JPS5845480Y2 - 絶縁物 - Google Patents

絶縁物

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Publication number
JPS5845480Y2
JPS5845480Y2 JP6276878U JP6276878U JPS5845480Y2 JP S5845480 Y2 JPS5845480 Y2 JP S5845480Y2 JP 6276878 U JP6276878 U JP 6276878U JP 6276878 U JP6276878 U JP 6276878U JP S5845480 Y2 JPS5845480 Y2 JP S5845480Y2
Authority
JP
Japan
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slot
insulator
piece
protruding piece
insulating
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Expired
Application number
JP6276878U
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English (en)
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JPS54164802U (ja
Inventor
幸郎 遠藤
幸記 種田
保宏 藤田
Original Assignee
株式会社日立製作所
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Publication date
Application filed by 株式会社日立製作所 filed Critical 株式会社日立製作所
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  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は回転電気機械の巻線を相互に絶縁するためのプ
ラスチック製絶縁物に関するものである。
第1図に従来形の絶縁物の形状を示す。
絶縁片1と絶縁片1′は接続片2の溶接部3で固定され
ている。
これを第2図に示すように、回転電気機械のステータ4
のスロット5内へ接続片2を挿入して、絶縁片1及び絶
縁片1′部で一相目のコイル6と二相目のコイル(図示
してない)の間を絶縁する。
しかし、このような絶縁物ではスロット5の開口部の幅
より接続片2の径が小さいため(大きいと挿入不可能)
挿入後スロット5より接続片2が抜は出る問題が生じる
このため二相目のコイル挿入ができず、手直しに多大の
工数を要していた。
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、ス
テータのスロット内へ挿入した後は接続片がスロットの
開口部から飛び出さないようにした絶縁物を提供するに
ある。
上記目的を遠戚するため、本考案においては、絶縁片に
接続片に沿って巻線を挿入するスロットの開口部より巾
が大きく、かつ根本部を前記スロットの開口部より巾が
小さくなるように切欠いた突出片を形成し、絶縁物をス
テータに挿入したとき、前記突出片がスロット内部に引
掛り、スロットからの抜けを防止するようにしたことを
特徴とする。
以下本考案の一実施例について第3図から第5図に従っ
て説明する。
同図にむいて、絶縁物は絶縁片11と絶縁片11′には
ステーク4のスロット5の開口部より巾が大きく、かつ
根本部を前記スロット5の開口部より巾を小さくするた
めに切欠いた突出片14が形成されている。
絶縁片11゜11′は一対の接続片12で連結されてい
る。
連結部分は溶接部13及び溶接部13′である。
ステータ4のスロット5には、カラスγが挿入され、か
つカラスγ内に位置するように巻線(図示せず)が挿入
されている。
9は絶縁物を挿入するためのブツシャである。
上記構成にむいて、絶縁片IL11’と接続片12の連
結部分に抜は止め用の突出片14を形成し、この突出片
140幅bx(第5図参照)はスロットの入口幅b2よ
りわずかに大きくしである。
またスロット5の形状は開口部が狭く奥はコイルが入る
ため広くなっている。
従って絶縁片11゜11′の柔軟性を利用し抜は止め用
の突出片14を一時的に変形させてスロット5の開口部
を通過させると、スロット5の奥で突出片14が広がり
、通常の状態(挿入時と同程度以上の力を加えない限り
)では、スロット5より突出片14が抜出すことはなく
、したがって接続片12も抜は出る事はない。
また絶縁物をスロット5に挿入時突出片14を変形させ
るため、プッシャー9は第4図に示すような形状として
いる。
すなわち、プッシャ−9は突出片14の切欠き部に嵌合
して突出片14の根本部をその両側からガイドするよう
にして、この状態で突出片14をスロット5の内へ挿入
する。
従って挿入時の突出片14の変形による抵抗で絶縁物が
横ずれを起す等の挿入ミスを確実に防止することができ
る。
また突出片14の根本部に切欠きを設けた事による突出
片14の剛性の低下は、接続片12に突出片14を溶接
することによって十分補足することができろ。
以上述べた如く、本考案によれば、絶縁物にむいて絶縁
片に、接続片に沿って突出し、回転電気機械の巻線を挿
入するスロットの開口部より巾が大きく、かつ根本部を
前記スロットの開口部より巾が小さくなるように切欠い
た突出片を形成したので、絶縁物を一度スロットに挿入
すれば、接続片がスロット開口部から飛び出すこと確実
に防止することができる。
また次工程での手直しが不要となり、不良を減し作業性
を大巾に向上させることができる。
また回転電気機械のコイル挿入の自動化を計ることがで
きるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の相間絶縁物のIE断面図第2図は第1図
の相間絶縁物をステータのスロットに挿入した状態の斜
視図、第3図は本考案による絶縁物の爪面図、第4図は
第3図の相間絶縁物の一部と、ステータスロットの一部
拡大図、第5図は第4図のA矢視図である。 11 、11’・・・絶縁片、12・・・接続片、13
゜13′・・・溶接部、14・・・突出片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所定の間隔で配置された一対の絶縁片の間を一対の接続
    片で接続した回転電気機械の巻線を相互に絶縁分離する
    ための絶縁物にトいて、前記絶縁片に前記接続片に沿っ
    て突出し、前記回転電気機械の巻線を挿入するスロット
    の開口部より巾が大きく、かつ根本部を前記スロットの
    開口部より巾が小さくなるように切欠いた突出片を形成
    したことを特徴とする絶縁物。
JP6276878U 1978-05-12 1978-05-12 絶縁物 Expired JPS5845480Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6276878U JPS5845480Y2 (ja) 1978-05-12 1978-05-12 絶縁物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6276878U JPS5845480Y2 (ja) 1978-05-12 1978-05-12 絶縁物

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Publication Number Publication Date
JPS54164802U JPS54164802U (ja) 1979-11-19
JPS5845480Y2 true JPS5845480Y2 (ja) 1983-10-15

Family

ID=28965324

Family Applications (1)

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JP6276878U Expired JPS5845480Y2 (ja) 1978-05-12 1978-05-12 絶縁物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5336528B2 (ja) * 2011-01-18 2013-11-06 三菱電機株式会社 電動機の固定子及び圧縮機及び冷凍サイクル装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54164802U (ja) 1979-11-19

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