JPS5840886Y2 - 可動体付き貯金箱 - Google Patents

可動体付き貯金箱

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Publication number
JPS5840886Y2
JPS5840886Y2 JP16112379U JP16112379U JPS5840886Y2 JP S5840886 Y2 JPS5840886 Y2 JP S5840886Y2 JP 16112379 U JP16112379 U JP 16112379U JP 16112379 U JP16112379 U JP 16112379U JP S5840886 Y2 JPS5840886 Y2 JP S5840886Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
plate
coin
movable body
piece
actuating plate
Prior art date
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Expired
Application number
JP16112379U
Other languages
English (en)
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JPS5679116U (ja
Inventor
周治 西山
Original Assignee
三協商事株式会社
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Publication date
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Priority to JP16112379U priority Critical patent/JPS5840886Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、アクション人形などの可動体付き貯金箱に
関する。
従来一回転ストッパー付きオルゴールを用いた貯金箱は
古くから種々提案されている。
又投入硬貨を一時保持したのち落下させると共に、単純
な可動体の動作を共なった貯金箱が実公昭473373
0貯金箱における硬貨一時保持装置として提案されてい
る。
しかし、上記のような音楽の鳴奏や単純な動作の貯金箱
では子供の歓心を喚起できない趨勢にある。
本考案の目的は、上記点に鑑み、アクション人形などの
可動体に定位置からスタートさせて一動作をおこなわせ
て定位置にもどすと共に、硬貨を二段階で落下させた可
動体付き貯金箱を提供することにある。
本考案の特徴は、硬貨投入によって作動板を移動すると
共に、駆動源の動作を開始させ、駆動源により変位する
可動体の動作中間で作動板を原位置に復帰させて可動体
に一動作させたことである。
以下、図示の実施例によって本考案を説明する。
可動体付き貯金箱は第1図で貯金箱1の上面に硬貨2の
投入口1aが穿設され、貯金箱1の前面に回転板3とド
ックモツローを模した人形等の可動体4が設けられてい
る。
貯金箱1内には第2図から第4図のようにオルゴール等
の駆動源5と、硬貨2の投入で回動される硬貨ロック片
を有する作動板6と、作動板を原位置と回動位置とに交
互に保持するクリックバネ7と、クリックバネの他端を
保持した操作部材8と、駆動源の回転を回転板に伝達す
る過負荷吸収伝達手段機構9と、貯金箱1に形成された
硬貨通路1bが設けられている。
硬貨通路は貯金箱の内部壁面に形成されている。
上記駆動源5のオルゴールは第2図、第5図のように台
板5aにドラム51とゼンマイ香箱52と振動板53と
風切りガバナ54が固定され、一回転ストップレバー5
5の一端55 aがドラム歯車51aの透孔に挿入係合
されるようにバネ56で付勢されている。
レバーに設けた係止片55 bは風切りガバナ54方向
に突出され、レバーの他端55 Cは硬貨通路1bに突
出されている。
上記ドラム歯車51 aにはクラウン歯車91が噛み合
わされている。
クラウン歯車は第6図のように過負荷吸収伝達手段機構
92に固定されている。
過負荷吸収伝達手段機構9は第3図、第6図のように2
枚の地板9 a 、9 bに軸92.93が軸承され、
軸92に歯車94が回転自在に嵌合されると共に、軸9
2に固定されたカラー95との間にコイルバネ96が嵌
挿されて摩擦伝達手段が構成されている。
軸93には歯車97が固定され、歯車97と94は噛合
されている。
軸93には上記回転板3が固定されている。
上記回転板3の表面には凹字形の突出部3aが、裏面に
はピン状の保合復帰片3bが設けられている。
上記作動板6は第2図、第4図のように、一枚の金属板
が折り曲げられて硬貨投入口に臨む硬貨受は片6aと、
上記硬貨ロック片6bと、二股の腕片6 C,6dとが
形成され、支軸61で回動自在に保持されている。
さらに作動板6には小孔6eが穿設されて上記クリック
バネ7の一端が挿入されている。
また腕片6Cには上記回転板3の係合復帰片3bが当接
される作動片6fが、腕片6dには一回転係止片6gが
夫々形成されている。
上記硬貨ロック片6bは作動板6が硬貨2の投入で第4
図で時計方向に回動されたとき、硬貨通路1bに進入す
るように構成されている。
上記人形等の可動体4は、胴体4aに両腕4b。
4Cと両腕4 d 、4 eが回動自在に取りつけられ
ている。
腕の先端には透孔が穿設されて上記回転板3から突出さ
れた軸93に嵌合され、Eリング98で抜は止めされて
いる。
一方の腕4bは上記回転板3の凹字形突出部3aに嵌合
されている。
上記操作部材8は第2図、第7図のように、駆動源5の
軸57の一端に嵌合されるボス部8aと、ボス部から突
出された腕片8b、8C,8dと、腕片8bに固定され
た上記クリックバネ7の他端を保持するバネ止め部8e
と、脚片8Cに形成されたストッパー解除片8fとで構
成されている。
ストッパー解除片は上記硬貨通路1bに延ばされ、上記
一回転ストップレバー55の他端55 Cに当接するよ
うに臨まされている。
腕片8dは貯金箱1の背面に突出され、駆動源がオルゴ
ールの場合軸57にはゼンマイ巻き鍵58が螺着されて
いる。
上記可動体付き貯金箱の動作は、まずゼンマイ巻き鍵5
8でオルゴール香箱52内のゼンマイが巻き上げられて
駆動力が蓄積される。
次に投入口1aより硬貨2が投入されると、作動板6は
第4図で軸61を中心にクリックバネ7に抗して時計方
向に回動される。
作動板を回動させた硬貨2は硬貨通路1b内を落下され
て一回転ストップレバー55の他端55 Cはバネ56
に抗して押し下げられて硬貨を検出し、一端55 aを
ドラム歯車51 aの透孔より離脱させ、係止片55
bは風切りガバナ54の風切り回転範囲から退避させて
、ドラム51が回転されてオルゴールが鳴奏される。
硬貨2はさらに落下されて上記作動板6の回動によって
硬貨通路1b内に進入した硬貨ロック片6bで係止され
る。
さらに作動板の回動で回転板3の保合復帰片3bを係止
しておった一回転係止片6gが保合復帰片の回転範囲か
ら退避され、回転板はドラム歯車51a、クラウン歯車
91.過負荷吸収伝達手段機構9の軸92、カラー95
、コイルバネ96、歯車94.97、軸93を介して第
8図で反時計方向に回転される。
回転板3の回転で可動体4は鉄棒体操のように前方に回
転され、両脚は遅れて急激に落下して軸93に懸垂状態
となり、次に上方に持ち上げられる。
この過程中で保合復帰片3bは作動板の作動片6fに当
接されて作動板をクリックバネ7に抗して反時計方向に
回動して原位置に復帰させる。
この回動で硬貨ロック片6bは硬貨通路1bから退避さ
れて硬貨2は落下される。
さらに−回転保合片6gは保合復帰片3bの回転範囲内
にもどり、保合復帰片3bが一回転保合片6gに当接さ
れたところで回転板3の回転は停止され、可動体4は定
位置に復帰される。
回転板3はドラム歯車51 aとクラウン歯車91.歯
車94.97間の比率で回転され、可動体4の動作中駆
動源5のオルゴールは鳴奏されて可動体の定位置復帰後
停止するように構成されている。
このような構成では回転板3が停止された後も駆動源が
回転動作されているので、上記過負荷吸収伝達手段機構
9によってその回転が吸収される。
上記のように過負荷吸収伝達手段機構9を設けたので、
回転板を手動で回動して作動板の一回転係止片6gに回
転板の係合復帰片3bを当接できるから、組み立て時可
動体4の定位置調整が容易である。
また回転板3の定位置係止が硬貨による作動板6の回動
によって解除されてから硬貨の落下で駆動開始がなされ
スム−ズに回転板が回転されるから、駆動源にオルゴー
ルを用いた場合オルゴールの鳴奏と可動体のアクション
とのタイミング調整が楽になる。
さらにアクションの停止位置が確実に一定する。
またオルゴールのゼンマイの力で゛アクションがなされ
、別に大きな駆動力を必要としない効果がある。
さらに可動体の動作が個別動作と移動の複合動作となっ
て動きの面白味が倍増され、可動体が個別動作と共に回
転動作されるので動作が大きく見える効果がある。
上記可動体付き貯金箱において、可動体を一動作以上お
こなうときには、操作部材8の腕片8d又はボス部8a
を第2図で反時計方向に回動させて、ストッパー解除片
8fで一回転ストップレバー55の他端を押し下げて駆
動源を作動状態になすと共に、クリックバネ7のバネ止
め部8eの位置を移動して硬貨の投入によって回動され
た作動板6の回動位置を保持させて回転板の係合復帰片
3bによる原位置復帰をさまたげて連続動作させる。
バネ止め部の移動位置によっては直接作動板を回動させ
ることができて置物として動作を楽しむこともできる。
バネ止め部8eを別体に不動部材として設けてもよい。
上記説明では可動体をアクション動作と回転移動動作す
るように構成して述べられたが、可動体を左右又は上下
に摺動させたり、摺動とアクション動作を複合動作する
ように構成してもよい。
クツツクバネ7のバネ止め部8eは軸57の周囲を回転
移動するように述べたが、別軸の周囲を回転移動するよ
うに設けてもよい。
又遠近方向にバネ止め部が摺動するように構成してもよ
い。
駆動源は他の種類の駆動源を用いて作動板の変位で駆動
を開始してもよい。
また硬貨ロック片の臨む硬貨通路の下方にベルを設けて
硬貨の落下を知らせるようにしてもよい。
本考案は上述のように構成されたから、可動体が回転動
作されるので動きの面白味が倍増され、動作がすごく大
きく見えて商品価値が著しく増大される。
さらに簡単な機構で構成されてかつタイミング調整が容
易で硬貨投入で一動作がなされ、動作途中で硬貨が落下
される等の優れた効果を奏する可動体付き貯金箱が提供
できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例が示され、第1図は貯金箱の正
面斜視図、第2図は作動板と駆動源の斜視図、第3図は
人形等の可動体と回転板と作動板の斜視図、第4図は作
動板と硬貨通路の正面図、第5図は駆動源オルゴールの
平面図、第6図は駆動源オルゴールと回転板と過負荷吸
収伝達手段機構の分解斜視図、第7図は操作部材の斜視
図、第8図は回転板と作動板の関係説明図である。 1・・・・・・貯金箱、1a・・・・・・投入口、1b
・・・・・・硬貨通路、2・・・・・・硬貨、3・・・
・・・回転板、3a・・・・・・突出部、3b・・・・
・・係合復帰片、4・・・・・・可動体、4a・・・・
・・胴体、4b。 4C・・・・・・腕、4 d 、4 e・・・・・・脚
、5・・・・・・駆動源、51a・・・・・・ドラム歯
車、55・・・・・・一回転ストップレバー、6・・・
・・・作動板、6a・・・・・・硬貨受は片、6b・・
・・・・硬貨ロック片、6e・・・・・・小孔、6f・
・・・・・作動片、6g・・・・・・一回転係止片、6
1・・・・・・支軸、7・・・・・・クリックバネ、8
・・・・・・操作部材、8e・・・・・・バネ止め部、
8f・・・・・・ストッパー解除片、9・・・・・・過
負荷吸収伝達手段機構、92゜93・・・・・・軸。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ■、硬貨の投入により駆動源を駆動して可動体を一動作
    させる貯金箱に於て、硬貨投入により回動し硬貨ロック
    片が硬貨通路に凸出する構成の作動板と、作動板と係合
    し作動板を原位置、上記回動位置とに交互に保持するク
    リックバネと、作動板の回動若しくは硬貨投入を検出し
    駆動する駆動源と、駆動源により変位し可動体の動作中
    間で作動板を原位置に復帰させる手段とを備えた可動体
    付き貯金箱。 2、駆動源として一回転停止式オルゴールを備え、オル
    ゴールにより回転する回転板に人形等の可動体を支持す
    ると共に、作動板との保合復帰片を備えた実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の可動体付き貯金箱。 3、オルゴールより回転比の大きい回転板を備え、かつ
    オルゴールと回転板間に摩擦等の過負荷吸収伝達手段を
    備え、作動板に保合復帰片で押圧される一回転係止片を
    設けた実用新案登録請求の範囲第2項記載の可動体付き
    貯金箱。
JP16112379U 1979-11-22 1979-11-22 可動体付き貯金箱 Expired JPS5840886Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16112379U JPS5840886Y2 (ja) 1979-11-22 1979-11-22 可動体付き貯金箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16112379U JPS5840886Y2 (ja) 1979-11-22 1979-11-22 可動体付き貯金箱

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5679116U JPS5679116U (ja) 1981-06-26
JPS5840886Y2 true JPS5840886Y2 (ja) 1983-09-14

Family

ID=29672236

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16112379U Expired JPS5840886Y2 (ja) 1979-11-22 1979-11-22 可動体付き貯金箱

Country Status (1)

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JP (1) JPS5840886Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5679116U (ja) 1981-06-26

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