JPS5856242Y2 - ベランダ - Google Patents

ベランダ

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Publication number
JPS5856242Y2
JPS5856242Y2 JP15801179U JP15801179U JPS5856242Y2 JP S5856242 Y2 JPS5856242 Y2 JP S5856242Y2 JP 15801179 U JP15801179 U JP 15801179U JP 15801179 U JP15801179 U JP 15801179U JP S5856242 Y2 JPS5856242 Y2 JP S5856242Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cantilever
balcony
wall
cantilever beam
floor panel
Prior art date
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Expired
Application number
JP15801179U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5675201U (ja
Inventor
治衛 川越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP15801179U priority Critical patent/JPS5856242Y2/ja
Publication of JPS5675201U publication Critical patent/JPS5675201U/ja
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Publication of JPS5856242Y2 publication Critical patent/JPS5856242Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Floor Finish (AREA)
  • Steps, Ramps, And Handrails (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は支柱を用いないベランダに関するものである。
従来のベランダは第1図に示すように支柱20を用いて
いるものが多く、支柱20が邪魔になるという欠点をも
っており、また端部を外壁の構造材に接合した片持梁を
用いている場合においてもベランダの重量による大きな
回転モーメン1〜が片持梁端部の接合部に加わるので、
この接合部に大きな強度をもたせる必要があり構造が複
雑になるという問題があった。
本考案は上記の欠点および問題点を解決することを目的
とするものである。
以下実施例について図を用いて説明する。
第2図〜第4図は本考案の一実施例を示すもので、ベラ
ンダ1を支持する片持梁2の長さをベランダ1の突出量
Aの略2倍とし、この片持梁の後半部2aを外壁3と直
角な間仕切壁4の上枠5に載置し、片持梁の後端部を間
仕切壁4の上枠5にボルトにて接合した固定金物6にボ
ルト固定するとともに中央を外壁3の上枠7のジヨイン
ト金物13にボルト固定することにより片持梁2の前半
部2bを外壁3から突出させ、片持梁2の前半部2bの
端部側面にベランダ床パネル8の前端部側面をボルト固
定し、後端部側面が固定金物6にボルト固定された屋内
床パネル9の前端面とベランダ床パネル8の後端面とを
屋内床パネル9同士の接合と同様に接合したものである
図中10はボルト挿通孔、11は固定ボルト、12はね
し孔、14は床パネル8,9の載置用り形金具である。
なお床パネル8゜9の上面と片持梁2の上面とが同一面
となるように床パネル8,9を取着すれば床面の納まり
が良くなることはいうまでもない。
第4図は片持梁2の斜視図であり、同図aはベランダ1
の中央部を支持する片持梁2で、前後半部2a、2bが
断面H字状となっており、同図す。
Cはそれぞれベランダ1の左右端部を支持する前後半部
2a、2bを断面コ字状とした片持梁2を示すものであ
り、前後半部2a、2bはジヨイント金具13に固定す
るボルトの挿通孔10を有する中央部15に溶接固定さ
れている。
同図dは固定金物6の拡大斜視図である。
いまこのような構成のベランダ1において、ベランダ床
パネル8の重量は片持梁2の前半部2bで支持され、片
持梁2の後半部2aは固定金物6を介して間仕切壁4の
上梓に固定されており、片持梁は外壁3の上枠7を支点
とするてことして作用することになるので、片持梁2の
中央を外壁3の上枠7に固定した場合、第5図に示すよ
うに固定金物6と間仕切壁4の上梓との接合部に加わる
上向きの力F1はベランダ床パネル8の重量により片持
梁2の前半部2bに加わる下向きの力F。
の÷となり、接合部の固定強度を低減できることになる
しかも、この固定金物6にベランダ床パネル8と略等し
い重量をもつ屋内床パネル9が支持されるようになって
おり、片持梁2の後半部2aに屋内床パネル9による下
向きの力F2が加わることになるので、両下向きの力F
、F2による片持梁2の回転モーメントが相殺されるこ
とになり、固定金物6と間仕切壁4の上枠5との接合部
にはベランダ1の自重が殆んどかからないことになる。
したがってこの接合部の強度はベランダ1上に載置され
る備品や人などの重量のみを支持でき得る強度であれば
良いことになる。
本考案は上述のようにベランダを支持する片持梁の長さ
をベランダの突出長の略2倍とし、上記片持梁の後半部
を外壁と直角な屋内の間仕切壁の上梓に載置し、片持梁
の後端部を間仕切壁の上梓に固定するとともに中央を外
壁の上梓に固定して片持梁の前半部を外壁から突出せし
め、片持梁の前半部にてベランダ床パネルを支持し、後
半部にてベランダ床パネルと等しい重量をもつ屋内床パ
ネルを支持させるようになっており、片持梁の前半部に
てベランダ床パネルを支持し、後半部にてベランダ床パ
ネルと等しい重量をもつ屋内床パネルを支持させており
、片持梁の前半部および後半部に作用する回転モーメン
トを丁度等しくすることによってベランダの自重による
回転モーメントを相殺し、片持梁の間仕切壁の上梓への
固定部に加わる回転モーメントを軽減するようにしてい
るので、接合部の構成を簡略化することができるという
効果がある。
つまり、片持梁の後半部にてベランダ床パネルと等しい
重量をもつ床パネルを支持させることによってベランダ
床パネルの自重による回転モーメントが片持梁の固定部
に作用するのを防止しているので、片持梁の固定部はベ
ランダ上に載置される備品や人などの重量を支持できる
程度のもので良く、機械的強度の小さい簡単な構成のも
ので良いという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の斜視図、第2図は本考案−実施例の斜
視図、第3図aは同上の要部斜視図、同図すは同上の分
解斜視図、第4図a−dはそれぞれ同上の要部斜視図、
第5図は同上の動作説明図である。 1はベランダ、2は片持梁、3は外壁、4は間仕切壁、
5,7は上枠、8,9は床パネルである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベランダを支持する片持梁の長さをベランダの突出長の
    略2倍とし、上記片持梁の後半部を外壁と直角な屋内の
    間仕切壁の上梓に載置し、片持梁の後端部を間仕切壁の
    上梓に固定するとともに中央を外壁の上梓に固定して片
    持梁の前半部を外壁から突出せしめ、片持梁の前半部に
    てベランダ床パネルを支持し、後半部にてベランダ床パ
    ネルと等しい重量をもつ屋内床パネルを支持せしめて成
    るベランダ。
JP15801179U 1979-11-14 1979-11-14 ベランダ Expired JPS5856242Y2 (ja)

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JP15801179U JPS5856242Y2 (ja) 1979-11-14 1979-11-14 ベランダ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15801179U JPS5856242Y2 (ja) 1979-11-14 1979-11-14 ベランダ

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Publication Number Publication Date
JPS5675201U JPS5675201U (ja) 1981-06-19
JPS5856242Y2 true JPS5856242Y2 (ja) 1983-12-24

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ID=29669263

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JP15801179U Expired JPS5856242Y2 (ja) 1979-11-14 1979-11-14 ベランダ

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JP6128095B2 (ja) * 2014-10-24 2017-05-17 積水ハウス株式会社 持ち出し梁支持構造

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JPS5675201U (ja) 1981-06-19

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