JPS5836225Y2 - 昇圧回路 - Google Patents

昇圧回路

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JPS5836225Y2
JPS5836225Y2 JP12751078U JP12751078U JPS5836225Y2 JP S5836225 Y2 JPS5836225 Y2 JP S5836225Y2 JP 12751078 U JP12751078 U JP 12751078U JP 12751078 U JP12751078 U JP 12751078U JP S5836225 Y2 JPS5836225 Y2 JP S5836225Y2
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JP
Japan
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transistor
diode
base
current
terminal
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Expired
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JP12751078U
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JPS5543398U (ja
Inventor
巧治 篠宮
仁 石川
Original Assignee
三菱電機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、集積回路化が容易で消費電流が少なく、昇
圧効率のすぐれた昇圧回路に関するものである。
従来の昇圧回路には、トランジスタを用いるもの、 C
−MOSを用いるもの等があるが、いずれもバイポーラ
トランジスタと混在させて集積回路化することが困難で
あり、また、従来のバイポーラ素子のみを用いた回路に
おいても、消費電流が大きく、さらに素子数が多く、か
つ昇圧効率が悪い等の欠点があった。
ところで、集積回路化においては、いかに素子数を減ら
し、素子の占有面積を減らし、かつ消費電流を少なくす
るかが常に問題となり、占有面積が大きく、消費電流の
大きい抵抗素子は極力避ける必要がある。
この考案は、上記のような問題を解決するためになされ
たもので、素子数が少なく、安定度の高い、かつ昇圧効
率の極めて良好な昇圧回路を提供するものである。
以下この考案について説明する。図面はこの考案の一実
施例を示す回路図で、Sは電源端子、Eは接地端子、■
1.■2は定電流源、Aは入力端子、Bは出力端子、D
I、D2は逆電流阻止用のダイオード、Qlは入力トラ
ンジスタ、Q2はスイッチングトランジスタ、Q3.Q
4は同−導電形の一対のトランジスタ、Q5はトランジ
スタで、入力トランジスタQ1.スイッチングトランジ
スタQ2と同−導電形をしており、さらにトランジスタ
Q3.Q4とQl、Q2.Q5とは導電形を異にしてい
る。
なお、以下特に必要のない限りQ1〜Q5は単にトラン
ジスタという。
R1,R2は抵抗器、C1,C2はコンデンサである。
いま、入力端子Aには矩形波が入力されるものとする。
入力端子Aが低電位りになると、トランジスタQ、、Q
、がオフし、定電流源I2からの電流により、トランジ
スタQ2がオンし、それに伴いトランジスタQ3.Q5
がオンする。
その結果、電源端子SからトランジスタQ3のコレクタ
を通り、コンテ゛ンサC1を通ってトランジスタQ5の
エミッタに抜ける電流ルートができ、コンテ゛ンサC1
には電荷が蓄積され、D点からみたC点の電位はほぼ電
源電圧となる。
それ故出力端子Bの電位は電源電圧からダイオードD2
の電圧VBE2を差し引いた電圧となる。
次に入力端子Aが高電位Hになると、トランジスタQ1
.Q4がオンする。
ここで、ダイオードD1および゛トランジスタQ2.Q
5!こ注目すると、ダイオードD1のカソードはほぼ接
地電位となるためダイオードD1のアノード電位はI
X V BEとなるのに対し、トランジスタQ2のベー
ス電位はトランジスタQ2.Q5のため2XVBEとな
るため、定電流源■2からの電流は、ダイオードD1を
流れ、トランジスタQ2がオフし、続いてトランジスタ
Q3.Q5がオフする。
その結果、電源端子SからトランジスタQ4のコレクタ
を通り、コンデンサC1,ダイオードD2.コンデンサ
C2を抜ける電流ルートができ、コンテ゛ンサC1には
前記と逆の方向に電荷が蓄積されて、C点と接地端子E
との電位差は電源電圧のほぼ2倍となる。
この電位がダイオードD2を介して出力端子Bに供給さ
れる。
入力が次の半サイクルで、LになってもダイオードD2
が逆バイアスされるため出力端子Bの電位は減少しない
次にこの考案の大きな特徴であるダイオードD1の働き
について述べる。
回路動作上、入力端子Aの入力がLからHになると、ト
ランジスタQ4はオフからオンになるが、この時トラン
ジスタQ5が瞬間的にオン状態になると、電流は電源端
子SからトランジスタQ4.Q5を通り接地へ抜けてし
まい、昇圧がなされない場合がある。
つまり、ダイオードD1がない場合を考えると、トラン
ジスタQ1.Q4がオンした場合、瞬間的にトランジス
タQ2のベース電位が電源電圧近くになり、トランジス
タQ2゜Q5がオン状態のままになってしまい、前述の
ような不都合が生じてしまう。
そこで、この考案では、逆流電流阻止用のダイオードD
1を挿入することにより、スイッチング時の昇圧電圧低
下を防ぐとともに、無効電流をほとんどなくしている。
さらに、ダイオードD1の動作について詳細に説明する
入力端子Aが低電位りの場合は、トランジスタQ□がオ
フし、定電流■2により、トランジスタQ2゜Q5がオ
ンし、トランジスタQ3がオンする。
トランジスタQ4のベース電流はダイオードD1により
阻止されるため、トランジスタQ4はオフする。
次の半サイクルで入力端子Aが高電位Hになると、トラ
ンジスタQ1がオンし、ダイオードD1のカソードはほ
ぼ接地電位となり、アノード電位はIXVBEとなる。
それに対し、トランジスタQ2のベース電位は2XVB
E(VBEQ2+VBEQ5)必要なため、定電流■2
はダイオードD1を流れて、トランジスタQ2.Q5は
オフし、トランジスタQ3もオフする。
また、トランジスタQ0のオンにより、トランジスタQ
4がオンする。
つまり、ダイオードD1の効果としては、最初の半サイ
クルでトランジスタQ4のベース電流を阻止し、次の半
サイクルでは定電流■2の通過ルートを切り換えるとい
う2点がある。
次に昇圧という点について述べる。
最初の半サイクルでトランジスタQ3.Q5がオン、ト
ランジスタQ4がオフになることにより、コンテ゛ンサ
C1にはほぼ電源電圧の電位がチャージされる。
次の半サイクルでは、トランジスタQ3゜Q5がオフ、
トランジスタQ4がオンになることにより、コンデンサ
C1のD点がほぼ電源電圧に持ち上げられることから、
コンデンサC1のC点とE点にはほぼ2倍の電源電圧の
電位が発生する。
この時トランジスタQ4とトランジスタQ5に関して、
同時にオンの瞬間があると、前述したように電流は、電
源端子S−)ランジスタQ4−トランジスタQ5と抜け
てしまい、コンテ゛ンサC1のD点電位が持ち上がらな
いため、昇圧がなされないのと同時に、上記電流は回路
動作に寄与しない無効電流となってしまう。
回路中にダイオードD1が無い場合を考えると、入力端
子Aが低電圧り時、トランジスタQ1がオフし、定電流
■2によりトランジスタQ2→トランジスタQ5→トラ
ンジスタQ3とオンするが、トランジスタQ4のベース
電流もトランジスタQ2→トランジスタQ5と流れるた
め、トランジスタQ4もオンしてしまう。
この結果、トランジスタQ4→トランジスタQ5と流れ
る無効電流が発生する。
また、トランジスタQlのオン、オフにかかわらず、ト
ランジスタQ4がオンし続けるため、前述のトランジス
タQ4.Q5の同時にオンという不都合が半サイクル毎
にあることになり、昇圧効率が低下する。
結局、トランジスタQ4のベース電流がトランジスタQ
2.Q5へと逆流して、トランジスタQ4がオンするの
を防止するための、逆流電流阻止用のダイオードD1の
挿入により、スイッチング時の昇圧電圧低下を防止でき
るとともに、無効電流が無くなるという利点がある。
以上説明したようにこの考案によれば、抵抗素子が少な
く、また、無効電流がないため昇圧効率の極めて良好な
昇圧回路が得られるので、集積回路化に特に有効である
利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示す回路図である。 図中、Sは電源端子、Aは入力端子、Bは出力端子、E
は接地端子、Qlは人力トランジスタ、Q2はスイッチ
ングトランジスタ、Q3.Q4は一対のトランジスタ、
Q5はトランジスタ、R1,R2は抵抗器、C1,C2
はコンデンサ、Dl、D2はダイオードである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 入力端子Aをベースに有する入力トランジスタQ1と逆
    流電流阻止用のダイオードD0および定電流源■2とを
    電源端子Sと接地間に直列にかつ入力トランジスタQ1
    のエミッタを接地側として接続し、入力トランジスタQ
    1のベースと電源端子間S間に定電流源■1を接続し、
    ダイオードD1のアノードに入力トランジスタQ□と同
    −導電形のスイッチングトランジスタQ2のベースを接
    続し、一方、スイッチングトランジスタQ2と逆導電形
    の一対のトランジスタQ3.Q4のそれぞれのエミッタ
    を電源端子Sに接続し、両コレクタ間にコンデンサC1
    を接続し、トランジスタQ3のベースを抵抗器R1を介
    してスイッチングトランジスタQ2のコレクタに接続し
    、トランジスタQ4のベースを抵抗器R2を介してダイ
    オードD1のカソードに接続し、トランジスタQ4のコ
    レクタと接地間にスイッチングトランジスタQ2と同−
    導電形のトランジスタQ5のコレクタとエミッタを接続
    しそのベースをスイッチングトランジスタQ2のエミッ
    タに接続するとともに、出力端子BとトランジスタQ3
    のコレクタとの間にダイオードD2のカソードとアノー
    ドを接続し、出力端子Bと接地間にコンテ゛ンサC2を
    接続したことを特徴とする昇圧回路。
JP12751078U 1978-09-15 1978-09-15 昇圧回路 Expired JPS5836225Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12751078U JPS5836225Y2 (ja) 1978-09-15 1978-09-15 昇圧回路

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12751078U JPS5836225Y2 (ja) 1978-09-15 1978-09-15 昇圧回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5543398U JPS5543398U (ja) 1980-03-21
JPS5836225Y2 true JPS5836225Y2 (ja) 1983-08-15

Family

ID=29090341

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JP12751078U Expired JPS5836225Y2 (ja) 1978-09-15 1978-09-15 昇圧回路

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