JPS5835912B2 - ダム浮遊塵芥採取船 - Google Patents
ダム浮遊塵芥採取船Info
- Publication number
- JPS5835912B2 JPS5835912B2 JP51085861A JP8586176A JPS5835912B2 JP S5835912 B2 JPS5835912 B2 JP S5835912B2 JP 51085861 A JP51085861 A JP 51085861A JP 8586176 A JP8586176 A JP 8586176A JP S5835912 B2 JPS5835912 B2 JP S5835912B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scraping
- raking
- hull
- garbage collection
- floating garbage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Removal Of Floating Material (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
従来ダムに流下する塵芥は、ダム諸設備の保守のみなら
ず、利水面、環境面、衛生及び景観上から完全な撤去が
望まれている。
ず、利水面、環境面、衛生及び景観上から完全な撤去が
望まれている。
そして、その撤去方法として探線方式、採取船方式など
提案されているが、塵芥の状態が種々の条件によって異
るため伺れも欠点あり、特に風波等によってダム湖岸等
に押し寄せられている塵芥は、枯草、小枝等の小片から
直径■０ｃｒＩＬ以上長さ２００Ｃ１ｎを越える流木に
至るまで種々雑多に入り混り、複雑に絡み合っているた
め、これを充分解きほぐした後でなければ掻き込しで採
集することは不可能であり、完全な撤去作業は困難であ
った。
提案されているが、塵芥の状態が種々の条件によって異
るため伺れも欠点あり、特に風波等によってダム湖岸等
に押し寄せられている塵芥は、枯草、小枝等の小片から
直径■０ｃｒＩＬ以上長さ２００Ｃ１ｎを越える流木に
至るまで種々雑多に入り混り、複雑に絡み合っているた
め、これを充分解きほぐした後でなければ掻き込しで採
集することは不可能であり、完全な撤去作業は困難であ
った。
本発明は、塵芥採取船に係るもので、船体前の側方掻込
装置で複雑に絡み合っている塵芥を解きほぐしながら両
側から掻き寄せ、これを中央の掻き込み板で掻き込みな
がら後方に送り出し、コンベアによって掬い上げ、船体
後方に送り、曳航するパージ船に積み込み撤去する採取
船を特徴としたもので、運転室１を設けた船体２の中央
に前部を下傾自在とし後部は上傾自在とした送りコンベ
ア３を配設し、船体前部両側の外開き位置に、夫夫掻き
込み板４，４・・・４’ 、 ４’・・・を千鳥に配し
た側方掻き込み装置５，５′と船体の前上部に掻き込み
板６，６・・・を千鳥に配し、中央下部を遊軍７にて突
出せしめた中央掻き込装置８を配設して三方掻き込み型
となした構成を特徴としたものである。
装置で複雑に絡み合っている塵芥を解きほぐしながら両
側から掻き寄せ、これを中央の掻き込み板で掻き込みな
がら後方に送り出し、コンベアによって掬い上げ、船体
後方に送り、曳航するパージ船に積み込み撤去する採取
船を特徴としたもので、運転室１を設けた船体２の中央
に前部を下傾自在とし後部は上傾自在とした送りコンベ
ア３を配設し、船体前部両側の外開き位置に、夫夫掻き
込み板４，４・・・４’ 、 ４’・・・を千鳥に配し
た側方掻き込み装置５，５′と船体の前上部に掻き込み
板６，６・・・を千鳥に配し、中央下部を遊軍７にて突
出せしめた中央掻き込装置８を配設して三方掻き込み型
となした構成を特徴としたものである。
なおコンベヤ及び各掻込み装置は、油圧モーターで作動
するものとし、本船体の後方には水陸両用のパージ船９
を曳航するものとする。
するものとし、本船体の後方には水陸両用のパージ船９
を曳航するものとする。
ダム湖水面に浮遊吹き溜められた塵芥は複雑に絡み合っ
ていて、殆どの場合長手方向に水平を保って浮遊してお
り、水面の揺動に伴って塵芥も波動を繰り返すが、先づ
船体前部の外開きとした両側の側方掻き込み装置によっ
て、中央に掻き寄せられた長尺物は側方掻込装置に千鳥
に配設され、更に水平に転動するようにした掻込板によ
って、水平方向に掻込むことによって容易に解きほぐさ
れ、船体方向に整えられて中央に集められ、同時に上方
から、中央掻き込み装置の掻き込み板により、掻き込ま
れ、水中を潜って所要の角度下傾した送りコンベヤによ
り後方に送り出される。
ていて、殆どの場合長手方向に水平を保って浮遊してお
り、水面の揺動に伴って塵芥も波動を繰り返すが、先づ
船体前部の外開きとした両側の側方掻き込み装置によっ
て、中央に掻き寄せられた長尺物は側方掻込装置に千鳥
に配設され、更に水平に転動するようにした掻込板によ
って、水平方向に掻込むことによって容易に解きほぐさ
れ、船体方向に整えられて中央に集められ、同時に上方
から、中央掻き込み装置の掻き込み板により、掻き込ま
れ、水中を潜って所要の角度下傾した送りコンベヤによ
り後方に送り出される。
即ち長手方向に水平状態にあった塵芥群１０は波によっ
て何箇所かで上下方向に折れ曲るため、その時掻込板を
喰い込ませるように作動させると塵芥群は完全に折れ曲
り、解きほぐされてしまう。
て何箇所かで上下方向に折れ曲るため、その時掻込板を
喰い込ませるように作動させると塵芥群は完全に折れ曲
り、解きほぐされてしまう。
そしてその折れ曲りはあらゆる方向でよく、要すれば塵
芥が上下運動を繰り返せばよい、そして波の発生は中央
掻込装置及び側方掻込装置が作動して生ずる波動で十分
である。
芥が上下運動を繰り返せばよい、そして波の発生は中央
掻込装置及び側方掻込装置が作動して生ずる波動で十分
である。
又掻込板を千鳥に配設することによって、第５図に示す
如く掻込板ａ、ｂによって必要な取付ピッチＰが保持で
きるもので、経済的なことはもとより掻き込むときの取
付ピッチＰ１が大きくなるため掻込板ａによって大きく
解きほぐし次の掻込板すで細くときほぐすものである。
如く掻込板ａ、ｂによって必要な取付ピッチＰが保持で
きるもので、経済的なことはもとより掻き込むときの取
付ピッチＰ１が大きくなるため掻込板ａによって大きく
解きほぐし次の掻込板すで細くときほぐすものである。
モして後端から後続曳航するパージ船に送り込まれる。
パージ船は下底に車輪を付は水陸両用とすれば、陸揚げ
の場合はウィンチでピットを跨いで引き揚げられ、塵芥
は開き底からピット内に放出され処理される。
の場合はウィンチでピットを跨いで引き揚げられ、塵芥
は開き底からピット内に放出され処理される。
中央掻込み装置は下に突としたので前下面及び後下面は
、前後に開いた傾斜面となり、前方からは水中に向け、
後方には水中から掻き出す方向となる。
、前後に開いた傾斜面となり、前方からは水中に向け、
後方には水中から掻き出す方向となる。
従って浮遊塵芥は掻き込み板により上方から確実に掻き
込んで水中に押しやり後方に円滑に流し送る。
込んで水中に押しやり後方に円滑に流し送る。
従って送りコンベヤへの掻き込み送り込みが極め円滑確
実で極めて効果的である。
実で極めて効果的である。
以上の如く、本発明によれば、如何なる条件下の浮遊塵
芥でも、極めて確実効果的に掻き込み撤去処理できる効
果があるものである。
芥でも、極めて確実効果的に掻き込み撤去処理できる効
果があるものである。
第１図は本発明実施例の平面図、第２図は同側面図、第
３図は中央掻き込み装置の側面図、第４図は掻込板の作
用を示す説明図、第５図は掻込板のピッチを示す説明図
である。 １は運転室、２は船体、３は送りコンベア、４゜４・・
・４’、４’・・・は掻き込み板、５，５′は側方掻き
込み装置、６，６・・・は掻き込み板、７は遊軍、８は
中央掻き込み装置、９はパージ船、１０は塵芥群ａ及び
ｂは相隣る掻込板の列を示した。
３図は中央掻き込み装置の側面図、第４図は掻込板の作
用を示す説明図、第５図は掻込板のピッチを示す説明図
である。 １は運転室、２は船体、３は送りコンベア、４゜４・・
・４’、４’・・・は掻き込み板、５，５′は側方掻き
込み装置、６，６・・・は掻き込み板、７は遊軍、８は
中央掻き込み装置、９はパージ船、１０は塵芥群ａ及び
ｂは相隣る掻込板の列を示した。
Claims (1)
- １ 運転室を設けた船体中央に前部を下傾自在とし、後
部は上傾自在とした送りコンベヤを配設し、船体前部両
側の外開き位置に、夫々掻込み板を千鳥に配した側方掻
込み装置と船体前上部に掻込み板を千鳥に配し、中央下
部を遊軍にて突出せしめた中央掻込み装置を配設して三
方掻き込み型となしたダム浮遊塵芥採取船。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51085861A JPS5835912B2 (ja) | 1976-07-19 | 1976-07-19 | ダム浮遊塵芥採取船 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51085861A JPS5835912B2 (ja) | 1976-07-19 | 1976-07-19 | ダム浮遊塵芥採取船 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5311483A JPS5311483A (en) | 1978-02-01 |
| JPS5835912B2 true JPS5835912B2 (ja) | 1983-08-05 |
Family
ID=13870653
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51085861A Expired JPS5835912B2 (ja) | 1976-07-19 | 1976-07-19 | ダム浮遊塵芥採取船 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5835912B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0292797A (ja) * | 1988-09-29 | 1990-04-03 | Nodatsuku Kk | ごみ回収作業船 |
| KR970074565A (ko) * | 1996-05-07 | 1997-12-10 | 장택원 | 저수(물가둠) 부위물 수거 활수선 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS48100887A (ja) * | 1972-04-08 | 1973-12-19 |
-
1976
- 1976-07-19 JP JP51085861A patent/JPS5835912B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS48100887A (ja) * | 1972-04-08 | 1973-12-19 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5311483A (en) | 1978-02-01 |
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