JPS5915365Y2 - 可変容量形スイッチ - Google Patents
可変容量形スイッチInfo
- Publication number
- JPS5915365Y2 JPS5915365Y2 JP6011579U JP6011579U JPS5915365Y2 JP S5915365 Y2 JPS5915365 Y2 JP S5915365Y2 JP 6011579 U JP6011579 U JP 6011579U JP 6011579 U JP6011579 U JP 6011579U JP S5915365 Y2 JPS5915365 Y2 JP S5915365Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylindrical
- switch
- drive rod
- housing
- movable electrode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、電子計算装置などの入力装置として用いられ
るキーボードに良く使用される可変容量形スイッチに関
する。
るキーボードに良く使用される可変容量形スイッチに関
する。
キーボード用には、安価の面を重視して、印刷配線板上
に電極形成のできる可変容量形の無接点スイッチが用い
られる。
に電極形成のできる可変容量形の無接点スイッチが用い
られる。
かような可変容量形のスイッチは、二つの電極間の容量
変化に感応して０Ｎ−ＯＦＦ作用を行うものである。
変化に感応して０Ｎ−ＯＦＦ作用を行うものである。
従って、スイッチ内に塵埃等の異物が侵入すると作動特
性に悪影響が避けられないが、従来の構造のものでは、
スイッチハウジングと駆動棒との間の摺動領域を介して
外部からの塵埃や、ハウジングと駆動棒間又は駆動棒と
ブツシャ間の摺動部で生ずる摩耗粉等の異物が侵入し易
い欠点があった。
性に悪影響が避けられないが、従来の構造のものでは、
スイッチハウジングと駆動棒との間の摺動領域を介して
外部からの塵埃や、ハウジングと駆動棒間又は駆動棒と
ブツシャ間の摺動部で生ずる摩耗粉等の異物が侵入し易
い欠点があった。
容量形スイッチはこれらの異物によりその適正な機能を
果し得なくなる。
果し得なくなる。
従って、本考案の目的は、かような従来技術の欠点を解
決し、外部からの塵埃や摩耗粉がスイッチ部分に達する
ことを防止することができる容量形スイッチの構造を提
供することにある。
決し、外部からの塵埃や摩耗粉がスイッチ部分に達する
ことを防止することができる容量形スイッチの構造を提
供することにある。
以下添附図面によって本考案を具体化した実施例を説明
する。
する。
第１図において、１はキーボード装置の印刷配線基板で
、この上に可変容量形スイッチの一方の電極である固定
電極３が形成される。
、この上に可変容量形スイッチの一方の電極である固定
電極３が形成される。
５はスイッチハウジングで、電極３を被覆するように、
基板１上に設けられる。
基板１上に設けられる。
スイッチハウジング５はその上部にフランジ部５Ａ及び
複数の係止突起５Ｂとを備えており、これらの働きで、
パネル７の上部がスイッチハウジング５に嵌着される。
複数の係止突起５Ｂとを備えており、これらの働きで、
パネル７の上部がスイッチハウジング５に嵌着される。
一方パネル７の下部は、一対のねじ９によって基板１に
固定されている。
固定されている。
１１は、駆動棒で実質状筒状をなし、前記のスイッチハ
ウジング５に対し上下摺動自在となっており、ばね１３
は、駆動棒１１がスイッチハウジングから離れるような
ばね力を形成している。
ウジング５に対し上下摺動自在となっており、ばね１３
は、駆動棒１１がスイッチハウジングから離れるような
ばね力を形成している。
駆動棒１１の上端はキートップ１５がねじ込み固着とな
っており、スイッチ操作時ここを打鍵する。
っており、スイッチ操作時ここを打鍵する。
駆動棒１１の内部にブツシャ１７が摺動自在に設けられ
、その下端に可動電極１９が設けられる。
、その下端に可動電極１９が設けられる。
この可動電極はクッション２１及び誘電体２３を介在さ
せて基板１上の固定電極３と対峙している。
せて基板１上の固定電極３と対峙している。
駆動棒１１とブツシャ１７との間の第二のばね２５は、
ブツシャ上端の爪１７Ａを駆動棒１１内の肩部１１Ａに
常時は当接せしめる働きをする。
ブツシャ上端の爪１７Ａを駆動棒１１内の肩部１１Ａに
常時は当接せしめる働きをする。
本考案によれば、スイッチハウジング５への上方からの
塵埃の侵入を防ぐべく、スイッチハウジング５のフラン
ジ部５Ａ端面に環状の凹部５Ｃが形成されると共に、一
方駆動棒１１にこの凹部５Ｃに常時嵌合される筒状の鍔
部１１Ｂが形成される。
塵埃の侵入を防ぐべく、スイッチハウジング５のフラン
ジ部５Ａ端面に環状の凹部５Ｃが形成されると共に、一
方駆動棒１１にこの凹部５Ｃに常時嵌合される筒状の鍔
部１１Ｂが形成される。
また、可動電極１９は軸方向に上方に延びる筒状の壁部
１９Ａを有しており、これによって環状凹みが形成され
、ハウジング５と駆動棒１１間の筒状摺動間隙Ｓ１及び
駆動棒１１とブツシャ１７との間の筒状摺動間隙Ｓ２は
これらの下端が凹みに向かって開口する。
１９Ａを有しており、これによって環状凹みが形成され
、ハウジング５と駆動棒１１間の筒状摺動間隙Ｓ１及び
駆動棒１１とブツシャ１７との間の筒状摺動間隙Ｓ２は
これらの下端が凹みに向かって開口する。
キートップ１５を打鍵すると、先ず第一のばね１３に抗
して駆動棒１１が、ブツシャ１７と一緒になって、下降
しその結果誘電体２３と固定電極３とが接触する。
して駆動棒１１が、ブツシャ１７と一緒になって、下降
しその結果誘電体２３と固定電極３とが接触する。
このとき電極３と可動電極１９との間の容量は所定値に
達し、周知の如きスイッチ作動が達成される。
達し、周知の如きスイッチ作動が達成される。
尚、第二のばね２５はキートップ１５に感動圧力以上の
打鍵力が加わったときに駆動棒１１がブツシャ１７に対
し下降するのを許容して、電極３と１９との間に過剰の
押圧力が作用する危険を回避するべく働く。
打鍵力が加わったときに駆動棒１１がブツシャ１７に対
し下降するのを許容して、電極３と１９との間に過剰の
押圧力が作用する危険を回避するべく働く。
以上述べた本考案のスイッチにおいては、スイッチハウ
ジングの凹部５Ｃに、駆動棒の筒状鍔部１１ Ｂを常時
嵌合させているので、上からの異物がスイッチハウジン
グ５と駆動棒１１との間の摺動領域Ｓ１を介して電極３
及び１９の所に達することは効果的に防止されることは
明らかである。
ジングの凹部５Ｃに、駆動棒の筒状鍔部１１ Ｂを常時
嵌合させているので、上からの異物がスイッチハウジン
グ５と駆動棒１１との間の摺動領域Ｓ１を介して電極３
及び１９の所に達することは効果的に防止されることは
明らかである。
また摺動隙間Ｓ１．Ｓ２で生ずる摩耗粉などの異物に対
しては、可動電極１９にその外周で形成した壁部１９Ａ
が防護壁として働き凹みに捕捉される。
しては、可動電極１９にその外周で形成した壁部１９Ａ
が防護壁として働き凹みに捕捉される。
かように本考案の可変容量形スイッチにおいては、塵埃
等の異物が電極へ侵入するのを防止しているのでこれに
基づく誤動作のおそれのない構造となっているのである
。
等の異物が電極へ侵入するのを防止しているのでこれに
基づく誤動作のおそれのない構造となっているのである
。
本考案では摺動隙間Ｓｔ、Ｓ２からの摩耗粉を、ブツシ
ャ１９の下端に壁１９Ａを設けるという簡単な構造で捕
捉でき、部品点数が減少し、組立が簡略化される効果が
奏される。
ャ１９の下端に壁１９Ａを設けるという簡単な構造で捕
捉でき、部品点数が減少し、組立が簡略化される効果が
奏される。
また電極部が気密ではないことからスイッチは軽微な力
で操作できキーボードに適した構造となる。
で操作できキーボードに適した構造となる。
第１図は本考案の可変容量形スイッチの断面図。
３・・・・・・固定電極、５・・・・・・スイッチハウ
ジング、５Ｃ・・・・・・筒状凹部、１１・・・・・・
駆動棒、１１ Ｂ・・・・・・筒状鍔部、１９・・・・
・・可動電極、Ｓｌ、Ｓ２・・・・・・摺動領域。
ジング、５Ｃ・・・・・・筒状凹部、１１・・・・・・
駆動棒、１１ Ｂ・・・・・・筒状鍔部、１９・・・・
・・可動電極、Ｓｌ、Ｓ２・・・・・・摺動領域。
Claims (1)
- 基板１と、該基板１上に取付けられる筒状スイッチハウ
ジング５と、該スイッチハウジング５に対して摺動可能
な筒状駆動棒１１と、該筒状ハウジング５に対して摺動
可能なブツシャ１７とブツシャ１７の下端の可動電極１
９と、可動電極１９の外面に形成されるクッション２１
及び誘電体２３と、可動電極１９に対面して基板１上に
設けられる電極３と、ハウジング５と駆動棒１１との間
に設けられる、一対の筒状突起１１Ｂ及び筒状凹所５Ｃ
より成る外部からの塵埃捕捉手段を有したスイッチにお
いて、可動電極１９は上方に指向する一体の筒状壁部１
９Ａを有し、スイッチハウジング５と駆動棒１１の筒状
摺動領域Ｓ１及び駆動棒１１とブツシャ１７との筒状摺
動領域Ｓ２はその下端が筒状壁部１９Ａによって形成さ
れる凹所を臨むように設けられる可変容量形スイッチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6011579U JPS5915365Y2 (ja) | 1979-05-08 | 1979-05-08 | 可変容量形スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6011579U JPS5915365Y2 (ja) | 1979-05-08 | 1979-05-08 | 可変容量形スイッチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55160040U JPS55160040U (ja) | 1980-11-17 |
| JPS5915365Y2 true JPS5915365Y2 (ja) | 1984-05-08 |
Family
ID=29294099
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6011579U Expired JPS5915365Y2 (ja) | 1979-05-08 | 1979-05-08 | 可変容量形スイッチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5915365Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-05-08 JP JP6011579U patent/JPS5915365Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55160040U (ja) | 1980-11-17 |
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