JPS5844543B2 - ソクメンミツペイキヤツプ オヨビ ミツペイパツケ−ジ - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は密閉パッケージすなわち包装容器に関するもの
であり、特に改良形密閉パッケージを形成するための改
良した測面密閉押しはめキャップち・よびそのキャップ
と共に用いる好ましいガラス仕上面に関する。

特に、本発明は打抜きゴムまたはゴム類似材料よりなる
ガスケットをキャップのすそ部分の内向きのみその中に
取付けてガラス容器のふちよりも下方に隔てられている
密閉表面と共に密閉部を形成する形式の改良形卿１面密
閉キャップを提供する。

この密閉キャップ七・よびそれと係合するガラス仕上面
は本発明の出願人に譲渡された米国特許第１９０９４０
６号わよび第３００５５６３号明細書ｊｃ記載のギャッ
プわよび密閉パッケージに１さる改良点を有している。

上記特許明細書には特に低い密閉速度Ｋｂいて押しはめ
密閉作用により小または中口径の容器を密閉するには満
足すべきものである測面密閉構造が記載されている。

上記特許やその他の設計の従来技術により作られた倶０
面密閉キャップは成る用途には満足できることが分った
けれども、ガスケットリングが密閉工程中に望ましくな
い捲（普く）れ作用を生じるために高い密閉速度で用い
るときや大きな容器に用いるときに問題を生ずる。

これは最近の高性能キャップ給送密閉装置のもっている
所望の高い密閉速度を利用することを妨げ、また大きな
成る容器寸法にあ・いては不完全な密閉を生ずる傾向が
あった。

改良した好ましいガスケットの寸法形状釦よび共同動作
する改良した容器仕上面と共にキャップのすそ部分の下
端にある内方に巻き込１れた玉ぶちあ・よびガスケット
の下方のすそ部分において内方にくぼんだ玉ぶちを有す
る本発明の密閉部分の改良設計は上述した欠点を解決し
、著しく改良した測面密閉キャップおよび密閉パッケー
ジを提供する１、 本発明の改良形キャップおよび容器仕上面はキャップ内
のガスケット受入れみそをキャップのすそ部分の下の方
に設けそれと共同動作する容器の密閉表面を容器のふち
よりも下の方に隔てて設けるという設計を用いている。

この配置は、容器のふちに直接臨接して測面密閉部分を
有するパッケージと異々す、上述した改良点と付加的な
利点とを組合わせている。

たとえば、この設計は成形したガラス容器にち・いて欠
陥を一番多く生ずるせ１いふち領域から離れた成る位置
にガラス密閉表面を配置している。

この配置はまた、キャップのすそ部分の下部が打抜きゴ
ムガスケットと容器の密閉表面の間に気密を保った締付
は作用を生ずるばね領域すなわちたわみ領域として作用
する点において、ガスケットの密閉作用を改良している
。

したがって本発明の一目的は改良形測面密閉キャップを
提供することである。

本発明の他の一目的は改良形測面密閉パック゛−ジを提
供することである。

本発明の他の一目的はキャップの大きさに関係なくキャ
ップをはめる間に生ずることのある打抜きゴムガスケッ
トの捲れ作用を最小にした改良形測面密閉押しはめキャ
ップを提供することである。

本発明のさらに他の一目的は大きな直径を有する容器に
適した改良打抜きリング０１１１面密閉キャップを提供
することである。

本発明のさらに他の一目的は改良Ｉ〜たキャップ着脱特
性を有する改良形四面密閉キャップおよび密閉パッケー
ジを提供することである。

本発明のその他の目的は以下に記述する実施例を理解す
ることによって明らかとなり、またことに述べないいろ
いろな効果は本発明の実施するときにこの分野の技術の
熟達者にとって容易に分るであろう。

本発明の好ましい一実施例を説明のために選び添付の図
面に示しである。

第１図は本発明の好ましい密閉パッケージ１を示してい
る。

密閉キャップ２は容器３にはめられキャップ２内のガス
ケット４と容器３上の密閉表面５との間に気密密閉部分
を形成している。

密閉キャップ２の好ましい実施例はこのようにして容器
３に施され、すなわち容器３の上に押しばめされる。

密閉パッケージ１を作るとき適当な密閉ヘッドにより密
閉キャップ２を直接に下方の容器３上に押しばめする自
動密閉装置を用いてもよい。

その密閉動作は高速度で大きな直径のものを含む異なる
直径の容器についてガスケット４の好１しくない捲れを
生ずることなく行なわれる。

第２，３図は上述のいくつかの効果を生ずるキャップ外
殻、ガスケット、容器仕上面の好ましい相対的寸法を有
する改良形密閉キャンプの設計およびガスケットの形状
を詳細に示している。

改良形密閉キャップ２は金属半加工板から第２，３図に
示す好ましい形状に打抜き、絞り、巻込み加工した金属
外殻を含んでいる。

との好ましい形状はくぼんだ積重ね用パネル７（第１図
）を有するカバー６を含み、また必要に応じてそのカバ
ー６の中央にドーム状真空表示パネル８を有している。

キャップのすそ部分９は内方にくぼんだＵ字形の玉ぶち
１１を介して一般に垂直な上方部分１０と水平な肩部分
１２とを接続する段の形をなしている。

水平な肩部分１２は玉ぶち１１．一般に垂直なすそ下方
部分１３、内方に巻き込んだ玉ぶち１４と共同動作して
改良形ガスケット受入れみぞ１５を形成している。

すそ下方部分１３は改良形ガスケット係合表面を生ずる
よう々図示のように広角のＶ字形断面を有する。

ゴムまたはゴム類似材料の環状ガスケット４はその外測
ガスケット表面１６をすせの下方部分すなわちみぞ１５
の底面１３上に配着しまた下側ガスケット表面１７を玉
ぶち１４０巻込んだ部分の上に配置するように、みぞ１
５の中に配置される。

ガスケット４がキャップ２の中ＩＣ配置されたとき極〈
僅かな圧縮力を受けその結果パッケージ密閉処理前にキ
ャップを運搬し、積重ね、取扱う間にみぞ１５の内部に
保持されるように、ガスケット４の外形寸法を決めるこ
とが好筐しい。

第４〜６図はガスケット受入れみぞ１５を含むキャップ
すそ部分の好ましい実施例の順次の成形段階を示してい
る。

第４図はキャップのすそ部分の予め段を付けた外形を形
成した平らなキャップ半加工板をコツプの形状に成形す
るスタンピング加工後のキャップ外殻を示している。

第５図は玉ぶち１１をすそ部分に巻込み成形しまた内方
を向いたフランジ１８を形成することによってすそ部分
の下縁を巻込む次の巻込み段階の開始時を示している。

第６図はキャップ外殻の成形を終ってガスケット４を挿
入するばかりにｉつた玉ぶち１４の巻込段階の完了時の
キャップ外殻を示している。

密閉キャップ２のみぞ１５の中に挿入する打抜きゴムガ
スケット４はキャップをはめる間に捲れを生じ難くする
予想外に大きな抵抗を有すると共に密閉キャップ２とガ
ラス容器３上の係合する密閉表面５との間にすぐれた気
密密閉部を形成するガスケット４を生ずる好捷しい形状
寸法を有している。

たとえば第２図のガスケット４は打抜きゴムガスケット
４の好ましい長方形横断面を示している。

第２図に示すようにガスケットの横断面の幅とその深さ
との好ましい比は約０．８である。

この比はたとえば７０１ｎｍ直径の密閉キャップのため
のガスケットに改良した捲れ抵抗を与える。

このガスケット比はまたたとえば広く使用されている６
６１ｎｍ密閉キャップのように７０１ｒＬｒＩＬキヤツ
プよりもやや大きいか小さい寸法を有するガスケットに
改良した捲れ抵抗を与える。

この断面比を有し玉ぶち１１を含む前述の一般的形状を
有する密閉ギャップ外殻のみぞ１５の中にはめられた打
抜きゴムガスケット４は上述の改良した結果を生ずる。

ガスケット４を固定するための好ましいみその形状は広
角の■字形断面を有し、そのＶ半断面の上下の面は垂直
軸すなわち容器の軸に対し約５゜−１００の鋭角をなし
ている。

すそ部分９０下部１３のこの形状は、キャップ２が第３
図に示すような密閉関係となる甘で下方に押しばめされ
たときキャップ外殻ち・よびガラス仕上面に対してガス
ケット４を適正位置にしっかりと位置決めする。

内方にくぼんだ玉ぶち１１によって一部分形成された肩
部分１２は捲れ阻止作用を生ずるように第２図に示す密
閉工程中のキャップ２の最初の下方への移動の間上叫ガ
スケット表面１９のかなりの部分にわたって半径方向の
内方に延びている。

キャップが第３図に示す位置に達する密閉工程の最終部
分の間、ガスケット４の圧縮がガスケットをさらに充分
に肩部分１２の下に配置し、その肩部分は生ずるかも知
れないガスケットの捲れを阻止する障壁として作用し続
ける。

容器３として好ましいガラス仕上面は外万釦よび下方に
張り出し下端で一般に垂直な環状密閉表面５につながっ
ている案内表面２０を含む２つの主表面を有している。

下床がりの案内表面２０はガスケットの受入れ案内表面
として作用することによりキャップをはめ易くし、また
密閉キャップをこじあけて容器３から取外すとき抵抗を
少なくするテーバ効果のためキャップの取外しを容易に
する。

これらの２つの点において密閉表面を第２゜３図に示す
断面形状のように僅かに中くぼみにすることにより改良
した結果が得られる。

ガスケット４を第３図に示すように密閉状態をて圧縮し
たとき密閉表面５はガスケットの密閉表面の長さよりも
僅かに長い距離にわたって延びることが分る。

密閉表面５の断面を第２，３図に示すように僅かに中く
ぼみ形にすることによって改良した密閉保持作用が得ら
れる。

好筐しい容器の形状は図示のように密閉表面の下方の容
器の直径を大きくすることにより或いはこの位置にかけ
るガラス容器の表面に外方に向けて形成した引外し用の
肩部分を設けることによってキャップの取外しを容易に
するため密閉表面５の下方に肩部分２１を有している。

密閉ガスケットの捲れ作用による不完全な密閉を生ずる
ことなく大きな直径の密閉キャップについて高速度で容
器密閉工程を行なうことのできる改良形惧１面密閉キャ
ップあ・よび密閉パッケージが得られることが分るであ
ろう。

これらの改良した結果は確実な密閉を生ずる測面密閉に
よって得られる。

容器の密閉表面は容器のふちにあ・けるガラスの欠陥に
関する問題を最少にするため容器のふちよりも下方に隔
てられており、密閉ガスケットと容易の密閉表面との間
に比較的長い表面接触が形成される。

本発明の範囲から外れることなくまたその何れの効果も
犠牲にすること、なく以上に述べた各部分の形状、構造
、配置についているいろな変更を加えることができるか
ら、この明細書および図面に記載のすべての事項は例示
的なものに過ぎず本発明の範囲を限定するものでないこ
とを理解すべきである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による測面密閉パッケージの好ましい実
施例の一部分断面を含む開立面図、第２３図は密閉の前
後にかける密閉キャップの好ましい実施例の拡大詳細垂
直断面図、第４．５．６図は金属キャップのすそ部分を
形成する３つの段階を示す概略垂直断面図である。 １・・・密閉パッケージ、２・・・キャップ、３・・・
容器４・・・ガスケット、５・・・密閉表面、６・・・
キャップカバー、７・・・積重ねパネル、８・・・真空
表示パネル、９・・・キャップすそ部分、１０・・・垂
直上部、１１・・・玉ぶち、１２・・・水平肩部分、１
３・・・垂直すそ下部分、１４・・・巻込み玉ぶち、１
５・・・みぞ、１６・・・外測ガスケット表面、１７・
・・下側ガスケット表面、１８・・・フランジ、１９・
・・上駒ガスケット表面、２０・・・下床がり案内表面
。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ カバ一部分ち・よびそれから下方に延びている円筒
   形すそ部分を有し、前記すそ部分はその頂部分ＶＣＵ字
   形断面の内方にくぼんだ環状玉ぶちにち・いて接合する
   垂直上部分と水平肩部分からなる段を有し、前記玉ぶち
   は前記すそ部分の半径方向に最内方の部分でありかつ前
   記段の垂直部分の半径方向内方に延在し、前記すそ部分
   の下縁は内方に巻き込１れた第二の玉ぶちからなり、前
   記Ｕ字形断面の玉ぶちと前記第二の玉ぶちどの間に広角
   Ｖ字形断面のすそ下方部分が接続されてガスケット受入
   れみそを形成し、前記ガスケット受入れみその中に長方
   形横断面を有する環状ガスケットが配置され、前記横断
   面の深さはその幅よりも大きく、前記玉ぶちの半径方向
   内方の端縁はガスケットの幅の内方中間点を越えて延在
   することを特徴とする測面密閉キャップ。 ２ 容器のふちから下方かつ外方に延在する下点がりの
   キャップ案内表面あ・よびその下方のほぼ垂直な密閉表
   面からなる仕上面を有し、前記両表面は垂直断面にあ・
   いて中くほみになって知りかつ実質的に等しい長さを有
   する、ところの容器と、カバ一部分ち・よびそれから下
   方に延びているすそ部分を有する密閉キャップとの組合
   わせからなり、前記すそ部分はその頂部分にＵ字形断面
   の内方にくぼんだ環状玉ぶちにわいて接合する垂直上部
   分と水平肩部分からなる段を有し、前記玉ぶちは前記段
   の垂直上部分の半径方向内方に延在し、前記すた部分の
   下縁は内方に巻き込１れた第二の玉ぶちからなり、前記
   Ｕ字形断面の玉ぶちと前記第二の玉ぶちどの間に広角Ｖ
   字形断面のすそ下方部分が接続されてガスケット受入れ
   みそを形成し、前記ガスケット受入れみその中に環状ガ
   スケットが配置されかつ前記密閉表面と係合し、前記ガ
   スケットは長方形横断面を有し、前記横断面の深さはそ
   の幅よりも犬きくかつ前記容器の仕上面の密閉表面の実
   質的に量中くぼみ表面と係合し、前記画工ぶちの半径方
   向に内方の端縁はガスケットの幅の内方中間点を越えて
   延在することを特徴とする密閉パッケージ。