JPS59113193A - 改造イオン交換膜法電解槽 - Google Patents

改造イオン交換膜法電解槽

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JPS59113193A
JPS59113193A JP57221370A JP22137082A JPS59113193A JP S59113193 A JPS59113193 A JP S59113193A JP 57221370 A JP57221370 A JP 57221370A JP 22137082 A JP22137082 A JP 22137082A JP S59113193 A JPS59113193 A JP S59113193A
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JP
Japan
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cathode
electrolytic cell
ion exchange
anode
exchange membrane
Prior art date
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Pending
Application number
JP57221370A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Ebina
海老名 孝夫
Hiromichi Iwata
岩田 浩道
Isamu Kawabata
勇 川端
Shiro Yamashita
山下 史朗
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Kanto Denka Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kanto Denka Kogyo Co Ltd
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  • Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は改造イオン交換脱法電解槽に関し、詳しくは単
極式隔膜電解槽を改造しイオン交換脱法電解槽とした塩
化アルカリ電解槽に関するものである。
塩化アルカリの電解、特に食塩水の電解による苛性ソー
ダの製造法では現在、水銀法、隔膜法及びイオン交換膜
法の3法があることは周知である。水銀法は得られる苛
性ソーダの濃度が高く、また食塩の含有量も少ないこと
から一時期我が国において全盛を誇ったが、現在では環
境汚染の問題から全面廃止の運命にあシそれに代るもの
として隔膜法への転換が急速に進んだ。
しかしこの隔膜法においては得られる電解液が希薄であ
るため濃縮をして約50%の苛性ソーダにしなければな
らない上1に食塩が通常1%程度含まれており、この苛
性ソーダを使用する需要家の製品又は装置材料に悪影響
を及ぼす原因にもなると云う欠点を有している。
これらの欠点を改善したものとして近年脚光を浴びてい
るのがイオン交換膜法であジ、アスベスト等の隔膜に代
えてイオン交換樹脂を陰陽両極間に設置し、高純度の苛
性ソーダを高濃度で得る方法である。
従って品質が良く需要家の要求に適合する苛性ソーダを
得るためにはイオン交換膜法を採用するのが現状では最
良の方法である。しかし既に隔膜法電解槽を設置し7て
いる場合には、その設備を閉鎖し、イオン交換膜法へと
全面転換をするのでは企業は大きな負担を強いられるこ
とになる。そのため一方では隔膜法で得られる苛性ソー
ダを精製し、その品質を同上させる工夫がなされており
、また一方では既設の隔膜法電解槽をイオン交換脱法電
解槽へと改造する検討がなされている。本発明はその隔
膜法電解槽を改造したイオン交換脱法電解槽に係るもの
であシ、さらに詳しくはフッカ一式H型、ダイヤモンド
ジャムロック式DS型等に代表される単極式ボックス型
陽極又はエキスバンド型陽極を有する隔膜法電解槽を改
造したイオン交換脱法電解槽に係るものである。
隔膜法電解槽をイオン交換)摸法電解槽に転換する例と
しては特開昭57−986138、同57−1iS49
92、同57−164993号各公報を始めとして数多
くの提案がなされているが、その基本\思想は電解槽の
構造自体にはあまシ手を加えずに陰極もしくは陽極をイ
オン交換膜で包み込むものである。これらの方法におい
てはイオくなる上に加工に要する費用が高くなる欠点が
ある。さらに円筒状或いは袋状に加工すれば必然的に膜
の接合部が生じる訳であシ、この接合には加熱融着、高
周波シール等の方法がとられているものの長期運転に対
してはその技術的信頼性に問題がある。
本発明は上記欠点を解決し単極式隔膜槽の構造を極力活
用し、イオン交換膜の成形・加工を必要としない改造イ
オン交換脱法電解槽を提供するものである。即ち本発明
の改造イオン交換脱法電解槽は、単極式隔膜電解槽の陽
極構造体に対応して、陰極構造体、イオン交換膜及び陽
極室を1−次組み込んだ一体構造を該陽極構造体と組み
合せて電解槽としたことを特徴とするものである。この
場合、陽極構造体と、前記陰極 5− 構造体、イオン交換膜及び陽極室を組み込んだ一体構造
体との組み合せ位置関係については制限はなく、上下、
左右いかなる構造をもとシ得ることを特徴とするもので
ある。
以下、添付図面に従って本発明の実施態様を説明する。
第1図は陽極構造体の一例を示する斜視図であシ、1の
鉄板、銅板またはこれらをクラッドした基板上は耐食性
シート1′で覆われ、有孔性金属陽極14は基板1に対
して垂直に複数個が並び導電棒14′によって支持され
、また基板1と電気的に接続している。第2図は陰極構
造体、イオン交換膜及び陽極室を組み合せて一体構造と
したものの一例を示す斜視図であり、Aは陽極室、Cは
陰極及び陰極室からなる陰極構造体を示し、2′は陰極
ターミナルである。13は電解室保持板であり、対向す
る2枚の板を図示する如く間に陰極、陰極室、イオン交
換膜及び陽極室をはさみ一体構造を構成させる。この両
者を組み立てるに当ってはイオン交換膜が傷っが 6− ぬ様に陽極の上端部にガイドを取り付けることが望まし
い。第5図はその一例であり、24はガイドを示してい
る。但し、ガイドの形式はこれに限定されるものではな
い。また組み立てに当っては第2図に示す如く一体構造
を予め組み立てることをせずに陽極構造体上にイオン交
換膜を介在させながら陽極室、陰極構造体を交互にセッ
トしてゆき、最後に対向する支持板によって締めつける
方法を採ることも可能である。
基板と構造体との締めつけは第4図に示すように陰極室
枠及び陽極室枠の下部にある支持フランジ20′と基板
1とをクランプ或いはボルト等の支持具20によって締
めっけること等によって行うことができる。
次に陽極室枠及び陰極構造体について記述する。陽極室
枠21は第5図に示す通りコの字状になっており開放底
部には前述の支持フランジ20’がある。23は塩水及
び塩素ガス出口である。図では1個を示しであるが、塩
水循環量を考慮し、また塩素ガス抜きを良くするため複
数個設けることもあり得る。22は塩水入口を示す。陰
極構造体の例を第6図及び第7図に示しである。第6図
は陰極室枠15に陰極16′(i−その断面図がU字状
になる様に組み込んだものであり、第7図は室枠15の
両面に陰極16を組み込んだものを示している。19は
苛性ソーダ液出口及び水素ガス出口を示しており、23
の塩水及び塩素ガス出口と同様の理由により複数個設け
ることもできる。18は苛性ソーダ液入口を示す。これ
ら陰極構造体の陰極16に接してイオン交換膜をとりつ
けるために例えば第8図に示す通9枠15の内側面に切
り込みを入れることが好ましい。イオン交換膜17を取
り付けた場合の断面図を第9図、第10図に示す。
第9図は第6図に示す構造体の場合であり、第10図は
第7図に示す構造体の場合である。これら第6図〜第1
0図で明らかな通り、本横遺体に取り付けるイオン交換
膜17はシート状であるので必要な大きさに切断するだ
けで済み、筒状、或いは袋状に加工する必要はなく、従
つて接合部分も存在しないという利点を有する。
また接合加工によるロスが生じない上に非電解面をも包
むために生ずる利用率の低下がなく、陰・陽極間距離を
せばめることかできるので低電圧で運転可明である。
陽極構造体、イオン交換膜を保持した陰極構造体及び陽
極室枠を組み合せた槽体の断面図を第11図及び第12
図に示す。第11図は第6図に示す陰極構造体を組み合
せた場合を示し、第12図は第7図に示した陰極構造体
を組み合せた場合を示す。いずれの場合においても陰極
構造体の底部には空間部分がとられていることから陽極
室は陽極室枠21、イオン交換膜17、基板1上の耐食
性シート1′及び陰極室枠15の一部により囲まれた単
位電解槽当シーの陽極室が形成されている。一方陰極室
は各陰極室枠15とイオン交換膜17とによって囲まれ
た複数個の室を形成している。尚、必要に応じて陰極構
造体の底部の空間部分をなくシ、第7,1゜及び12図
に示す構造を一部変更して第7’、 10’ 9− 及び12′図に示す如く陽極室を個々に分離し、第14
図に示す塩水供給ヘッダー3を介しての連結方式もとシ
得る。第13図及び第14図は本発明の電解槽の組立て
完成図であり、前記各個独立の陰極室は8の苛性ソーダ
液へラダー及び9の水素ガスセパレーターを介して各室
が連結する形になり、陰極は陰極ブスバー2によって電
気的に接続されている。また水素ガスセパレーター9と
陰極室を結ぶ配管、水素ガスセパレーター9と苛性ソー
ダ液ヘツダー8を結ぶ配管、塩素ガスセパレーター4と
各室枠単位の陽極室を結ぶ配管及び塩水供給ヘッダー5
と塩素ガスセパレーター4とを結ぶ配管は便宜上釜1本
を図示しであるのみであるが既述の通り塩素及び水素ガ
スの分離を良くするため及び液循環量を増加或いは調節
するために複数本設置することも本発明の範囲に含むも
のである。尚、ここで5は供給塩水入口、6は塩素ガス
出口、7は戻り塩水出口、10は循環苛性ソーダ液入口
、11は水素ガス出口、12は苛性ソーダ液出口−1 
ロー である。
以上の通り本発明に従えば比較的安価に、しかもあまシ
手を加えることがなく隔膜法電解槽をイオン交換脱法電
解槽に改造することが可能であシ、また膜の接合加工を
必要としない為、長期安定運転が可能であシ、さらに膜
の利用率を高めることができるのである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであり、第1図は陽極
構造体の一例を示す斜視図、第2図は陰極構造体、陽極
室及びイオン交換膜を組み合せ一体構造としたものの一
例を示す斜視図1第5図は陽極上に取り付けるガイドの
一例を示す斜視図、第4図は基板と枠との締めつけの一
例を示す断面図、第5図は陰極室枠の斜視図、第6図及
び第7図はそれぞれ陰極室枠及び陰極よシなる陰極構造
体の例を示す斜視図、第7′図は第7図の底部空間部を
なくしたものの斜視図、第8図は脱取シ付は月切シ込み
の一例を示す斜視図、第9図及び第10図はそれぞれ第
6図及び第7図の陰極構造体にイオン交換膜を取り付け
た場合の断面図、第10′図は第7′図にイオン交換膜
を取り付けた場合の断面図、第11図、第12図及び第
12′図は陽極構造体、イオン交換膜、陰極構造体、陰
極室枠の組み立て断面図、第13図及び第14図は組み
立て完成図の一例であシ、第15図は斜視図、第14図
は支持板方向よシ見た場合の側面図である。 1・・・・・・基 板 1′・・・・・・耐食性シート 2・・・・・・陰極ブスバー 2′・・・・・・陰極ターミナル 3・・・・・・塩水供給ヘッダー 4・・・・・・塩素ガスセパレーター 5・・・・・・供給塩水入口 6・・・・・・塩素ガス出口 ア・・・・・・戻り塩水出口 8・・・・・・苛性ソーダ液へラダー ?・・・・・・水素ガスセパレーター 10・・・・・・循環苛性ソーダ液入口11・旧・・水
素ガス出口 12・・・・・・苛性ソーダ液出口 13・・・・・・電解室保持板 14・・・・・・陽 極 14′・・・・・・導電棒 15・・・・・・陰極型枠 16・・・・・・陰 極 17・・・・・・イオン交換膜 18・・・・・・苛性ソーダ液入口 19・・・・・・苛性ソーダ液及び水素ガス出口20・
・・・・・電解室枠支持具 20′・・・・・・支持用7ランジ 21・・・・・・陽極室枠 22・・・・・・塩水入口 25・・・・・・塩水及び塩水ガス出口24・・・・・
・ガイド A・・・・・・陽極室 C・・・・・・陰極構造体 出願人代理人 古 谷    馨 13− 第  2  図 第  3  図 第  6  図 第  7  図 第7′図 第  8  図 20′ 9 図    第1o図 第11図 第12図 i4’  14 第13図 第14図 1 事件の表示 特願昭57−221370号 2 発明の名称 改造イオン交換脱法電解槽 3 補正をする者 事件との関係  特許出願人 関東電化工業株式会社 4代理人 昭和58年3月29日(発送日) 6 補正の対象 明細書の発明の詳細な説明及び図面の簡単な説明の欄並
びに図面 7 補正の内容  1− (1)  明細書9頁末行〜10頁1行「第7′・・・
・・・・・・12′図」を「第15.16及び17図」
と訂正 (1)同11頁下から4行「第7′図」を「第15図」
と訂正 (1)同12頁2行「第10′図は第7′図」を「第1
6図は第15図」と訂正 (1)同12頁4行「第12′図」を「第17図」と訂
正 (1)第7′図、第10′図及び第12′図を別紙複写
図面に赤字で示す如くそれぞれ第15図、第16図及び
第17図と訂正

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 単極式隔膜電解槽の陽極構造体に対応して陰極構造
    体、イオン交換膜及び陽極室を順次組み込んだ一体構造
    を該陽極構造体と組み合せ電解槽としたことを特徴とす
    る改造イオン交換脱法電解槽。 2 陽極構造体カー鉄板、銅板、またはこれらをクラッ
    ドした基板上が耐食性シートで覆われ、金属陽極が基板
    に対して垂直に複数個、基板と電気的に接続され組み立
    てられている特許請求の範囲第1項記載の改造イオン交
    換脱法電解槽。 3 陰極室枠により支持された有孔性陰極に接してイオ
    ン交換膜を取シ付ける特許請求の範囲第1項記載の改造
    イオン交換脱法電解槽04 陰極室枠がコの字状であシ
    、陰極がその開放部において曲面を形成し、断面図がU
    字状となっている陰極が支持され、単位陰極構造体を形
    成している特許請求の範囲第1項記載の改造イオン交換
    脱法電解槽。 5 陰極室枠の両面に陰極が支持され単位陰極構造体を
    形成している特許請求の範囲第1項記載の改造イオン交
    換脱法電解槽。 6 各陰極室が苛性ソーダ液ヘツダー及び水素ガスセパ
    レーターと配管的に連結している特許請求の範囲第1項
    記載の改造イオン交換脱法電解槽。 7 陽極室枠、イオン交換膜、基板上の耐食性シート及
    び陰極室枠の一部によシ囲まれ、単位電解槽ab−の陽
    極室が形成されている特許請求の範囲第1項記載の改造
    イオン交換脱法電解槽。
JP57221370A 1982-12-17 1982-12-17 改造イオン交換膜法電解槽 Pending JPS59113193A (ja)

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