JPS5869574A - 薬液分注器の複合円錐台形ピストン - Google Patents
薬液分注器の複合円錐台形ピストンInfo
- Publication number
- JPS5869574A JPS5869574A JP56167261A JP16726181A JPS5869574A JP S5869574 A JPS5869574 A JP S5869574A JP 56167261 A JP56167261 A JP 56167261A JP 16726181 A JP16726181 A JP 16726181A JP S5869574 A JPS5869574 A JP S5869574A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- truncated cone
- piston
- liquid distributor
- cone shaped
- shaped piston
- Prior art date
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- Pending
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- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、化学分析に用いる液体の接触角が大で、か
つ化学的に安定な物質１例えばフッ素樹脂等、熱膨張率
の大きい高分子物質を、熱膨張率の小さい硬質硝子等の
シリンダと組み合わせて構成するための複合円錐台形ピ
ストンである。
つ化学的に安定な物質１例えばフッ素樹脂等、熱膨張率
の大きい高分子物質を、熱膨張率の小さい硬質硝子等の
シリンダと組み合わせて構成するための複合円錐台形ピ
ストンである。
化学分析などに使用される分注器としてのポンプには、
耐薬品性の必要から、従来、硝子製注射筒様のシリンジ
が用いられているが、アルカリ溶液などに使用して放置
したような場合に析出した塩類結晶などで固着してしま
い、使用不可能になることが多い。この原因は主に硝子
対水などの液体の接触角が小さいために起るもので、外
筒（シリンダ）と内筒（プランジャまたはピストン）と
もに硝子を用いているので。
耐薬品性の必要から、従来、硝子製注射筒様のシリンジ
が用いられているが、アルカリ溶液などに使用して放置
したような場合に析出した塩類結晶などで固着してしま
い、使用不可能になることが多い。この原因は主に硝子
対水などの液体の接触角が小さいために起るもので、外
筒（シリンダ）と内筒（プランジャまたはピストン）と
もに硝子を用いているので。
この両筒間隙を毛管現象によって一１１昇した液体が上
端に達し、外気にさらされた分から蒸散するが１例えば
この液体がアルカリ塩等の溶液の場合には、１−昇した
溶液の溶媒のみが蒸散して溶質は残り、順次に濃縮され
て過飽和−析出−乾固の過程をたどることになる。この
ためＣトシリンジ間隙の−１一部に至るほど溶液は濃縮
されて。
端に達し、外気にさらされた分から蒸散するが１例えば
この液体がアルカリ塩等の溶液の場合には、１−昇した
溶液の溶媒のみが蒸散して溶質は残り、順次に濃縮され
て過飽和−析出−乾固の過程をたどることになる。この
ためＣトシリンジ間隙の−１一部に至るほど溶液は濃縮
されて。
内・外筒間隙に析出した結晶は、あたかも多数の小さな
くさびが形成されたようになり、スライド不能となるも
のである。
くさびが形成されたようになり、スライド不能となるも
のである。
従ってこのシリンジ用材としては、対液体の接触角が大
キく、耐薬品性に優れ、摩擦係数の小さいフッ素樹脂等
の高分子物質が適しているのであるが、これら高分子材
料は一般Ｇこ硝子や金属等に比べ軟質であり、熱膨張率
が非常に大きく、また湾曲環、経時変形し易く、精度の
高いシリンダ寺の１ｌＩ４’４としては朋イ：ｊ−でへ
ない一曲もある。
キく、耐薬品性に優れ、摩擦係数の小さいフッ素樹脂等
の高分子物質が適しているのであるが、これら高分子材
料は一般Ｇこ硝子や金属等に比べ軟質であり、熱膨張率
が非常に大きく、また湾曲環、経時変形し易く、精度の
高いシリンダ寺の１ｌＩ４’４としては朋イ：ｊ−でへ
ない一曲もある。
本発明は、外筒（シリンダ）（こは（＋’ｌ？ 東のθ
１１＜硝子を用い、内筒（ピストン）にはポリ４７ノ化
エチレン等の高分子）」料を月１いるのであるが。
１１＜硝子を用い、内筒（ピストン）にはポリ４７ノ化
エチレン等の高分子）」料を月１いるのであるが。
熱膨張率が大きいために、従来のような１１ｉなる円筒
形ビスＩ・ンにしたのでは高温のときに外径が彰大して
、スライド不能となり、＋、た低温のときには収縮のだ
）７）に小径となって、シリンダ壁との間隙が人となり
液もれを生じ、ピストンとしての役に７１だなくなる１
、従って第１図３４に示すように、適当な角度（本試作
品では。
形ビスＩ・ンにしたのでは高温のときに外径が彰大して
、スライド不能となり、＋、た低温のときには収縮のだ
）７）に小径となって、シリンダ壁との間隙が人となり
液もれを生じ、ピストンとしての役に７１だなくなる１
、従って第１図３４に示すように、適当な角度（本試作
品では。
１００°（らいにしたが）の傾斜をつけた円錐台形とし
て、同じもの２個の１−４底面をそねぞれ対向させてピ
ストンを形成したのである、第１図。
て、同じもの２個の１−４底面をそねぞれ対向させてピ
ストンを形成したのである、第１図。
第２図ともに３は吸入用１に、また４及び５は吐；１冒
すに、それぞれ作用し、′！１．た高温時に膨張した分
は、外周が硝子外筒（シリンダ）２の内壁に拘束されて
いるので、高分子−索＋１の弾性たわみが作用して軸方
向に伸長し、低温時にはこの逆方向Ｇこ戻る結果、温度
によるピストン外径の変化は抑制されて、その分は軸方
向のしさの変化として現われること０こなる。が、ビス
Ｉ・ン昇降（−行程）の短時間内にお・ける温度変化は
。
すに、それぞれ作用し、′！１．た高温時に膨張した分
は、外周が硝子外筒（シリンダ）２の内壁に拘束されて
いるので、高分子−索＋１の弾性たわみが作用して軸方
向に伸長し、低温時にはこの逆方向Ｇこ戻る結果、温度
によるピストン外径の変化は抑制されて、その分は軸方
向のしさの変化として現われること０こなる。が、ビス
Ｉ・ン昇降（−行程）の短時間内にお・ける温度変化は
。
その使用１ヨ１的が影響を受ける程度には至らないり、
ｔたストロークの抵抗（シリンダ壁とピストン外周の摩
擦）変化も実用ト、の支障となる程度には至らないもの
である。
ｔたストロークの抵抗（シリンダ壁とピストン外周の摩
擦）変化も実用ト、の支障となる程度には至らないもの
である。
尚、使用最低温度を５°Ｃ程度として、４°Ｃにも・い
て外筒（シリンダ）の内径以下にならないように、ピス
トンの外径を決定することが必要である。
て外筒（シリンダ）の内径以下にならないように、ピス
トンの外径を決定することが必要である。
１７・本発明を内径１５’の硝子シリンダに実１而して
。
。
熱水（１００’Ｃ）で数分間試１１１ Ｌ 、直ちに冷
水（ヤＣ）を入れ替えて数分間の試用を操り返した結果
は円滑に作動し、液もれを認めなかった。また。
水（ヤＣ）を入れ替えて数分間の試用を操り返した結果
は円滑に作動し、液もれを認めなかった。また。
ＮａＯ■■水溶液（約１０口及び１１イ。濃度）をそれ
ぞれ試用して、外気が比較的乾燥ＩＬＩＩの室内に約１
ケ月間放置した後も、全くそのままで滑らかに作動して
、注出量もＩＦ確であって、支障を認め３− なかった。
ぞれ試用して、外気が比較的乾燥ＩＬＩＩの室内に約１
ケ月間放置した後も、全くそのままで滑らかに作動して
、注出量もＩＦ確であって、支障を認め３− なかった。
化学分析等のために試薬をｔＩｊ染することなく。
純粋にしかも市確に繰り返して注加することが要求され
る場において、フッ素樹脂等の高分子物、質の優れた緒
特性は高く評価されておりなから、熱膨張率が大きいた
めに７寸法精度が要求されるシリンダ対ビスＩ・ンへの
活用は困’／ｉｌｌとされ、一般にはコーティングやラ
イニング法などの被膜加工によって対応されている。し
かし高価となり、擦過や剥離などの支障を来し易い欠点
がある。
る場において、フッ素樹脂等の高分子物、質の優れた緒
特性は高く評価されておりなから、熱膨張率が大きいた
めに７寸法精度が要求されるシリンダ対ビスＩ・ンへの
活用は困’／ｉｌｌとされ、一般にはコーティングやラ
イニング法などの被膜加工によって対応されている。し
かし高価となり、擦過や剥離などの支障を来し易い欠点
がある。
本発明は切削加工によって、精度の高い９機械的にも安
定なものが、比較的安価に供給できるなどの利点がある
。
定なものが、比較的安価に供給できるなどの利点がある
。
第１図は本発明の断面図
第２図は本発明の実施態様の断面図
■はピストン外
径
３は本発明の吸入用部
４−
４・５は本発明の吐出用部
６はシリンダの蓋
７はシリンタ゛」一部空間と外気圧平衡用細孔特許出願
人 山川芳雄
人 山川芳雄
Claims (1)
- 化学的に安定なフッ素樹脂環、高分子物質を材料として
、その体膨張による外径の変化を抑制するために２図示
したような構造によって目的を達する薬液分注器の複合
円錐台形ピストン
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56167261A JPS5869574A (ja) | 1981-10-21 | 1981-10-21 | 薬液分注器の複合円錐台形ピストン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56167261A JPS5869574A (ja) | 1981-10-21 | 1981-10-21 | 薬液分注器の複合円錐台形ピストン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5869574A true JPS5869574A (ja) | 1983-04-25 |
Family
ID=15846451
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56167261A Pending JPS5869574A (ja) | 1981-10-21 | 1981-10-21 | 薬液分注器の複合円錐台形ピストン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5869574A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001070310A1 (fr) * | 2000-03-17 | 2001-09-27 | Kabushiki Kaisha Top | Seringue |
| WO2009022426A1 (ja) * | 2007-08-16 | 2009-02-19 | Kabushiki Kaisha Shofu | 弾性隔壁を備える薬剤混合容器 |
-
1981
- 1981-10-21 JP JP56167261A patent/JPS5869574A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001070310A1 (fr) * | 2000-03-17 | 2001-09-27 | Kabushiki Kaisha Top | Seringue |
| US7087037B2 (en) | 2000-03-17 | 2006-08-08 | Kabushiki Kaisha Top | Syringe |
| WO2009022426A1 (ja) * | 2007-08-16 | 2009-02-19 | Kabushiki Kaisha Shofu | 弾性隔壁を備える薬剤混合容器 |
| US8403180B2 (en) | 2007-08-16 | 2013-03-26 | Kabushiki Kaisha Shofu | Chemicals mixing container with elastic partition wall |
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