JPS5839865Y2 - 曲管製造装置 - Google Patents

曲管製造装置

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JPS5839865Y2
JPS5839865Y2 JP15975679U JP15975679U JPS5839865Y2 JP S5839865 Y2 JPS5839865 Y2 JP S5839865Y2 JP 15975679 U JP15975679 U JP 15975679U JP 15975679 U JP15975679 U JP 15975679U JP S5839865 Y2 JPS5839865 Y2 JP S5839865Y2
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JP
Japan
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core
curved
fluid passage
outer mold
mold
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JP15975679U
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JPS5676421U (ja
Inventor
勝之 落
Original Assignee
神戸樹脂工業株式会社
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Publication date
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、120°以上のような深い湾曲を持った曲
管、特に管継手を製造するモールドに関する。
90’を越えない湾曲部を持った管継手の製造装置とし
て、湾曲した中子を回転運動によって引抜いた後、外型
を上下に分解して離型するものは、例えば本考案者が先
に発明した特許第723199号の明細書及び図面(特
公昭43〜23781号公報参照)に示されている。
ところが、湾曲部が120°以上になると、回転運動に
よって中子を引抜こうとしても、中子が外型に衝突する
ために完全に引抜くことができない。
この考案は、湾曲部の角度が120°以上であっても、
中子の回転運動による引抜きを可能にすることによって
、深い湾曲を持った曲管のモールドによる生産を可能に
することを目的とする。
以下、この考案を排水トラップ管の製造に実施した例を
、図によって説明する。
製造される排水トラップ管は、図示のように、大きく湾
曲した大湾曲部1と、これに連続して反対方向に湾曲し
た小湾曲部2とを有し、両端に内径及び外径が共に拡が
った接続部3及び4が設けられている。
大湾曲部1は、中心P1の周りにθ1の角度をなし、小
湾曲部2は中心P2の周りに02の角度をなす。
11は大湾曲部1の外面を形成する外型で、離型時には
紙面を境として上下に割れるよう構成され、小湾曲部2
の外面を形成する外型21も同様に離型時に上下に割れ
るよう構成され、外型11,21は接合面5で互に衝合
されている。
12は大湾曲部1の内面を形成する中子、22は小湾曲
部2の内面を形成する中子で、中子12.22は接合面
6で互に衝合されている。
中子12.22は、それぞれ端部に耳片13,23を有
し、これらの耳片には離型機構(図示せず)に対する結
合孔14.24が設けられている。
15及び25はそれぞれ外型11.21の開口を閉塞す
ると同時に、接続部3,4の内面を形成する口金で、筒
状をなし、中子12.22の耳片13,23はこれら口
金の内孔16,26内にそれぞれ位置している。
各外型11及び21.各中子12及び22、各口金15
及び25は実線図示の状態に組立てられ、空胴内に樹脂
が注入される。
離型に際しては、前記特公昭43−23781号公報に
示されているように、先づ矢印27方向の直線運動によ
り口金25を抜去し、次いで点P2を中心とする矢印2
8方向の回転運動により、口金25が退去した空間を通
らせて中子22を引抜く。
それから外型21を分割して除去する。
次に、口金15及び中子12を同様にそれぞれ矢印17
方向の直線運動と点P1を中心とする矢印18方向の回
転運動とによって抜去し、最後に外型11を分割して製
品を取出す。
従来は、この種の製品をモールドするのに使用する外型
としては、図示のように接合面5によって分割されてお
らず、全体が一体になったものを用いていた。
そのような場合、前記特許公報記載の技術によって中子
12を回転運動で抜去しようとすると、途中で弁子12
が外型21に衝突し、それ以上中子12を抜き出すこと
ができない。
従って、従来は中子12の中心角θ1が120°未満で
ないと、これを抜去することができなかった。
ところが、この考案においては、外型が接合面5によっ
て11と21とに分割されており、中子12の抜去に先
立って外型21が撤去される。
従って中子12を外型21が退去した後の空間にまで移
動することができ、これにより中心角θ1が120°以
上であっても中子を抜去することが可能になる。
ちなみに、図面における中子12の中心角θ1の大きさ
は150°である。
以上のように、この考案によるときは、従来は中子の抜
去が困難なためにモールド成形できなかった120°以
上の中心角の湾曲部を持つ曲管類を、モールド成形によ
って容易に能率よく生産することができるのである。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案による排水トラップ管製造用モールドの断
面図である。 1・・・・・・曲管大溝曲部、2・・・・・・曲管小湾
曲部、5・・・・・・外型接合面、6・・・・・・中子
接合面、11・・・・・・大湾曲部外型、12・・・・
・・大湾曲部中子、21・・・・・・小湾曲部外型、1
2・・・・・・小湾曲部中子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中心角が120°以上の円弧状湾曲部とこれに連続する
    残余部とよりなる流体通路を内部に有する曲管の製造装
    置において、上記曲管の外面に対応する内面形状の外型
    及び上記曲管の内面形状に対応する外面形状の中子より
    なり、上記中子は、上記流体通路の上記円弧状湾曲部に
    対応する部分と上記流体通路の上記残余部に対応する部
    分とが個別に抜去可能なように分離形成され、上記外型
    は、上記流体通路の上記残余部に対応する部分が上記流
    体通路の上記円弧状湾曲部の延長円弧上に位置しかつ上
    記円弧状湾曲部に対応する部分とは別個に分解撤去が可
    能なように分離形成されていることを特徴とする曲管製
    造装置。
JP15975679U 1979-11-16 1979-11-16 曲管製造装置 Expired JPS5839865Y2 (ja)

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JP15975679U JPS5839865Y2 (ja) 1979-11-16 1979-11-16 曲管製造装置

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JPS5676421U JPS5676421U (ja) 1981-06-22
JPS5839865Y2 true JPS5839865Y2 (ja) 1983-09-08

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3701769B2 (ja) * 1997-04-22 2005-10-05 本田技研工業株式会社 合成樹脂製吸気マニホールド
JP6422610B1 (ja) * 2018-05-10 2018-11-14 井上 智史 管継手の製造装置

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JPS5676421U (ja) 1981-06-22

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