JPS59102355A - 酸性ひまわり乳飲食品およびその製法 - Google Patents

酸性ひまわり乳飲食品およびその製法

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JPS59102355A
JPS59102355A JP57213779A JP21377982A JPS59102355A JP S59102355 A JPS59102355 A JP S59102355A JP 57213779 A JP57213779 A JP 57213779A JP 21377982 A JP21377982 A JP 21377982A JP S59102355 A JPS59102355 A JP S59102355A
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JP
Japan
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milk
acidic
drink
sunflower
food
Prior art date
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Pending
Application number
JP57213779A
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English (en)
Inventor
Koichi Fujisawa
幸一 藤沢
Akiko Kitajima
章子 北島
Takeo Suzukamo
鈴鴨 剛夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Priority to ES527794A priority patent/ES527794A0/es
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Priority to AR295018A priority patent/AR231374A1/es
Priority to KR1019830005752A priority patent/KR840006755A/ko
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、嗜好性・安定性に優れた新規な酸性種子乳飲
食品およびその製法に関する。
さらに詳しくは乳酸発酵させたひまわり種子乳と酸性飲
料および/または有機酸とからなる新規な嗜好性・安定
性に優れた酸性ひまわり乳飲食品に関する。
ここで、ひまわり種子乳とはひまわり種子またはひまわ
り種子とひまわり以外の油糧種子とから得られる種子乳
である。
ひまわり種子は、世界第2位の油槽種子であり、197
8/79農業年度における世界での生産量は、約1.8
00万トン(油脂、第88巻54頁)と言われている。
しかし、現状ではひ料としてしか利用されていない。一
方では、世界的に蛋白質の不足が言われていて、未利用
蛋白質資源や利用度の低い蛋白質の有効利用が必要とさ
第1ている。
また近年、植物性蛋白及び植物性脂肪摂取の重量性が指
摘され、成人病予防等の健康上の理由からそれらを摂取
することの重要性が消費者に認識されつつある。その結
果、大豆を原料とする乳化飲料が近年開発され飲用に供
されてはいるものの嗜好性の点で、また健康上の効果の
点で必ずしも満足すべきものではない。
そこで、本発明者らは、上記の現状に鑑み、鋭意研究の
結果、ひまわり種子を加工して種子乳とした場合豆乳の
様な青ぐささがないこと、リノール酸含量が多くしかも
生理活性の高いα−トコフェロール含量モ多く、さらに
リノール酸含量に対するα−トコフェロール含蓋の比が
高く過酸化脂質の防止にも効果があり乳飲料として優れ
ていることを見い出し、特願昭57−66490号に記
載の発明に到達した。
本発明の目的は、上記した様な特徴を有するひまわり種
子乳を乳酸発酵させ軟らかいカードを形成させた後に、
酸性飲料および/または有機酸を加えることにより独得
のに味を有するとともに健康面においても優れた性質を
有する新規な飲料またはヨーグルト状の食品およびその
製法を提供することにある。
一般にひまわり種子乳に酸性飲料や有機酸を添加してゆ
くと種子乳のpHは低下してゆき、それとともに種子乳
に含有されているタンパク質の凝集が生じ、蛋白質の等
電点附近では蛋白質の沈澱は著しいものとなり飲食品と
しての価値は無くなってしまう。
そこで本発明者らは酸性飲料と混合しても沈澱の生じな
い方法を検討したところ、ひまわり種子乳を乳酸菌発酵
させたのち酸性飲料および/または有機酸と混合するこ
とにまり風味のすぐれた酸性ひ才わり乳飲食品が製造で
きることを見い出し、さらにこのものにペクチン、寒天
、カラギーナンもしくはゼラチンのうち1種または2種
以上を添加することにより一層安定した酸性ひまオ〕り
乳飲食品となることを見い出した。
すなわら本発明は、ひまわり種子乳を原料とした嗜好性
および安定性にすぐれた新規な飲料またはヨーグルト状
の食品およびその製法に係オ) ろ 。
ひまわり種子を原料として、それに磨砕等の微粒化処理
を行なって得られる種子乳の製法は、たとえば本発明者
らになる特願昭57−66490号に開示されている方
法が使用できるが、たとえばひまわり種子を水の存在下
で微粒化したのち得られたスラリー〇pHを6.5以上
7.5以下に調整するとともに65℃以上沸点以下の温
度で攪拌上加熱処理したのち、再度微粒化処理してひま
オ〕り種子乳を得る方法は一層好ましい。
ひまわり種子乳として、ひまわり種子とひまわり以外の
油糧種子の一種または二種以上とより得られる種子乳を
用いる場合には、ひまわり以外の油糧種子としては、た
とえば大豆、落花生、松の実、胡麻、カカオ豆など特に
限定することなく好みに応じて用いることが出来る。
この場合ひまオ)り種子がすくなくとも重量比で209
6以上用いるのが、ひまt)り種子の風味を生かすため
にも好ましい。
また本発明においては、ひまわり種子乳またはひまわり
種子とひまわり以外の油糧種子とから得られる種子乳に
適当量の乳汁タンパク質を添加したものを原料として用
いることも出来ろ。
乳汁タンパク質の添加は、種子乳のゲル化を防止するの
で発酵後に得られるカードは均一なきめの細かいものと
なるだけでなく、生成物のタンパク質含量を増大させる
ことにもなる。
本発明で用いる乳汁タンパク質とは、乳汁を構成するタ
ンパク質を含有する物質であり、乳汁、乳汁製品および
それから抽出されたタンパク質を含有する物質ないしは
組成物である。乳汁としては、牛乳・山羊孔等好みに応
じて用いることが出来るが、牛乳を用いるのが多量にか
つ安定に入手できるという点で好ましい。また乳汁製品
として脱脂乳、濃縮乳1.全粉乳、脱脂粉乳、ホヘーな
どを用いることが出来る。また乳汁や乳汁製品より、抽
出されたタンパク質を含有する物質ないしは組成物とし
ては、カセイノ、カセインのカリウム、ナトリウムもし
くはカルシウム塩、カセインとそのカリウム、ナトリウ
ムもしくはカルシウム塩との組成物、ラフ定するもので
はなく通常用いられる乳酸菌であればいかなるものでも
用いることが出来ろ。
その様な例としては、ラクトバチルス・アシドフィラス
、ラクトバチルス・ブルガリクス、ストレプトコッカス
・サモフィラス、ストレプトコッカス・ラクチスなどが
ある。
乳酸発酵の方法自体は周知であり、通常の方法で実施で
きるが、好ましい発酵条件は、35〜50℃にて3〜2
0時間、さらに好ましくは4〜16時間であり85〜5
0℃にて発酵したるのち、10℃以下にて熟成を行なっ
てもよいっまた発酵に際して種々の糖やハチミツ、脱脂
粉乳等を加えて発酵を促進してもよいが、必須ではない
次にこの様にして得られた発酵カードに酸性飲料および
/または有機酸を加え、さらに必要酸性飲料としては種
々の果汁やコーヒーなど好みに応じて用いることが出来
ろ、果汁としては、オレンジ、レモン、クレープフルー
ツ、ノテインア・ノプル、ストロベリー等の1種または
2種以上の混合物が例として示されろうまた果汁やコー
ヒーの形態も特に限定されるものではなく新鮮果汁や粉
末果汁等を任意に用いることが出来る。
添加量も特に限定されるものではなく、乳酸発酵ひまわ
り乳の風味を強調したい場合には、果汁添加量をたとえ
ば5〜20%程度にすることが出来る。また果汁の風味
を強調したいときには、たとえば60〜80%の果汁を
添加してもなんらさしつかえない。
また有機酸を加える場合においてもその種類や量も特に
限定するものではなく、たとえばクエン酸、リンゴ酸、
乳酸などを好みに応じて添加すればよい。
ゲル化剤または安定剤としては、ペクチン、2里天、カ
ラキーチンもしくはセラチンのうち1種または2種以上
を用いることが出来る。添加量は、飲料とする。嚇合と
ヨーグルト状食品とする場合でことなるが、たとえばペ
クチンの場合、飲料用としての添加用は、0.1〜1%
であり1%を越えるとヨーグルト状となる。
以上でひまわり種子乳を原料、とした独特の風味を有す
る嗜好性および安定性にすぐれた新規な酸性の飲料また
はヨーグルト状の食品が製造できるが、これらを加熱処
理すれば乳酸菌の殺菌されたタイプまた加熱処理を行な
わない場合には生菌タイjの飲食品が出来る。
また好みに応じて、通常この種食品に用いられる着香料
、着色剤、目−味剤その他の添加物を加え−Cもなんら
さしつかえない。
まt二乳酸光酵後のカードと酸性飲料および/または有
機酸を加え、さらに必要によりゲル他剤マたは安定剤を
添加したる後に、高圧ホモジナイザー等で均質化処理を
行なうと一層口あたりのなめらかな飲料が得られる。
以F実施例にもとづき本発明をさらに詳細に説明する。
参考例 脱ハルしたひまわり種子60f/を5ooyの沸騰水に
て5分間浸漬吸水した後水切りしたつ該吸水ひまオ〕り
種子を0.2%のアスコルビン酸ナトリウム及び0.4
%のヌードロースを含有する54(M’の水を添加しな
がら湿式微粒化機にて2回処理した後、得られたスラリ
ーをI N−N a t(COflにてpHを7,0に
調整するとともに80℃にて攪拌下10分間保持した。
その後さらに湿式微粒化機および高圧ホモジナイザーに
て微粒化処理を行ない遠心分離機にて不溶性固型分を除
去し、加熱殺菌後均質化処理してひまわり種子乳を得た
実施例1 ひまわり種子乳500fにハチミツ5fおよび脱脂粉乳
1fを添加しラクトバチルス・プルカリカスおよびスト
レプトコッカス・サーモフィラスの混合物を用いて45
℃にて6時間発酵を行ない乳酸発酵カードを得た。
該カードを5℃の冷蔵庫にて15時間保存した。一方、
ペクチンlog、グラニユー糖100f、ハチミツ25
Nクエン酸5gを570gの蒸留水に分散し、80℃ま
で加熱しこれらを充分に溶解したるのち10℃までぺ 冷却しtコ。該冷却−クチン含有溶液に攪拌下850Q
のひまわり種子乳発酵カードを添加後、さらに500f
のオレンジ果汁を添加し朶 充分に攪拌した。肴に該酸性飲料を殺菌後高圧ホモジナ
イザーにて均質化処理を行ない目的とする製品を得た。
得られた製品は独得の風味を有する嗜好性にすぐれた安
定性のあるものであった。
実施例2 ひまわり種子乳に換えて、ひまわり種子と大豆との1対
1(重量比)混合物より得られた種子乳を用いる以外実
施例1と同様にして実験したつ 得られた製品は独得の風味を有する嗜好性にすぐれた安
定性のあるものであった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)  乳酸発酵させたひまわり種子乳と酸性飲料お
    よび/または有機酸を成分とし、必要により更にゲル化
    剤または安定剤を添加した酸性ひまわり乳飲食品。 (3)  ひまオ)す種子乳を乳酸菌により発酵させた
    後、酸性飲料および/または有機酸を加え、さらに必要
    によりゲル化剤または安定化剤を添加することを特徴と
    する酸性ひまわり乳飲食品の製法つ (4)  ゲル化剤または安定剤がペクチン、寒天、カ
    ラギーナンおよびゼラチンのうち一種または二種以上で
    ある特許請求の範囲第3項記載の製法。
JP57213779A 1982-12-06 1982-12-06 酸性ひまわり乳飲食品およびその製法 Pending JPS59102355A (ja)

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RO83112749A RO88482A (ro) 1982-12-06 1983-12-05 Procedeu de obtinere a unor bauturi acide din lapte de seminte de floarea soarelui
HU834163A HUT34327A (en) 1982-12-06 1983-12-05 Lactous fermantation products of sunflower-seed milk
AU21993/83A AU557264B2 (en) 1982-12-06 1983-12-05 Lactic acid fermentation of sunflower seed milk
ES527794A ES527794A0 (es) 1982-12-06 1983-12-05 Un metodo para preparar un producto fermentado que contiene acido lactico a partir de leche de semilla de girasol.
CA000442540A CA1204324A (en) 1982-12-06 1983-12-05 Lactic acid fermentation products of sunflower seed milk
AR295018A AR231374A1 (es) 1982-12-06 1983-12-05 Leche de semillas de girasol y metodo para obtenerla
KR1019830005752A KR840006755A (ko) 1982-12-06 1983-12-05 유산발효된 해바라기유 및 그 제조방법
DE8383307420T DE3366642D1 (en) 1982-12-06 1983-12-06 Sunflower seed milk product and its preparation
US06/558,664 US4563356A (en) 1982-12-06 1983-12-06 Lactic acid fermentation products of sunflower seed milk
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62501019A (ja) * 1984-12-11 1987-04-23 サンドストランド・コ−ポレ−ション 斜板軸受用単一軸受保持器
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JP2009195907A (ja) * 2009-04-23 2009-09-03 Dainippon Printing Co Ltd 塗布装置
JP2021521853A (ja) * 2018-04-24 2021-08-30 スペロ・フーズ・インコーポレイテッド 油糧種子材料用の方法および組成物

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