JPS5911387Y2 - 超音波スイツチ - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は超音波スイッチに関するものである。

第１図は従来例の概略構戊図を示し、かかる従来例は超
音波を発射して、その反射波を受波することにより被検
出物を検出する超音波センサ部１からの検出信号により
制御回路部２が動作すると、その制御回路部２の制御信
号によってトランジスタ３がオンし、出力リレー４が励
磁されるようになっている。

ところで゛出力リレー４のリレー接点ｒは外部負荷を接
続する一対の出力端子５ａ，５ｂ間に接続されているた
め、単純なスイツチ接点として機能するもので、外部負
荷には電源を供給することはできなかった。

従って使用外部負荷の適用範囲が小さいという欠点があ
った。

本考案は上述の欠点に鑑みて為したもので、その目的と
するとこはろは、切換えにより、出力リレーのリレー接
点と出力端子との間に交流電源を接続することができる
切換スイッチを設けて使用外部負荷の範囲を大きくした
超音波スイッチを提供するにある。

以下実施例によって説明する。第２図は一実施例回路を
示す。

図中６ａ，６ｂは制御回路部２に交流電源７を給電する
ために交流電源７を接続する電源端子であって、この電
源端子６ａ，６ｂには超音波スイッチ本体Ａ内において
制御回路部２に接続するとともに、切換リレー８と切換
スイッチ１０との直列回路を接続してある。

切換スイッチ１０は超音波スイッチ本体Ａ外から操作可
能に設けたものであってオン時に切換リレー８に励磁電
流を流す。

切換リレー８は２個の切換接点９ａ，９ｂを有するもの
で、第１の切換接点９ａの第１端子ａ１を出力リレー４
のリレー接点ｒの一端に接続し、共通端子Ｃ１を一方の
出力端子５ｂに接続してあり、また第２端子ｂ１を一方
の電源端子６ａに接続してある。

更に第２の切換接点９ｂの共通端子Ｃ２を前記第１の切
換接点９ａの第１端子ａ１に接続し、第２端子ｂ２を他
方の電源端子６ｂに接続してある。

しかして、切換スイッチ１０をオフすれば図示するよう
に第２の切換接点９ｂが第１端子ａ２側に接続され、ま
た第１の切換接点９ａが第１端子ａ１側に接続され、出
力リレー４の動作時には出力端子５ａ，５ｂ間をリレー
接点ｒで短絡するようになっており、従来例と同様な外
部負荷（例えばチャイム、自動扉）を制御できる。

また切換スイッチ１０をオンすれば、切換リレー８は動
作して、第１の切換接点９ａ、第２の切換接点９ｂを夫
々第２端子ｂ１，ｂ２側に切換接続し、出力リレー４の
リレー接点ｒと出力端子５ｂとの間に交流電源７を接続
した状態となる。

従って出力リレー４の動竹時には出力端子５ａ，５ｂ間
には交流電源７の１圧が生じて例えば、ランプや各種電
気機器の外剖負荷を直接オン駆動できることになる。

本考案は上述のように構或してあるので、切搾スイッチ
の操作により、出力端子間を出力リレーのリレー接点で
オン、オフしたり、或いは出力リレーのリレー接点のオ
ン時に交流電源の電圧を壮力端子間に生じせしめたりで
き、その結果出力節子間のオン出力を無電圧出力とした
り、或いは咬流電源電圧出力としたりすることができて
、各種外部負荷の制御が行なえ、使用外部負荷の範囲が
大きいという利点を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例の概略回路図、第２図は本考案の概略回
路図であり、１は超音波センサ部、２は制御回路部、４
は出力リレー、５ａ，５ｂは出力端子、７は交流電源、
１０は切換スイッチ、ｒはリレー接点、Ａは超音波スイ
ッチ本体である。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 超音波センサ部の検出出力にて動作して出力リレーを作
   動させる制御回路部と、外部負荷を接続する一対の出力
   端子と、出力端子の両端間に接続される前記出力リレー
   のリレー接点とを具備した超音波スイッチにおいて、リ
   レー接点の一端と一方の出力端子との間に交流電源を操
   作により挿入接続せる切換スイッチを超音波スイッチ本
   体外から操作可能なように内蔵せしめて戒る超音波スイ
   ッチ。