JPS591030Y2 - スライド式可動甲板を有する自動車兼コンテナ運搬船 - Google Patents
スライド式可動甲板を有する自動車兼コンテナ運搬船Info
- Publication number
- JPS591030Y2 JPS591030Y2 JP10722678U JP10722678U JPS591030Y2 JP S591030 Y2 JPS591030 Y2 JP S591030Y2 JP 10722678 U JP10722678 U JP 10722678U JP 10722678 U JP10722678 U JP 10722678U JP S591030 Y2 JPS591030 Y2 JP S591030Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- deck
- movable deck
- fixed
- movable
- car
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車またはコンテナなどの貨物の専用運搬船
として、あるいは自動車及び貨物の混載運搬船として使
用できるスライド式可動甲板を有する自動車兼コンテナ
運搬船に関するものである。
として、あるいは自動車及び貨物の混載運搬船として使
用できるスライド式可動甲板を有する自動車兼コンテナ
運搬船に関するものである。
船体の積荷方式において、自動車専用運搬船におけるロ
ールオン・ロールオフ(自走乗降)方式はリフI・オン
・リフトオフ方式の積荷効率の向上を図り、またコンテ
ナ専用運搬船におけるセルガイド方式はラッシング方式
の積荷効率の向上を図る目的で採用されている。
ールオン・ロールオフ(自走乗降)方式はリフI・オン
・リフトオフ方式の積荷効率の向上を図り、またコンテ
ナ専用運搬船におけるセルガイド方式はラッシング方式
の積荷効率の向上を図る目的で採用されている。
このように自動車専用運搬船及びコンテナ専用運搬船が
それぞれに独自の積荷方式を採っていることから船体自
体もそれらに応じたように設計、建造されている。
それぞれに独自の積荷方式を採っていることから船体自
体もそれらに応じたように設計、建造されている。
このため従来は自動車専用運搬船にコンテナなどの貨物
を搭載したり、逆にコンテナ専用運搬船に自動車を搭載
することは不可能であった。
を搭載したり、逆にコンテナ専用運搬船に自動車を搭載
することは不可能であった。
こうした事情から前記いずれの専用運搬船にあっても片
道荷による輸送効率の低下が余儀なくされていた。
道荷による輸送効率の低下が余儀なくされていた。
本考案は、このような問題を解決することを目的とし、
複数段の甲板を有する運搬船において、前記甲板を舷側
部分とハツチ開口下方の中央部分とに分割し、中央部甲
板を舷側の固定甲板上と前記中央部分との間でスライド
可能な可動甲板とし、前記可動甲板が固定甲板上にある
ときハツチ開口下方に形成されるホールド内にコンテナ
多層積用の複数のセルガイドを設け、これらのセルガイ
ドのうち一部を固定式とし、残りを前記可動甲板に連動
連設し、該可動甲板が、前記中央部分にあるとき水平な
格納姿勢となり、前記固定甲板上にあるとき起立姿勢と
なるように構成したスライド式可動甲板を有する自動車
兼コンテナ運搬船を提供することによって、その目的を
達成するものであり、これにより、自動車または貨物あ
るいはその両方を積荷することができるのである。
複数段の甲板を有する運搬船において、前記甲板を舷側
部分とハツチ開口下方の中央部分とに分割し、中央部甲
板を舷側の固定甲板上と前記中央部分との間でスライド
可能な可動甲板とし、前記可動甲板が固定甲板上にある
ときハツチ開口下方に形成されるホールド内にコンテナ
多層積用の複数のセルガイドを設け、これらのセルガイ
ドのうち一部を固定式とし、残りを前記可動甲板に連動
連設し、該可動甲板が、前記中央部分にあるとき水平な
格納姿勢となり、前記固定甲板上にあるとき起立姿勢と
なるように構成したスライド式可動甲板を有する自動車
兼コンテナ運搬船を提供することによって、その目的を
達成するものであり、これにより、自動車または貨物あ
るいはその両方を積荷することができるのである。
以下本考案の構成をその一実施例を示す図面に基づいて
詳細に説明する。
詳細に説明する。
なおこの実施例は自動車を搭載する場合にその積荷方式
としてロールオン・ロールオフ方式を採用する意図のも
とに、そのためのランプウェイなどが既設されている自
動車専用運搬船を貨物を混載可能及び自動車のみまたは
貨物のみを搭載可能なものに改造したものとする。
としてロールオン・ロールオフ方式を採用する意図のも
とに、そのためのランプウェイなどが既設されている自
動車専用運搬船を貨物を混載可能及び自動車のみまたは
貨物のみを搭載可能なものに改造したものとする。
第1図〜第4図において、本考案に係る運搬船1はその
内部を隔壁2により船首尾方向に区画され、各区画に複
数段の甲板3を格子状のビーム枠4により構成されてい
る。
内部を隔壁2により船首尾方向に区画され、各区画に複
数段の甲板3を格子状のビーム枠4により構成されてい
る。
5はバッチ開口、11は上甲板で、上甲板11にはラン
プウェイ12が形成され、また隔壁2には通路13が形
成されて、自動車Xを任意段の甲板3上へロールオン・
ロールオフし得るよう構成されている。
プウェイ12が形成され、また隔壁2には通路13が形
成されて、自動車Xを任意段の甲板3上へロールオン・
ロールオフし得るよう構成されている。
なお、Yはコンテナである。
第5図〜第7図に前記運搬船1の拡大横断面および左舷
部の拡大平面図を示す。
部の拡大平面図を示す。
図からも明らかなように甲板3は舷側部分とバッチ開口
5の下方の中央部分とに分割され、中央部甲板は船体中
心線上でさらに二分割され、それぞれを最寄りの舷側甲
板(固定甲板)6上へ左右水平方向にスライド可能な可
動甲板7としている。
5の下方の中央部分とに分割され、中央部甲板は船体中
心線上でさらに二分割され、それぞれを最寄りの舷側甲
板(固定甲板)6上へ左右水平方向にスライド可能な可
動甲板7としている。
なお、第5図は船体中央部に可動甲板7を寄せたところ
、第6図は舷側に可動甲板7を寄せたところを示す。
、第6図は舷側に可動甲板7を寄せたところを示す。
このスライド機構については後述する。
ビーム枠4におけるバッチ開口5の下方部分は船体中心
線上と該中心線の左右に二条づつ等間隔に配置された縦
ビーム4Aを有し、これらのうち船体中心線上のもの及
び最外側のものと横ビーム4Bとの交差部にそれぞれ固
定支柱8を設け、これらの固定支柱8により隣接段のビ
ーム枠4及至固定甲板6を連結補強している。
線上と該中心線の左右に二条づつ等間隔に配置された縦
ビーム4Aを有し、これらのうち船体中心線上のもの及
び最外側のものと横ビーム4Bとの交差部にそれぞれ固
定支柱8を設け、これらの固定支柱8により隣接段のビ
ーム枠4及至固定甲板6を連結補強している。
そして前記各固定支柱8にはコンテナ用セルガイド(固
定セルガイド)9を固定している。
定セルガイド)9を固定している。
これら固定セルガイド9は可動甲板7のスライドを許容
すべくその下端が切除され、また上段側固定セルガイド
9の切除部9Aを通過してくるコンテナ(図示せず)を
円滑に当該固定セルガイド9に受は入れるべくその上端
を上拡がり状に構成している。
すべくその下端が切除され、また上段側固定セルガイド
9の切除部9Aを通過してくるコンテナ(図示せず)を
円滑に当該固定セルガイド9に受は入れるべくその上端
を上拡がり状に構成している。
14は可動甲板7と固定甲板6との間に設けられた跳ね
上げ式の傾斜板で、ロールオン・ロールオフをスムーズ
に行わしめる働きをなすものである。
上げ式の傾斜板で、ロールオン・ロールオフをスムーズ
に行わしめる働きをなすものである。
なお、第6図中、17は索体、18はシーブ、19は上
甲板11上に設置されたウィンチで、これらは後述する
ように可動甲板7をスライドさせるためのものである。
甲板11上に設置されたウィンチで、これらは後述する
ように可動甲板7をスライドさせるためのものである。
第8図〜第10図に第5図のイ部を拡大して示す。
図において、10は揺動式のセルガイド(揺動セルガイ
ド)であり、該セルガイド10は前記可動甲板7に連動
連設されている。
ド)であり、該セルガイド10は前記可動甲板7に連動
連設されている。
すなわち可動甲板1がバッチ開口5下方の中央部分にあ
るとき揺動セルガイド10は横ビーム4Bに沿って格納
された状態(第10図参照)となり、また可動甲板7が
固定甲板B上へ完全にスライドしたとき揺動セルガイド
10は船幅方向で隣接する固定セルガイド9間の中央部
で起立状態(第8図参照)となる。
るとき揺動セルガイド10は横ビーム4Bに沿って格納
された状態(第10図参照)となり、また可動甲板7が
固定甲板B上へ完全にスライドしたとき揺動セルガイド
10は船幅方向で隣接する固定セルガイド9間の中央部
で起立状態(第8図参照)となる。
第9図はその中間状態を示す。
第11図〜第13図に揺動セルガイド10が格納状態お
よび起立状態にあるときの平面と起立状態にあるときの
側面を示す。
よび起立状態にあるときの平面と起立状態にあるときの
側面を示す。
図からも明らかなように、揺動セルガイド10は単一の
可動甲板7の前後端部に対応して一対づつ2組設けられ
、各組の一方のもの及び他方のものがそれぞれ前記固定
セルガイド9との間で四本−組となってコンテナ(図示
せず)をガイドする。
可動甲板7の前後端部に対応して一対づつ2組設けられ
、各組の一方のもの及び他方のものがそれぞれ前記固定
セルガイド9との間で四本−組となってコンテナ(図示
せず)をガイドする。
揺動セルガイド10と可動甲板7との連動機構について
は後述する。
は後述する。
第14図(第13図の口部拡大)および前記第6図に基
づいて、次に可動甲板7のスライド機構につき説明する
。
づいて、次に可動甲板7のスライド機構につき説明する
。
可動甲板7はその前後端部に複数個のローラ16を有し
、第14図のようにこれらのローラ16を横ビーム4B
上で走行可能としている。
、第14図のようにこれらのローラ16を横ビーム4B
上で走行可能としている。
可動甲板7の左右端部には第6図に示したように索体(
チェーン、ワイヤロープなと)17が連結されていて、
この索体17を横ビーム4Bに沿って船舷まで導設し、
さらにシーブ18を介してこれを上甲板11上に設置し
たウィンチ19に連結している。
チェーン、ワイヤロープなと)17が連結されていて、
この索体17を横ビーム4Bに沿って船舷まで導設し、
さらにシーブ18を介してこれを上甲板11上に設置し
たウィンチ19に連結している。
したがってウィンチ19を正逆回転させることによって
可動甲板7をバッチ開口5下方の中央部分と舷側の固定
甲板6上との間でスライドさせることができる。
可動甲板7をバッチ開口5下方の中央部分と舷側の固定
甲板6上との間でスライドさせることができる。
そして可動甲板7上及び前記中央部分での位置決めは横
ビーム4Bに形成した窪み(図示せず)にローラ16を
落し込むことで行なわれるようになっている。
ビーム4Bに形成した窪み(図示せず)にローラ16を
落し込むことで行なわれるようになっている。
次に可動甲板7と揺動セルガイド10との連動機構につ
いて前記第8図〜第10図の動作図と前記第11図〜第
14図に基づいて説明する一対の揺動セルガイド10の
上端部は相隣接位置でピン20を介して横ビーム4Bに
取り付けられており、これによって一対の揺動セルガイ
ド10がピン20の周りで相反方向に揺動自在となって
いる。
いて前記第8図〜第10図の動作図と前記第11図〜第
14図に基づいて説明する一対の揺動セルガイド10の
上端部は相隣接位置でピン20を介して横ビーム4Bに
取り付けられており、これによって一対の揺動セルガイ
ド10がピン20の周りで相反方向に揺動自在となって
いる。
それぞれの揺動セルガイド10の長手方向中央には等長
のリンク21の基端部が軸支されており、該リンク21
の先端部同士をピン22によって連結している。
のリンク21の基端部が軸支されており、該リンク21
の先端部同士をピン22によって連結している。
このピン22にはアーム23の基端部が連結されている
。
。
このアーム23の先端部には水平方向の係合棒24が固
着されている(特に第14図に明らか)。
着されている(特に第14図に明らか)。
一方相隣る可動甲板7の前後端面適所には、前記係合棒
24に係脱可能な金具25が対向して固着されている。
24に係脱可能な金具25が対向して固着されている。
この金具25は、第15図、第16図のように、可動甲
板7のスライド方向に長い切欠穴26を有しており、該
穴26の一側が前記係合棒24の径より稍々大きめの通
孔部26Aとされ、またこの通孔部26Aの後の上部に
膨部26Bを一体的に有している。
板7のスライド方向に長い切欠穴26を有しており、該
穴26の一側が前記係合棒24の径より稍々大きめの通
孔部26Aとされ、またこの通孔部26Aの後の上部に
膨部26Bを一体的に有している。
そして第8図〜第10図に示す順に可動甲板7が固定甲
板6上からバッチ開口5下方の中央部分へ向ってスライ
ドしてきたとき、そのスライド経路途中において前記係
合棒24が通孔部24から切欠穴26の内部へ受は入れ
られるようになっている。
板6上からバッチ開口5下方の中央部分へ向ってスライ
ドしてきたとき、そのスライド経路途中において前記係
合棒24が通孔部24から切欠穴26の内部へ受は入れ
られるようになっている。
したがって係合棒24が切欠穴26に受は入れられた後
さらに可動甲板7をスライドさせると係合棒24が切欠
穴26の奥壁26 aで押されることにより可動甲板7
のスライドと共に前記アーム23が引っ張られる。
さらに可動甲板7をスライドさせると係合棒24が切欠
穴26の奥壁26 aで押されることにより可動甲板7
のスライドと共に前記アーム23が引っ張られる。
このためピン22は、一対の揺動セルガイド10がピン
20によって横ビーム4Bに取り付けられている関係か
ら垂直方向に上昇する。
20によって横ビーム4Bに取り付けられている関係か
ら垂直方向に上昇する。
ピン22の上昇に追従して揺動セルガイド10は等長リ
ンク21で相反する方向に押し上げられて上向きに揺動
しく第9図参照)、可動甲板7が所定の位置までスライ
ドされたとき同時に水平姿勢となって横ビーム4Bの側
方に格納される(第10図参照)。
ンク21で相反する方向に押し上げられて上向きに揺動
しく第9図参照)、可動甲板7が所定の位置までスライ
ドされたとき同時に水平姿勢となって横ビーム4Bの側
方に格納される(第10図参照)。
また逆に可動甲板7を前記中央部分から固定甲板8上へ
向ってスライドさせるとき、すなわち第10図〜第8図
の順に可動甲板7をスライドさせるとき、揺動セルガイ
ド10の自重によってピン22は下方へ押し下げられる
。
向ってスライドさせるとき、すなわち第10図〜第8図
の順に可動甲板7をスライドさせるとき、揺動セルガイ
ド10の自重によってピン22は下方へ押し下げられる
。
このためアーム23を介して係合棒24が上方へ押し上
げられるから該係合棒24は切欠穴26の膨部上壁26
b乃至膨部26Bと通孔26Aとの間の段部壁26
Cに係合する(第16図参照)。
げられるから該係合棒24は切欠穴26の膨部上壁26
b乃至膨部26Bと通孔26Aとの間の段部壁26
Cに係合する(第16図参照)。
したがって可動甲板7のスライドに追後して揺動セルガ
イド10はゆっくりと下向きに揺動する。
イド10はゆっくりと下向きに揺動する。
そして揺動セルガイド10が起立姿勢となったときアー
ム23も起立姿勢となり、このときはもはやアーム23
に揺動セルガイド10の自重が作用しなくなるので係合
棒24は通孔26Aに対向する。
ム23も起立姿勢となり、このときはもはやアーム23
に揺動セルガイド10の自重が作用しなくなるので係合
棒24は通孔26Aに対向する。
したがってその後さらに可動甲板7をスライドさせると
、係合棒24は通孔26Aを通って切欠穴26から相対
的に抜は出し、金具25とは縁切りされる。
、係合棒24は通孔26Aを通って切欠穴26から相対
的に抜は出し、金具25とは縁切りされる。
その後可動甲板7は固定甲板8上へスライドしてゆき、
位置決めされる。
位置決めされる。
以上の作動を円滑に行なわせるために、第17図および
゛第9図に示すように横ビーム4Bにはストッパ金具2
7を設けて、アーム23の起立姿勢を確実に保持できる
ようにしている。
゛第9図に示すように横ビーム4Bにはストッパ金具2
7を設けて、アーム23の起立姿勢を確実に保持できる
ようにしている。
係る構成で、次に全体的動作を説明する。
先ず、自動車Xのみを積荷する場合は、可動甲板7をバ
ッチ開口5下方の中央部分に位置させ、傾斜板14をセ
ツトシて自動車Xを順次任意段の甲板3上ヘロールオン
する。
ッチ開口5下方の中央部分に位置させ、傾斜板14をセ
ツトシて自動車Xを順次任意段の甲板3上ヘロールオン
する。
またコンテナYのみを積荷する場合は、自動車Xのロー
ルオン時と同様の状態から、まず最上段の可動甲板7上
へコンテナYを積荷し、これを固定甲板8側へスライド
させてから次段の可動甲板7上へコンテナYを積荷する
。
ルオン時と同様の状態から、まず最上段の可動甲板7上
へコンテナYを積荷し、これを固定甲板8側へスライド
させてから次段の可動甲板7上へコンテナYを積荷する
。
以下順次この作業を繰り返し、すべての可動甲板7を固
定甲板6上へスライドさせてから、バッチ開口5の下方
に形成されるホールド内へ固定セルガイド9及び揺動セ
ルガイド10を利用してコンテナYを第3図のように多
層積みする。
定甲板6上へスライドさせてから、バッチ開口5の下方
に形成されるホールド内へ固定セルガイド9及び揺動セ
ルガイド10を利用してコンテナYを第3図のように多
層積みする。
この場合バッチカバー15及び上甲板11上には従来と
同様にコンテナYを積付けることが可能である。
同様にコンテナYを積付けることが可能である。
次に自動車XとコンテナYとを混載する場合は、まず自
動車Xのみをロールオンするときと同様の状態で、可動
甲板7上に自動車Xをロールオンし、この後可動甲板7
を固定甲板6上へスライドさせてからバッチ開口5の下
方に形成されるホールド内へ前記と同様にしてコンテナ
Yを第4図のように多層積みする。
動車Xのみをロールオンするときと同様の状態で、可動
甲板7上に自動車Xをロールオンし、この後可動甲板7
を固定甲板6上へスライドさせてからバッチ開口5の下
方に形成されるホールド内へ前記と同様にしてコンテナ
Yを第4図のように多層積みする。
このようにすると、片道荷による問題は解消し、輸送効
率を向上させることができる。
率を向上させることができる。
以上本考案によれば、自動車のみあるいは貨物のみ、さ
らに自動車と貨物とを同時に積荷することが可能である
ので、従来輸送効率の面で問題となっていた片道荷の問
題を解消し得る。
らに自動車と貨物とを同時に積荷することが可能である
ので、従来輸送効率の面で問題となっていた片道荷の問
題を解消し得る。
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は本考案に係る
スライド式可動甲板を有する自動車兼コンテナ運搬船の
要部平面図、第2図〜第4図はそれぞれ異なる積付例を
示す同横断面図、第5図および第6図は同拡大横断面図
、第7図は同拡大平面図、第8図〜第10図は可動甲板
7および揺動セルガイド10の動作順を示す第5図のイ
部拡大図、第11図は第10図の平面図、第12図は第
8図の平面図、第13図は第8図の側面図、第14図は
第13図の口部拡大図、第15図は金具25の斜視図、
第16図は上記連動機構説明図、第17図はストッパ金
具27の平面図である。 1・・・・・・運搬船、3・・・・・・甲板、5・・・
・・・バッチ開口、6・・・・・・固定甲板、7・・・
・・・可動甲板、8・・・・・・固定支柱、9・・・・
・・固定セルガイド、10・・・・・・揺動セルガイド
、16・・・・・・ローラ、19・・・・・・ウィンチ
、24・・曲係合棒、25・・・・・・金具、26・・
・・・・切欠穴、X・・曲目動車、Y・・・・・・コン
テナ。
スライド式可動甲板を有する自動車兼コンテナ運搬船の
要部平面図、第2図〜第4図はそれぞれ異なる積付例を
示す同横断面図、第5図および第6図は同拡大横断面図
、第7図は同拡大平面図、第8図〜第10図は可動甲板
7および揺動セルガイド10の動作順を示す第5図のイ
部拡大図、第11図は第10図の平面図、第12図は第
8図の平面図、第13図は第8図の側面図、第14図は
第13図の口部拡大図、第15図は金具25の斜視図、
第16図は上記連動機構説明図、第17図はストッパ金
具27の平面図である。 1・・・・・・運搬船、3・・・・・・甲板、5・・・
・・・バッチ開口、6・・・・・・固定甲板、7・・・
・・・可動甲板、8・・・・・・固定支柱、9・・・・
・・固定セルガイド、10・・・・・・揺動セルガイド
、16・・・・・・ローラ、19・・・・・・ウィンチ
、24・・曲係合棒、25・・・・・・金具、26・・
・・・・切欠穴、X・・曲目動車、Y・・・・・・コン
テナ。
Claims (1)
- 複数段の甲板を有する運搬船において、前記甲板を舷側
部分とハツチ開口下方の中央部分とに分割し、中央部甲
板を舷側の固定甲板上と前記中央部分との間でスライド
可能な可動甲板とし、前記可動甲板が固定甲板上にある
ときハツチ開口下方に形成されるホールド内にコンテナ
多層積用の複数のセルガイドを設け、これらのセルガイ
ドのうち一部を固定式とし、残りを前記可動甲板に連動
連設し、該可動甲板が前記中央部分にあるとき水平な格
納姿勢となり前記固定甲板上にあるとき起立姿勢となる
ように構成したことを特徴とするスライド式可動甲板を
有する自動車兼コンテナ運搬船。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10722678U JPS591030Y2 (ja) | 1978-08-03 | 1978-08-03 | スライド式可動甲板を有する自動車兼コンテナ運搬船 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10722678U JPS591030Y2 (ja) | 1978-08-03 | 1978-08-03 | スライド式可動甲板を有する自動車兼コンテナ運搬船 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5523943U JPS5523943U (ja) | 1980-02-15 |
JPS591030Y2 true JPS591030Y2 (ja) | 1984-01-12 |
Family
ID=29051138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10722678U Expired JPS591030Y2 (ja) | 1978-08-03 | 1978-08-03 | スライド式可動甲板を有する自動車兼コンテナ運搬船 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS591030Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-08-03 JP JP10722678U patent/JPS591030Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5523943U (ja) | 1980-02-15 |
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