JPS584548A - 歯科金属鋳造機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 従来歯科関係の金属を大気中において高熱で鋳造する場
合、熔解用ヒーターの高１１１ｃ耐え得るものがなく、
従ってアーク熔解或は高周波熔解が行なわれており、ま
た最近抵抗熔解という方法が採用されている。

しかしながらこれ等は何れも大型横波であり、操作上熟
練を要すると共に費用のかかるものである。

本発明は上記欠点に鐙み、歯科関係の金属の高熱熔解の
場合鋳造作業の最初から真空中で操作してヒーターの酸
化を防止する。と共に熔解金属の酸化を防止して度復使
用を可能とし、また鋳造終了と同時にアルゴンガヌを噴
射してるつぼを冷却すると共に熔解金属の酸化を防止し
てズ復使眉を可能とし、機種装置を小型にして熟練を要
せず操作で蒙ると共に費用を節約したものである。

本発明の実施例を図面について説明する。

１は円筒容器、２はモリブデン等の仕切盤８の中央部ｌ
ｃ固定したるつぼ、４．４はるつぼに貫挿したモリブデ
ン等の一対の熔解検知電極、６は熔解検知電極への通電
用の電極、６は熔解検知電極の上に載せた被熔解金属、
７はタングステン等の金属熔解用ヒーター、８はヒータ
ー７の肩側に適当の空隙を保有して設けたヒーター７の
放射熱遮断壁、９は放射熱遮断壁と円筒容器１０間に設
けた耐火内壁である。

１０は真空ポンプ管、１１はアルゴンガス噴射管で、そ
の先端部はるっぽ２の下部に開口する。

１２．１Ｂ、１４は仕切盤８に設けた通気孔、１５は円
筒容器１の側壁に設けた反転用ハンドルである。１６は
仕切盤８の上に載せた鋳込用の空ＦＪ１７を有する＃型
である。

１８は耐熱板、１９は鋳型保温用のヒーター、２０は鋳
型保温用の内蓋、２１は上蓋でその下端部を仕切盤８の
環状凹溝に嵌合したゴムリング２で気密を保持する。

また上蓋２１の下端部外周＠ｔｃ数個の掛止金具２４を
附設し、その下部に設けた掛合爪２６を仕切盤８に設け
た切欠部２６１Ｃ掛合固定し、アルゴンガス充填の圧力
により上蓋２１の離脱を防止する。２７は内！２０に螺
合すると共に耐熱板１８上に固定した鋳型固定用のハン
ドルである。

本発明鋳造機は上・記のように成るものであるが、次に
その鋳造工程について説明する。

高熱で熔解しようとする金属６をるつぼ！１Ｃ貫挿した
耐高熱性のタングステン等の熔解検知電極４．４の上に
載せると共に鋳込用の空隙１７を有する鋳型１６を仕切
盤８の上に載せ、内蓋２１を被せた後、鋳型固定用のハ
ンドル２６で鋳型１６をｌ！ｌ＊する。

鋳型保温用ヒーター１９で７００℃〜８００℃に加熱し
た後、真空ポンプ管ｌＯを介して上蓋２１および円筒！
１１器ｌ内の空気を排出して、真空度を１０−’　Ｔｏ
ｒｒ以下に調整する。

タングステン等の耐高熱性の金属熔解ヒーター７く通電
し、金属６が熔解するとるつぼ２内に藩下し、また熔解
が完了すれば金属６と熔解検知電極４．４との連絡は無
くなって通電が停止され、熔解金属の熔解完了が外部か
ら検知することがで會るので、直ちに反転用ハンドル１
６で鋳造機をに＠させれば、熔解金属は鋳型１６の空［
１７内に充填される。

熔解金属が凝固しない前に真空ポンプ管１０を閉鎖し、
同時にアルゴンガス噴射管１１からアルゴンガスを噴射
して、鋳造を終了する。

本発明は上記のように成るもので、歯科関係の金属を高
熱で熔解して鋳造する場合、従来と異なり鋳造の開始当
時から真空中で操作し且つ鋳造終了と同時にアルゴンガ
スを噴射すること、並に大気中で不可能であったヒータ
ーによる歯科関係の高熱金属熔解を可能とし、また熔解
検知電極を設けて熔解完了を検知できるようにしたもの
で、次記のような優れた効果を有するものである。

従来至難とされた歯科関係金属のヒーターによる高熱熔
解が可能となり、またオーバーと−Ｆなしで高熔、低溶
の金属鋳造が可能となった。

機械装置が小型且つ構造簡単で費用も節約で館また熟練
を要せず容易に操作できる。

真空熔解であるからヒーターの酸化を防止して耐用命数
を延長できると共に熔解金属の酸化を防止し夏復使用す
ることができる。

大気中では熔解金属中にガスが発生し易く鋳造上支障が
あるが、真空操作でこのガスも除去してしまうので鋳造
が完全に行なわれる。

アルゴンガスはるつぼを冷やし酸化を防止して耐用命数
を延長し、且つ鋳型に鋳込まれた熔解金属を圧迫して酸
化を防止するので、熔解金属の筐復使用ができる。

熔解検知電極の通電停止により金属熔解完了を検知で１
６ので、従来眼で見たものと比較し便利且つ正確となっ
た。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の縦断正面図、第２図は掛止金具の側面
図、第８図は仕切！ｌに設けた切欠部の側面図である。 １・・・・・・円筒容器、２・・・・・・るつぼ、８・
・・・・・仕切盤、４．４・・・・・・熔解検知電極、
７・・・・・・・金属熔解上−ター、８・・・・・・放
射熱遮断壁、９・・・・・・耐火内壁、１０・・・・・
・真空ポンプ管、１１・・間アルゴンガス噴射管、１６
・・・・・・鋳型、１８・・・・・・耐熱板、１９・・
・・・・時酒保温用ヒーター、２０・・・・・・内管、
２１・・・・・・上蓋、２８・・・・・・ゴムリング、
２５・・・・・・掛合爪、２６・・・・・・切欠部、２
７・・・・・・鋳型固定用ハンドル。 特許出願人　　石　原　享　−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 円筒容器上面のモリブデン等の仕切値の中央部に固定し
   たるつぼの外周側にタングステン等の金属熔解用のヒー
   ターを設けると共にヒーターの外周側に適当の空隙を保
   有してヒーターの放射熱速断壁を設け、この放射熱速断
   壁と円筒容器との間に耐火内壁を設け、るつぼに貫挿し
   たタングステン等の一対の金属熔解検知電極の上に被熔
   解金属を載せ、円筒容器の側壁に真空ポンプ管、アルゴ
   ンガス管および反転用ハンドルを設けると共に仕切盤１
   ｃ８備の通気孔を設け、仕切盤の上面に載せた鋳型の外
   周側に鋳型保温用と一ターおよび保温用内蓋を被覆し、
   鋳型を保温用内蓋に螺合した鋳型面走用ハンド〃の下端
   に固着した耐熱板で仕切盤上に圧着した後上菅を被覆し
   、この上蓋の下端部を仕切値の環状凹溝に嵌合してゴム
   リングで気書を保持すると共に上蓋の下端部外周側に附
   設した掛合金具の掛合爪を仕切盤の切欠部に嵌合して上
   蓋を固定した、歯科金属時造機。