JPS59187354A - 現像方法 - Google Patents

現像方法

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JPS59187354A
JPS59187354A JP58061884A JP6188483A JPS59187354A JP S59187354 A JPS59187354 A JP S59187354A JP 58061884 A JP58061884 A JP 58061884A JP 6188483 A JP6188483 A JP 6188483A JP S59187354 A JPS59187354 A JP S59187354A
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fine silica
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G13/00Electrographic processes using a charge pattern
    • G03G13/06Developing
    • G03G13/08Developing using a solid developer, e.g. powder developer
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、絶縁性磁性現像剤を使用する現像方法に関す
るa 従来、電子写真・静電記録等における現像方法としては
、大別して乾式現像法と湿式現像法とがある。前者は、
更に二成分系現像剤を用いる方法と、−成分系現像剤を
用いる方法として三方される。二成分系現像方法に属す
るものには、トナーを搬送するキャリヤーの種類により
、鉄粉キャリヤーを用いるマグネットブラシ法、ビーズ
・キャリヤーを用いるカスケード法、ファーを用いるフ
ァープラン法等がある。
又、−成分系現像方法に属するものには、トナー粒子を
噴霧状態にして用いるパウダークラウド法、トナー粒子
を直接的に静電潜像面に接触させて現像する接触現像法
(コンタクト現像、又はトナー現像ともいう)、トナー
粒子を静電潜像面に直接接触させず、トナー粒子を荷電
して静電潜像の有する電界により該潜像面に向けて飛行
させるジャンピング現像法、磁性の導電性トナーを静電
潜像面に接触させて現像するマグネドライ法等がある。
−成分系現像方法では、必然的にキャリヤー粒子とトナ
ー粒子との混合現像剤を用い、通常現像過程の進行によ
りトナー粒子はキャリヤー粒子に比らべ遥かに大量に消
費させるから、両者の混合比が変化し、もって顕画像の
濃度が変動し、又、消費され難いキャリヤー粒子の長時
間使用による劣化により画質が低下する等の欠点を本来
布している。
他方、−成分系の現像方法では、磁性トナーを用いるマ
グネ・ドライ法及び磁性トナーを用いないコンタクト現
像法は、トナーが被現像面の全面、即ち画像部、非画像
部に無差別に接触し、これがために非画像部にまでもト
ナーが付着し易い、所謂地力ブリとなって汚れが生じ易
い問題があった。(このカブリ汚れの点については二成
分系現像法においても同様に生じる欠点であった。)又
、パウダー・クラウド法においてもパウダー状態のトナ
ー粒子が非画像部に付着することは避けられず、同じく
地力ブリが除去できない欠点を有している。
更に、−成分系現像方法に属する所謂ジャンピング現像
法として、シート等の担持体にトナーを均一に塗布した
後、これを静電保持面に小間隙を保って対向させトナー
担持体から静電像保持面にトナーを静電像が有する電荷
により吸引し付着させて現像する方法が知られている。
(米国特許第2,839,400号明細書等)この方法
は、静電荷のない非画像部では、トナーが吸引されない
ばかりか、トナーと非画像面とが接触しないので、上述
のカブリが出にくいという長所を有している。又、キャ
リヤー粒子を用いないので、上述した混合比の変動とい
う事態もなく、更にキャリヤー粒子の劣化もない。
しかしながらこの方法は、トナー担持体シートに予めト
ナーを付着させるため電界を与えているが、均一になお
且つ、薄く塗布することが困難で塗布ムラが出易い。ま
た、塗布されたトナ一層が、静電像と対向したとき、静
電像への均一なトナーの離脱が困難である欠点を有して
いる。
この点特開昭54−43027号、特開昭55−186
56号で提案される、磁性トナーと可動なトナー担持体
(スリーブローラー)と、該坦持体の内側に静止磁石を
有する現像装置において、該磁石の磁極に対向してスリ
ーブローラーの外表面に近接して磁性体材料のトナー厚
規制部材を配置し、スリーブローラーの外表面上に均一
になお且つ薄く塗布することのできる現像装置は、上記
欠点を除去したもので忠実性が高く画質の安定した静電
像現像装置であると言える。
本発明の目的は、連続使用特性等の耐久性に優れた現像
方法を提供することである。
本発明の他の目的は、高温高湿や低温低湿などの環境変
化に対しても安定である現像方法を提供することである
その特徴とすることは、静電像を表面に保持する静電像
保持体と、絶縁性現像剤を表面に担持する現像剤担持体
とを現像部において一定の間隙を設けて配置し、チタネ
ート系カップリング剤で処理されたシリカ微粉体を含有
する絶縁性磁性現像剤を現像剤担持体上に前記間隙より
も薄い厚さに担持させ、該現像剤を現像部において前記
静電像保持体に転移させて現像する現像方法にある。
従来知られているジャンピング現像剤を使用して繰り返
し複写を続けると、場合により現像剤担持体上に担持さ
れた現像剤層の均一性がそこなわれ、担持体の円周方向
にスジ上のコーティング不良が発生したり、担持された
現像剤の層の厚さが初期と比較し部分的に極端に厚くな
シ、ハン点様のムラが発生したり、サザ波様のコーティ
ング不良が発生する。bl。r者は現像した際に画像に
白筋として観察され、後者はハン点状あるいはサザ波状
の濃度ムラとなって観察されたりする。この現象は、通
常の繰り返し複写ではほとんど発生しないが、特に長期
間超低温低湿の環境条件、下での連続使用で発生する場
合があり好ましくない。また、高温高湿においても、現
像剤層の厚さが変化し薄くなる場合が多く、しばしば、
画像濃度の低下を引き起こし好ましくない場合があった
。この点について検討を重ねた結果、その原因の1つは
電荷制御成分の安定性および信頼性にあシ、これらの原
因に・よシ該スリーブ上への現像粉の付着およびスリー
ブからの現像粉の転写が変化するためであることを見出
した。
さらに詳しく述べると、この様な現象は、環境条件の変
化によって、担持体上に担持された現像剤層において、
摩擦帯電量の不均一部分が生ずることによる。すなわち
、超低温低湿の環境条件下では担持体表面と現像剤との
摩擦によシ発生する現像剤の摩擦帯電電荷が極端に大き
い成分が発生し、その電荷に帰因する鏡映力のため、担
持体近傍にその様な摩擦帯電電荷の極端に大きい成分が
、蓄積しやすく、これが連続耐久などによって、現像剤
層の上層部分の現像剤のコーティングの均一性や現像さ
れやすさに白 影響をあたえ、現象として、前記した多スジや、ハン点
状のムラ、サザ波状のコーティング不良を生ずる。また
高温高湿における現像剤層の厚さ減少も、現像剤と担持
体との摩擦帯電の不均一から発生するもので担持体表面
近傍の現像剤の摩擦帯電量の不安定性によるものである
従来、この様な乾式現像用トナーに用いられる電荷制御
剤としては、アミン化合物、第4級アンそニウム化合物
および有機染料特に塩基性染料とその塩が知られておシ
、ベンジルジメチル−ヘキサデシルアンモニウムクロラ
イド、デシル−トリメチルアンモニウムクロライド、ニ
クロシン塩基、ニグロシンヒドロクロライド。
サフラニンγ及びクリスタルバイオレット等が使用され
ている。ニグロシン塩基及びニグロシンヒドロクロライ
ドがしばしば正電荷制御剤として用いられている。これ
らは、通常熱可塑性樹脂に添加され、加熱溶融分散し、
これを微粉砕して、必要に応じて適当な粒径に調整され
使用される。
しかしながら、これらの電荷制御剤としての染料は、構
造が複雑で性質が一定していなく、安定性に乏しい。ま
た、熱混練時の分解9機械的衝撃、摩擦、温湿度条件の
変化、などによシ分解又は変質し、荷電制御性が低下す
る現象を生ずる。
従って、これらの染料を荷電制御剤として含有したトナ
ーを複写機に用い現像すると、複写回数の増大に従い、
染料が分解あるいは変質し、耐久中にトナーの劣化を引
き起こす。
又、これらの荷電制御剤としての染料は、熱可塑性樹脂
中に均一に分散する事が極めて困難であるため、粉砕し
て得られたトナー粒子間の摩擦帯電量に差異を生じると
いう致命的欠点を有している。このため、従来これらの
染料の樹脂中への分散をより均一に行なうための種々の
方法が行なわれている。例えば、塩基性ニグロシン染料
は、熱可塑性樹脂との相溶性を向上させるために、高級
脂肪酸と造塩して用いられるが、しばしば未反応分の脂
肪酸あるいは、塩の分散生成物がトナー表面に露出して
、キャリヤーあるいは、トナー担持体を汚染し、トナー
の流動性低下やカブリ、・画像濃度の低下を引き起こす
原因となっている。あるいは、これらの染料の樹脂中へ
の分散向上のために、あらかじめ染料粉末と樹脂粉末と
を機械的粉砕混合してから、熱溶融混練する方法もとら
れているが、本来の分散不良性は回避する事ができず、
未だ実用土充分な荷電の均一さけ得られていないのが現
実である。
又、荷電制御性の染料は親水性のものが多く、これらの
樹脂中への分散不良のためK、溶融混線後粉砕した際に
は、染料がトナー表面に露出する。高湿条件下での該ト
ナーの使用の際には、これら染料が親水性であるがため
に良質な画像が得られないという欠点を有している。
この様に、従来の荷電制御性を有する染料をトナーに用
いた際には、トナー粒子間に於いて、あるいはトナーと
キャリヤー間、トナーとスリーブのごときトナー担持体
間に於いて、トナー粒子表面に発生電荷量にバラツキを
生じ、現像カブリ、トナー飛散、キャリヤー汚染等の障
害が発生する。またこれらは、複写枚数を多く重ねた際
に特に顕著な現象となって現われ、実質上複写機には適
さない結果となる。
又、高湿条件下に於いては、トナー画像の転写効率が著
しく低下し、使用に耐えないものである。又、常温常湿
に於いてさえも該トナーを長期保存した際には、用いた
荷電制御性の染料の不安定性のために、トナー凝集を起
こし使用不可能になる場合が多い。
本発明者は、上記の如き従来の荷電性トナーにまつわる
種々の問題点を解決し、均一に強く帯電し、静電荷像を
可視化して高品質な画像を与える事を目的として鋭意研
究せる結果、ケイ素ハロゲン化合物の蒸気相酸化により
生成されたシリカ微粉体であって、チタネート系カップ
リング剤で処理された該シリカ微粉体を絶縁性磁性現像
剤に含有させれば優れた種々の特性を示す電子写真用現
像剤が得られる事を見出した。
そしてさらに、この現像剤をスリーブローラーを有する
現像装置に適用するのが非常に有効であることを見出し
た。
本発明で用いる現像工程について説明する。
第1図に本発明で用いる現像工程の1実施形態が断面図
で示される。同図において静電像保持体1は矢印方向に
動く。現像剤担体である非磁性円筒2は、現像部におい
て静電像保持体表面と同方向に進むように回転する。非
磁性円筒2内部には、多極永久磁石3が回転しないよう
に配されている。現像剤容器4から送られる一成分系絶
縁性磁性現像剤6を非磁性円筒面上に塗布し、かつ円筒
面とトナー粒子との摩擦によって、トナー粒子に静電像
電荷と逆極性の荷電を与える。さらに鉄製のドクターブ
レード5を円筒表面に近接して(間隔50μ〜500μ
)、多極永久磁石3の一つの磁極(図示ではS極)位置
に対向して配置することにより、トナ一層の厚さを薄く
(30μ〜300 /l)且つ均一に規制する。この円
筒2の回転速度を調節することにより、現像剤層の表層
速度及び好ましくは内部速度が静電像保持面の速度と実
質的に等速、もしくはそれに近い速度となるようにする
。ドクターブレード5として鉄のかわりに永久磁石を用
いて対向磁極を形成してもよい。また、現像部において
現像剤担体と静電像保持面との間で交流バイアスを印加
してもよい。この交流バイアスはfが200〜4000
Hz、Vppが500〜3000Vであれば良い。
以上の如く、この現像工程においては一成分磁性現像剤
を現像剤担体上に安定に保持させる為に、多極永久磁石
3を内包する非磁性円筒2を用いた。また、現像剤層を
薄く均一に形成する為に、円筒2表面に近接して磁性体
薄板もしくは永久磁石によるドクターブレード5を配置
した。このように磁性体のドクターブレードを用いると
、現像剤担体に内包された永久磁石の磁極との間に対向
磁極が形成され、ドクターブレードと現像剤担体間でト
ナー粒子鎖を強制的に立ち上がらせることになり、現像
剤担体上の他の部分、例えば静電像面に相対する現像部
分の現像剤層を薄く規制するのに有利である。さらにそ
のような強制的運動を現像剤に与えることにより現像剤
層はより均一になり、よって非磁性体ドクターブレード
では実現できなかった薄く且つ均一なトナ一層形成が達
せられる。しかもドクターブレードとスリーブとの間隙
を広めに設定できるからトナー粒子の破壊や凝集を防止
する効果もある。現像部分におけるトナー粒子の転移に
際し、静電像の吸引作用あるいは交流バイアスの作用に
よって静電像側に転移する。
本発明の現像方法において用いられるトナー用の結着樹
脂としては、従来電子写真用トナー結着樹脂として知ら
れる各種の材料樹脂が用いられる。
例えばポリスチレン、ポリスチレン・ブタジェン共重合
体、スチレン、・アクリル共重合体等のスチレン系共重
合体、ポリエチレン、ポリエチレン酢酸ビニル共重合体
、ポリエチレンビニルアルコール共重合体のようなエチ
レン系共重合体、フェノール系樹脂、エポキシ系樹脂、
アリルフタレート樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル
樹脂、マレイン酸系樹脂等である。またいずれの樹脂も
その製造法等は特に制約されるものではない。これは従
来エマルジョン重合等で製造した樹脂は不純物が含まれ
易く使いずらかったものが本発明により容易に使用が可
能になυ、樹脂選択の範囲も大きく広がる。これも本発
明の大きな効果である。
トナー中に含有させる磁性粉としては強磁性の元素及び
これらを含む合金、化合物などであり、マグネタイト、
ヘマタイト、フェライトなどの鉄、コバルト、ニッケル
、マンガンなどの合金や化合物、その他の強磁性合金な
ど従来より磁性材料として知られているものがある。通
常使用する磁性粉の大きさとしては、平均粒径が0.0
5〜5μ好ましくは0.1〜1μが良い。
この磁性粉は、トナー中に10〜70重量%、好ましく
は15〜35重量%含有させるのが良い。この含有量で
あれば、前述の現像方法において適切な磁気モーメント
が働き、良好な画像を作成することができ、定着性も優
れている。
トナーに用いる着色材料としては、従来公知のカーボン
ブラック、鉄黒などが使用でき、従来公知の正荷電制御
剤としての染料全てが、本発明に用いられる処理された
シリカ微粉体との組み合せで使用する事ができる。
例えばベンジルジメチル−ヘキサデシルアンモニウムク
ロライド、デシル−トリメチルアンモニウムクロライド
、ニグロシン塩基、ニグロシンヒドロクロライド、サフ
ラニンγ及びクリスタルバイオレットなど独々の染料で
アル。
ここで言うケイ素ハロゲン化合物の蒸気相酸化により生
成されたシリカ微粉体とは、いわゆる乾式法シリカ、又
はヒユームドシリカと称されるものが好まし〈従来公知
の技術によって製造されるものである。例えば四塩化ケ
イ素ガスの酸水素焔中における熱分解酸化反応を利用す
る方法で、基礎となる反応式は次の様なものである。
5ic14 +2H2+ o□→5102 + 4)1
(J’又、この製造工程において例えば、塩化アルミニ
ウム又は、塩化チタンなど他の金属ハロゲン化合物をケ
イ素ハロゲン化合物と共に用いる事によってシリカと他
の金属酸化物の複合微粉体を得る事も可能であり、それ
らも包含する。
その粒径は平均の一次粒径として、0.001〜2μの
範囲内である事が望ましく、特に好まシくハ、O,OO
2〜0.2μの範囲内のシリカ微粉体を使用するのが良
い。
ケイ素ハロゲン化合物の蒸気相酸化により生成されたシ
リカ微粉体の市販品としては、例えば、以下の様な部品
名のものがある。
00 80 T600 0X80 0X170 5−75 S−5 30 (ダウコーニングCo、社) Fransol (Fransi1社) 従来、トナーにこれらシリカ微粉体を添加する例は知ら
れている。しかしながら、このような物質は安定性の点
で必ずしも充分でなく、また正荷電制御性を必要とする
トナーではこのようなシリカを添加すると帯電性が変化
してしまい不適当であった。
この様なシリカ微粉体をチタネート系カップリング剤で
処理したものを現像剤中に含有せしめ本発明の現像方法
に使用するのが有効である事を見出した。さらに詳しく
述べるとすれば、該処理シリカ微粉体を少なくとも結着
樹脂と着色材とからなるトナー粒子表面に付着させた状
態で使用した際に特妬望ましい。
トナーにチタネート系カップリング剤を使用する提案と
しては特開昭55−26519号明細書、55−280
19号明細書、56−51755号明細書などに記載の
方法があるが、これらは基本的に磁性トナーにおける磁
性体の樹脂に対する分散性、親和性を向上させる目的の
提案であり、たしかに分散性は向上するも、この様な方
法ではチタネート系カップリング剤はなんら現像剤の帯
電特性には関与せず、本発明の技術内容および思想とは
異なるものである・本発明で用いられるチタネートカッ
プリング剤とは、前記シリカ微粉体表面の水酸基または
、吸着水と反応あるいは吸着し、シリカ微粉体表面に被
膜を形成しうる有機チタン化合物であって、例えば、 これらは1種または2種以上の混合系で用いられてよい
前記したシリカ微粉体をチタネート系カップリング剤で
処理する方法としては、本発明に用いるチタン系カップ
リング剤はシリカ微粉体の表面に存在する化学的あるい
は物理的にもつ結合水と容易に化学反応して被覆される
ため、乾式法、湿式法のいずれの方法も採用でき、広範
囲の処理方法が用いらオLる。例えば、ヘンシェルミキ
サーやボールミルのごとき混合機中にシリカ微粉体及び
適当量のチタン系カップリング剤を投入して乾式混合す
る方法あるいは、チタン系カップリング剤を適当な溶剤
に溶解させた後、シリカ微粉体を投入し混合し溶剤を除
去する方法など種々の方法が用いられる。
チタネート系カップリング剤のシリカ微粉体に対する処
理量としては、0,01〜20重量%(好ましくは0.
1〜10重量%)である。また、上記チタネート系カッ
プリング剤に加え公知のシランカップリング剤との併用
も好ましい。
また、これらの処理されたシリカ微粉体の適用獣は現像
剤重量に対して、0.01〜20%のときに効果を発揮
し、特に好ましくは0.1〜3チ添加した際に優れた安
定性を有する正の帯電性を示す。添加形態について好ま
しい態様を述べれば、現像剤重量に対して0,01〜3
重量%の処理されたシリカ微粉体がトナー粒子表面に付
着している状態にあるのが良い。
この様にして構成された本発明の現像方法は、用いられ
る現像剤が荷電制御成分とし−て、前記したところのシ
リカ微粉体を含有するため、現像剤担持体上に担持され
た現像剤層に付与される摩擦帯電量が均一化され、超低
温低湿の耐久において生じやすい過剰の電荷のみを、適
当な飽和値までシリカ微粉体を介してリークしその結果
安定な現像剤層を形成する。高温高湿においては、安定
なコーティング状態を与えるに必要な摩擦帯電量を保持
しやすく、濃度低下などを生じない。
また、他の特徴は、安定な現像剤層の形成が容易なため
従来充分には解決できなかった現像カブリや、潜像のエ
ッヂ現象周辺への飛び散りがなく、高い画像濃度が得ら
れ、ハーフトーンの再現性が良い事である。
以上本発明の基本的な構成と特色について述べたが以下
実施列に基づいて具体的に本発明の方法について説明す
る。しかしながら、これによって本発明の実施の態様が
なんら限定されるものではない。実施例中の部数は重沖
部である。
°Cに熱した2本ロールで混練した。混練物を自然放冷
後、カッターミルで粗粉砕した。次いでジェット気流を
用いた微粉砕機を用いて粉砕し、さらに風力分級機を用
いて分級して粒径5〜20μの微粉体を得た。
次にシリカ微粉体アエロジル200(日本アエロジル社
製)を70°Cに加熱した密閉型ヘンシェルミキサー中
に入れ、シリカに対してチタンカップリング剤が2.0
重量パーセントの処理量となる様にアルコールで希釈し
たインプロビルトリインステアロイルチタネートを滴下
しながら高速で攪拌した。得られた微粉体を120°C
にて乾燥した。
該処理シリカ微粉体を上記微粉体に対し、0.6重量パ
ーセント加えヘンシェルミキサーで混合したものを現像
剤とした。
次いでOPC感光体に一6KVのコロナ放電を行ない全
面一様に帯電した後、原画像照射を行ない静電潜像を形
成した。
現像剤担持体は外径50■のステンレス製円筒スリーブ
とした。スリーブ表面磁束密度700ガウス、穂切りブ
レードスリーブ表面間距離0.2閣である。このスリー
ブ回転マグネット固定(スリーブ周速はドラムのそれと
同じで回転方向は逆)型現像器を前記感光ドラム表面−
スリーブ表面間距離0.25mに設定し、スリーブに4
00Hz1000Vの交流及び−150Vの直流バイア
スを印加した。
前記した現像剤を用いて現像し、次いで転写紙の背面よ
り一7KVの直流コロナを照射しつつ粉像を転写し、抜
写画像′f!:得た。定着は市販の普通紙複写機(商品
名、NP−5000,キャノン製)を用いて行なった。
得られた転写画像は濃度が1.40と充分高く、かぶり
も全くなく、画像周辺のトナー飛び散り・がなく解像力
の高い良好な画像が得られた。この時のスリーブ上にコ
ーティングされたトナ一層の単位面積当りの重量は1.
5 X 10’ (r /cr71)であった。
上記現像剤を用いて連続して転写画像を作成し、耐久性
を調べたが、1.00000枚後の転写画像も初期の画
像と比較して、全く、そん色のない画像であった。
次に、環境条件を35℃、85チにしたところ、画像濃
度は1,30と常温常湿とほとんど変化のない値でsす
、かぶりや飛び散りもなく鮮明な画像が得られ耐久性も
100000枚までほとんど変化なかった。この時のト
ナ一層の単位面積当りの乗和′は1.43 X 10’
 (1’/i)であった。次に10℃、10%の低温低
湿度において転写画像を得たところ画像濃度は1.43
と高くベタ黒も極めて滑らかに現像、転写され飛び散り
ゃ中抜けのない優秀な画像であった。この環境条件で耐
久を行なったが、連続、及び聞けってコピーしたがやは
り100000枚まで濃度変動は±01と実用上充分で
あり、白スジやムラは発生しなかった。この時のトナ一
層の単位面積当シの重量には、はとんど変化がなかった
〔比較例1〕 アエロジル200を実施例1で使用したインプロビルト
リインステアロイルチタネートで処理しない他は、実施
例1と同様に現像剤を得、塑像、転写を行なったが、反
転した画像が得られたのみであった。
〔実施例2〜7〕 実施例1で用いたインプロビルトリインステアロイルチ
タネートの代りに、チタネート系カップリング剤として
、それぞれ、イングロビルジインステアロイルタミルフ
ェニルチタネー、ト。
(実施例2)、及び、イングロビルトリドデシルペンセ
ンスルホニルチタネ−) (実施例3 )、及び、イソ
プロピルトリ(ジオクチルホスフェート)チタネート(
実施例4)、及びイソプロピル4−アミンベンゼンスル
ホニルジ(ドデシルベンゼンスルホニル)チタネー) 
(実施fi15 )及びイソプロピルトリ(N−エチル
アミノ−エチルアミノ)チタネート(実施例6)、及び
イソステアロイルメタクリルオキシアセテートチタネー
ト(実施例7)を用いる他を除いては、実施例1と同様
に行ったところ、いずれも優良な結果が得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に適用できる現像工程の−実施形態を
示す断面図。 1・・・静電像保持体、2・・・非磁性円筒、5・°°
ドクターブレード、6・・・絶縁性現像剤。 出願人  キャノン株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 静電像を表面に保持する静電像保持体と、絶縁性磁性現
    像剤を表面に担持する現像剤担持体とを現像部において
    一定の間隙を設けて配置し、チタネート系カップリング
    剤で処理されたシ1)力微粉体を含有する絶縁性磁性現
    像剤を現像剤担持体上に前記間隙よりも薄い厚さに担持
    させ、該現像剤を現像部において前記静電像保持体に転
    移させ現像することを特徴とする現像方法。
JP58061884A 1982-08-23 1983-04-07 現像方法 Granted JPS59187354A (ja)

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GB08322092A GB2128764B (en) 1982-08-23 1983-08-17 Electrostatographic developer
DE3330380A DE3330380C3 (de) 1982-08-23 1983-08-23 Elektrostatografischer Entwickler und seine Verwendung
US06/751,994 US4618556A (en) 1982-08-23 1985-07-03 Developer and developing method
SG78/89A SG7889G (en) 1982-08-23 1989-02-11 Developer and developing method
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01114878A (ja) * 1987-10-28 1989-05-08 Canon Inc 現像方法
JPH023078A (ja) * 1988-06-20 1990-01-08 Fuji Xerox Co Ltd 一成分現像方法
JPH02150858A (ja) * 1988-12-02 1990-06-11 Minolta Camera Co Ltd 静電荷現像用トナー

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