JPS5853998Y2 - 生果表面処理機 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は野菜や果実などの各種生果の汚れを自動的に落
すようなさしめると共に、磨きなかげてその処理な行わ
しめる生果の表面処理機に係る。

現在何種類かの生果表面処理機が提供されているが、こ
れらの機械は個々の生果の大きさに極端な差がない場合
にはあまり問題ないが、生果の個々の大きさの差が非常
に大きい場合や、大きさの極端に差のある異品種の生果
を処理する場合は。

大きい生果を十分磨くようにすれば小さい生果の磨きが
悪くなり、小さい生果の魔きな十分にすれば大きい生果
は磨きすぎになり生果の肌を傷め。

仲々うまく処理することは困難で実用には今−歩の段階
である。

本考案はかかる欠点な除去することな目的としてなされ
たもので、以下その一実施例を図面により説明する。

第１図は平面図、第２図は右側面図、第３図は要部の斜
視図、第４図はレバ一手段の断面図開園、第５図は作用
説明図である。

各図面に於いて１．２．３はブラシロールであって夫々
中心に回転軸な有する円筒状芯材４，５゜６の全長にわ
たって植毛が施されてなり、ブラシロール１の斜め上方
にはブラシロール２を近接且つ平行に位置せしめ、ブラ
シロール１．２０両端部は軸受７ａ、７ｂ及び７ｃ、７
ｄを用いて、前者は水平フレーム８ａ上に、後者は垂直
フレーム８ｂ上に夫々れ回転自在に軸支させてなる。

このさいブラシロール１の軸端部は両剛に於いて軸受７
ａ、７ｂの外側に突出し、更に今１つの軸受９ａ、９ｂ
に軸支されるようなされると共に１つの軸端（軸受９ａ
側）にはＶプーリー１０及びスプロケット１１が一体を
なして取付けである。

（第１図及び第３図参照） １２は前記軸受９ａ、９ｂが取付げられてなるコ字状な
なす揺動桿であって、該桿の一定距離上方には軸受１３
ａ、１３ｂが取付けられ、前記ブラシロール１，２．３
中で毛長な最も長くしたブランロール３が内じく近接且
つ平行位置で回動自在に支持されてなる。

しかしてブラシロール３の片側軸端部（軸受１３ａ測）
は突出させてＶプーリー１４及び１５を一体に取付けせ
しめ、Ｖプーリー１４は前記ブラフ０−ル１のＶプーリ
ー１０と対応してＶベルト１６が張架されるようなさし
めると共にＶプ−リー１５は揺動枠１２の上端裏面側に
一体をなして取付けてなるモーター１７の■プーリー１
８と対応してＶベルト１９が張架されてなる。

なお、揺動枠１２のモーター１７が取付げられた反対上
面倶０には、該揺動枠１２をブラシロール１の軸を支点
として一定角度範囲に揺動させ、且つその任意位置に固
定させるようなすためのレバ一手段２０が設けである。

ここにレバ一手段２０は第４図に示す如く揺動枠１２に
固定された匣体２１内にピン２２な支軸としてレバー２
３な左右動可能なるよう取付けせしめると共にレバー２
３先端は錐状に形成して錐状先端部Ｐが匣体外に突出さ
れるようなさしめ二通常は匣体側壁に設けたバネ２４で
外方に向けて押圧されているようになされる。

２５は装置の垂直フレーム８ｂと対応する今１つの垂直
フレーム８ｃの上端部に設けた弧状の止め金であって、
前記ブラシロール１の軸心４半径とする円弧ｍに形成さ
れると共に、該表面上には前記レバー２３の錐状突出部
Ｐが嵌入し′Ｃ係止するようになされるための孔２６が
設けられてなり、レバー２３はバネ２４に押圧されて錐
状突出部Ｐが孔２６の１つに嵌入されることによって固
定される。

しかして該揺動枠位置を移動させるためにはレバー２３
な図示例では矢印に１方向に押圧することにより、錐状
突出部Ｐをバネ２４に抗して引込ませ、孔２６から外す
と共にレバー２３な手で支えて上下方向に移動せしめ、
その任意位置にレバー２３を矢印に２方向に移動させる
ようになすことにより突出部Ｐ’＆孔２６０１つに嵌入
させて固定が行われろようになす。

なお、揺動枠１２の下端にはスプリング２７が取付けら
れ、垂直フレーム８ｃの下隅との間に張架させてなる。

該スプリング２７はレバー２３を持って揺動枠１２全体
を上方に引起すようになすさい、その操作が容易に行わ
れ、且つまた元の位置に復させるさいスプリング２７に
抗して徐々に行われるようになつ′Ｃいる。

また２８は垂直フレーム８ｂの下隅に取付けられてなる
スプロケットであって、大小２つのスプロケツ）２８ａ
、２８ｂからなり、前者はブラシロール１のスプロケッ
ト１１との間にチェノ２９が取付けられ、また後者はブ
ラシロール２の軸端に取付けられたスプロケット３０と
対応し且つその間にチェノ３１が張架されてなる。

運転にさいしてはモーター１７のスイッチな入れ該モー
ターを駆動せしめるとＶベルト１９を介してＶプーリー
１５が回動し、ブラシロール３が回動せしめられると同
時ＫＶブーＩＪ−１４．Ｖベルト１６及び■プーリー１
０を介してブラシロール１を回動するようになさしめる
。

一方、該回動はスプロケット１１．チェ７之９會介して
スプロケツ） ２８ ａ＆回動させ、続いて同軸上に固
定されたスプロケツ）２８ｂからチェノ３１を介してス
プロケット３０を回動させ、ブラシロール２が同時に回
動するようなさしめられる。

ここにブラシロール１．２及び３の回動は共に矢印４１
口、ハ方向の回動である。

なお、ブラシロール２には生来の移送を効果的に行うた
めの螺旋状の溝Ｓが設けてあり、また各ロールの回転速
度はブラシロール３が最も速く、ブラシロール２が最も
遅く回転されろようになっている。

本考案に於いては前記運転操作中第５図に見られる通り
、生来の大小に応じて適宜レバー２３な操作して揺動枠
１２を止め金２５上の任意位置に止着させることにより
、ブラシロール２とブラシロール３との対向間距離ｌが
随時変えられるようになす。

しかして長い毛な有するブラシロール３を生来表面に押
付けるようにして１例えばかぼちやなど表面の凹凸の多
い生来に対しても効果的な汚れ落しと磨き７５切口えら
れるようになすのである。

即ち、大きい生来３２の場合はフラジロール２とブラシ
ロール３との間隔を拡＜シ、また小さい生来３２の場合
はブラシロール２とブラシロール３との間隔な狭くして
、長い毛による摺擦が生来に効果的に附与されるように
なすのであり、更に本考案に於ては生来がロール間から
落下したり、跳ね上るなどのトラブルを生じせしめない
ものである。

上記実施例ではブラシロール２ｖｃは生来會順序良く移
送せしめるべく一端から他端にかけて螺旋溝Ｓを設けた
ものについて説明したが、これはブラシロール１に設げ
るようになしても良い。

【図面の簡単な説明】

第１図は平面図、第２図は右側面図、第３図は要部の斜
視図、第４図はレバ一手段の断面説明図。 第５図は作用説明図である。 １・・・・・・ブラシロール、２・・・・・・フラジロ
ール、３・・・・・・フラジロール、１２・・・・・・
揺動ｔＬ １７・・・・・・モーター ２０・・・・・
・レバ一手段、２５・・・・・・止め金。 ２７・・・・・・スプリング。 ３２・・・・・・生来。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. ブラシロール１．２．３からなり、ブランロール１の斜
   め上方にブラシロール２な近接且つ平行に位置せしめ１
   両ブラシロール１．２は装置本体に回転自在に軸支せし
   めると共にブラフ０一ル１０回転軸を中心に回動自在に
   装着させた揺動捏上に前記ロール中で毛長な最も長くし
   たブラシロール３を同じく近接且つ平行位置で回転自在
   に軸支させ、ブラシロール１．２．３な共に同方向に回
   動するようなさしめるのほか、前記揺動桿を装置の任意
   角度位置に固定可能に構威し、生果の大小に応じ゛Ｃブ
   ラシロール２とブラシロール３の間隔を適宜調整可能な
   らしめたことを特徴とする生果表面処理機。