JPS59126170A - 浴槽給水用自動止水装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は浴槽内に一定水量を給水して自動的に止水する
装置に関する。

〔背景技術〕

従来より蛇口のノズル部分に取付けて給湯を一定湯量で
停止させるようにした上水装置はあったが、入浴前の給
湯時以外（例えば入浴時）には却って邪魔に々つたり、
従って、使用の都度着脱しなければならなかったり、蛇
口のタイプによっては取付けることができなかったシ、
使用の都度水量をセ・ソトしなければならず、外観も悪
いといった種々不便な点があった。又、給湯は浴槽の蓋
をしたままでは行なえないので、折角止水装置を用いて
も給湯完了後に放熱を防止するために蓋を閉めにゆかね
ばならず、合理性に欠けていた。

〔発明の目的〕

本発明は浴槽に蓋をしたままで注水口から浴槽内へ給水
でき、しかも注水口から給水する場合には一定湯量で給
水を停止させることができ・自動給水停止手段が蛇口部
に組込まれていて使い心地のよい浴槽給水用自動止水装
置を提供することを目的とする。

〔発明の開示〕

（発明の構成） 本発明は浴槽ｆｌ）のフランジ（２）上面に注水口（３
）を開口し、浴槽ｆ１）内側面に吐水口（４）を設け、
注水口（３）と吐水口（４）とを連通管（５）により接
続し、フランジ（２）下面にケーシン／）＋６）を固設
すると共にフランジ（２）上面にてケーシング（６）の
上にノズル（７）が浴槽（１）内に臨む位置と注水口（
３）に臨む位置との間を移動できるように蛇口（８）を
回動自在に取付け、通水路（９）を閉塞するボール（１
均とノズル（７）が注水口（３）に臨む場合にのみ水流
によって回転する回転子ｔｌｏｌとをケーシング（６）
内に納入し、蛇口（８）の止水レバー（＋１）と連動し
て軸方向にスライ８ドすると共に回転子（ｌＯ）と連動
して回転するカム板（１２＋をケーシング（６）内忙投
け、下方へ突出してボールＨが通水路（９）を閉塞する
のを阻止する止水棒（１４＋を上方へ付勢して止水棒輌
の上端をカム板α匂下面に当接し、止水レバー（ｌｌ）
を操作してカム板（ｌ匂を下降させると止水棒０４が突
出すると共にカム板（１２）が一定角度回転するとカム
板（１−４が下降していても止水棒０４）が引込むよう
にした点を要旨とする。

（実施例） 注水口（３）は浴槽（１）のフランジ（２）上面に関口
されており、浴槽Ｔｌ）内側面に設けられた吐水口（４
）と連通管（６）を介して接続されており、注水口（３
）から注水すると浴槽＋１）Ｋ蓋を−してあっても吐水
口（４）から浴槽ｆ１）内に水を溜められるようになっ
ている浴槽ｆ１）のフランジ（２）には給水自動停止機
構のケーシング（６）が固定され、その上に蛇口（８）
が回転自在に取付けられている。これにょシ蛇口（８）
のノズル（７）は浴槽＋１＋内と注水口（３）との間を
自由に回動するようになっている。Ｏ荀はフランジ（２
）に取付けられた湯水混合用の混合栓であるが、その取
付場所、方式、有無等は任意である０止水レバー（ｌｌ
）は支点α６）により蛇口（８）に回動自在に取付けら
れており、止水レバー（＋１）の下には止水用のタイセ
フラムαηが張られ・タイヤフラム（Ｉηの中央はレバ
ー受け（１８）に挾み込まれている。レバー受け（１匂
は上面が止水し＞Ｓ　−（１１）下面に当接し、下面は
うチェット板（＋９）上面に当接している。ラチェツト
板（イ）下面より垂下され九軸彌はケーシング（６）内
の機構部ケース（２１）に回転自在に挿通されており、
ばね翰によりラチェツト板（＋９）は上方へ弾性的に付
勢されてレバー受け（＋８１に弾接させられている。ラ
チェツト板（＋９）は第５図に示すように爪車となって
いて、蛇口（８）に収着された爪（２３）と一回転方向
にのみ係止するようになっている。　　　　　°　　　
　ケーシング（６）下端部のボール室例内にはボール輪
が遊動自在に納入されていてボール（１３）により通水
路（９）を塞ぐことができるようになっており、ボール
（１３）前方の通水路（９）内には水流によって回転さ
せられる回転子（１０）カ設けられている。機構部ケー
ス因）内において軸（横にはカム板動作干ア（ロ）が強
い力では滑るように固嵌めされておシ、カム板動作甲ア
μｓと回転子（ｉｏ）とは減速４’Ｐ（イ）により連結
されている。θ荀は下方へ突出してボール（ＩＩが通水
路（９）を塞ぐのを阻止するための止水棒であり、機構
部ケース圓内に納められていてスづリンターによシ上方
へ付勢されており、機構部ケース＠０内において軸間に
挿着されたカム板（１２）に上端を当接させられており
、カム板α乃によってボール室□□□へ突出させられ、
あるいはスづリンク（２）ηにより上方へ復馴させられ
るようになっている。四はケ７シンジ（６）内に昇降自
在に設けられたストッパーであり、蛇口（８）のカム面
側により昇降させられるようになっている。

（動　作） 第３図には止水レバー（１１）を立てた止水時を示して
あり、このときばね翰によってラチェツト板０９）及び
カム板Ｏａは上昇しており、止水棒（Ｉ４）もスづリン
ク（ロ）により引込ませられていて水圧でボール（１１
は通水路（９）を閉じている。したがって、ノズル（７
）が浴槽ｆ１）内を向いていても、注水口（ｌに向いて
いても給水は停止されている。゛ ノズル（７）を注水口（３）から浴槽（１）内へ回転さ
せると蛇口（８）とともに爪間がＣ方向へ動いてラチェ
ツト板０９）も爪間に押し動かされて第５図のように所
定位置にセットされる。このとき軸（３）とカム板動作
型１７Ｉ２５）は軸（２０）に対して滑るがカム板（１
２）は軸（２０）とともに動いて止水棒（！→を押し下
げることのできる所定位置にセットされる。又、このと
きストツノ＼−し均もカム面側により押し下げられて回
転子（ｌＯ）の回転を止める。止水レバー（＋１）を第
４図のように倒すとレバー受け（１８）を介してラチェ
ツト板（１９）及びカム板（Ｉ２が押し下げられ、カム
板（１２）により止水棒０４）がボール室（財）へ突出
して通水路（９）が開かれ、しかも回転子（ｌＯ）は回
転しないので連続注水が可能である。

次に、ノズル（７）を注水口（３）へ戻すと爪（２３）
はうチェット板（１９）に対して空回りしてし方向へ動
き、ラチェツト板（１９）及びカム板Ｑ２）は所定位置
にセットされたまま残る０同時にストッパー（２８１が
上昇して回転子ｔ１０１の回転が可能となる。止水レバ
ー（ｌりが倒されていて給水されると回転子（ｌＯ）が
水流によって回転し・カム板動作４ｔ）（２Ｊ１９によ
ってカム板（１２及びラチェツト板α９）が第６図のＣ
方向へ回転し・予じめ設定されている角度回転し、浴槽
（１）内に一定水量が溜められるとカム板Ｈの働きで止
水棒θ荀が上昇させられて給水が停止される。

リセットする場合には、再びノズル（７）を浴槽（１）
内へ回すと第７図のように爪間によりラチェツト板（ｌ
匂が回されて所定位置に再びセットされ、連結注水が可
能となる。

〔発明の効果〕

本発明は叙述の如く構成されているから、注水口から注
水することにより浴槽内に蓋をしたままで浴槽内に水を
入れることができ、放熱による熱の無駄を少なくでき、
蓋を閉めにゆく手間もかからないという利点がある。し
かも、自動給水停止機構はフランジの下に組込まれてい
るので外観が良く・邪魔にならないという利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示６す斜視図、第２図（ａ
）　（ｂ）は同上の平面図及び正面図、第３図及び第４
図は同上の作用説明図、第５図乃至第７図は同上のラチ
ェツト板と爪との作用を示す説明図である。 （１）・・・浴槽、（２）・・・フランジ、（３）・・
・注水口、（４）・・・吐水口、（５）・・・連通管、
（６）・・・ケーシング、（７）・・・ノズル、（８）
・・・蛇口、（９）・・・通水路、（１０）・・・回転
子、（１１）・・・止水レバーＳ（１′４□°°カム板
、θ鶏・・・ボール、Ｉ４）・・・止水棒。 代理人　弁理士　　石　１）長　七 第１図 第２図 （ａ） 第３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ＋ｌ）　　浴槽のフランジ上面に注水口を開口し、浴槽
   内側面に吐水口を設け、注水口と吐水口とを連通管によ
   り接続し、フランジ下面にケーシングを固設すると共に
   フランジ上面にてケーシングの上にノズルが浴槽内妬臨
   む位置と注水口に臨む位置との間を移動できるように蛇
   口を回動自在に取付け、通水路を閉塞するボールとノズ
   ルが注水口に臨む場合にのみ水流によって回転する回転
   子とをケージ−ＪＪｊ内に納入し、蛇口の止水し式−と
   連動して軸方向にスライドすると共に回転子と連動して
   回転するカム板をケージ−）ジ内に設け一下方のボール
   室に突出してボー　ルが通水路を閉塞するのを阻止する
   止水環を上方へ付勢して止水環の上端をカム板下面に当
   接し、止水レバーを操作してカム板を下降させると止水
   環が突出すると共にカム板が一定角度回転するとカム板
   が下降していても止水環が引込むようにして成ることを
   特徴とする浴槽給水用自動止水装置。