JPS5836133Y2 - クリツプ - Google Patents

クリツプ

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Publication number
JPS5836133Y2
JPS5836133Y2 JP18291278U JP18291278U JPS5836133Y2 JP S5836133 Y2 JPS5836133 Y2 JP S5836133Y2 JP 18291278 U JP18291278 U JP 18291278U JP 18291278 U JP18291278 U JP 18291278U JP S5836133 Y2 JPS5836133 Y2 JP S5836133Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clip
contact
conductor
receiving
connecting portion
Prior art date
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Expired
Application number
JP18291278U
Other languages
English (en)
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JPS5599074U (ja
Inventor
勝男 伊藤
一則 吉村
健一 山口
文治郎 村田
Original Assignee
株式会社村田製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社村田製作所 filed Critical 株式会社村田製作所
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Publication of JPS5599074U publication Critical patent/JPS5599074U/ja
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  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はクリップに関し、特にテレビジョン受像機の
アンテナ端子板などにおいて同軸ケーブルとの接続のた
めに用いられるクリップに関する。
第1図はこの考案の背景となるクリップの一例を示す斜
視図である。
このクリップ10はたとえばテレビジョン受像機のアン
テナ端子板に用いられ、特に一方から75gの同軸ケー
ブルを接続し、他方から300 Qのフィーダ線を選択
的に接続するのに用いられうる。
構成において、このクリップ10は、折曲部12で折曲
げられた2層の導体部11および11′からなる。
導体部11および11′はこの折曲部12を線とする対
称形をなす。
そして、この導体部11および11′の前記折曲部近傍
に切込みによって接続部13を形成する。
この接続部13は、図示しないが、そこに他の部品のリ
ード線などを半田付けするために用いられる。
導体部11および11′のその長さ方向の他方端側には
受片14および14′が形成される。
この2つの受片14および14′は、協働して、第1の
受部15を構成する。
さらに、導体部11および11′の他方端には折曲げば
ね部16および16′が形成され、この折曲げばね部1
6および16′の上方には、その先端が外方に広がるよ
うに折曲げられた受片17および17′が形成される。
受片17および17′は、協働して、第2の受部18を
構成する。
このようなりリップ10は、たとえば300Ωのフィー
ダ線を接続するときには後述するスイッチ接点を介して
第1の受部15に接続され、75Ωの同軸ケーブルを接
続する場合にはその中心導体が第2の受部18に接続さ
れる。
このようなりリップにおいて、2つの導体部11および
11′は折曲部12によって折曲げられてほぼ密着して
いる。
したがって、接続部13にたとえばコンデンサやその他
のリード線を半田付けするとき、この接続部13につけ
られた半田が密着した導体部11および11′の間を毛
細管現象によって2つの導体部11および11′の間を
上昇する。
そのために、第1の受部15の部分にまで達し、この受
部15へのスイッチ接点の挿入を阻止することになる。
それと同時に、導体部11および11′が半田によって
強固に一体化されるため、全体のばね性が失われ、クリ
ップとしての機能を果さなくなる。
それゆえに、この考案の主たる目的は、上述の問題点を
除きうるクリップを提供することである。
この考案は、要約すれば、2層の導電板がそれぞれ半田
付けをするための接続部と受部との間に切欠き部分を有
しており、それによって、受部と接続部との間でその長
さ方向の成る位置の横断面において、重なり合う2層の
導電板が半田の流れに対し毛細管を形成しないように、
その重なり合う対向部が接触していない部分である非接
触部を形成するようにしたクリップである。
この考案の上述の目的およびその他の目的と特徴は図面
を参照して行なう以下の詳細な説明から一層明らかとな
ろう。
第2図はこの考案の一実施例を示す図である。
この実施例は、以下の点を除いて、第1図のものと同様
である。
すなわち、2層の導電板はそれぞれ受部と接続部との間
に切欠部分を有している。
具体的には、接続部13と第1の受部15との間におい
て、一方の導体部11に透孔11 bを形成し、それと
重なり合う他方の導体部11′の部分に両側から切込み
11C911Cを入れる。
したがって、2つの導体11および11′は、この部分
において第2図すに示すように対向する。
すなわち、切込み11 Cおよび11 Cによって切取
られ残った導体部11′の幅は、他方の導体部11に形
成された透孔11 bの幅よりも狭く、そのために11
および11′はこの部分において非接触状態とされてい
る。
したがって、この部分において、2つの導体11および
11′で形成する毛細管が遮断され、接続部13につけ
られた半田がこれ以上上昇することはない。
第3図はこの考案のさらに他の実施例を示す図である。
この実施例は、以下の点を除いて、第1図のものと同様
である。
すなわち、接続部13と第1の受部15との間において
、2つの導体部11および11′のそれぞれの側端部か
ら切込み11 dおよび11d′を形成する。
そして、この切込部11 dおよび11d′は、第3図
すに示すように、その部分において2つの導体部11お
よび11′の非接触状態を作る。
それによって、この部分で毛細管が遮断される。
第4図はこの考案の一実施例が用いられた接続構造の好
ましい例を示す図解図である。
クリップ10は、たとえば合成樹脂などの絶縁材料から
なるケース30に収納される。
このケース30は、下部ケース31と、この下部ケース
31の上端開口部にはめ込まれる下端開口を有する上部
ケース32とからなる。
この下部ケース31の周側面の一部には、外方に突出す
る接点ガイド34が形成される。
この接点ガイド34は、その断面がほぼU字状とされ、
ガイド溝34 aを形成する。
このガイド溝34 aは、この下部ケース31の内部に
連通していて、後述のスイッチ接点24を案内保持する
作用をなす。
さらに、上部ケース32の上端には、後述の同軸ケーブ
ル40の中心導体41を受入れるための穴33が形成さ
れている。
そして、クリップ10は、このケース30内に収納され
、第1の受部15が前記ケースの接点ガイド34のガイ
ド溝34 aに対向する。
また、第2の受部18が前記穴33に対向する。
なお、導体部11(および11′)に形成された突片1
9はこのクリップ10をケース30内に挿入しときにそ
の動揺を防止するために形成されるものである。
したがって、この突片19の先端はケース30すなわち
下部ケース31の内周側壁に接触する状態である。
次に、スイッチ20について、その構成を説明する。
スイッチ20は、たとえば合成樹脂などからなる本体2
1を有する。
この本体21の上面のほは゛中央には、それより直立す
るつまみ22が形成される。
本体21の下面は、基板の溝(図示せず)にはめ込まれ
、第4図における矢印B方向に揺動自在とされている。
本体21の一方側面には、この本体と一体成型されたば
ね部23が突出的に形成される。
このばね部23は、そのほは沖央に突起部23 aを有
する。
したがって、この突起部23 aは、この第4図におけ
る矢印Cの方向に弾性を有して保持されることになる。
さらに、本体21の下部にはこのスイッチのスライド方
向に延びる平板状の接点24がこの本体21と一体的に
摺動しうるように取り付けられている。
接点24の一方端はその先端がはぼ半円形状とされ、他
方端は折り曲げられて端子24a(これは図示しないバ
ルントランスのリード線を取り付けるためのものである
)が形成される。
第5図は第4図の好ましい実施例が用いられるテレビジ
ョン受像機のアンテナ端子板の電気的な接続状態を示す
図である。
同軸ケーブル40は、外被導体42と中心導体41とを
含み、中心導体41は上部ケース32の穴33を通して
、クリップ10の第2の受部18に挿入ないし接続され
る。
また、このクリップ10の接続部13は、周知のCR複
合部品4の一方入力に接続される。
それとともに、同軸ケーブル40の外被導体42は、こ
のCR複合部品4の他方入力に接続される。
CR複合部品4の一方出力はテレビジョン受像機のチュ
ーナ入力として与えるために、同軸ケーブル50の中心
導体51に接続され、他方出力はその外被導体52に接
続される。
このように、このアンテナ端子板に75Ω同軸ケーブル
を接続する場合には、スイッチ20はその接点24とク
リップ10の第1の受部15とが離れるように切換えて
おく。
したがって、フィーダ端子2からの入力に影響されるこ
とはない。
また、このアンテナ端子板に300Qフイーダ線を接続
する場合には、スイッチ20は接点24をクツツブ10
の第1の受部15に接触させるように切換える。
なお、このとき同軸ケーブル40は接続されない。
そして、フィーダ線1の平行線路は、それぞれフィーダ
端子2に接続される。
一方のフィーダ端子2は周知のインピーダンス変換用の
バルントランス3の一方入力に接続され、他方のフィー
ダ端子はこのバルントランス3の他方入力に接続される
このバルントランス3の一方出力は、スイッチ20に設
けられた接点24の端子24 aに接続され、他方出力
は前記CR複合部品4の他方入力に接続される。
このどき、接点24は前記第1の受部15に接続された
状態となるため、同軸ケーブル50にはフィーダ線1か
らの信号が与えられることになる。
なお、上述の実施例では、特にアンテナ端子板に用いら
れるクリップについて説明したが、この考案は他のたと
えばロータリスイッチなどの接点クツツブにも用いられ
うろことはいうまでもない。
以上のように、この考案によれば、密着した2層の導電
板がそれぞれ受部と接続部との間に切欠部分を有し、そ
れによって半田の流れに対し毛細管を形成しないように
したものであるので、接続部に半田付けが行なわれても
、その半田が2つの導体板間を流れ込むことがない。
したがって、クリップとしての機能が阻害されることは
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の背景となるクリップを示す斜視図で
ある。 第2図はこの考案の一実施例を示す図であり、第2図a
は斜視図、第2図すは第2図aの線III B −II
I Bにおける断面図である。 第3図はこの考案の他の実施例を示す図であり、第3図
aは斜視図、第3図すは第3図aの線IVB−IVBに
おける断面図である。 第4図はこの考案の実施されたクリップを用いる好まし
い実施例としてのアンテナ端子板の接続構造を示す図解
図である。 第5図は第4図の接続構造の電気的接続を示す図である
。 図において、10はクリップ、11.11’は導体部、
11bは透孔、11 C,11d 、11 d’は切込
み、12は折曲部、13は接続部、15は第1の受部、
18は第2の受部を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 密着する2層の導電板からなるクリップであって、その
    長さ方向の一方端側またはその一部に受部が形成され、
    他方端に接続部が形成されたクリップにおいて、 前記接続部には、リード線が半田付けによって接続され
    るものであり、 前記2層の導電板はそれぞれ前記受部と前記接続部との
    間に切欠部分を有しており、それによって 前記受部と前記接続部との間でその長さ方向の成る位置
    の横断面において、前記型なり合う2層の導電板が前記
    半田の流れに対し毛細管を形成しないように、その重な
    り合う対向部が接触していない部分である非接触部を形
    成することを特徴とするクリップ。
JP18291278U 1978-12-28 1978-12-28 クリツプ Expired JPS5836133Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP18291278U JPS5836133Y2 (ja) 1978-12-28 1978-12-28 クリツプ

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JP18291278U JPS5836133Y2 (ja) 1978-12-28 1978-12-28 クリツプ

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Publication Number Publication Date
JPS5599074U JPS5599074U (ja) 1980-07-10
JPS5836133Y2 true JPS5836133Y2 (ja) 1983-08-15

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