JPS5845156Y2 - デフロスタノズル - Google Patents

デフロスタノズル

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Publication number
JPS5845156Y2
JPS5845156Y2 JP1978037264U JP3726478U JPS5845156Y2 JP S5845156 Y2 JPS5845156 Y2 JP S5845156Y2 JP 1978037264 U JP1978037264 U JP 1978037264U JP 3726478 U JP3726478 U JP 3726478U JP S5845156 Y2 JPS5845156 Y2 JP S5845156Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
net
nozzle
flange
nozzle body
opening
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978037264U
Other languages
English (en)
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JPS54140434U (ja
Inventor
広春 宮本
Original Assignee
日本プラスト株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日本プラスト株式会社 filed Critical 日本プラスト株式会社
Priority to JP1978037264U priority Critical patent/JPS5845156Y2/ja
Publication of JPS54140434U publication Critical patent/JPS54140434U/ja
Application granted granted Critical
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、デフロスタノズルに係り、ノズル本体の開口
部のネットの取付構造に関する。
自動車のフロントガラスの曇り止めには、ガラスに空気
を吹き付け、結露を防止するようにしているが、空気吹
き付けのためのノズルは上方に開口しており、この開口
には物の侵入を防ぐためネットが張設される。
そして、第6図に示すようにこのネットAはノズル本体
Bの開口部に設けられたフランジ部CにホッチキスD1
接着剤、あるいは熱融着により取付けられているが、ホ
ッチキスDを打ち付ける工数を必要としたり、オた、接
着剤による接着作業に時間がかかり、かつこの接着作業
が面倒であつたり、またさらに、熱融着による取付けも
機材が高価で、その製品コストが高いものになるなどい
ずれも欠点を有している。
本考案は、このような点に鑑みなされたもので、ノズル
本体の開口部周縁のフランジ部の外周全周または複数個
所に上面側に折返して折曲された保合部を一体に形成し
、一方ネットは弾性を有する合成樹脂にて形成し、しか
も長手方向両側縁を網目を構成する線条に切目のない連
続線条にて形成し、このネットを上記ノズル本体のフラ
ンジ部と係合部間に弾性を利用して係脱自在に係合し、
これによりネットのノズル本体に対する取付けを容易迅
速にするとともに、フランジ部の外方に突出する割合を
少なくして自動車車体への取付けの空間的利用効率を図
り、さらに、係合部はノズル本体と一体に形成して量産
に適するようにしたものである。
次に、本考案の一実施例を図面について説明する。
1はノズル本体で、このノズル本体1は合成樹脂をブロ
ー成形して一体に形成され、上方に漸次拡開する扁平角
筒状に形成され、上端開口部2には周縁に係合部3が一
体に形成されている。
すなわち、この係合部3は、上記ノズル本体1の開口部
2周縁を外方に水平に延出して形成されたフランジ部4
の外周を上面側に折返し折曲して形成され、前記フラン
ジ部4との間に挿入部6が形成されるようになっている
また、7は上記ノズル本体1の係合部3とフランジ部4
間の挿入部6に係合されるネットで、とのネツ)7はポ
リエチレンなどの合成樹脂製シートを引張り、切目が矩
形状になるように熱変形させて形成するか、あるいはポ
リエチレンなどの合成樹脂の線条を網状に融着して矩形
状に形成する。
そして、その長手方向の両側縁8は第1図および第2図
に示すように1本の線条で連続するように形成する。
したがって、例えばV字状の網目の切端などのような自
由端が生じないように形成し、また、ネット7全体は指
にて弾性変形自在に形成する。
そして、第3図に示すようにノズル本体1の開口部2の
周囲の挿入部6にネット7を彎曲変形させて弾力的に係
合し、ネット7をフランジ部4と保合部3間に挿入して
係合させる。
あるいは第4図に示すようにネット7の一側を予め挿入
部6の一側に係合しておき、次に、他側を押し込むよう
にしてもよい。
このようにしてデフロスタノズルは完成され、ネットI
はノズル本体1内部への物の侵入を阻止でき、かつ空気
の流通を妨げることはない。
また、第5図に示すように係合部3の外端縁部は第6図
に示す従来のデフロスタノズルのフランジ部Cより突出
度を小さくすることができ、このようにしてもネット7
が弾力的に係合装着され、強固に固定されるとともに容
易には脱離されない。
次に、本考案の他の実施例を第1図について説明する。
ノズル本体1は、一対のノズル構成部材9,9を組合せ
て形成され、これらのノズル構成部材9゜9は合成樹脂
の射出成形により一体に形成される。
そして、これらのノズル構成部材9,9は、先の実施例
におけるノズル本体1を長さ方向に縦断2分割したよう
に形成され、それぞれのノズル構成部材9,9には上端
縁にフランジ部10が形成され、このフランジ部10の
外周の長さ方向3個所に等間隔で形成された突片が上面
側に折返し折曲されて係合部12が形成され、フランジ
部10と係合部12で挿入部11が形成されている。
また、これらのノズル構成部材9の下方の分割相当面側
縁には接合縁13が相対して外方に突設されている。
そして、これらのノズル構成部材9は、内向きに相対し
、接合縁13を密接して熱溶着、あるいは接着剤により
接合し、上記光の実施例に相当するノズル本体1を形成
する。
なお、これらのノズル構成部材9の接合は、ビス止めや
一対の係合孔と係合片(図示せず)による保合によって
もなされることができる。
そして、先の実施例に示したネット7を彎曲変形させ、
あるいは一端を予めノズル本体1の一側の挿入部11に
係合し、他端を他の挿入部11に押し込むようにしてノ
ズル本体1に係合させる。
このようにしてデフロスタノズルが完成される。
そして、上記2つの実施例によるデフロスタノズルは、
第8図のように自動車車体のフロントガラス14とボン
ネット15の結合部16に配設されるが、その際、デフ
ロスタノズルを取付ける取付部17では係合部3,12
の外端は突出度が小さいので、取付空間が比較的狭い場
合でも取付けが可能である。
本考案によれば、ノズル本体の開口部周縁のフランジ部
の外周に上面側に折返し折曲された係合部が一体に形成
され、この係合部に弾性変形自在の網目状ネットの両側
縁を挿入して係合させるようにしたから、ノズル本体へ
のネットの装着はネットの弾性変形によって容易かつ迅
速にできる。
曾た、係合部に挿入して係合される網目状ネットの両側
縁は網目を構成する線条が切目のない連続線条に形成さ
れているため、係合時の挿入が円滑になされるとともに
切目のない連続線条が保合部とフランジ部間に挿入され
るため係合が確実で脱出し難い。
さらに、保合部はノズル本体の開口部周縁のフランジ部
の外周を上面側に折返し折曲して形成したため、フラン
ジ部の巾は折返した係合部との間にネットの縁を挿入す
るだけの巾さえあれば良いから、従来のようにネットを
フランジ部にホッチキスで止め付けたり、あるいはフラ
ンジ部に孔を穿けてネットの係合片を係合させるような
手段に比べて、フランジ部の巾を可及的に少なくするこ
とができ、ノズル本体の開口部周縁より外方に突出する
部分が少なくなるから、ノズル本体の取付部における空
間配置上の選択範囲を拡大できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のデフロスタノズルの第1の実施例の一
部を示す分解斜視図、第2図は同上ネットの他の実施例
を示す平面図、第3図および第4図はそのネットの取付
方法を示す説明図、第5図は本考案のデフロスタノズル
の第1の実施例(7)一部の係合部の突出度を示す図、
第6図は従来のデフロスタノズルの斜視図、第7図は本
考案のデフロスタノズルの第2の実施例のノズル本体の
分解斜視図、第8図は本考案のデフロスタノズルの第1
および第2の実施例の取付状態を示す縦断面図である。 1・・・・・・ノズル本体、2・・・・・・開口部、3
,12・・・・・・保合部、 4 10・・・・・・フランジ部、 7・・・・・・ネッ ト、 8・・・・・・ネットの側縁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 開口部周縁のフランジ部の外周に上面側に折返し折曲さ
    れた保合部が一体に形成されたノズル本体と、前記フラ
    ンジ部と係合部間に挿入されて係合する両側縁が網目を
    構成する線条に切目のない連続線条により形成された弾
    性変形自在の網目状ネットとを具備し、このネットの周
    縁を上記係合部にこのネットの弾力性により係脱自在に
    係合したことを特徴とするデフロスタノズル。
JP1978037264U 1978-03-23 1978-03-23 デフロスタノズル Expired JPS5845156Y2 (ja)

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JP1978037264U JPS5845156Y2 (ja) 1978-03-23 1978-03-23 デフロスタノズル

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JP1978037264U JPS5845156Y2 (ja) 1978-03-23 1978-03-23 デフロスタノズル

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Publication Number Publication Date
JPS54140434U JPS54140434U (ja) 1979-09-29
JPS5845156Y2 true JPS5845156Y2 (ja) 1983-10-14

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ID=28899989

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5820442Y2 (ja) * 1978-03-30 1983-04-27 トヨタ車体株式会社 自動車用デフロスタノズル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5649790Y2 (ja) * 1977-10-04 1981-11-20

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JPS54140434U (ja) 1979-09-29

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