JPS5918275B2 - 液体取水装置 - Google Patents

液体取水装置

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Publication number
JPS5918275B2
JPS5918275B2 JP54097038A JP9703879A JPS5918275B2 JP S5918275 B2 JPS5918275 B2 JP S5918275B2 JP 54097038 A JP54097038 A JP 54097038A JP 9703879 A JP9703879 A JP 9703879A JP S5918275 B2 JPS5918275 B2 JP S5918275B2
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JP
Japan
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water
liquid
side wall
tank
valve cover
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JP54097038A
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English (en)
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JPS5620907A (en
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有康 藤城
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  • Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は貯水液の取水装置に関するものである。
燃料燃焼により水を加熱して蒸気を発生させ、この蒸気
熱を各種処理施設、乾燥施設等の作業用に使用し、或は
暖房用に使用するボイラーにおいて、常にボイラーに冷
水を供給することは加熱のための燃料消費が大きなもの
となる。このため温水をタンク内に貯水し、この温水を
ボイラーに供給して加熱時間の短縮、燃費の低減を図る
方法がフ 採用されているが、タンク内に送り込まれた
温水は一般的に上部液層に比較して底部液層が低温とな
り、従つてタンク下部から取水することは常に低温水を
ボイラーに供給する結果となり従前と何ら変わることが
ない。このような時タンク上層温5 水の取水装置とし
てフレキシブルパイプを使用した手段が提供されている
。すなわち、フレキシブルパイプの一端に液面浮を取り
付け、他端はタンク下部の取水口に連結し、液面浮によ
つて上部液層に位置するフレキシブルパイプ先端から温
水をワ 取水するものであるが、この装置ではフレキシ
ブルパイプの伸縮度に応じた水位高さに限度があり、ま
た任意の液層の取水は不可能である。また、製紙工場に
おいて紙製造に使用された大量の水を循環して再使用す
るためには、溶融状態5 の製紙へドロを含有する水を
タンク内に貯水しヘドロ層と液層に分離し、へドロ層上
部のみの液を取水する必要があるが、このような場合に
はへドロ層を撹拌することなく液のみを取水しなければ
ならない。
0 本発明は上記する従来の装置、技術或は取水必要性
に鑑み、水位に応じた水圧、流水圧により開閉作動する
弁部を備えた取水装置を提供することを目的とする。
また本発明はタンク内に設置し、水位の上昇に5 従つ
て自動的に取水可能な装置を提供することを目的とする
さらにまた本発明は、タンク内に貯水した任意の液層の
水を取水可能とした取水装置を焚共することを目的とす
る。
次に上記目的達成のための本発明の一実施例を図面に従
つて詳述する。
第1図、第2図は本発明装置の全体を示すもので、上下
を密に閉塞した筒体1の対向側壁2,2にはそれぞれ上
下に一定の間隔で液体流入口3,・・・・・・を設ける
各液体流入口3は両側壁2の対称位置になく、交互に段
違いに形成されている。すなわち、ある流入口3の上端
および下端は対向側壁2に設けた上段流入口3の下端と
、および下段流入口3の上端とほぼ等高線上に位置して
いる。各流入口3の内側には、流入口3より大形であつ
て四周面が側壁2内面に密接可能な弁蓋4を配設し、各
弁蓋4の上部外側に連設した連結体5を側壁2外面に架
設した回動軸6に掛設するかまたは固着して、弁蓋4を
開閉動可能に吊設する。また、各弁蓋4の下部内側には
筒体1の中心に向かつて下方に傾斜する受板7を一体に
連設する。図中8は筒体1下部に設けた取水口9に連結
する取水管であり、この取水管8は図示しないポンプの
如き吸水装置に管接続される。本発明一実施例の構成は
上記の通りであり、次に使用状態について説明する。
第3図に示すように筒体1をタンク10内に立設固定し
、取水管8はタンク10外部に設置した吸水装置に管接
続しておく。
タンク10内が無水状態の時各弁蓋4は自重により垂直
状態に下がつて流入口3を内側から閉じている。この状
態のもとでタンク10内に水を供給するとタンク10内
底部から水位が上昇するに従つてまず最下段の弁蓋4を
流入圧により開放して液体は筒体1内に流入する。さら
に水位が上昇すると前記弁蓋4の対向側壁2上段に位置
する弁蓋4が水圧により開き筒体1内に水が流入する。
この時筒体1内に流入した水は落下水となつて対向下段
の前記弁蓋4に設けた受板7に突き当たり、落下水圧に
よつて弁蓋4を強制的に側壁2内面に密接させることに
より流入口3を閉じ、受板7により加重された弁蓋4の
自重および筒体1内外の定水圧により弁蓋4は閉じ状態
に保たれ水が流人することはない。さらに水位の上昇に
ともない対向側壁2に設けた弁蓋4は前記と同様開放、
流入、落下水圧による閉じ作動を交互に行ない、最上段
流入口3位置において水位が一定となるようタンク10
内への供給量および取水量を調節すれば、タンク10内
貯水の上部液のみの取水が可能となる。従つて、例えば
ボイラーへの供給のため循環温水をタンク内に貯水して
も上部液層の温水のみを取水でき、底部近くの冷水を取
水することはなくなる。また、太陽熱を利用して加熱す
る貯湯タンク内に本発明装置を設置すれば、貯水液層の
上部高温部の取水が可能となる。筒体1上端を密封する
蓋体11を取り外し、取水口9を有しない同構造の他の
筒体1を上方へ順次連結することにより貯水量の大型な
タンク内ヘ設置可能となる。
上記する本実施例によれば弁蓋4の自動開閉作動により
貯水液の上部液体のみの取水が可能である。
第4図は本発明の他の実施例を示すもので、同図におい
て前記実施例と同一部分は同符号を使用している。
本実施例においては側壁2に架設して弁蓋4を回動可能
に吊設する軸6に、タンク10外部に密に突出するレバ
ー軸12を回動可能に一体とし、弁蓋4と軸6を固着し
たことを特徴とする。
上記構成の本実施例によれば、弁蓋4は自動開閉のみな
らずレバー軸12の操作によりタンク10外から強制的
に開閉作動をなすことが可能となる。従つて、任意の弁
蓋4の開閉を行うことができることにより、全弁蓋4を
閉じ、貯水液の中間或は底部に位置する弁蓋4を開くこ
とにより任意の液層中の水の取水をなすことができる。
特に、製紙工場において製紙ヘドロ含有水分をヘドロ層
と液層に分離し、液体のみを再使用する時、本実施例装
置をタンク内に設置し、タンク内にヘドロ含有水分を貯
水定置してタンク底部に沈積するヘドロ層と上部液層の
分離を持ち、液層部に位置する弁蓋4を開いて液体を取
水することに本装置はきわめて有効な手段となり得る。
また、混合状態の比重を異にする液体をタンク内で分離
し、それぞれの液体ごとに取水することも本実施例装置
においてなすことができ、その用途はきわめて広い。
第5図は弁蓋4の他例を示すもので、弁蓋4内側にあつ
て受板7上方に上下を開口した矩形枠板13を一体に設
けることにより、対向側壁2上段流入口3からの流入落
下水は矩形枠板13内に集中し、受板7に対する落下水
圧は大なるものとなつて、弁蓋4の強制閉鎖はさらに確
実なものとなる。
本発明によればタンク内貯水上部液のみ或は任 5意の
水位液相の液体取水が可能であり、タンク内貯水に限ら
ず自然域液体内に浮設し、例えば海面浮遊油のみの採取
も可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一実施例を示す装置全体の一部省
略斜視図、第2図は同中央縦断面図、第3図は同使用状
態の断面図、第4図は本発明の他の実施例を示す正面図
、第5図は弁蓋の他例を示す断面図である。 1は筒体、2は側壁、3は流入口、4は弁蓋、6は回動
軸、7は受板、8は取水管、10はタンク、12はレバ
ー軸、13は矩形枠板である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 筒体1の対向側壁2に上下一定の間隔でかつ交互に
    段違いに形成した液体流入口3内側に、流入口3より大
    形であつて四周面が側壁2内面に密接可能な弁蓋4を軸
    6により開閉動可能に吊設し、各弁蓋4の下部内側には
    筒体1の中心に向かつて下方へ傾斜する受板7を一体に
    連設して成ることを特徴とする液体取水装置。 2 筒体1の対向側壁2に上下一定の間隔でかつ交互に
    段違いに形成した液体流入口3内側に、流入口3より大
    形であつて四周面が側壁2内面に密接可能な弁蓋4を軸
    6により開閉動可能に吊設し、各弁蓋4の下部内側には
    筒体1の中心に向かつて下方へ傾斜する受板7を一体に
    連設し、前記軸6にタンク外部に密に突出するレバー軸
    12を回動可能に一体とし、弁蓋4と軸6を固着して成
    ることを特徴とする液体取水装置。
JP54097038A 1979-07-30 1979-07-30 液体取水装置 Expired JPS5918275B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP54097038A JPS5918275B2 (ja) 1979-07-30 1979-07-30 液体取水装置

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JP54097038A JPS5918275B2 (ja) 1979-07-30 1979-07-30 液体取水装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5620907A JPS5620907A (en) 1981-02-27
JPS5918275B2 true JPS5918275B2 (ja) 1984-04-26

Family

ID=14181373

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP54097038A Expired JPS5918275B2 (ja) 1979-07-30 1979-07-30 液体取水装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0433993Y2 (ja) * 1986-09-12 1992-08-13
JPH0753270B2 (ja) * 1993-05-13 1995-06-07 株式会社キット タンク洗浄制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5620907A (en) 1981-02-27

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