JPS59156274A - 食品の殺菌方法 - Google Patents
食品の殺菌方法Info
- Publication number
- JPS59156274A JPS59156274A JP3159483A JP3159483A JPS59156274A JP S59156274 A JPS59156274 A JP S59156274A JP 3159483 A JP3159483 A JP 3159483A JP 3159483 A JP3159483 A JP 3159483A JP S59156274 A JPS59156274 A JP S59156274A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- food
- sterilization
- curry
- sterilized
- boiling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、食品の加熱殺菌方法Ｃゴ関するものである。
従来における食品の殺菌方法には、殺菌すべき食品を酸
性に調整した後、該食品を煮沸する煮沸殺菌法と、食品
を高圧の下で高熱殺菌する高圧高熱殺菌法とに大別する
ことができるが、前者の煮沸殺菌法による殺菌食品は、
食品を酸性化することで風味等が損なわれ、その食品を
加工せずに、そのままで食べるに適さない問題点があっ
た。また、後者の高圧高熱殺菌法は、例えば缶詰め等が
その一種であるが、この高圧高熱殺菌を行なうにかなり
の設備が必要となり、更にはその殺菌に多大なる手間が
かかり、殺菌食品がコスト高となる問題点があった。
性に調整した後、該食品を煮沸する煮沸殺菌法と、食品
を高圧の下で高熱殺菌する高圧高熱殺菌法とに大別する
ことができるが、前者の煮沸殺菌法による殺菌食品は、
食品を酸性化することで風味等が損なわれ、その食品を
加工せずに、そのままで食べるに適さない問題点があっ
た。また、後者の高圧高熱殺菌法は、例えば缶詰め等が
その一種であるが、この高圧高熱殺菌を行なうにかなり
の設備が必要となり、更にはその殺菌に多大なる手間が
かかり、殺菌食品がコスト高となる問題点があった。
また、上記の各食品殺菌法の採用による殺菌、腐敗防止
効果を高めるために、食品に多量のアルコール、食塩、
糖等の添加物を混入することも考えられているが、これ
ら添加物によって食品自体の味が損なわれてしまう欠点
もあった。
効果を高めるために、食品に多量のアルコール、食塩、
糖等の添加物を混入することも考えられているが、これ
ら添加物によって食品自体の味が損なわれてしまう欠点
もあった。
本発明は、かかる問題点及び欠点を解消するためになさ
れたもので、少量のアルコール添加と常圧における煮沸
によって長期保存５二耐え、しかも異味、変味を生じさ
せることのない食品の加熱殺菌方法を提供することを目
的とするものである。
れたもので、少量のアルコール添加と常圧における煮沸
によって長期保存５二耐え、しかも異味、変味を生じさ
せることのない食品の加熱殺菌方法を提供することを目
的とするものである。
即ち、本発明においては、保存すべき食品に対して０．
８〜１．５％のエテルアルコールを添加し、次いで、こ
のアルコール添加食品の所望量を、例えばポリエチレン
フィルムで形成された包装用袋内に充填し密封する。次
に、この袋詰め食品を煮沸することにより、目的とする
殺菌が完了され保存性に優れ、しかも食品の風味を損な
うことがない殺菌食品が得られるものである。
８〜１．５％のエテルアルコールを添加し、次いで、こ
のアルコール添加食品の所望量を、例えばポリエチレン
フィルムで形成された包装用袋内に充填し密封する。次
に、この袋詰め食品を煮沸することにより、目的とする
殺菌が完了され保存性に優れ、しかも食品の風味を損な
うことがない殺菌食品が得られるものである。
実施例
本実施例は、カレーライスとして食用するカレーの殺菌
処理について述べる。
処理について述べる。
肉 ２００ｊｉ’玉ねぎ
２００？ 人参 １００１ じゃがいも １００１ スープ ８００ｃｃ カレールー １２５ｚ を用いて１５２５ｙ−のカレーを得た。次に、このカレ
ーを殺菌するために、この１５２５９−のカレー（二１
５？のエテルアルコールを添加し、これをポリエチレン
フィルムで形成された袋内に封入し、しかる後これを約
５０分間煮沸殺菌した。次いで、これを常温にて冷却し
、目的とする殺菌処理を終えるものである。
２００？ 人参 １００１ じゃがいも １００１ スープ ８００ｃｃ カレールー １２５ｚ を用いて１５２５ｙ−のカレーを得た。次に、このカレ
ーを殺菌するために、この１５２５９−のカレー（二１
５？のエテルアルコールを添加し、これをポリエチレン
フィルムで形成された袋内に封入し、しかる後これを約
５０分間煮沸殺菌した。次いで、これを常温にて冷却し
、目的とする殺菌処理を終えるものである。
以上のようにして殺菌処理を行なったカレーと、エテル
アルコール無添加のカレーとの保存性をテストした結果
、下記表の如き成績が得られた。
アルコール無添加のカレーとの保存性をテストした結果
、下記表の如き成績が得られた。
○・・・異状なし
△・・・稍ガス発生
×・・・袋膨張（ガス発生）
以上のように、本発明による食品の殺菌方法によれば、
充分な保存性に優れ、しかもアルコール使用量が少ない
ことから、長期保存に際しても異味を感じさせない保存
ができる。従って、特にカレー類のように、香辛料の風
味が重要視される食品にあっては、本発明による殺菌方
法が有効で保存性、耐変味性に優れる効果がある。
充分な保存性に優れ、しかもアルコール使用量が少ない
ことから、長期保存に際しても異味を感じさせない保存
ができる。従って、特にカレー類のように、香辛料の風
味が重要視される食品にあっては、本発明による殺菌方
法が有効で保存性、耐変味性に優れる効果がある。
特許出願人 野 １）照 雄
二 Ｊ
代理人 弁理士 中 山 正 ・義ｊコニニーｒ
−−１，ｊ；；：°−二二
−−１，ｊ；；：°−二二
Claims (1)
- ０．８〜１．５％のエチルアルコールを添加し、更に密
閉された食品を煮沸殺菌することを特徴とする食品の殺
菌方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3159483A JPS59156274A (ja) | 1983-02-26 | 1983-02-26 | 食品の殺菌方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3159483A JPS59156274A (ja) | 1983-02-26 | 1983-02-26 | 食品の殺菌方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59156274A true JPS59156274A (ja) | 1984-09-05 |
Family
ID=12335516
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3159483A Pending JPS59156274A (ja) | 1983-02-26 | 1983-02-26 | 食品の殺菌方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59156274A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4732343A (en) * | 1986-05-30 | 1988-03-22 | Ryobi Ltd. | Handle attaching screw assembly for a fishing reel |
| JP2009502918A (ja) * | 2005-07-25 | 2009-01-29 | イーコラブ インコーポレイティド | 抗菌組成物及び包装された食品の処理方法 |
-
1983
- 1983-02-26 JP JP3159483A patent/JPS59156274A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4732343A (en) * | 1986-05-30 | 1988-03-22 | Ryobi Ltd. | Handle attaching screw assembly for a fishing reel |
| JP2009502918A (ja) * | 2005-07-25 | 2009-01-29 | イーコラブ インコーポレイティド | 抗菌組成物及び包装された食品の処理方法 |
| US9560873B2 (en) | 2005-07-25 | 2017-02-07 | Ecolab Usa Inc. | Antimicrobial compositions and methods for treating packaged food products |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5562938A (en) | Cooked and packaged starchy foodstuffs | |
| US5057330A (en) | Cooked and packaged starchy foodstuffs | |
| BRPI0613283A2 (pt) | processo para melhoramento da vida útil de alimentos refrigerados | |
| JPS5811831B2 (ja) | 密封包装食品 | |
| JPH0591862A (ja) | 品質の改善された保存性煮込み食品の製造法 | |
| EP0322996B1 (en) | Cooked and packaged starchy foodstuffs | |
| JPS59156274A (ja) | 食品の殺菌方法 | |
| EP0602953A2 (en) | Cooked and packaged starchy foodstuffs | |
| LÓPEZ‐GONZÁLEZ et al. | Sensory evaluation of ground beef patties irradiated by gamma rays versus electron beam under various packaging conditions | |
| JPH08228712A (ja) | 馬鈴薯加工品およびそれを用いたレトルト食品の製造方法 | |
| JP6764844B2 (ja) | 麺類の調理済みレトルト食品の製造方法 | |
| JP4220653B2 (ja) | ハーブ含有ソース類の製造方法 | |
| JP3547574B2 (ja) | 焙焼サラダ及び容器詰焙焼サラダの製法 | |
| JPS5898072A (ja) | 調理食品等の腐敗防止方法 | |
| JPH02107151A (ja) | おろし生姜 | |
| JPS61100175A (ja) | ホワイトソ−スの製造方法 | |
| JPS6017501B2 (ja) | 保存性の良い食品の製造法 | |
| JPH06253795A (ja) | 保存食品の製造方法 | |
| JP2006109737A (ja) | 小分け包装された加熱調理済食品の殺菌処理方法 | |
| JP2924105B2 (ja) | アセプティック包装液体だしの製造法 | |
| JP2003235526A (ja) | レトルトおでんおよびその製造方法 | |
| JPS60199345A (ja) | 加温販売用コ−ヒ−飲料 | |
| JP2002058461A (ja) | 呈風味の改善されたレトルトまたは缶詰食品の製造法 | |
| JP2002171950A (ja) | 加圧下加熱履歴を有する乾燥食材とその製造方法 | |
| JPS60168371A (ja) | 包装食品の製造方法 |