JPS59181300A - ブラシノステロイド類の製造方法 - Google Patents

ブラシノステロイド類の製造方法

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JPS59181300A
JPS59181300A JP58053740A JP5374083A JPS59181300A JP S59181300 A JPS59181300 A JP S59181300A JP 58053740 A JP58053740 A JP 58053740A JP 5374083 A JP5374083 A JP 5374083A JP S59181300 A JPS59181300 A JP S59181300A
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宏 早味
Mitsuyoshi Sato
佐藤 三善
Koichiro Otsuta
大蔦 幸一郎
Hajime Nozaki
野崎 一
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
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    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 本発明は、ブラシノステロイド類の製造方法に関する。
更に詳しくは、プラシノステロイド類の側鎖に立体選択
的に置換基を導入する方法に関する。
(b)従来技術 植物生長促進物質として種々の化合物が提案されている
が、最近植物生長ホルモンの一種としてブラシノライド
(Brassinolide)が注目されており、この
ブラシノライドは下記構造を有するものであることが知
られている。
(ブラシノライド) ブラシノライドは当初アブラナの花粉に成るIzの植物
ホルモンが含まれていることが1貸されてrNatur
e、 釡狭:1065 (1970)参照)以来、その
化合物状単離され、さらにそのM、12巡。
が最終的に明らかにされたのは、榎く召°近のことであ
るr Nat、ura、 281216(1979)参
照〕。
それ以来、その全合成の試みがなされている。例えば特
定のアルデヒドを出発原料として24工程を経てブラシ
ノライドを得る方法が提案され〔J.Chem、Soc
、、Chem、Commun.)962(1980)参
照〕、また別のアルデヒドを出発原料として10以上の
工程を経てブラシノライドを得る方法も提案されている
[J、Amer。
Chem、 Soe、、 102.6580(1980
)参照〕。
さらに、スティグマステロール(stigma−ste
rol)を出発原料として8工程でブラシノライドの2
4− ethyl 同属体を得る方法〔Agric、 
BioJ、 Chem、、 44.1211(1980
) )、エルゴステロール(Prgosterol)を
出発原料として、12工程で24−エビブラシノライド
及びその223.238−異性体を得る方法〔J、Or
g、Chem、、 44.5(+02(1979)参照
〕、そのほかスティグマステロール(Stigmast
e −rol )を出発原料と、して程々のブラシノラ
イド類縁化合物を得る方法〔“植物化単調節研究会昭和
55年度大会”参照〕も知られている。
(c)発明の目的 このようにブラシノライドは、種々の合成法が最近相次
いで発表されているが、いずれも長い工程を必要とし、
また収率も低い。殊にブラシノライドの合成疋おいては
、22位、23位及び24位に不斉炭素の立体配置を正
しく配置させることが極めて困難である。
そこで本発明者らは、ブラシノライドに容易に変換可能
なプラシンステロイド類、殊にその側鎖の22位、23
位及び24位の不斉炭素に立体選択的に置換基を有する
ステロイド類の合成について研究を進めた結果本発明に
到達したものである。
(d)発明の構成 すなわち、本発明は、下記式〔I〕 〔但し式中Aはヒドロキシル基の保護基、Rは下記式を
示す。〕 で表わされる保護されたエポキシアルコールを、X2C
u CN L5 (但し、式中Xは低級アルキル基を示
す)で表わされる有機銅化合物と反応せしめて、下記式
(II) 〔但し、式中A,R及びXは前記の定義と同じものを意
味する。〕 で表わされる化合物を得、次いでこの化合物からヒドp
キシル基の保起基(A)を除去するζとを@徴とする下
記式rnr) 〔但し、式中Xは前記の定義と同じものを意味する。〕 で表わされるブラシノステpイド類のぜ造方法である。
か〜る本発明方法によれ(′f:、前記式rI)のエポ
キシアルコールから前記式[■〕のブラシノステロイド
類を位置選択的且つ良好な収率で得ることができ、しか
も22位、23位及び24位の置換基もブラシノライド
のそれらと同一の立体配置にあり、従って得られたブラ
シノステロイド類は容易にプラシノライドまたはその類
縁体に変換することができる。
前記式rI)、rn)及びrm)において、Aはヒドロ
キシル基の保護゛基であり、この22位のヒドロキシル
基が基Aで保護されていない場合は、目的する立体選択
性のあるブラシノステロイド類〔■〕を得ることば困綽
どなる。
保護基Aとしては、本発明おける有機銅化合物との反応
において不活性であり、且つ離脱容易なものであればよ
く、例えばアルキル基.シクロアルキル基,アリル基な
どの炭化水素基が挙げられ、好ましくは炭素数1〜5の
低級アルキル基,炭素数5〜8のシクロアルキル基,,
,一    炭素数 ,,q甲[俵受l3Σ弊1肘ム 6〜10のアリル基もしくはアラルキル基である。
−また、Xとしては低級アルキル基であり、これは目的
とするブラシノステロイドの側鎖の未端に結合される。
例としては炭素数工〜5のもの、殊にエチル基,イソプ
ロビル基などが好ましい。
以下本発明方法について更に詳細に説明するが、先ず前
記式rI)で表わされるエポキシアルコールを得る方法
を述べる。
本発明者らの研究によれば、先ず下記式[IV)〔但し
、式中Rは を示す。〕              」で表わされ
るアルデヒドと、下記式〔v〕〔但し式中Phはフエニ
ル基,Meはメチル基を示す。〕          
   』で表わされる2−シリルー1一子ミードブロペ
ンとをブチルリチウムの存在下に反応せしめることによ
り、下記式[VI) 〔但し式中R,ph及びMeは前記と同じものを意味す
る。〕 で表わされるアリルアルコール誘導体が得られることが
わかった。
さらK研究を進めた結果上記式〔■〕の7リルアルプー
ル銹導体を、バナジウ4アセチルアセト寸−ト錯体( 
VO(acac)t )の存在下t−プチルバーオキサ
イド( BuOOH)でエポキシ化すると、下記式〔■
〕 但し式中R,Ph及びMeは前記と同じものを意味する
酵 で表わされるシリルl−fi4シtが得られること、ま
たこのシリイレエポキシ0h〕は”Bu4N”F0  
で処理することにより、シリル基が容易に離脱し、本発
明の出発物質である式[’ I )に対応するエポキシ
アルコールを与えることを係道睦 見出した。ただ式rI)のエボキシアルコールとするた
めには、上記の如くしてシリル基を離脱して得られた化
合物のヒドpキシル基を基Aで保護してやればよい。
殊に前述した式r’ . %.シアルコールを製造する
工程において、式〔■〕の7ルデヒに対して式〔■〕σ
)2−シリルー1−プヨードプロペンをプチルリ4−ウ
ムの存在下で反応させることは、本発明者らによって初
めて見出された方法であって、かくして式〔■〕で表わ
されるアリルアルコール誘導体であってその22位にヒ
ドロキシル基が所望の位置に有するものが得られる。
本発明方法により得られたブラシノステロイドq (’
m)は、これを例えば本明細書の智頭に記鼾した全合成
の一部の反応を利用することによりプラシノライド或い
はその類縁体へ容易K変排することができる。
以上本発明によれば、ブラシノステロイド類の側鎖、殊
にその22位、23位及び24位に位臂及び立体選択的
に所望の置^良好な収率で導入することができ、従って
本発明方法はプラシノライド或いはその類縁体の合成に
極めて効果的である。
以下実施例を掲げて本発明方法を詳述する。
実施例1 下記式 ト1r で表わされるアルデヒドと■、7SiPhMe,C=C H ′”’ Me (但し、式中phはフエニル基, Meはメチル基を示
す)で表わされる2−シリルー1−7イオドプロペンと
の混合物をブチルリチウムの存在下−78℃で勉理し、
次いでクロマトグラフイーにより分離精製後、48%の
収率で下記式〔■〕但し式中R,Ph及びMeぱ前記と
同じものを意味する。
で表わされる2 .2 (Slアリルアルコールが得ら
れた。またこのアリルアルコールの22(旬一異性体が
16係の収率で得られた。上記22(S)一アリルアル
コールの毘の結果は下記の通りであった。
1H NMR (200 MI{z, CDCI,)δ
0.34(s, 3H),0.38(s,3H),0.
50(s,3H),0.88(d,  !J=6,O 
Hz,3H),0.97(g,3H),1.87(d,
J’=1.8Hz,3H),2.72’(m,  IH
),3.29(8,3H),4.(+8(d,J=9.
2Hz,IH),6.26−(dd,J=9.2  a
nd  1.8 Hz,HT),7.32(m,3H)
,7.50(m,2T{)。
実施例2 前記実施例1で得られた22(81アリルアルコール〔
■〕とt−プチルパーオキサイドとをバナジウムアセチ
ルアセトカート銘体の存在下に反繰 応させ、下記式のシリルエギキシ員〕を得た。
但し式中R,Ph及びMeは前記と同じものを意味する
かくして得られたシリルエポキシ舊〕に Bu4NFを
作用させてそのシリル基( − S I Ph Me 
z )  を離脱せしめ、下記式 で表わされるエポキシアルコールを65%の収率で得た
。こめエポキシアルコールのNMR分析の結果は下記の
通りであった。
”H NMR (200 MI{z , CDCIg 
)δ0,70(s, 3H), 0.M−(s, 3H
), 1.29(d, J=5.2 Hz, 3H),
 2.72(rn,2H), 2.88(dq, ,!
=5.2 and 2.3 Hz, IH), 3.2
9(s,鉗). 3.62(dd, J=7.5 P.
nd 2.3 fIZ, IH)。
実施例3 前記エポキシアルコールの22(S)一位のヒドロキシ
ル基をペンジルエーテル化し、次いでこれにi − P
r, Cu CN Li4で表わされる有機銅化合物を
作用せしめた。その結果63チの収率で下記式 〔但し式中Rは前記と同じものを意味する。〕で表わさ
れる化合物を得た。この化合物を液体アンモニア中でリ
チウムの存看゛下で処理スルトヒドロキシル基の保鉄基
(ベンジル基)が吋1し、下肥式 で表わされるジオールが得られた。
なお上記ベンジル基保饅体の罵分析結果は下記の通りで
あった。
’[ImIR (200 MHz, CDCIs )δ
0.68(s, 3H), 0.83(d, J=6.
9 Hy., 3H), 0.86(d, J=6,7
 }{z, 3H).0.88(d, J=6.7 H
y., 3H), 0.93(d, J=6,O Hz
,3H), (1.97(s, 3H), 2.72(
m, IH), 3.26(s, 3T’i),3.4
0(d, ,,J=8.0 Hz, IH), 3.6
8(m, IH), 4.67(dd, ,!=17.
5 and 6.5 Hz, 2}{), 7.31(
m, 5H)。
また上記ジオールのNMR分析結果は下記の通りであっ
た。
’H ’Nhm (200 MHz, CDCIs )
δ0.66(s, 3H), 0.78(d, J=7
.0 Hz, 3}T), 0.83(d, J=6,
3 HZ, 3H),0.87Cd,J=6.7 }h
, 3H), 0.89(d, J=6.7 Hz,3
H),  0.96(s,  31H),  2.72
(m,  H{),  3.26(s,  3H)3.
51(d, J=8.9 Hz, IH), 3.67
(d, ,!=8.9 HZ,IH) 。
”’C NlviR (50.3 MHz, CDCI
,) 10.2, ].1.9, 12.1,13.1
.19.3,20.7,20,9,21.4,  22
.8,24.0,24.9,27.9,30.5,30
,7,33.3,35.0,35.1,36.8,4(
1.0,  40j,  42,6,  4.3.3,
  47.9,  52.5;56.4,56,5,7
3,4,74.9,82.3。
手続補正書 昭和58年5月16日 特許庁長官殿 1、事件の表示 特願昭 58 − 53740   号2、発明の名称 ブラシノステーイド類の製造方法 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 大阪市東区南本町1丁目11番地 (300)帝人株式会社 代表者 徳 末 知 夫 (1)明細書第4頁下から4行の「同属体」を「同族体
」と訂正する。
(2)同第8頁9行の「本発明おける」を「本発明にお
ける」と訂正する。
(3)同第10頁5行の化学構造式〔■〕を下記の通り
訂正する。
[ 」 G)同第12頁13行から同第17頁末行までを削除し
代りに下肥文章を挿入する。
「実施例1 アルゴン雰囲気下、301R120フラスコに、下記式
で表わされるアルデヒド■(400mg、 1.16 
mmol )とOCR。
下記式で表わされる2−シリル−1−ヨードプルペンI
%’l (526mg 、  ]、、74 mmoJ)
の乾燥THF(9,(Mll) (但し、式中phはフェニル基、 Msはメチル基を示
す) 溶液を加え、−78℃に冷却した。ここへ”BuLi 
(ヘキサン溶液、 f = 1.65 。
0.70111!、 1.16 mr*oJ )をシリ
ンジより、3分間で滴下した。この温度で30分間攪拌
した後、室温にまで戻した。反応混合液をエーテルでう
すめ、飽和’Nll、C6水溶液50m/)(あげ、エ
ーテルで水層な3回抽出した。エーテル層は飽和NaC
6水溶液で洗浄した後無水Na1SO4上で乾燥した。
濃縮ののち、粗生成物を薄層クロマトグラフィーにより
精製し、下記式で表ワサれる2 2 (S1体アリルア
ルコール■289 mg (収率48 % ) 、 (
TLCRf値〜0.38 、ヘキサン/酢酸エチル=1
o/1)を得た。
H 一方前記式〔■〕の異性体である22(R1酢酸x チ
ル= 10 / 1 )副生成物として得られた。
なお、前記22(81体アリルアルコールrvi)のス
ペクトルデータは下記の通りであった。
一二H−NlνIR(200R1z 、CDCI、  
ン δ 0.34(S、3H)。
0.38 (S 、 3H)、 0.50(S 、 3
T()、 0.88 (d 。
J=6,0PTz 、 3H)、 o、97(s、 3
H)、 1.87 (d。
J=1.’8Hz 、3H)、’2.72(m、LH)
、3.29 (S 。
3H)、4.08 (d 、J=9−2Hz 、1.i
()、6.26 (dd。
J=9.2  and  i、8Hz 、l’t()、
7.32(m、3H)。
7.50(m、2H) ”C−NMR(20MHz、CDCl、)δ 144.
6 。
136.7. 133.7 (2太縮退)、 129.
1. 127.9(3本縮退)、82,4,72.1.
5F+、6.5(i、3゜52.7,48.0. 43
.4,42.6,40.6. 40.3゜35.2. 
35.1. 33.4. 30.6. 27.t)、 
 25.6゜25.0. 24,0. 22,8. 2
1.5. 19.3. 1.3.l。
12.2. 12,1.−1.12.−1.21実施例
2−1 50ゴナスフラスコ中で創記実施例! で得られた22(81アリルアル□コールrVI)(5
0(IQ、 0.96mmol)の乾燥CH,CI!(
15m/)溶液に室温でバナジウムアセチルアキトナー
ト錯体CVO(acac)t) (25叩、 0,09
 e mmoA! )を加えた後tBuOOH(70チ
溶液、 25619 、1.94 mmofl )の乾
燥CH2Cl2(2,0ml ) 懸濁液ヲスホイドよ
りの一つ(り滴下した。そのまま2時間攪拌を続けた。
反応混合液をCH,Cl。
20−でうすめ、水50ゴにあけ、分液した後、水層な
酢酸エチル50m1で2回抽出した。有機層を無水Na
、SO2上で乾燥させ、am後粗生成物を薄層クロマト
グラフィーによりN製し、下記式で表わされるシリルエ
ポキシ化合物〔■)(387IIIL収率75%) (
TLCRf値〜0,40 、ヘキサン/酢酸エチル−5
,/1)を得た。
このシリルエポキシ化合物〔■〕のスペクトルデータは
次の通りであった。
0.3QO(S、3H)、0.55(S 、3H)、0
.98(S。
3H)、1.28(S、3H)、2,73(m、IT(
)、2.87(d、J=7.0Hz、IH)、3.30
(S、3H)、3.36本縮退)、127.9(3本縮
退)、82.3,71.0,68.5゜56.5.56
+1,52.3,47.9. 43J、42.5゜40
.2. 39.1. 3s−i、35.0,33.3.
 3o+s。
26.9,24,9,24.3,23.9..23.R
,22,7゜21.4. 19.2. 1.3.fl、
  12.5. 12.2.−2.77゜−3,17 実施例2−2 アルボッW囲気下、 30ri2つロフラスコに実施例
2−1で得られたシリルエポキシ化合物〔■) (38
7mg 、 0.72mmoj+)の7.Oml乾燥T
HF溶液を入れた。
ここへ室温で”Bu4NF (T HF溶液、 f=1
.3)5.0 vlをシリンジより、ゆっくり加え、そ
のまま2時間攪拌を続けた。得られた反応混合液をエー
テルでうすめ、飽和 NH4Cl水溶液5011LA’ICあげ、分液後、水
層を酢酸エチル50−で2回抽出した。
有機層を飽和食塩水で洗浄した後、Na、So。
上で乾燥した。濃縮後、粗生成物を薄層クロマトグラフ
ィーで精製し、下記式で表わされるエポキシアルコール
(250s+1?。
収率87チ、  22.(s)アリルアルコール〔■〕
からの収率は65係) r TLCRf値〜0.3ヘキ
サン/酢酸エチル=3/1 )を得た。
このエポキシアルコールのスペクトル データは次の通りであった。
3)()、 0.98(S、3H)、 1.29(d、
J=5.2)Iz。
3H)、 2.72 (m 、 2H)、 2.88 
(dq 、 J=5.2and 2.3H,’z 、 
H()、 3.29 (S 、 3H)、 3.62(
dd、J=7−5 and 2.3Hz、IH)”C−
NMn (20MHz 、CDCga ) a 82 
、3 、7]、 、 3 。
61.9,56.5.Fi6.2,5?、1,51.0
,47.9゜43.3,42.5,41,1,40.1
,35.1,35.0゜33.3,30.5,27.9
,24.9,24,1,22.7゜21.4,19.2
,17.1,13.0,12.8,12.1実施例3−
1 アルゴン雰囲気下、301+Ij2日フラスコVCNa
H(125ag 、鉱油中60%濃度分Sl’l 、 
3.1 :Lnmo/ )を入れた。シリンジより乾燥
へキサン(2ゴ)を加え、NaHを洗浄し、ヘキサン洗
液をシリンジで除去した。フラスコな0”G K冷し、
乾燥THF (5ml )を加える。
実施例2−2で得られたエポキシアル コール(250m9 、0.62mmol)の乾燥TH
F (5,1) d )溶液をo ’cでシ)J 7 
シより、ゆっくり滴下した。滴下終了後そのまま1時間
攪拌を続けた。”Bu4NBr村亭(20mg 、 0
.062mmo6  )を加え、次にPhCH,Br 
(535tag 、 3.T 3mmo6 )の乾燥T
t(F (t、Omt )溶液をシリンジより加先、フ
ラスコを室温に戻して、そのまま12時間攪拌を続けた
。反応混合液をエーテルでうすめ、飽和NH,C6水溶
液50ゴにあげ、分液した後、水層な酢酸エチル501
nlで2回抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、N
a2SO2上で乾燥した。
濃縮後、粗生成物を薄層クロマトで精製し、ベンジルエ
ーテルを得た。(259亭 嘘、収率85係) 、 (TLCRr〜0.5.ヘキサ
ン/酢酸エチル−5/1)、mp=138−138.5
℃(再結晶溶媒n−ヘキサン) このベンジルエーテルのスペクトルデ ータは次の通りであった。
’T(−NMR(200MHz 、 CD Cら)δ0
.66(S。
3I()、 0.98 (S 、 3H)、 1.31
 (d 、 J=5.2Hz。
3/H)、 2.68 (dq 、 J=5.2 an
d 2.0Hz 、 IH)。
2.73(rn、IH)、2.89(dd、J=6.8
  and2.0Hz 、 1)()、 2.95 (
d 、 J=6.8Hz 、 ’l H)。
3.28(S、3H)、4.46(d、、J=12.5
Hy、。
1T()、4.83(d、J=12.5Hz、1.T−
I)、7.33(m、5H,) +30.4,130.1,1.2g、1,127.5,
1.27+3゜82.3,82.2.71>4.62.
4,56,5.5G、4゜52.1. 50,0. 4
7.9. 43.3. 42,4. 40,2゜35.
2,35.Q、33.3,30,5,27.’3,24
.J24.5. 24.0. 22.7. 21,4.
 19,2. 17.3゜14.0,13.0. 12
.1 実施例3−2 アルゴン雰囲気下、3o+xA!2日フラスコにCuC
N(164slL1.l’t3mmod )を加え、シ
リンジより乾燥トルエン(2,CIA’)を加先り。ト
ルエンを減圧下留去し、CuCNを乾燥させた。シリン
ジより乾燥THF(3,Otri )を加え、フラスコ
を一78℃に冷却し、シリンジより’PrLi (nペ
ンタン溶液、 f = (1,Fl O、4,6ml、
 3.68mmo/)をゆっくり滴下し、その後さらに
10分攪拌した。フラスコを−40”Cに昇温し、その
まま1.0分攪拌した。シリンジより実施例3−1で得
られたベンジルエーテル(300mg 、 0.61m
mo6 )の乾燥THF(2,0vIl)溶液をゆっく
り滴下し、10分撹拌した。フラスコを室温にもどし、
そのまま3時間攪拌を続けた。
反応混合液をエーテルでうすめ、飽和 NH,Cl水溶液(50ml)lcfr、げ、分液後酢
酸エチル(50mJ)で水ル1を2回抽出した。有機層
を飽和Nu(J?  水溶液で洗浄し、Na2S[’>
4上で乾燥した。濃縮の後、粗生成物を薄層クロマトで
精製し、下記式で表わされる化合物を得た(205ry
収率63%) (TLCRf=〜’0.5  、ヘキサ
ン/酢酸エチル=5.生成物のRf値は出発原料と不変
)、mp立142.5−143.0℃(再結晶溶媒n−
ペンタン)。
この化合物のスペクトルデータは次の 通りであった。
3H)、0.83(d、J=6.9Hz、3H)、(+
、R6(d。
J=6.7T−Iz 、 3H)、 0.88 (d 
、 J=6.7Hz 、 3H)。
0.93(d、J=6.0T(z 、3t()、 0.
97(S 、3TI)。
2.72(m、FH)、3,26(S、3’EL)、3
,40(d。
J=8.0Hz 、 1)1)、 3.6Fr(m、 
11()、 4.67(dd。
17.5 and 6..5Hz 、 2H)、 7.
31 (m、 5H)128.4(2本縮退)、127
.5,127.4(2本縮退)。
83.6,82.3,75.2.’l?、’8,55,
5C2本縮退)。
53.3..47.9. 43.3.42.8. 40
.9. 40.4゜3B、6,35.1(2本縮退)、
33.3,30.8,30,5゜2J0. 24.9.
 24.2. 22.8. 21.:l、  20.〔
+。
20.3,19.2,13.1(2本lWあす)、il
、8,10.i。
実施例3−3 コールドフィンガーを取り付けた50 m13つロフラスコを乾燥、アルゴン置換した後、反応
容器を一78℃に冷却した。
アンモニアボンベよりフラスコ内にアンモニアガスを導
入し、1iq−NH,t □ mlを溜めた。攪拌を開
始し、リチウムワイヤ(20m9 、2.86mmog
 )を加え、そのまま10分攪拌した。反応容器を一5
0℃に、昇温し、シリンジで乾燥THFを2.0ゴ加え
、5分攪拌した。実施例3−2で得た化合物(200m
9 、0.375mmoJ )の乾燥TI(F (2,
04)溶液をシリンジでゆっくり加え、そのまま50分
攪拌した。
反応混合液にメタノール(0,5m )をシリンジでゆ
っくり加え、過剰のリチウムを分解した後、反応容器を
室温にもどしながらアンモニアを除去した。喪留物をエ
ーテル20ゴでうすめ、飽和NFI4Cl水溶液5 o
tRlvcあげた。分液した後、酢酸エチル50ゴで水
層を3回抽出した。有機層は飽和NaC6水溶液で洗浄
後、Na。
S04上で乾燥した。濃縮後粗生成物を薄層クロマトで
精製し目的とする下記式で表わされるンオール体を得た
(15(1+y。
収率90チ) (TLC、Rf値〜0.4 ヘキサン/
酢酸エチル= 3 / 1 ) mp=9’1.5−9
2.0  (再結晶溶媒ヘキサン/クロロホルム=1.
/1)。
この化合物のスペクトルデータは次の 通りであった。
’H−NMR(2,00iviI(z 、 CDCls
)δ 0.66(S。
3H)、 0.78 (d 、J=7.0Hz 、 3
t()、 0.83(d。
J=6,3T(z 、3I−i)、0.87(d 、J
=6.7Hz 、3H)。
0.89(d、J=6.7Hz、3H)、0.96(S
、3H)。
2.72(m、IH)、3.26(S、’3H)、3.
51(d。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記式〔I〕 〔但し式中Aはヒドロキシル基の保護基、Rは下記式を
    示す。〕 で表わされる保護されたエポキシアルコールを、XユC
    u CNLi2(但し式中Xは低級アルキル基を示す)
    で表わされる有機銅化合物と反応せしめて、下記式〔I
    I〕 〔但し式中A、R及びXは前記の定義と同じものを意味
    する。〕 で表わされる化合物を得、次いでこの化合物からヒドロ
    キシル基の保護基(A)を除去することを特徴とする下
    記式(III) 〔但し式中Xは前記の定義と同じものを意味する。〕 で表わされるブラシノステロイド類の製造方法。
JP58053740A 1983-03-31 1983-03-31 ブラシノステロイド類の製造方法 Granted JPS59181300A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61251698A (ja) * 1985-05-01 1986-11-08 Fuji Yakuhin Kogyo Kk 3α,5−シクロ−22,23−ジヒドロキシ−5α−ステロイド化合物

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