JPS59175422A - 抗齲蝕性組成物 - Google Patents
抗齲蝕性組成物Info
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- JPS59175422A JPS59175422A JP5120083A JP5120083A JPS59175422A JP S59175422 A JPS59175422 A JP S59175422A JP 5120083 A JP5120083 A JP 5120083A JP 5120083 A JP5120083 A JP 5120083A JP S59175422 A JPS59175422 A JP S59175422A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
との発明は、抗齢蝕剤、すなわち鮎蝕を、予防しまたは
その進行を阻止する口腔用剤に関するものである。
その進行を阻止する口腔用剤に関するものである。
近年、鮎蝕すなわち虫歯の罹患率は著しく増大しており
、大きな社会問題にまで発展している。
、大きな社会問題にまで発展している。
一方、これに伴って鮎蝕の原因の研究も進んでおり、現
在の定説では１蝕の原因は食物中の蔗糖が１蝕原因菌の
作用により変化を受は不溶性かつ粘着性のグルカンを生
成することにあるとされている。このようにして生成さ
れたグルカンによって鮎蝕原因菌が歯面に付着して増殖
し歯垢を形成する。そして、この歯垢をベースとしてそ
の中の細菌が糖発酵により酸を発生し、その酸により１
蝕が進行するのである。１蝕の防止には歯の抵抗性を高
める方法、蔗糖を排除するが、蔗糖に代わる甘味料を使
用する方法、蔗糖より生成する不溶性のグルカンを分解
するかまたはグルカンの生成を阻止する方法もしくは１
蝕原因菌を撲滅する方法等が考えられる。上記の方法に
はそれぞれ長所欠点を備えているが１蝕の本質が１蝕原
因菌による感染症であるため、この原因となる鮎蝕原因
菌を撲滅することが鮎蝕防止に最も効果的であると考え
られる。上記の菌としてはストレプトコッカスミュータ
ンス（５ｔｒｅｐｔｏｃｏｃｃｕｓ Ｍｕｔａｎｓ ）
やストレプトコツカスサングイス（５ｔｒｅｐｔｏｃｏ
ｃｃｕｓ Ｓａｎｇｕｉｓ ）があげられる。１蝕防止
のためにこのような鮎蝕原因菌を駆逐しようとするここ
ろみはこれまでも数多くなされている。例えばペニシリ
ンやエリスロマイシン等の抗生物質、１蝕原因菌の細胞
壁を溶解する細胞壁溶解酵素やシクロへキシジン等の殺
ｉ１Ｊの使用がところみられている。しかしながら、こ
れらは口腔内および腸内細菌叢の撹乱により自然の細菌
バランスを壊し、しかも副作用を惹起するという問題が
ある。このような副作用の問題の解決がなされていない
ため広く用いられるには致っていない。したがって、も
っがのところ鮎蝕防止のために決定的な方法がないのが
実情であり、食後、はぶらしで清掃するという物理的な
方法に勝る予防法の確立がなされていないΩが現状であ
る。
在の定説では１蝕の原因は食物中の蔗糖が１蝕原因菌の
作用により変化を受は不溶性かつ粘着性のグルカンを生
成することにあるとされている。このようにして生成さ
れたグルカンによって鮎蝕原因菌が歯面に付着して増殖
し歯垢を形成する。そして、この歯垢をベースとしてそ
の中の細菌が糖発酵により酸を発生し、その酸により１
蝕が進行するのである。１蝕の防止には歯の抵抗性を高
める方法、蔗糖を排除するが、蔗糖に代わる甘味料を使
用する方法、蔗糖より生成する不溶性のグルカンを分解
するかまたはグルカンの生成を阻止する方法もしくは１
蝕原因菌を撲滅する方法等が考えられる。上記の方法に
はそれぞれ長所欠点を備えているが１蝕の本質が１蝕原
因菌による感染症であるため、この原因となる鮎蝕原因
菌を撲滅することが鮎蝕防止に最も効果的であると考え
られる。上記の菌としてはストレプトコッカスミュータ
ンス（５ｔｒｅｐｔｏｃｏｃｃｕｓ Ｍｕｔａｎｓ ）
やストレプトコツカスサングイス（５ｔｒｅｐｔｏｃｏ
ｃｃｕｓ Ｓａｎｇｕｉｓ ）があげられる。１蝕防止
のためにこのような鮎蝕原因菌を駆逐しようとするここ
ろみはこれまでも数多くなされている。例えばペニシリ
ンやエリスロマイシン等の抗生物質、１蝕原因菌の細胞
壁を溶解する細胞壁溶解酵素やシクロへキシジン等の殺
ｉ１Ｊの使用がところみられている。しかしながら、こ
れらは口腔内および腸内細菌叢の撹乱により自然の細菌
バランスを壊し、しかも副作用を惹起するという問題が
ある。このような副作用の問題の解決がなされていない
ため広く用いられるには致っていない。したがって、も
っがのところ鮎蝕防止のために決定的な方法がないのが
実情であり、食後、はぶらしで清掃するという物理的な
方法に勝る予防法の確立がなされていないΩが現状であ
る。
本発明者らは、このような事情に鑑み鮎蝕の防止を１指
して一連の研究を重ねているうち、ある種の香料に抗菌
作用があることにヒントを得て、香料を抗鮎蝕剤として
用いられないかと厖大な数の香料を対象とし、長期間に
渡って一連の研究を進めてきた。その結果、天然精油の
有効成分（香料）をそのまま用いるか、もしくは天然精
油の有効成分とカルボン酸、ラクトンのような着香料（
食品香料）やインオイゲノールのような合性香料を適宜
に組み合わせると優れた１蝕原因菌殺菌効果が得られる
ようＫなることを見いだしこの発明に到達した。すなわ
ち、この発明は、天然精油の有効成分のみか、もしくは
天然精油の有効成−分と下記の抗鮎蝕成分Ａ、Ｂおよび
Ｃからなる群から選ばれた少なくとも一つの抗鮎蝕成分
とからなることを特徴とする抗鮎蝕剤をその要旨とする
ものである。
して一連の研究を重ねているうち、ある種の香料に抗菌
作用があることにヒントを得て、香料を抗鮎蝕剤として
用いられないかと厖大な数の香料を対象とし、長期間に
渡って一連の研究を進めてきた。その結果、天然精油の
有効成分（香料）をそのまま用いるか、もしくは天然精
油の有効成分とカルボン酸、ラクトンのような着香料（
食品香料）やインオイゲノールのような合性香料を適宜
に組み合わせると優れた１蝕原因菌殺菌効果が得られる
ようＫなることを見いだしこの発明に到達した。すなわ
ち、この発明は、天然精油の有効成分のみか、もしくは
天然精油の有効成−分と下記の抗鮎蝕成分Ａ、Ｂおよび
Ｃからなる群から選ばれた少なくとも一つの抗鮎蝕成分
とからなることを特徴とする抗鮎蝕剤をその要旨とする
ものである。
Ａ：合成香料
Ｂ：カルボン酸
Ｃ：ラクトン
このように、この発明は、副作用が全くなく安全性の極
めて高い香料成分を抗暉蝕剤として用いるところに最大
の特徴がある。
めて高い香料成分を抗暉蝕剤として用いるところに最大
の特徴がある。
つぎに、この発明の詳細な説明する。
天然精油の有効成分や天然物質あるいは香料化合物のあ
る種のものには抗菌作用があるという報告が散見されて
いる。しかしながら、最も強い鮎蝕作用をもつミュータ
ンス菌に対する抗菌活性に関する報告は皆無である。そ
こで本発明者らは、先づ第１段階として何らかの抗菌作
用が報告されているか比較的汎用されている天然精油の
有効成分を対象としミュータンス菌に対する抗菌活性を
測定した。抗菌活性は、それぞれ上記天然精油の有効成
分を５％のアルコール溶液としくこれを供試成分とする
）、これを、５％の蔗糖を含有するハートインフュージ
ョン培地に１／１００〜１／１０００の割合（５チアル
コール溶液”（（供試成分）濃度が１／１００〜１／１
０００）になるように添加し、培地が固化したのち、ミ
ュータンス菌（ストレプトコ・ｙカスミュータンスＲＩ
ＭＤ ８１２５００１ ’）を穿刺接種して３７°Ｃで
７２時間以上培養し、培地中、培地表面における菌の生
育を観察して測定した。抗ミュータンス菌活性があるも
のは後記の第１表のとおりである。抗ミュータ／ス菌活
性があるということは、供試成分をｌ／１０００の割合
になるように添加し、３７°Ｃで７２時間以上培養した
場合においてミュータンス菌の生育が認められないとい
うことである。そして、供試成分濃度をどんどん希釈し
てゆき、抗ミュータンス菌活性が認められる最少濃度（
有効生育阻止濃度）の逆数、例えば供試成分濃度が１／
１０００であるときは、その逆数の１０００を抗ミュー
タンス菌活性値として示した。
る種のものには抗菌作用があるという報告が散見されて
いる。しかしながら、最も強い鮎蝕作用をもつミュータ
ンス菌に対する抗菌活性に関する報告は皆無である。そ
こで本発明者らは、先づ第１段階として何らかの抗菌作
用が報告されているか比較的汎用されている天然精油の
有効成分を対象としミュータンス菌に対する抗菌活性を
測定した。抗菌活性は、それぞれ上記天然精油の有効成
分を５％のアルコール溶液としくこれを供試成分とする
）、これを、５％の蔗糖を含有するハートインフュージ
ョン培地に１／１００〜１／１０００の割合（５チアル
コール溶液”（（供試成分）濃度が１／１００〜１／１
０００）になるように添加し、培地が固化したのち、ミ
ュータンス菌（ストレプトコ・ｙカスミュータンスＲＩ
ＭＤ ８１２５００１ ’）を穿刺接種して３７°Ｃで
７２時間以上培養し、培地中、培地表面における菌の生
育を観察して測定した。抗ミュータンス菌活性があるも
のは後記の第１表のとおりである。抗ミュータ／ス菌活
性があるということは、供試成分をｌ／１０００の割合
になるように添加し、３７°Ｃで７２時間以上培養した
場合においてミュータンス菌の生育が認められないとい
うことである。そして、供試成分濃度をどんどん希釈し
てゆき、抗ミュータンス菌活性が認められる最少濃度（
有効生育阻止濃度）の逆数、例えば供試成分濃度が１／
１０００であるときは、その逆数の１０００を抗ミュー
タンス菌活性値として示した。
対象用として、厚朴エキス、厚朴エキスの有効成分であ
るマグノロールならびにミュータンス菌に対する殺菌作
用をもつ抗生物質エリスロマイシンを用い同様の実験を
行って第１表に併せて示しだ。
るマグノロールならびにミュータンス菌に対する殺菌作
用をもつ抗生物質エリスロマイシンを用い同様の実験を
行って第１表に併せて示しだ。
第１表に掲げる天然精油の有効成分は、抗鮎蝕用剤とし
て知られている厚朴エキス（特開昭５７−８５３１９参
照）と同等かそれ以上の優れた抗ミュータンス菌活性を
示している。
て知られている厚朴エキス（特開昭５７−８５３１９参
照）と同等かそれ以上の優れた抗ミュータンス菌活性を
示している。
このように、天然精油の有効成分が極めて抗ミュータン
ス菌活性に富んでいることより、探索範囲を合成香料お
よびカルボン酸、ラクトンのような着香料の分野まで広
げて抗ミュータンス菌活性のある物質を調べた。その結
果は後記の第２表のとおりである。第２表に掲げる合成
香料、カルボン酸およびラクトン群が極めて高い抗ミュ
ータンス菌活性を備えていた。
ス菌活性に富んでいることより、探索範囲を合成香料お
よびカルボン酸、ラクトンのような着香料の分野まで広
げて抗ミュータンス菌活性のある物質を調べた。その結
果は後記の第２表のとおりである。第２表に掲げる合成
香料、カルボン酸およびラクトン群が極めて高い抗ミュ
ータンス菌活性を備えていた。
つぎに、上記第１表および第２表に示す成分を混合して
その抗ミュータンス菌活性を調べた。その結果は後記の
第３表に示すとおりであり、それぞれ第１表および第２
表の成分の抗ミュータンス菌活性値の相加平均よりも高
い抗ミュータンス菌活性値が得られた。これは第１表お
よび第２表に示す成分を混合することにより大きな相乗
効果が得られることを示している。すなわち、一般に、
香料成分は単独で使用されることは稀であり、各種の成
分を調合して所望の香りの混合香料をつくり、これを使
用することが行われている。したがつて、第１表および
第２表に示す成分を混合して用いることにより第３表に
示すような大きな相乗効果が得られるようになるという
ことは実用上極めて有効である。
その抗ミュータンス菌活性を調べた。その結果は後記の
第３表に示すとおりであり、それぞれ第１表および第２
表の成分の抗ミュータンス菌活性値の相加平均よりも高
い抗ミュータンス菌活性値が得られた。これは第１表お
よび第２表に示す成分を混合することにより大きな相乗
効果が得られることを示している。すなわち、一般に、
香料成分は単独で使用されることは稀であり、各種の成
分を調合して所望の香りの混合香料をつくり、これを使
用することが行われている。したがつて、第１表および
第２表に示す成分を混合して用いることにより第３表に
示すような大きな相乗効果が得られるようになるという
ことは実用上極めて有効である。
このように、この発明の抗鮎蝕剤は、食品業界等で幅広
く、実際に使用されている安全性の高い香料成分からな
るため副作用は全く生じない。すなわち、この発明の抗
鮎蝕剤は抗生物質であるエリスロマイシンに比べればそ
の抗鮎蝕作用がやや低いが、この発明の抗鮎蝕剤は抗生
物質ではないため抗生物質にみられるような副作用（体
内微生物相の擾乱、耐性菌の出現）がなく、長期間連用
しても全く問題はない。そのうえ、この発明の抗鮎蝕剤
は天然精油の有効成分１合成香料等幅広い範囲の香料成
分からなるため、適宜の香料成分を組み合わせて、抗鮎
蝕剤の添加の対象となる品物に任意の好ましい風味を付
与しつるようになる。
く、実際に使用されている安全性の高い香料成分からな
るため副作用は全く生じない。すなわち、この発明の抗
鮎蝕剤は抗生物質であるエリスロマイシンに比べればそ
の抗鮎蝕作用がやや低いが、この発明の抗鮎蝕剤は抗生
物質ではないため抗生物質にみられるような副作用（体
内微生物相の擾乱、耐性菌の出現）がなく、長期間連用
しても全く問題はない。そのうえ、この発明の抗鮎蝕剤
は天然精油の有効成分１合成香料等幅広い範囲の香料成
分からなるため、適宜の香料成分を組み合わせて、抗鮎
蝕剤の添加の対象となる品物に任意の好ましい風味を付
与しつるようになる。
この効果は、抗鮎蝕剤の投与がある程度長期間に渡るこ
と、また、ことに１蝕予防のためには歯牙の助出がはじ
まる１才前後からの幼児における投与が望ましいことも
考え合わせると臨床実用上、極めて有用性の高いもので
ある。
と、また、ことに１蝕予防のためには歯牙の助出がはじ
まる１才前後からの幼児における投与が望ましいことも
考え合わせると臨床実用上、極めて有用性の高いもので
ある。
さらに、この発明の抗鮎蝕剤は極めて低濃度でミュー°
タンス菌の生育を阻止することができるため、微量の使
用量で大きな抗鮎蝕効果を得ることができる。例えば、
第１表のヒノキチオール、第２表のインオイゲノールお
よび第３表のＮｏ、５混合物の抗ミュータンス菌活性は
ぞれぞれ１００００ 。
タンス菌の生育を阻止することができるため、微量の使
用量で大きな抗鮎蝕効果を得ることができる。例えば、
第１表のヒノキチオール、第２表のインオイゲノールお
よび第３表のＮｏ、５混合物の抗ミュータンス菌活性は
ぞれぞれ１００００ 。
２０００およびｔｏｏｏｏであり、これを濃度換算する
とそれぞれ５μｆｉｘｔ 、 ２５μｆ／１ｇｌおよび
５μ９／ｍｌとなるのであり、極めて微量で優れた抗鮪
蝕効果が得られることがわかる。
とそれぞれ５μｆｉｘｔ 、 ２５μｆ／１ｇｌおよび
５μ９／ｍｌとなるのであり、極めて微量で優れた抗鮪
蝕効果が得られることがわかる。
このように、この発明の抗鮎蝕剤は、香料成分であって
しかも微量の使用量で優れた抗艶蝕効果が得られるため
、うがい薬、トローチ、はみかき。
しかも微量の使用量で優れた抗艶蝕効果が得られるため
、うがい薬、トローチ、はみかき。
チューインガム等を賦香すると同時に抗鮎蝕効果も発揮
しうるのである。そして、その使用により従来の抗生物
質のような副作用が全く生じないのであり、長期間の連
用に充分に耐えうる極めて実用性の高いものである。し
かも、この発明の抗鮎蝕剤は、そのなかにすでに抗菌作
用を有するものとして知られているものを含んでいるが
、それらは大腸菌、赤痢菌などの病原菌に対して抗菌作
用を有していることが知られているだけであり、ミュー
タンス菌のような特殊な菌（連鎖状球菌の分類のいずれ
にも属しない）に対する抗菌作用に対しては全く知られ
ていないため、これまでのものから予見しえない優れた
効果を奏しうるといえるものである。
しうるのである。そして、その使用により従来の抗生物
質のような副作用が全く生じないのであり、長期間の連
用に充分に耐えうる極めて実用性の高いものである。し
かも、この発明の抗鮎蝕剤は、そのなかにすでに抗菌作
用を有するものとして知られているものを含んでいるが
、それらは大腸菌、赤痢菌などの病原菌に対して抗菌作
用を有していることが知られているだけであり、ミュー
タンス菌のような特殊な菌（連鎖状球菌の分類のいずれ
にも属しない）に対する抗菌作用に対しては全く知られ
ていないため、これまでのものから予見しえない優れた
効果を奏しうるといえるものである。
（玖下余色）
第 １ 表
第 ２ 表
つぎに、実施例について説明する。
以下の実施例では混合により優れた相乗効果が得られる
第３表の混合物を用いて行った。
第３表の混合物を用いて行った。
〔実施例１〕
第３表に記載された患１の混合物を対象とし、これのミ
ュータンス菌活性を求めたところ、ミュータンス菌に対
する有効生育阻止濃度は１／１００００（抗ミュータン
ス菌活性１ＯＯＯＯ）であった。このｆｆ１ｌ混合物は
スパイシーな柑橘のような風味を有しており、これの５
チアルコール溶液を濃度１０チの蔗糖溶液にｌ／１００
００の割合で添加して口に含んでも違和感および刺激は
全く感じられなかった。
ュータンス菌活性を求めたところ、ミュータンス菌に対
する有効生育阻止濃度は１／１００００（抗ミュータン
ス菌活性１ＯＯＯＯ）であった。このｆｆ１ｌ混合物は
スパイシーな柑橘のような風味を有しており、これの５
チアルコール溶液を濃度１０チの蔗糖溶液にｌ／１００
００の割合で添加して口に含んでも違和感および刺激は
全く感じられなかった。
〔実施例２〕
第３表の陽２の混合物を対象とし、これのミュータンス
菌に対する有効生育阻止濃度を調べたところその有効生
育阻止濃度は１／８０００ （抗ミュータンス菌活性８
０００）であった。この混合物はスパイシーフローラル
な柑橘の風味を有しており、その５％アルコール溶液を
濃度１０％の蔗糖溶液に１／８０００の割合で添加し°
て口に含んでも違和感および刺激は全く感じられなかっ
た。
菌に対する有効生育阻止濃度を調べたところその有効生
育阻止濃度は１／８０００ （抗ミュータンス菌活性８
０００）であった。この混合物はスパイシーフローラル
な柑橘の風味を有しており、その５％アルコール溶液を
濃度１０％の蔗糖溶液に１／８０００の割合で添加し°
て口に含んでも違和感および刺激は全く感じられなかっ
た。
〔実施例３〕
第３表の隘３の混合物を対象とし、そのミュータンス菌
に対する有効生育阻止濃度を求めた。このものの有効生
育阻止濃度はｌ／８０００（抗ミュータンス菌活性８０
００ ）であった。この混合物は脂肪酸臭の強いスパイ
シーな風味を有しており、その５％アルコール溶液を濃
度１０％の蔗糖溶液に１／８０００の割合で添加して口
に含んでも違和感および刺激は全く感じられ力かった。
に対する有効生育阻止濃度を求めた。このものの有効生
育阻止濃度はｌ／８０００（抗ミュータンス菌活性８０
００ ）であった。この混合物は脂肪酸臭の強いスパイ
シーな風味を有しており、その５％アルコール溶液を濃
度１０％の蔗糖溶液に１／８０００の割合で添加して口
に含んでも違和感および刺激は全く感じられ力かった。
〔実施例４〕
第３表の隘４の混合物を対象とし、この混合物のミュー
タンス菌に対する有効生育阻止濃度を求めた。その結果
、有効生育阻止濃度は１／６０００（抗ミュータンス菌
活性６０００ ）であった。この混合物はスパイシーな
フルーツの風味を有しており、このものの５チアルコー
ル溶液を濃度１０％の蔗糖溶液に１／６０００の割合で
添加して口に含んでも違和感および刺激は全く感じられ
なかった。
タンス菌に対する有効生育阻止濃度を求めた。その結果
、有効生育阻止濃度は１／６０００（抗ミュータンス菌
活性６０００ ）であった。この混合物はスパイシーな
フルーツの風味を有しており、このものの５チアルコー
ル溶液を濃度１０％の蔗糖溶液に１／６０００の割合で
添加して口に含んでも違和感および刺激は全く感じられ
なかった。
〔実施例５〕
第３表の隘５の混合物を対象とし、これのミュータンス
菌に対する有効生育阻止濃度を求めた。
菌に対する有効生育阻止濃度を求めた。
このものの有効生育阻止濃度はｌ／１００００ （抗ミ
ュータンス菌活性ｔｏｏｏｏ ）であった。この混合物
はスパイシー調の花の風味を有しており、このものの５
チアルコール溶液を濃度１０％の蔗糖溶液に１／１００
００の割合で添加して口に含んでも違和感および刺激は
全く感じられなかった。
ュータンス菌活性ｔｏｏｏｏ ）であった。この混合物
はスパイシー調の花の風味を有しており、このものの５
チアルコール溶液を濃度１０％の蔗糖溶液に１／１００
００の割合で添加して口に含んでも違和感および刺激は
全く感じられなかった。
特許出願人カネボウ食品株式会社
代理人 弁理士 西 藤 征 彦
特許庁長官 殿
１、 事件の表示
昭和５８年特許願第５１２００号
２ 発明の名称
抗鮎蝕剤
３、補正をする者
事件との関係 特許出願人
７、補正の内容
（１）明細書第１３頁の第２表を別紙のとおシ訂正する
。
。
（２）添付の委任状を補充する。
８、添付書類の目録
（１）別紙（補正後の第２表を記載した書面）１通
（２）委任状 １通
〔別紙〕
Claims (5)
- （１） 天然精油の有効成分のみかもしくは天然精油
の有効成分と下記の抗鵬蝕成分Ａ、ＢおよびＣからなる
群から選ばれた少なくとも一つの抗鮎蝕成分とからなる
ことを特徴とする抗鮎蝕剤。 Ａ：合成香料 Ｂ：カルボン酸 Ｃ：ラクトン - （２）天然精油の有効成分が、ヒノキチオール。 シンナミックアルデヒド、クミンアルデヒド、カルボン
、リモネン、シネオール、ボルネオール。 シトラール、シトロネラール、ケラニオール、チモール
、カルバクロール、メチルチャビコール。 オイゲノール、ターピネオール、チャビコール。 メチルザリシレートおよびジ−ｎ−プロビルジサルファ
イドからなる群から選ばれた少なくとも一つの天然精油
有効成分である特許請求の範囲第１項記載の抗鵬蝕剤。 - （３）抗貼蝕成分Ａの合成香料が、クレジルアセテート
、シフラメ／アルデヒド、インオイゲノール、メチルオ
イゲノール、ヘリオトロピン、エチルサリシレート、ｎ
−デカナールおよびＰ−メチルアセトフェノンからなる
群から選ばれた少なくとも一つの合成香料である特許請
求の範囲第１項記載の抗鮎蝕剤。 - （４）抗鮎蝕成分Ｂのカルボン酸が、カプリン酸。 ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン
酸、オレイン酸、リノール酸、ロジン酸。 バニリン酸、ウンデカン酸、ウンデカン酸およびエナン
ト酸からなる群から選ばれた少なくとも一つのカルボン
酸である特許請求の範囲第１項記載の抗鮎蝕剤。 - （５）抗艶蝕成分Ｃのラクトンが、ｄ−デカラクトン、
ｄ−ドデカラクトン、ｄ−ウンデカラクトン、ｄ−トリ
デカラクトンおよびｄ−テトラデカラクトンからなる群
から選ばれた少なくとも一つのラクトンである特許請求
の範囲第１項記載の抗鮎蝕剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5120083A JPS59175422A (ja) | 1983-03-26 | 1983-03-26 | 抗齲蝕性組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5120083A JPS59175422A (ja) | 1983-03-26 | 1983-03-26 | 抗齲蝕性組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59175422A true JPS59175422A (ja) | 1984-10-04 |
| JPH0432047B2 JPH0432047B2 (ja) | 1992-05-28 |
Family
ID=12880247
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5120083A Granted JPS59175422A (ja) | 1983-03-26 | 1983-03-26 | 抗齲蝕性組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59175422A (ja) |
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1983
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| US8012514B2 (en) | 2002-06-25 | 2011-09-06 | Wm. Wrigley Jr. Company | Breath freshening and oral cleansing product with Magnolia Bark Extract |
| US8163304B2 (en) | 2002-06-25 | 2012-04-24 | Wm. Wrigley Jr. Company | Breath freshening and oral cleansing product with magnolia bark extract in combination with surface active agents |
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0432047B2 (ja) | 1992-05-28 |
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