のもので構成することも
可能である。

以上、本発明に関する好適な一実施例としてカセットデ
ツキの扉取り付は構造について説明したが、本発明はこ
れらに限られるものではなく、種々の筐体における扉取
り付は構造について適用可能である。

（６）発明の効果 以上詳細に説明したように、本発明によれば扉を極めて
容易にかつ短時間に取り付は可能であり、また、個人差
による作業速度のバラツキもな（確実に取り付けられる
。更に取外しも容易に行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の扉取り付は構造を示す図、第２図は本発
明一実施例を示す図、第３図乃至第４図は軸取り付は部
の詳細図である。 図中、１は前面パネル、２は扉、３は軸貫通孔、４は軸
、５及び５゛　は軸支部材、６はバネ、７は第−〇軸止
部、８は軸挿入部材、９は開口部、１０は第二の軸止部
、１１は弾性係止部、１２は穴、１３は溝、１４は軸案
内面、１５は係止爪である。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）開口部を有する筐体に該開口部を覆う扉を該扉の
   一端に取り付けた軸を中心にして開閉可能に取り付ける
   扉の取り付は部の構造であって、前記軸の一端は前記筐
   体に設けられた第一の軸止部に取り付け、前記軸の他端
   は該軸を支持する軸支部材及び該軸支部材の一端に設け
   られ傾斜する軸案内面を有する係止爪を形成した弾性係
   止片とからなる第二の軸止部に取り付けるよう構成した
   ことを特徴とする扉取り付は構造。
2. （２）前記第一の軸止部が前記軸を挿入可能な穴を有す
   る軸挿入部材及び該軸を支える軸支部材とにより構成さ
   れることを特徴とする特許請求の範囲第一項記載の扉取
   り付は構造。
3. （３）　　前記第一の軸止部が前記第二の軸止部により
   構成されることを特徴とする特許請求の範囲第一項記載
   の扉取り付は構造。