JPS5840947A - チャンネル多重化方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、コンビーータ等のデータ処理機器を始め、フ
ァクシミリおよび電話機等をネットワークにより効率良
く接続する時分割チャンネル多重化方式に関するもので
ある。

第１図に通信ネットワークの一例を示す。第１図におい
て、ｌは中央端局（ＣＴ）、２１〜２７は遠隔端局（Ｒ
Ｔ）、３１〜３８はそれぞれの端局間を接続する伝送路
である。

これらの端局間の通信は、伝送路の価格を上昇させない
ために時分割多重方式が用いられる。

第２図に従来のチャンネル多重化方式におけるデータフ
レームの例を示す。第２図において、８ＹＮＣは同期信
号、ＣＴＬはネットワーク監視あるいは制御信号、ＣＨ
，、ＣＨｎはデータである。データチャンネルは多重化
方式によりビット単位、バイト（８ビツト）単位あるい
はパケット（通常１２８乃至５１２バイト）単位のタイ
ムスロットで構成される。このタイムスロットの数は、
端局間通信を全二重方式で行なう場合はｎ（ｎ−１）　
、半二重方式で行なう場合τま−Ｌｎ（ｎ−ｒ−ｔ）だ
け必要であつだ（但しｎは通信端局数）。

第３図は従来のチャンネル多重化方式による、半二重通
信方式におけるタイムスロットの割付例を示す。図中の
数字は割当てられたタイムスロット番号である。

第１図において、ＣＴＩはフレーム創成、同Ｍ信号の送
出、タイミング管理、ネットワーク障害監視を行なう。

ＣＴｌを含めた８台の通信端局は、毎フレーム到着時に
、自己局に割当てられたタイムスロットの信号を常時読
取ると共に、どのチャンネルに信号があるかによって送
信端局な知る。

例えば、ＲＴ２１は常時ｆ　−ｙ　ンネル番号１，８，
９，１０゜１１．１２．１３を読取り、チャンネル番号
１ｏに信号があればＲＴ２４からの送信とみなす。

このように１従来の方式では、ネットワーク上で同時に
伝送されるデータの量（トラフィック）に関係なく、フ
レーム長が端局装置数および伝送方式（ビット／バイト
／パケット多重の選択、全二重／半二重方式の選択）に
よって決められるため、各端局間の伝送速度を落さない
ためには、接続端局数の増加に従ってネットワーク全体
の速度を上昇させていく必要があった。

本発明の目的は、これらの欠点を解決するためにタイム
スロットの割当てを浮動方式としたもので、その目的は
、データフレーム長をトラフィックに応じた数に制限し
て多数端局を接続したネットワークの伝送速度高速化を
実現するものであり、以下詳細に説明する。

第４図は、本発明の第１の実施例におけるデータフレー
ム構成を示すもので、５ＹＮＣは同期信号、ＣＴＬは制
御信号、ＤＡは受信端局アドレス、ＳＡは送信端局アド
レス、ＣＨＢはデータチャンネルの空／使用中判定信号
、ＣＨＰは送信チャンネル指定信号、ＣＨ，〜ＣＨ，は
データである。

データチャンネルは第２図と同様、多重化方式によりビ
ット・バイトあるいはパケット単位のタイムスロットで
構成される。チャンネル数は第２図では伝送方式により
、全二重通信方式ではあったが、本実施例では、ｎ　（
ｎ−１）または−ｎ（ｎ−１）に全端局が同時に通信し
ている場合を１としたチャンネル使用率（−η：ｏ〈η
〈１）を掛けた数である。つまり、 Ｊ＝η・ｎ（ｎ−１）　　全二重通信方式　（１）＝漬
η・ｎ　（ｎ−１）　　半二重通信方式　（２）受信端
局アドレスＤＡおよび送信端局アドレスＳＡはｌｏｇ２
ｎビット必要で、本実施例では３ビツト、ＣＨＢはチャ
ンネル数例えば（１）式においてη二０．２とすれば１
１ピツト、ＣＨＰは”ｇｔ　ｊピッ゛トであるから４ビ
ツトそれぞれ必要である。第５図にＣＴＬ、ＤＡ、ＳＡ
、ＣＨＢ、ＣＨＰｔＤ詳細を示す。

本実施例でに一１第１図においてＲＴ２２（送信端局）
とＲＴ２６（受信端局）の物理層レベルの通信手順につ
き、第５図を基に以下詳細に説明する。

毎フレーム到着時に、ＣＴ１および各ＲＴ　２１〜２７
は５ＹＮＣ，ＣＴＬ、ＤＡを監視シテイル。今、ＣＴＬ
の最終ピッ）　（Ｆ）を通信手順実施中であるか否かの
フラグビットとすると、ＲＴ２２とあの通信手順は第６
図（ａ）および（ｂｌの如〈実施される。なお、ＲＴ２
１〜２７のアドレスをそれぞれ００１〜００７とし、Ｃ
ＨＢの各ビットは当該データチャンネルに対応して該チ
ャンネルを使用中の時″０”、空きの時″１”とする。

まず、送信端局ＲＴ２２の動作を説萌する。

■　送信端局ＲＴ２２は、第５図におけるビットＦが０
”である時発呼権を得、これを′１″とする（Ｆ−１の
時は他局は発呼できない）。

■　受信端局アドレス００６をＤＡ部に書込む。

■　ＣＨＢの空きビット（′０”）をセンスし、予約す
る（１１″を書く）。

■　予約したチャンネル番号をコード化し、ＣＨＰに書
く。

■　当該チャンネルにデータを書込む。

■　次のフレーム到着時ＦｃＦピットを”０”とする（
データ送信時は、Ｆ、ＤＡ、ＣＨＢ、ＣＨＰを監視しな
い）。

■　送信データが終了していない時は、引続き同一チャ
ンネルにデータを送る。

■　データ送信が終了した時、専有しているチャンネル
を示すＣＨＤのビットを解放（′０”）する。

次Ｋ、受信端局の動作を説明する。

■　Ｆ＝＝″′１”であり、且つＤＡ＝ｏｏ６である時
、自局宛の発信があることを確認する。

■　ＣＨＰを監視し、通信チャンネルを確認する。

■　当該チャンネルのデータを読取る。

■　データ送信の終了は、上位の通信手順の中で感知す
る。

以上説明したように、浮動方式のチャンネル多重化を行
なうことにより、高速なデータ伝送を実現するものであ
る。

第１の実施例では、通信端局間の直接通信について説明
したが、第１図において各ＲＴ　２１〜２７の下に端末
機器が複数台接続される階層形ネットワーク構成におい
ても、同様の効果が生じる。

本発明は、浮動式のチャンネル多重化方式を提案するも
ので、少数のタイムスロットで多数の端末が接続できる
ので、コンピュータネットワークシステムだけでなく、
電話網を始めとする多数端末を収容する構内データ網に
利用できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は通信ネットワークの一例、第２図は従来のチャ
ンネル多重化方式におけるデータフレームの一例、第３
図は従来のチャンネル多重化方式における半二重通信方
式のタイムスロット割付例、第４図と第５図は本発明の
第１の実施例におけるデータフレーム構成例、第６図（
ａ）および（ｂ）４を本発明の第１の実施例の動作説明
図である。 １・・・・・・・・・・・・中央端局（ＣＴ）２１〜２
７・・・・・・遠隔端局（ＲＴ）３１〜３８・・・・・
・伝送路 特許出願人 沖電気工業株式会社 特許出願代理人 弁理士　　山　　本　　恵　　− 第１図 第２図 第３図 第４図 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数の端局な伝送路で接続しデータフレームの送受を行
   なう通信ネットワークの多重化方式において、前記デー
   タフレームが少なくとも同期信号（ＳＹＮＣ）と、受信
   端局アドレス（ＤＡ）と、送信端局アドレス（ＳＡ）と
   、チャンネル数に対応した数のチャンネル使用可／不可
   判定信号（ＣＨＢ）と、送信チャンネル指定信号（ＣＨ
   Ｐ）と、データ（ＣＨ１〜ＣＨｊ）とを有することを特
   徴とするチャンネル多重化方式。