JPS59137646A - サイレントチエ−ン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、チェーン重量を軽減して駆動動力の節減をは
かり且づリンクプレートの伝動負荷を軽減することので
きるサイレントチェーンに関するものである。

従来、工作機械・船舶機械等の動力伝達手段として用い
られるサイレントチェーン１′，には、スプロケット噛
合時にスブロケット側面に案内されるガイドプレートを
チェーンの中方向最外側に取付け、適正な噛合を維持さ
せているが、該ガイドプレートはスプロケットとの噛合
伝動に参加していないのでチェーンの噛合リンクプレー
トに負荷される伝動力の効率が低下し動力損失を招くこ
とに着目し、研究を重ねた結果、特願昭５７−１５０６
７９号の発明が開発され、その内容は第１〜４図に示す
ように、チェーン長手方向及び中方向にリンクプレート
２′を多数重ねて配列すると共に該巾方向の両外側にガ
イドプレート３′を配置し連結ピン４′によってリンク
プレート２′及びガイドブレート３′を連結し、ガイド
プレート３′にもスプロケットに噛合する歯を形成させ
て、噛合伝動にも参加させ、伝動力の増大をはかってい
る。

即ち、ガイドプレート３′は第２〜３図に示す如くその
中央下半部を外側方に膨出させることによってスプロケ
ソト５′の歯の側面に案内させる案内面６′を形成させ
るとともに、スプロケソト５′の歯に噛合する歯７′を
形成させている。従って、ガイドブレート３′はスプロ
ケソトとの噛合案内機能と噛合伝動機能を兼備すること
となり、それだけ夫々のリンクプレートに負荷される伝
動荷重は分散軽減され、換言すれば、チェーンの動力伝
達強度が増大することとなる。しかし、ガイドプレート
３′の一部を外側方へ膨出変形加工した際に形成される
歯７′の形状はきわめて不正確であってスプロケソト歯
との噛合が不適正に行われ、実質的に噛合伝動が不充分
であるという欠点を有している。

そこで、本発明の目的は、かかる従来の欠点を解消する
ものであって、スプロケットからの逸脱を防止して正確
に案内され、しかもスプロケット歯に正確に噛合して伝
動能力を著しく向上させ、その上チェーン重量を軽減し
たサイレントチェーンを提供するものである。

本発明は、かかる目的を達成するために次の如き構造を
有するものである。即ち、本発明は、チェーン長手方向
及び中方向にスプロケント歯と噛合う形状を有するリン
クプレートを多数重ねて配列し、中方向に連結ビンで連
結し、巾方向最外側のリンクプレート中央の噛合溝部の
外側下部に内面が噛合時にスプロケソト歯の側面に案内
されるガイド杆を設けて該噛合溝部の中央上部に空洞孔
を形成したものである。

以下、本発明を図面に示す実施例に従って説明する。

第５図は本発明のサイレントチェーンの要部平面図、第
６図は同正面図、第７図はスブロケソトとの噛合状態断
面図、第８図は最外側リンクプレートの斜視図、第９図
は最外側リンクプレートの正面図、第１０図は第９図の
Ａ−Ａ線断面図である。

まず、本発明のサイレントチェーン１は、チェーン長手
方向及び中方向にリンクプレート２を多数重ねて配列し
て中方向に連結ピン３で連結し、その中方向最外側のリ
ンクプレート４の噛合溝部５の外側下部に内面がスプロ
ケソト歯６の側面に案内されるガイド杆７を設けると共
に噛合溝部５の中央上部に空洞孔８を形成したものであ
る。従って、最外側リンクプレート４は、スプロケソト
歯６と正確に噛合う歯９とスプロケノト歯６の側面に正
確に案内されるガイド杆８とを有するので、スプロケッ
ト歯６との逸脱を防止する案内機能とリンクプレート２
と同様にスプロケソト歯６と噛合う機能とを果たすこと
ができる。なお、最外側リンクプレート４に形成される
空洞孔８は、サイレントチェーンの引張り強度に支障の
ない範囲内であればいかなる大きさと形状を有していて
も差支えない。

か《して、得られた本発明のサイレントチェーンは次の
如き効果を奏する。

イ）サイレントチェーンの最外側に配置するリンクプレ
ートに空洞孔を設けたことにより、従来のサイレントチ
ェーンに比べて軽量化されるのでチェーン重量当り、の
伝動能力が著しく向上するばかりでなく、チェーン単位
長さ当りの重量が小さくなるので、振動による騒音が防
止できると共にスプロケ７｝歯との摩耗損失も減少する
ことができる。

口）サイレントチェーンの両側に配置する最外側リンク
プレートに、ガイドブレートとしての機能と正確に噛合
うリンクプレートとしての機能を持たせたことにより、
スプロケソトとの動力伝達には直接寄与しないガイドプ
レートを両側に装着した従来のサイレントチェーンに比
べて夫々のリンクプレートに加わる伝動負荷が軽減され
てチェーンの耐久性を増し、伝動能力を著しく向上する
ことができる。

ハ）サイレントチェーンの最外側に配置するリンクプレ
ートにガイド杆を設けたことにより、従来のザイレント
チェーンに比べてスプロケット中がリンクプレート２枚
分だけ拡がるので、チェーンの安定性が良好となり且つ
伝達動力を増大させる。

【図面の簡単な説明】

第１〜４図は従来例を示し、第１図はサイレントチェー
ンの要部正面図、第２図はガイドプレートの斜視図、第
３図はガイドプレートの側断面図であり、第４図はスプ
ロケソトとの噛合状態を示す断面図、第５〜１０図は本
発明の一実施例を示し、第５図はサイレントチェーンの
要部平面図、第６図は同正面図、第７図はスブロケット
との噛合状態図、第８図は最外側リンクプレートの斜視
図であり、第９図は最外側リンクプレートの正面図、第
１０図は第９図Ａ−Ａ線断面図である。 １・・・サイレントチェーン ２・・・リンクプレート３・・・連結ピン４・・・最外
側リンクプレート ５・・・噛合溝部６・・・スプロケット歯７・・・ガイ
ド杆８・・・空洞孔 ９・・・最外側リンクプレートの歯 １０・・・連結ピン挿通孔 手続補正書 昭和５８年２月２８日 特許庁長官若杉和夫殿 １．事件の表示特願昭５８−９８６５ ２．発明の名称サイレントチェーン ３．？ｉＮ正をする者 事件との関係特許出願人 名称株式会社椿本モールス ４，代理人〒１０５ 住所東京都港区虎ノ門二丁目６番７号 和孝第１０ビル４階電話５０Ｂ−１８５１氏名（７２４
７）弁理士祐川尉一外１名５．補正命令の日付自発 ６．補正の対象昭和５８年１月２６日付出願の明細書添
付の図面 ７．補正の内容 図面第６ｖＩ！Ｊ、第８図及び第９図 を別紙の通り補正する。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. チェーン長手方向及び中方向にスプロケソト歯と噛合う
   形状を有するリンクプレートを多数重ねて配列して中方
   向に連結ピンで連結し、中方向最外側のリンクプレート
   の噛合溝部の外側下部に内面が該スプロケット歯の側面
   に案内されるガイド杆を設けると共に該噛合溝部の中央
   上部に空洞孔を形成したサイレントチェーン。